文明って凄い
ふと通勤中に思った。てか前も思ったことはあるのだけど、
人間ってスゲェよな。目に見えるもののほぼほぼ人間が作ってるんだもん
例えば人間に一番近いとされるオランウータン。
ヤツはたぶん「紙すら作れない」。
※まぁ僕も作れないと言えば作れないのだが
オランウータンの中で最も知能指数が高い個体であっても、たぶん火を起こしたりも出来ないし、網で魚を捕ったりも出来ない。船どころかイカダも造れないだろうし、僕の知識では、「オランウータンが飛行機を発明」というニュースを聞いたこともない。
ふと気付くと、人間の発明ってホント凄いと思う。
もちろんSFの世界なら、宇宙旅行や時間旅行、空間転移や透視、透明化など枚挙にいとまがないわけだけど、それすらも人間は踏み込もうと研究を重ねたりしている。「光学迷彩」が実際どの程度の物なのか、自分の目で見たことがないからわからないけど、
未来はどんどん上書きされている。
・・・
おもむろに目の前にある「何か」に注目してみる。「それ」を自分で作ることが出来るか考えてみると、人間の凄さが一気に膨らんでいくと思う。てか大半は「どう作ったらいいのか」全くわからないのだが、シンプルなところで、
洗濯ばさみ
20個100円くらいの洗濯ばさみ。もちろん木製ではない。プラスチックに金属のリングが加工されて、物をつまんだままに出来る小道具である。言うまでもなくプラスチックの原料は石油だが、
あの黒くてヌメッとした液体が、なぜこんな青い色になるのか。
そもそもなぜ液体が固体になるのか。あまつさえ透明なものまで、、、どうやれば透明になるのか。
自分の力だけで、何かを「透明に」することが出来るか。ガラスでもビニールでもセロテープでもいい。
誰がいつ「透明を発明」したのかと思う。
金属のリングもそう。鉄鉱石を採掘し、それを高温で溶かし、型に入れて冷やす。でもそれだと「堅いがもろい」ので、「粘りのある」金属を混ぜて、バネとしての機能を持たせる。
凄いな人間。
てか、電気とか電波とか、、、電気はまだ静電気とか雷で「触れる機会、見る機会」もあったと思うけど、
電波なんて、どうやって見つけたの?
歩いていても目に見えるわけじゃないし、スゲェ不思議。蓄音機とかレコードとかはまだ「音をキズにして保存」みたいな「理解出来なくはない」けど、それを離れたところに「飛ばす」という発想。確かに二つのパラボラアンテナを用意することで、音を集束し、信じがたい音量で会話をする施設が科学館とかにもある。
でも電波ってそう言うんじゃないんでしょ?よくわからないけど。
それも相当わからないけど、「ケーブル(コード)」使えばいろんな情報をやりとり出来るってのも、考えてみれば結構不思議。プラスとマイナスの電気を2本のコードで送るってのはまだわからなくもない。でも、
音とか映像とかがあのロープみたいな線で流れるってのは、どういうことなんだ?
よく「デジタル」「アナログ」って言うけど、デジタルの「0か1か」ってレベル以前に、そもそもアナログの「内側で何がどうやりとりされているのか」も全然わからない。何ゴールドメッキ端子って、オーディオカセットの「メタルテープ」とか全然わからない。磁力を帯びたセロファンみたいな薄いテープに音声なり映像なりを記録するだけでもイマイチしっくり来ないのに、
※レコードならまだキズとして、溝として保存されてる感じはするけど
「メタル」って。なんじゃそりゃ?
