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2018年6月23日 (土)

スクウェアのゲーム

アルテマで、「昔のスクウェアは安心感があった」と。「カプコンにどこでこんなに差を付けられたのか」と。

 オレに言わせればスクウェアなんてFF以外全然信頼なんてなかったけどな。

カプコンの方が遙かに信頼度は上だった。てか、ジャンルとしてアクションよりRPGのが人気だっただけで、ゲームのクオリティという意味で言えば、カプコンはファミコンに参入する前から十分過ぎるくらいハイクオリティだったし、参入後もスクウェアよりずっとアベレージの高いタイトルをリリースしていたように思う。てか個人的に「圧倒的ハズレ」と思えるタイトルもなかったとは言わないが。
※マッスルボマーとか

そんな中、ふとスクウェアゲームって何があったかな、と何を買ったかな、とウィキペでチェックしてみる気になった。点数は「5点満点で、当時の記憶」。今の点じゃない。とりあえず僕が「買った、もしくはやった」ゲームに絞っている。

●パソコン

・ブラスティ 2点 変形シーンが売りだったけど、3Dダンジョンを宇宙空間に持ってくる発想が当時の僕にはなかったので、マッピングに泣くほど泣いた。最初期の頃買ったパソコンゲームだったので、モチベはかなり高かったが、厳しい内容だったな~。

・キングスナイトスペシャル 4点 実はかなりハマって遊んだ。ファミコン版も両方ともクリアまでやったと思う。ちなみにクリアは結構キツいハードルだったけどね。
※4人全員完璧な状態でゴールまで持っていかないと、その先の最終戦がお話にならない仕様

●ファミコン

・テグザー 4点 パソコン版の移植だったが、遊びやすく、ローカライズも良かった。「レーザーが弾になってる」と揶揄されたが、ゲームとして楽しければ問題はないよなって思ってたよ。

・キングスナイト 4点 普通に気持ちよく障害物を壊していく感じが好きだった。ランダム性が低く、やればやっただけ応えてくれる学習型シューティングだったな。

・ファイナルファンタジー 1点 絶対地雷だと思って発売日はスルー。後日友達に借りて遊んだが、絵は汚いし、バランスもいいとは言え無いし、ドラクエの足元にも及ばないどころか、ヘラクレスの栄光よりつまんなかったな。

・ディープダンジョン 2点 サクッとクリア出来た記憶。まぁドラクエのマネとしてFFが、ウィザードリィのマネとしてディープダンジョンが、そもそもテグザーもゲームアーツの移植だし、そもそもスクウェアはマネからスタートしたようなメーカーだったからな。つってもそれはアーケードゲームメーカーの大半がそうだったのだけど。

・ファイナルファンタジーII 4点 「のばら」とか面倒とは思わず、いろんな新しいシステムを折り込んでくるスタンスにかなり印象が良くなった。物語の中で人を殺すというのも当時はかなりドラマティックだったし、ブラッドソードとか、急に強い敵と戦えたりするところとか、実質的なFFはここから始まったと言って良い。

・クレオパトラの魔宝 3点 ディープダンジョンよりさらに簡単だった記憶がある。嫌いじゃなかった記憶がある。でもそれだけ。覚えてることはない。

・ファイナルファンタジーIII 5点 最後のダンジョンがクソ長いことを吉田戦車に叩かれたが、忍者×2、賢者×2のパーティで、作業的にクリア出来たので印象は悪くない。というか当時のファミコンでは希有だった「金色」の表現や、オーディンの強さ、システム的にもボリューム的にもかなり面白かった。前日から並んで買ったのもいい思い出。

●ゲームボーイ

・魔界塔士SAGA 3点 ファミコンから随分とスペックの劣るハードで、よくもまぁここまで遊び込めるゲームを持ってきたなぁという印象だった。面白さより感心したんだよな。まだ当時はゲームボーイでここまで奥深さを感じるものはなかったから。

・SAGA2秘宝伝説 4点 さらに奥行きが増して、同時にジレンマも強烈になった。あちらを立てればこちらが立たず。でもそれが嫌いじゃなかった。印象はいいけど、記憶には薄い。

