なんかいっぱいアニメ見てる
何年か周期で凄くアニメにハマる時がある。前回は「寄生獣」とか「俺物語!!」の頃、その前はキルラキルとかグレンラガンとか?あんまよく覚えてない。生まれる前のことだし。
適当に今見てるアニメを列挙してみる。
・宇宙戦艦ヤマト2202
・となりの吸血鬼さん
・ソードアートオンライン アリシゼーション
・ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。
・青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
・SSSSグリッドマン
・転生したらスライムだった件
・ゴブリンスレイヤー
・ダブルデッカー ダグ&キリル
・うちのメイドがウザすぎる!
・俺が好きなのは妹だけど妹じゃない
我ながら凄い数だな、と。全部で11個もあるな、と。これはもう2018年の秋アニメの10割くらいカバーしちゃってるんじゃないかな、と思ってしまったのだが、
いざ検索してみたら、、、(そのサイトだけで)63!!
中には夏から2クール続くのとかもありそうだし、
※バキとかパンドーラとか?
いやはや、、、
今ってそんなにアニメやってたの!?
って感じ。
実際こっちでやってないものも多い気がするし、
※東京MXとかBS11とか?良く知らないけど
やっててもいつやってるのかわからないとかもあるんだろうけど、
そんなにたくさんやってるってことは、それだけ儲かるってことなんだろうな~って。
原作があるのかないのか、ラノベなのかマンガなのか、シリーズ物なのか、ゲームが原作ってこともあるだろうし、もはや「アニメになりそう」なネタは全てやり尽くす勢い。むしろジャンプとか、アニメ化にならないマンガのが少ないんじゃないの?ってくらいアニメ化される。いや、
もはや連載前からアニメ化が決まってるラノベ作家とかすら居そう、、、
いや、
もはや作家デビューする前、
いや!、
生まれるま、、、
いやいや!!
おばあちゃんが旦那さんに一目惚れした時から既にアニメ化が決まってる作品が、、、
ともかく、そのアニメにはそれぞれ経緯があるわけで、前述のように実績のある人の作品ならそれなりに有名なスタジオと名を馳せた監督が割り振られるだろうし、そうじゃなくても「今ブームだから一旗揚げよう」って会社もきっとあるはず。ゲームでもそうだけど、数が出れば出るほど、
良い方はより凄くなり、ダメな方はよりダメになっていく。
粗製濫造が生まれてくる。
幸いなのは、ゲームやラノベ、マンガと違って、アニメは概ね「タダ(もしくはタダ同然)で見ることが出来る」。テレビ放送の時だったり、ネットフリックス(他動画サービス)だったりもするし、こないだの青ブタのようにニコニコでオフィシャル配信していたりすることもある。
面白く無ければ、最初の1分で停止することも出来る。
逆に言えばそれだけシビアな世界だとも言える。ネットを通じて「あれはクソだ」とか「作画がヒドイ」とか言われれば、もうそれは半分死んでるようなものだろうし、「神降臨!」とか「今年最高傑作キタ!」とかなら、さらに勢いも加速してブルーレイの売上も伸びるだろう。
ただ、僕のようにこれまでさほどアニメどっぷりでなかった人間すらこうして見始めていたりすると言うことは、現状さらに視聴者が増えている、「上り調子」の市場であるとも言えるし、昔のドラゴンボールのように、
連載と週一のアニメを強引に足並み揃えて制作する
なんて無茶もない。作り始める前に、既に全何話かも決まってるだろうし、最終回までの画コンテとかも仕上がってるかも知れない。
※もっとも、会社によってはブラック企業として旧態依然とした劣悪な労働環境のまま、何人も死者を出しつつクオリティを維持しているケースも、無くはないだろうけど。てかガチな話で