何かのマンガ、、、たしかパイナップルアーミーかマスターキートンだったかなぁ※違うかも。古代の宝物ものを見つけたら、それが「アルミニウムの剣」だったって話。鉄や鋼※そもそもこの違いもよくわからないのだが みたいに堅くないから、物を斬るには向かないし、簡単に傷も付いてしまう。が、とても軽い。
何かを軽くすることって、凄く難しいと思う。
ダイエットして痩せるのとはワケが違う。ある程度の強度を持たせつつ、重量を劇的に軽くする。プラスチックもアルミも、カーボンファイバーとかもそうだと思うけど、
普通に生きてたら、たぶん「ダンボール」とか生まれないと思う。
安くて軽くて、その割りに丈夫。重要なのは「その割りに」の部分が、どんどん進化してるって話。冷静に考えて、スマホの「ポリカーボネートカバー」とか、
なんであんなに軽いのに、そんなにキズとか付かないのか。
人間は鳥と違って空を飛べるような筋肉を持ち合わせていない。どんなに訓練しても、重さと軽さ、そして浮かび上がるために必要な揚力?浮力?を捻出することは出来ない。
それでも人は鳥より速く移動する術を手に入れた。
それも、「軽くするのとは別の方法」で。
・・・
知り合いにひとりでも「何かを発明した」人は居る?僕は居ない。こんなに世界中に人が溢れていても、その中で「何かを発明した人」は本当に一握りで、その一握りの、それこそ数えるくらいの人間が、今のこの世界を作り上げる「入り口を切り拓いた」。もちろん発明と量産はそれぞれ別の知恵、別の才能で具現化したものだけど、
どっちも同じくらい凄いと思う。
もし青色発光ダイオードを発明した人が居ても、それをみんなが使えるようにする仕組みが無ければ今でも自転車のライトはダイナモ白熱球のままだったはずだ。てかそう言う意味では、元素や貴石、石油などの資源は作ることが出来ないから、価値があるし、いかにそれを利用するのかって話になるんだけど。でもそれすらも太陽電池とか水素電池?よくわからないけど、より効率よく使う発明が日々生み出されていって、
いつの日か、本当に永久機関が発明される日が来るんじゃないかとすら思う。
軽くて暖かくて丈夫で安いフリース。触るとヒンヤリする接触冷感素材。水分を生地に蓄えず、気化速度が速い吸汗速乾。逆に水分を含むと発熱する吸湿発熱。着る物ひとつとっても、素材は発明品の塊だ。知り合いに「葉っぱ一枚」の服の人居る?僕は居ない。色とりどりの柄や、手ざわり肌触り。透けるほど薄い素材もあれば、羽毛を入れた防寒着もある。
人間ってスゲェな、と。
このまんまじゃ宇宙とか行っちゃうんじゃね?・・・ってもう行ってる!
このまんまじゃ地球の反対側の人とも遅延なく話せたりするんじゃね?・・・出来てる!
まさかテレビ電話とか・・・出来てる!!
宙に浮かぶスケートボードや、ガラスに表示するモニター、足が不自由な人が歩けるようになるサポート器具に、人工心肺とか、、、。
・・・
その昔、地球が丸いことを信じなかった人が居たという。今タイムマシンを作ることは不可能だって言われてる。
そんなのわかんないじゃん・・・
未来の人間は、今の僕達とは違う。僕らも昔の人間とは違うんだからな。
▲▲。
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コメント
クリスさんこんばんは♪
文明と聞いて・・・マンガの「ドクターストーン」って知ってます?
ストーリーは、科学好きな高校生の主人公がいて、突然謎の超常現象が起きて地球上の全生物が石化してしまいます。しかし3700年経ったある日、運良く主人公の石化が解けます。ですが地球上の文明は人類が石化したことにより崩壊して実質原始時代に戻ります。そこから主人公達がどうやって文明を復活させるか・・・というお話です。
ジャンプに連載されていて、単行本は7月に6巻が出ます。
といってもシリアスすぎる訳でもなく、ジャンプマンガにありがちなボケやツッコミもありつつって感じで面白いです♪
もし興味あれば読んでみて下さい!
投稿: なおなお | 2018年7月10日 (火) 00時21分
どもどもどもなおなおさん!古本屋で5冊買ってきて、極めて珍しく、
とても面白いと思いつつ一気に5冊読んでしまいました!
※いつもなら「とても」な場合は逆にセーブして1冊ずつ読む
はっきり言って司は要らないです。早く消えて欲しい。別にヤツが居なくても文明の再建はメチャメチャ魅力があるし、大変なはず。
なおなおさんは「シドニアの騎士」って知ってます?CGアニメでセカンドシーズンまで終わってるんですが、これにもかなり嫌なヤツが出て来るわけです。
相当面白かったんですが、1st最後にその嫌なヤツが「死に損ねて」、結果2ndは一話も見る気になれなかったんですよね。
なので6巻で司が出て来るって予告があったので、正直「これ(5巻)で終わりでもいいかな」ってちょっとだけ思ってたりするのです。
司がラオウなら話は別なんですが、そんな感じもあんましないですしねぇ。
テンポのいい展開はジャンプの良い点なのですが、嫌なヤツを平気で出してくるのもジャンプらしさというか、受け入れがたいところなんですよ。歳取ったからかも知れませんが。
投稿: クリス | 2018年7月14日 (土) 23時46分