・聖剣伝説 4点 最も好きな聖剣。そして最も簡単で、最も短く、最もグラフィックがしょぼい聖剣でもある。アクションゲームとして楽しく作ってあって、贅肉も少なかった。これで良かったのに、ってのが僕の本音。

・時空の覇者SAGA3 1点 期待も高かったけど、なんか全然面白かった記憶がない。面倒だったような・・・。

●スーファミ

・ファイナルファンタジーIV 4点 オメガも印象深いけど、カラドボルグだかグングニルだかのランダムドロップを5時間くらい掛けて取ったのも記憶に、、、って「5」だっけ? 絵も音も劇的に良くなって、特に音は、アクトレイザーを聞いたスタッフが、衝撃を受けて作り直したみたいな話があった。

・ロマンシングサガ 3点 海賊のキャラを序盤死ぬほど稼いで、死ぬほど敵の足跡だらけ(足跡に触るとエンカウントする、つまり連続エンカウント地獄)にして、そのストーリーだけクリアしてお腹いっぱいになった。とんがってたけど、嫌いではなかった。二度とやらなかったけど。

・ファイナルファンタジーV 5点 エンディングが素晴らしく良かった。オープニングも良かったし、「システム寄りの奇数番」という呼ばれ方をし始めたタイトル。凄く好きなFFだったな~。

・聖剣伝説2 1点 序盤にバグがあり、それについて直電したときの対応が最低だったので、以来スクウェアに対する信頼はゼロになった。ゲームも、見た目重視でゲーム性は大したことなく、テンポも悪く、いい印象が一切ない。「1」が好きだったから余計そう感じたのかも。

・ロマンシングサガ2 5点 非常にやり込んだ。今思うとかなり複雑なシステムだった気がするけど、ライフが無くなると復活出来ないというとんがった仕様と、「1」より遙かに遊びやすくなったバランス、でも無茶も出来る自由度の高さが大好きだった。「そうじ」はそれまでずっと「おきたそうし」だと思ってた僕には衝撃だったな。

・アルカエスト 4点 アクションゲームでRPG要素が少ない。てかこれはホントにスクウェアのゲームだったののかなぁとも思うけど、普通に楽しく最後まで遊んだ。見た目も悪くなかったし。でもスクウェアのアクションというと、これくらいしかいい印象がないような・・・。

・ファイナルファンタジーVI 4点 ぶっちゃけ今やっても全く楽しめない自信がある。当時コナミの「必殺コマンドコントローラー」をフル活用して、マッシュの必殺技を出してたから。技に名前が付けられるキャラとかも面白かったけど、ゲームとしてはエンディングが発売当初ジャンプに載ったり、

 あれは、マジ殺意だったわ。

自分が名付けたキャラなのに、最後スタッフロールで「セッツァーが演じてた」みたいな表記が出て、ゲンナリした。てかやっぱ3点だわ。裏切りの6だわ。

・ライブアライブ 2点 エピソードを1つだけクリアした。他は記憶にないけど、かみさんが残りを全部クリアしてたな。

ちなみに当時かみさんもそれなりにゲームをやっていたが、主に僕がやらないヤツをやってた。そんな中最も評価が高かったのはスクウェアではなく、

 データイースト「ヘラクレスの栄光III」

当時もかなり話題に登ったのだけど、結局僕はこれをずっとやらなくて、かなり経ってから遊んだ頃には、

 ああ、当時遊んでたら神だったのに・・・

って思ったのを覚えている。足が遅いんだよ。とにかく。

閑話休題

・クロノトリガー 3点 ゲームは聖剣スタイルで、全く面白くなかったが、絵が派手で、なんとかラストまでがんばったって感じ。この辺はもう好みとしか言いようがないんだけどさ。あ、でも音楽も凄くよかったかな。

・聖剣伝説3 2点 ほぼ記憶がない。でも買った記憶はある。当時は自由になるお金が結構あったってことと、なんだかんだ言ってビッグタイトルだと思ったんだろうな。あんなに裏切られても、、、。

