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2018年11月 5日 (月)

PUSH光と闇の超能力者

 説明しろよ!

思わず言いたくなるほど、映画の中だけの固有名詞が多い映画で、結局最後まで覚えきれなかった。

ネットフリックスで何か面白そうな映画を探していたら、

 クリス・エヴァンス×ダコタ・ファニング

という僕の中ではかなりハイグレードな組み合わせを発見。タイトルはダサさ爆発、怪しさ炸裂のC級オーラでまくりで、さらに言えば、

 日本語吹き替え無し

かなりマイナーでない限り吹き替えがあるのがネットフリックスなのだけど、本作にはそれがなく、その時点で「結構微妙?」みたいな感じがしなくもなかったのだけど、、、

 まぁまぁ面白かった。

キャスト的には、この2人以外にも黒人の悪役で結構メジャーになりつつあるジャイモン・フンスー
※名前思い出せて超嬉しかった。ワイルドスピードとかツタヤオンリーの「AIR」、アイランド、ターザンなど、地味によく見る俳優。個人的はかなりかっこいいと思う。同意は求めないが。

あと、ハウスオブカードで切ない死に方をした白人俳優が、

 今回も切ない死に方を、、、

なんだろ、パッと見ベン・アフレックっぽいんだけど、彼から自信を根こそぎ抜き去ったような「情けない顔」なんだよな。名前はコリー・ストールと言うらしいけど。あ、あとダイハード4.0に出てたクリフ・カーティスも見たことあったな。

あらすじ的には、秘密組織が超能力者をさらに強力にする薬を開発中、ほとんどの被験者が死んでしまう中、唯一の生き残りが、薬の入ったスーツケースを持って研究所を抜け出してしまう。まぁその子(ちなみにダコタではない)を巡ってドタバタのサスペンスアクションが繰り広げられますよ、と言う内容。

超能力にはいくつか種類があるのだけど、何が面倒って、

 サイコキネシスでイイだろ。なんで「ムーバー」なんて呼称にすんだよ。

てかまだ「ムーバー」ならニュアンスが伝わるけど、「スニファー」とか「ブリーダー」とか。

 良くわかんない。

良くわかんないままに話が進んでしまうので、ぶっちゃけ誰が何の能力を使って、「その子」の脱出を手助けしたのかもよくわからない感じになってしまった。と言うか、

 主人公ニック(クリス・エヴァンス)は、その子「キラ」の彼氏、キラが閉じ込められていた研究所には、キャシー(ダコタ・ファニング)のお母さんも捉えられていて、彼女がキラ脱出の手助けをしてくれたはずなのだけど、、、

 母子ともウォッチャー:未来予知の能力者なハズなのに、なんで水晶を転がしてキラの脱出を手助け出来たのか。

ニックの父親もムーバーで、一応「家系」で同じ能力っぽい設定がありつつも、

 何かこうしっくり来ない感じ?みたいな?

キラの能力は「プッシャー」で、タイトルのPUSHはここから。相手を見ることで、
※相手はこちらを見ている必要はない、、、のは最後の最後で判明
相手に思い通りの記憶を植え付けることが出来る。能力が高ければ同時に複数相手でも操作可能。てか記憶だけじゃなくて純粋な行動操作もできるっぽい感じ<つまりは適当な感じに。

能力は他に、

・ブリーダー 大声でガラスとかを壊す
・スニファー 対象人物が触った物に触れて本人の居場所を追跡
・シャドー スニファーに見つからないように隠す
・ワイパー 記憶の一部を思い通りに消去
・シフター 物の外観を一時的変化して見せる。紙切れをお札にしたり、赤いケースを黒くしたり
・スティッチャー キズを癒す

これを出る度に説明して欲しかったって話。まぁ実際混乱したのはスニファーと、ほぼ劇中で名前が出てこない、、割に最も重要なプッシャーだけど。

とにかく、超能力を使って存在や記憶のやりとりするそのコンセプトはとても面白く、「絶対に逃げられない」という言葉にも説得力がある。前述したキャスト以外も、見た目の個性付けがしっかり出来ていて、
※第三勢力の香港マフィアの女の子とか、ジャイモン・フンスーのイケメンムーバー使いとか

さらにクリス・エヴァンスとダコタ・ファニング。特にダコタは当時14歳で、宇宙戦争の頃から3歳くらいしか違わないのに、

 スゲェしっかりしてる。てか宇宙戦争の時から天才子役だったけど。

しっかりしてるのはキャラクターだけでなく、そのルックス、、、というか、

 ズバリ言ってしまうと、「かなりエロい」。

胸もないし、いわゆる女性体型ではないのだけど、かと言ってガチロリってことでもなく、

 脚がキレイ。

これは確信犯だと思うのだけど、かなり短いホットパンツで、つい反射的に彼女を目で追ってしまう。

 まぁ単に僕がエロいからかも知れないが。

つかこの映画は、最後とんでもない終わり方をする。ネタバレなので、もし興味が沸いた人は、、、あ、一応その前にクリス評価は、

 ★★☆(5/10点)※内ダコタの魅力が1点分

で、ネタバレだけど、、、

 まさか!ビックリ!

 え!?ホントに!?

 最後、捉えられてるキャシーのお母さんを助けない!

「じゃ、助けに行こうか!」的な終わり!

 マジか!?ちょっと笑うぞ?

一応キラの方はキレイにカタを付けてくれたので、その点はまぁ多少スッキリはするけど、それでも飛行機の中で気軽に銃撃っちゃダメでしょ。それに周りは敵だらけで、そこからホントに生還出来るのか、、、まぁキラはプッシャーだから何とでもなるのか。

 飛行機そのものが無事なら。

ともかく、そこそこ尺がある割に
※1時間51分とか
説明しなきゃならないことが多く、かと言ってそのパーツがキレイに整合してるかというと、ところどころほつれてる感じと言うか、

 まぁそこまで才能がある監督ではなかったのだろうなぁと。でもキャストの力で何とか黒地になったんだろうねぇと。

ともかく、

ダコタの太ももがとてもエロかったので、見て損したということはないです。話も最後以外は概ね面白かったし、ジャイモン・フンスーもクリス・エヴァンスも好きなので。つかネタバレと言ってもメインの部分は書いてないので、もし見ても普通に楽しめるとは思いますけどね。

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