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2018年10月12日 (金)

カーマスターズの余談

※斜め読みのネット情報なので、ミスとか「ウソとか」平気であるから話半分で読んでね。

こないだ触れたネットフリックスの「ノンフィクションぽいフィクションドラマ」の話の続き。

くず鉄同然の廃車から、ピカピカの新車に仕上げ、それをより高値で売れる車と交換したり売却したりをしながら、最終的に六桁(1000万円以上)で売れる車を目指すというレストア専門会社の話。

8話のクライマックスでは、1955年にコンセプトカーとして作られた「リンカーン・フューチュラ」の実際の車から複製したボディを手に入れ、当時のショーまんまの色で仕上げ、同時に制作したピックアップトラックと共に、17万ドル+フォードの廃車(仕上げれれば7、8万ドルで売れる相当)で売却する。

 いわゆるサクセスストーリーでとても痛快だったのだが、、、

さっき調べたら、このフューチュラ、なかなか面白い歴史を歩んでいた。

まずコンセプトカーとして作られたので、実際に使う上ではドアが開かなかったり、
※見た目はもちろん開きそうなデザインではあるのだが
ドラマ版では自動で開閉する宇宙船のキャノピーみたいな窓ガラス部分も手動でスライドさせる「野暮な」作りだったりした。

そして、ショーのあと行き場もなく倉庫で静かに眠っていたのを、ジョージ・バリスというカーディーラーが1万ドル※当時のレートで360万円ほどだと思うで購入。
※ちなみにこのジョージ・バリスと同じ会社で働いていたのが、ドラマ版で最後17万ドルで直接購入するキースの親父、、、という設定

ともかく、ピックアップトラックとフォードの価値を適当に査定しても、ドラマでのこの車は15万ドル、1700万円ほど?で売れたと言うことになっていたのだが、、、

さて、では実際のフューチュラはどうだったのかというと、

ジョージ・バリスに受け継がれたあと、一度真っ赤に塗装されたが、さらにそのあと、テレビ版の初代バットマンが乗る「イカした車」が欲しいということで、3分割されていたキャノピーの中央部が外され、フロントグリルのデザインや、ボンネットの形状変更。色もバットモービルらしい黒ベースに縁をオレンジでスタイリッシュにまとめられた車に改造される。

既にライトグリーンだった最初のフューチュラの印象はほとんど残ってなかったが、ともかくこれが初代バットモービルとしてセンセーショナルなデビューを飾り、日本でもイマイからプラモが作られるほどとなった。

重ねて言うが、ドラマ版の車を除いて、オリジナルと呼べるのはこの一台だけ。

もちろんバットモービルにしてもフューチュラにしても、複製ではない、「似せて作ったコピーカー」はたくさんあったとは思うのだが、

それが、2013年にジョージ・バリス自らオークションに出品されることになったという。

歴史のあるリンカーン・フューチュラ。それが形を変え、それでも今でも1960年放送当時のまま、いやむしろ当時以上にピカピカに磨かれての出品。

 果たしてこの車はいくらで売れたと思います?

ドラマで1700万円で売れたのはあくまでフューチュラの複製&レストア品。もともとのコンセプトを元に特殊な形状のハンドルやドアノブみたいなパーツも取り付けられていたとは言え、オリジナルとは別物。さらにバットマンの乗り物としてのファンも付いている、、、

 4億1500万円だってさ。

実に「7桁」。15万ドルどころか462万ドルで落札。

劇中では「オークションに掛けるより手数料が浮くからここで売った方が得なんじゃないか」という流れのもとに、主人公達は売却を決めたわけだけど、

 そこまで違うもんなのか!と。

ドラマに出てきたゴッサムガレージの連中だったら、見た目に寸分違わぬ「バットモービル版フューチュラ」ですら作り上げてしまいかねない。どちらにせよ複製ボディからのレストアだから、どこまで行っても本物のバットモービルには叶わないのだろうけど、、、

 それでも15万ドルよりは高値で売れたんじゃないの?

って思った。で、同時に「ああドラマだからDCコミックと権利関係の問題が発生しちゃうから、「フューチュラのまま」で仕上げたのかな、と。

・・・

個人的にはテレビ版バットモービルに思い入れもないし、黒地にオレンジの縁取りは「ブルーサンダー」を彷彿とさせ確かにかっこいいのだが、

 フューチュラに関して言えば、このライトグリーンの方が「イカしてる」気がした。

なんだろ、別に自分が乗る可能性がゼロだからなのかな。乗り心地とか耐久性、燃費、管理費もろもろの煩わしいファクターを一切度外視したとしても、

 あのライトグリーンのボディには、当時世界中が注目していた「未来」が満ちあふれてるような気がした。

「視線の価値」がバットモービルとは全く違うような。

ノンフィクションっぽい体で仕上げられたドラマなので、あまりに過度なリアクションはあえて出さないようにしていたのかも知れないけど、本当に当時を知る人が見たら、今十分な資産のある大金持ちが見たら、

 1億円はムリでも、5000万円くらいは出しかねないクオリティじゃないの?

って思ったな~。

昔トヨタ博物館に行ったとき、昔のフロントの長い車とかも展示されてたのだけど、ぶっちゃけ「昔の車」という以上の価値は見いだせなかった。トヨタだろうとフォードだろうと関係ないし、スーパーカーな臭いのする「2000GT」や、羊の皮を被った狼な「日産スカイラインGTR」にあるオーラみたいなものもなかった。

 でも、フューチュラは「不格好な日本車がようやっとお目見えした頃」、トヨタが初代クラウンを発売するより前に作られた、まさに「未来カー」だったんだよね。

・・・

モーターショーに出品されるコンセプトカー、普通にかっこいいと思う。ランボルギーニとかブガッティとかのスーパーカー。普通に何億円もする。凄いと思う。でも、

 それはかっこよくて凄いけど、未来じゃない。ずんぐりむっくりなフォードを見慣れた人が初めて見たフューチュラとは違う。

今「未来を感じる車」があるとしたら、そのデザインはどんななんだろう。てか、3年くらい前にトヨタが作った、

 レクサスの空飛ぶスケボー

は未来だったけどな~。今だとやっぱ「空くらい飛んで貰わないと」未来じゃないのかも。贅沢な世の中になったもんだぜ。▲▲。

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