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2018年10月26日 (金)

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない#3

スゲェネタバレだから、見てない人は読まないように。興味がない、その存在自体知らないという人も、読んでも意味がわからないだろうから読まないように。

 うーーーーーーん、、、面白かったけど、結構微妙。

まず復習として、

・2話がラブラブ展開で超盛り上がった

・おもむろに1話を見直したら冒頭でサクタが桜島さんのことを忘れている!

・テンションが盛り下がりつつ、3話は鬱展開不可避か!?

・だがしかし、1話も2話も「マイナスがあってプラスに転じる展開」をきっちり維持してくれていたから、もしかして3話目も!?

そんなこんなだったので、視聴にはわずかばかりの躊躇いも生じていたのだが、、、

 うーん、、、何つんだろ、、、惜しい?何かが違う?微妙?

まず一番残念極まりなかったのが、

 まさかの3話エンド。つまり節目。つまり「ひたぎクラブ」が終わる感じ?

桜島さんのエピソードが、この3話目でキレイに終わってしまっているらしく、予告では全く別の女の子が映ってた。

 それにしては、ハグもキスも、桜島さんからの告白もなく、不完全燃焼。

クライマックスで彼女を見つけたシーン、

 そこは、駆け寄ってハグでしょーーーーーーがーーーーーーっ!!!!

でも突っ立ってるサクタ。オマエはふぬけか!?てかここに来て作者の「リアル厨二臭」が漂ってきて、

 前回までかっこよかった彼が、途端に情けなく見える状況。

もちろん僕が勝手に尾ひれを付けて「かっこよく仕立てた」だけで、ホントは最初から全然かっこよくも何とも無かったのかも知れないけども!

3話までの青ブタの雰囲気は、ぶっちゃけ「君の名は」と「化物語のガハララギ」のブレンドと言って差し支えない。似てるとかリスペクトとか言い回しはいくつかあるだろうけど、「既視感」みたいなものが終始つきまとってたのは事実。でもその上で主人公サクタの言動や行動に、他にはない魅力を感じたりもしていたのだけど、、、

 3話ではただのヘタレ&精神不安定な女の子に。

「寝てしまったら忘れてしまう」それを理解し、サクタが苦しんでるのを見ていられなくなった桜島さんは、睡眠薬を盛ってサクタに「もう忘れていいよ」的なことを言う。

 なのに!

 なぜ!?

 「絶対忘れないって言ったじゃない!!」<激昴

そりゃなくねぇか!?のちのち「あの時薬飲ませて眠らせちゃったの」からの「お詫び&愛の告白」の流れなの?

 それにしてもヒドイ。てか、「薬を盛ったこと」をもはや忘れてるんじゃないのかこのバニーは。

よくもまぁあそこまで清々しいビンタが出来るものだ。てかガチで壊れてるんじゃないの?この子。

離さない→許さないの流れも、全然一言もなく「スッと」離してるし、正直作画も1話2話と比べて、「不自然なくらい爽やか」。確かにみんなに見えるようになる、これまでずっと下り坂だったのが初めて上り調子になったことが彼女にとってとても大きな事なのはわかる。わかるのだが、

 この笑顔は「一切のマイナスが全て吹き飛んだかのよう」。ここまでは復調してないだろいくらなんでも。

 なのに!

来週はもう違う女の子の話とは、、、。

ここまで派手に告白して、彼女の方もそこそこ好印象であることを全校生徒にアピールして、それでなぜ「新たなる刺客」を用意するのか。幸せな二人のエピソードをはしょるのか。
※まぁ次週の前半でそう言うところを少しは見せてくれる可能性もなくはないけど、これまでの流れだと「前半凹んで後半埋め合わせ」なので、あまり期待は出来ない。

 要は、作者のリアルが「非モテ」であることに他ならないと思うのだが。

単なる邪推かもだけど。

・・・

全然3話と関係ないけど、1話を見直して思ったこともついでに書く。なぜなら短いから。あと、「俺話」なのでぶっちゃけ読まなくてイイ話だけど。

 僕は違うな~って。

「人と違う事をするとハブられる」。1年の夏頃に来た桜島さんには、既にクラスの中の居場所がなく、、、とか、みんなが「病院送りにした」と決めつけたら、それに同意しないと許されないとか。

 自分は違ったな~ってシミジミ懐かしく。

僕の年齢は今48歳だから、最近の若い子、いや、僕の子供とかヘタすりゃ30代半ばくらいでもそうなのかも知れないけど、

 自分を貫いてただろうな、間違いなく。

これは運が良かったってことだけじゃないと思う。中学や小学校の時でも、他の男子から嫌われたり距離を置かれたりしてた子は居た。けど自分は(家業が学生衣料を扱っていた客商売だったことも無関係じゃないと思うけど)そう言う子でも普通に話し掛けていたし、それに対して文句を言うヤツも居なかった。たぶん僕が、

 そう言う行動に対して絶対的圧力で「許さないオーラ」を出していたからだと思う。

先生ともかなり仲が良かったし、小中では勉強も出来たし、近所の同い年の友達も相当多かったし、当時はそんな言葉は知らなかったけど、ヒエラルキーではそれなりに上の方に居たと思う。だからかも知れないが、

 もし転校生でいきなり来たとしても、その子がかわいかったら、てかあまつさえ芸能人、自分の知らない芸能界の話を知ってる人だったら、

 相当本人から距離を取られようとも、ガンガン、ズンズン話し掛けていたと思う。

僕はブサイクだから、彼氏になれるとも思ってない。ただ、話をする権利はあるはず。異性でも友達までは許される、そう勝手に思い込むことが出来る。そもそもその美人に彼氏が「居ないっぽい」ならなおのこと。

中三の時「他のクラスに」転校してきたカワイイ子が居たのだけど、僕はその子と凄く短時間でそれなりに、、例えばあだ名で呼び合える程度には仲良くなった。なぜなら、その子の数少ない友達が僕のクラスの「やや微妙な」女子で、僕はその子とも仲が良かったから。

でも転校生だからそこまで一気にクラスには溶け込めない。転校生と同じクラスだった僕の友達から、「いつの間に○○と仲良くなってんだよ」と言われた。

 水面下では仲良くしたいと思ってるんだよ。男子は。カワイイ子なら。

僕は自分が正しいと思ったことは「あまり」曲げない。自分が間違ってると気付いたら「即座に」詫びる。そう小学校の先生に教えられたし、それが自分の生き方にフィットしてたとも思う。青ブタ1話を見ていて、

 僕がこのクラス(桜島さんでもサクタでもサクタの妹でも)に居たら、彼らは「思春期症候群」にはならなかっただろうな、って思った。

 もちろん、そんなんではドラマにもアニメにもならないのだけどさ。

まぁ今の時代、そんなブサイクは生き残れないのかも知れないけどさ。

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