昔のアニメと言えば、おもちゃ会社がそのロボットや人形の関連商品を売ることで制作費を稼いでいたが、今は「その作品そのもので」利ざやを確保していることが多い。メインのブルーレイ&DVDだけでなく、関連ゲームや原作小説、主題歌エンディングさらにはその歌手のライブ等々。「メディアミックス」という言葉が初めて世に出たのは、僕が高校生くらいの頃だったと思うけど、つまりは、
いろんなメディアを巻き込むことで、より効率よくお金を稼ぐビジネスモデルになる、と言うのが、本当の意味でのメディアミックスだったのだなぁと。
まぁそれによってよりクオリティの高いアニメが、安定的かつ大量にリリースされるのであれば、消費者としてはまんざら悪くもない。「ジャパニメーション」が高値で売れるなら、それを作って海外に買って貰えば、その恩恵を僕らも受けることが出来る。と言うか、でなければ今これほど大量の、そしてそこそこ以上のクオリティのアニメが量産されるわけもない。
・・・
自分の時間は限られている。だから少しでも効率よく使いたい。オープニングやエンディングだけでなく、今じゃ予告すら存在しなかったりする。どうせ見ないなら作る必要もないということだ。オープニングとエンディングはCDとかネット配信でお金稼ぐ「パート」みたいなもんだからカットは出来ないけど。
※ネットフリックスの場合は、お金の流れ方が違うから、サクッとカットしてるんだろうな、と
アニメが増えれば、当然制作スタジオも増える。声優も増える。歌手も増えるかも知れないし、ツタヤの棚もブックオフの棚も増える。声優が主題歌も歌えば、ラジオ番組を持ったりライブをやったりする。ライブをやればそれをブルーレイとして売る。コアなファンが付けば中古に出回ることもないだろう。この辺はアイドルビジネスに近いかも知れない。
出来の良い作画と、ルックスと声のいい声優、次から次へとラノベの募集を掛け、漫画家より低いハードルで、掃いて捨てるほど大量のソースが集まってくる仕組み。
本当に面白くて「お金になる原作」は極々一握りなのだろうけど、それでも夢は見られるし、冗談でもなんでもなく小学生や中学生だって応募することは出来る。異世界がブームならその世界観でとことんまで掘り下げるだろうし、ダメならダメで1クールでおしまいにしてしまえばいいだけのこと。話が続いていてもアニメを続けなきゃいけないわけじゃない。
※ファンとしては切ないところだけど
※だからSAOのようにしっかり節目まで続けて貰えるのは本当に幸運で、人気がある証拠
・・・
ウダウダ言ったところで、要は自分が楽しめる作品が見られればそれでいい。今期まだ僕が見ていない作品の中にも「スゲェ面白ぇ!」ものがある可能性はあるけど、
そう言う作品に出会えるかどうかは、巡り合わせ「運」っだからな。
とりあえず現時点で今期特に面白いと思っているのは、、、
・青春ブタ野郎
・グリッドマン
・転生したらスライムだった
この三つ。下二つはネットフリックス。転スラはブログではまだ取り上げてないけど、1話と2話の前半までは極めて面白く、特に原作ではない「アニメだからこそ」と思える演出がかっこよく、早く次回が見たい。つか、
たかが1シーズンでここまでの作品があるってことは、「2018春」とか「2017秋」とかもきっといろいろ傑作があったんだろうな~って思った。
まぁその一つがノーゲームノーライフだったり、SAOだったり、魔法科高校の劣等生だったりするのかもだけどさ。
ちなみに、ヤマトは2話を見て「もうムリ」って思った。展開が遅くてイライラ。絵も好きじゃない。逆にグリッドマンは。かっこよくて凄く面白いのだけど、1話である程度話にキリが付くので、
※ウルトラマンみたいな感じ
特に来週が楽しみって感じにはならない。
青ブタは、これからどんどん鬱展開になっていきそうな怖さがあるけど、それでも楽しみ。一話の中にプラスとマイナスを両方バランス良く折り込んで貰えれば、がんばって見続けられる感じ。
転スラは、そう言ったストレスやしがらみがなく、ただただ楽しみなだけ。
内容は薄いけど、3話が一番見たいのは転スラかな。
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