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2018年6月 8日 (金)

シャイニングフォースネオ~その1~

中古351円で購入した、ネバーランドカンパニー謹製のPS2アクションRPG。ジャンルは、ストーリーメインのハクスラ。同時プレイは出来ないが、自分以外に2人のNPCを従えてプレイする。NPCは装備の概念はないが、「シャイニングフォースらしく」メンバーの数はそこそこ(10人以上?)増えていき、状況に応じて入れ替えつつという感じ。

とにもかくにも、僕のテレビへの接続はコンポジット(赤白黄色のヤツ)。特に最近のテレビに多いらしいが、「テレビ側に雌端子がない」。じゃあどうやって接続するかというと、

 専用の変換ケーブルが付属していて、テレビにはイヤホンジャックみたいな単線で接続する。

それが理由なのかわからないが、接続直後にとんでもなく強烈なノイズが鳴り響き、

 これでゲームする、、の、、か?

また、ゲーム開始当初から頻繁に折り込まれるデモシーン等で、画面の縮尺が変動し、

 メッセージ読めないんですけど?
 ※一応ボイスは鳴ってるけど

こりゃ敵わんと。サポセンにTEL。設定の「オートワイド」で自動判別をオフにすることで変動は沈静化。ノイズは、「ゲーム画面」という「画面設定」にすることである程度抑えることが出来た。「画面設定」って、、、。「画面・音声設定」にしてくれよ。

しかし、そんな設定をこなしてなおお話にならないくらい厳しいのは、

 その画面のボヤけ具合。

人間便利な世の中に慣れてしまうと、なかなか元には戻れないと言うが、

 もう全く記憶にないレベルのひどさ。

このタイトルが発売されたのは2005年の3月。このブログを始めたのが同年7月か5月なので、ギリギリ本作には触れていない。
※続編「イクサ」は触れているかも知れない

年数にして13年も前の話だが、実際はそんな単純じゃない。なぜなら当時僕はプレステを「AVマルチ端子」という実質RGBレベルの接続で遊んで居て、その前のスーファミ世代でも「S端子」。コンポジット接続で遊んで居たのは、実にPCエンジンの時代まで遡る。つまり、1987年。今から30年も前の話だ。

さらに当時使っていたテレビは19インチや25インチ。今のテレビは50インチ。今の常識では、画面が大きくなればなるほど細かい部分までよくわかる、という感じかも知れないが、それはフルHDや4Kでの話。

 ベースとなる解像度が低い状態では、ただただ「ひどくボヤけてるだけ」なのだ。

一方で、その「ボヤけ」が平常だった頃故に、

 フォントがバカデカイので、存外文字は読みやすい

ということもある。先日紹介したTROVEなどは、「100インチのテレビで遊ぶ前提で作ってるのか?」というほどのミクロすぎる文字で、画面まで2cmくらいの距離まで近づかなければ読めないレベルだったが、
※具体的に言えば50インチのテレビなのに1文字の大きさが3mmくらい(体感)

 ババーンと1文字3cm!一列に20文字くらいしか入らない!※体感

プレイ中のキャラもそこまで大きいとは言えず、マップも視点切り替えや回転させることも出来ないため、

 いろいろ含め「古くさい印象」は拭えない。

ただ、それでも当時あれほど好きだったゲームである。今遊んでつまらないとは思いにくい。もう操作感の全く記憶にない初期のデュアルショック
※スティックがベタベタするんだよな。放置してると
で、プレイを進める。

 目的地を教えてくれない。

うーむ。こんな不親切だったっけ?と思いつつ、「時代だし」という言葉で押し込めて、マップをしらみつぶしに探す。知らず知らずのうちに細かな話を聞いたり、目こぼし無く探索する「当時のクセ」「当時の当たり前」が、「手から離れてしまって」居たようだ。

しかし、画面が回転しない、視点が変えられない、マップも随時表示される周辺マップだけでなく、広域マップ、さらに絵画的でかつ建物等の名前も判別出来るマップもあり、広域マップは踏破することで開示されていくタイプ。
※その境目もグレーになっていて「ここが行ってない」のがすぐわかる
さらにマップ内のカーソル速度も変更出来たり、

 遊びやすくしようという意志は強く、明確に感じることが出来る。

僕はそう言う気配りが大好きなのだ。

一方で、ちょっとでも道を踏み外すと、とんでもなく強い敵が出てきて即死。通常のルートであっても、大量の雑魚に囲まれ、薬での回復が追っつかずに死。

 死ぬと選択肢は「ロード」か「タイトル」か。

今時かなりシビアなデスペナルティだが、考えてみたら「今時」じゃなかった。ただ、今時じゃないのはデスペナルティだけではない。

 ロードがかなり早い。

死んでやり直すとなっても、モンハンワールドの読み込みとかと比べて、圧倒的にストレスが少ない。ノーウェイトとは言わないが、「うわっマジかーーーーーーーーーーーー」くらいでロード完了である。全然耐えられるし、