・ロマンシングサガ3 2点 2と比べて、印象に残ったことが一切ない。全く覚えてない。でも絶対買ってる。それも新品で発売日に間違いない。ちなみに定価は11400円。安くはない。

・ガンハザード 2点 レイノスやヴァルケンみたいなゲームだったような気がするけど、あんま覚えてない。買ったのは当然中古。ロゴの印象は強く残ってるなぁ。

・スーパーマリオRPG 3点 僕がクリアした最初で最後のマリオRPG。とにかく戦闘のテンポが悪く、でもマップとかが面白かった記憶がある。まぁ面倒だったな。

●プレステ

・トバル№1 1点 たぶんFF7の体験版のために買ったんだと思う。多少期待していたけど、絵はしょぼいし、ゲームも全く面白くなかった。

・ファイナルファンタジーVII 4点 クソ面倒な山登りのミニゲーム、潜水艦のミニゲーム以外は概ね好印象。別に誰が死んでもおかしくないシリーズだったので、驚きもなければ感動もなかった。オープニングの印象はとんでもなく良かったけど、エンディングの記憶は一切無い。あと、ナイツオブザラウンドだっけ?あの召喚魔法は、死ぬ前に見て置いてよかったと今でも思う。

・トバル2 2点 システムがかなりRPG寄りのミニゲームがあり、かなりの濃度で興味をそそられたのだけど、残念ながら、あまりに動かしづらくて折れちゃった。むちゃくちゃ面白そうだったのだけど、デザイナーのイメージをゲームに落とし込めなかっただろうな。

・ファイナルファンタジータクティクス 4点 タクティクスオウガと違いがあんま良く覚えてないのだけど、こっちのが気楽だった気がする。あと意外とタクティより面白かった気もする。算術士とか。獅子戦争は条件戦が面倒でとてもやる気になれなかったけど。

・サガフロンティア 0点 開始数分で投げた覚えがある。全く面白く感じず、ある意味僕がスクウェアに対して「さじを投げた」のがコレだったかも。

・チョコボの不思議なダンジョン 3点 トルネコの方が面白かったけど、こっちもダラダラと遊べるヌルさが嫌いじゃなかった。

・ファイナルファンタジーVIII 5点 世界観、ゲームシステム、キャラクター、ほとんど全ての要素で大好きだった。デモムービーも全て録画してたし、おでかけちょこぼも遊びまくったし、このためにプログラマブルコントローラーも買ったし、400時間以上遊んだ。最後白服のライバルが死なないのも凄く好き。

・ベイグランドストーリー 1点 全く面白さがわからなかった。これはファミ通の満点史上最大の汚点だと思うわ。楽しめた人が居ても不思議はないけど、満点は絶対ない。

・ファイナルファンタジーIX 1点 世間の評価にとにかくカチンと来まくった。「8がクソだったから9が売れない」とか。死ねよと。自分はとにかく8のが好きだったね。圧倒的絶対的に。

●プレステ2

・ファイナルファンタジーX 5点 ニフティでのやりとりも含め、ドップリと楽しんだ。自分の中では「8」がかなり高評価で、今でも「10」が「8」より面白かったかと問われると言葉に窮するけど、トータルで「楽しかった時間」は「10」のが長かった気はするかな。初見で「全てを超えし者」を倒すの達成したし。

・ファイナルファンタジーXI 4点 まぁ普通に楽しかったのだけど、自分以上にかみさんがハマって、逆に冷めちゃったな。

・ファイナルファンタジーX-2 0点 開始10分くらいで投げた。理由はあんま覚えてないけど、自分の中で「パイン」がどうしても受け入れられなかった気がする。「オマエは、誰なんだ!?」って感じで。

・・・

スクウェア時代はこんなところ。FF以外はほぼダメだったかと思ったけど、存外そんなこともなかったな~。まぁ言っても「スクウェア=FF」。平行してゲームを作ってるチームがいくつもあったけど、面白そうなネタは全てFFチームに持ってかれるて話を読んだとき、

 つまりは、FFだけやればいいってことなんだな、って思ったわ。

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