 同時にこのシビアさに笑みがこぼれる。

「そうだった。そう言えばそうだったわ!」

「ここから先は敵が強いですよ?」というバリケードがそこかしこにあり、それをブッ壊して進むと、

 笑っちゃうほど敵が強い。

相手はこちらを掛け値無しの「ワンパン」でぶっ殺してくるし、こちらの攻撃は「1」しか与えられない。当然相手のHPメーターは「誤差ほども減ってない」。

こんなの序盤に置くなよ、と言う人にはこのゲームは向かない。

 「うわっコレマジ楽しみだわ」

いつどのタイミングで倒せるようになるのかはわからない。だが、もし倒せれば、ヤツは確実に今より強い武器や、大量のお金や石(スキルの強化に必要)を落とすに違いない。

 そんなのがゴロゴロ居る。そしてニヤニヤする。

スキルは敵が落とす「フレーム」を、町で強化するスタイル。高レベルになればなるほど大量の石が必要になるのは言うまでもないが、単純に、フレームをゲットした瞬間、強くなれる可能性が生まれる瞬間がとても嬉しく、楽しい。フレームは200種類以上とウィキペにあったが、それぞれにレベルが16とか50とかあると思うと、その強化の奥行きは「目がくらむほど」だ。

武器にも、攻撃力や攻撃速度だけでなく、吹っ飛ばしやすさや、リーチ、攻撃角度(半径)、属性、さらに特殊技と、連続攻撃時のフィニッシュ技などもあり、
※フィニッシュ技は武器によって無かったり複数合ったり
ハクスラとしても十分楽しい。

防具にも移動速度アップがあったり、HPリジェネがあったり、付加効果で攻撃が上がるものがあったりと、隙のない仕上がりになっている。

いかにも面白そうに書いているが、「凄く画面がボヤけていて、キャラが小さく、そこまで迫力のある戦闘ではない」という点もお忘れ無きよう。

まぁ基本はディアブロのIみたいな感じだと思って貰えばいい。あれほどキャラは小さくないし、ストーリーはもっと厚いし、マップは自動育成ではないけど。

・・・

まだ2時間ほどしかプレイしてないが、感想をまとめるとしたら、

 ビックリするほど古くさい見た目と、それに反して期待通りのモチベーター。そしてそれらを全て忘れている自分。

そんな感じ。現時点でのクリス評価は★★☆とそこまで高くはないが、出来たら「魔物の巣」をクリアしていくくらいまで遊び続けたいと思う。
※「魔物の巣」は、ゲーム中盤以降もモチベーションの柱となる強敵が潜む小型のダンジョン。当然ラスボスより強いようなヤツもゴロゴロ居る

つかウチに一台だけ現存するCRTモニター兼ブラウン管だった「バイオのモニター」にAVマルチ端子かS端子が付いていれば、むしろそっちで遊びたいくらい。このレベルになると、画面はむしろ「小さい方が見やすい」という逆転現象かもなんだよな~。

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コメント

懐かしいねー!
氷の柱出すヤツが強いって言ってたの覚えてるわww
そっかー当時はまだブログ書いてなかったんだ。
ちょっと興味あるけど、プレステ2とソフトとケーブルとかまで買うほどモチベないかなぁ…と言いつつ結構やりたくなってきた。次の記事を楽しみにしてます。
・・・・つかこないだTROVEのコメントで話したとき、スネオの記憶ってなんぞやと思ってたが、このことか!!全然気づかなかったわ!!

それとは別に、今ハマってるスマホのゲームを紹介。
ダンジョンメーカー(開発元GameCoaster)
有料で、iOSでは360円だったけど、Google Playは310円。
内容はポチポチ型のシミュレーションで、いけるとこまでいってゲームオーバーするのを繰り返す系。
ついでにドット絵のモン娘がかわいいので、ぜひ。

投稿: 長男 | 2018年6月 8日 (金) 03時51分

買ってみたが、序盤で説明を一回飛ばしちゃって、結構萎えた。取り敢えず覚えてたら夜電話します。覚えることが多そうなので軌道に乗せるのが難しいかもなー。雰囲気はカオスシードの一部分を抜き出した感じで嫌いじゃないけど、完成度は高いとは言えないかな。

投稿: クリス | 2018年6月 8日 (金) 09時06分

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