アサシンクリード
ゲームではなく映画の方。ちょっと前からネットフリックスにリストinしてて、興味がありつつも放置してた。まぁ休みだしエクスヴィアスのトラマラやりながら見るには丁度いいかと。
期待値は2点。内容も2点
って感じだった。
結局のトコロ点数なんてのは見る人次第で全然変わる。お金がいくら掛かっていようと、有名な俳優を有名な監督が作ろうと、見る人の経験、過去見た映画、好みうんぬんでいかようにもなる。言ってしまえば、満点を付ける人も居れば、0点を付ける人も居て不思議じゃない。
見ようと思ったきっかけのメインは「ヒマだったから」だが、それでもそこに何らかのフックがなければ腰は上がらない。今回の場合は、
主演がマイケル・ファスベンダー:若かりし頃のマグニートー
だったから。つか彼はエイリアンコヴェナントやプロメテウス、他にも何かに出てた気がするけど、
なかなかにかっこいい。
方向としてはユアン・マクレガーに似てるけど、ユアンより「冷たく、強い」印象がある。逆に言えばユアンはファスより「優しく、暖かい」魅力があるとも言えるが、今のトレンドからすると、求められているのはファスの方なんだろう。
監督は知らない人で、ぶっちゃけ原作となるゲームも、どれか一作目を少しだけ触った程度の記憶しかない。てか「どうやって触ったのか」も曖昧なので、もしかしたらトレーラーを見て「触った気になってる」だけかも知れない。
世界観はテンプル騎士団とアサシンが対立してた頃、、、世界史とかどうでもいいので正確な年式はわからないけど、
とりあえず過去<ザックリしすぎ
映画は、そんな時代に生きたアサシンの末裔が、DNAだかえらく大層な機械だかで当時のキーパーソンと繋がり、「人間の暴力的衝動」を抑えられるかも知れない「お宝」を探しだそうと言う話。
凄くわかりにくいので、またもザックリ言えば、
ゲーム版「アサシンクリード」だけじゃ昔話でウケが悪いので、現代の科学技術をブレンドして豪華にした映画。
主演のファスベンダー以外は歳食った親父役が見たことある程度で、他に知った顔はなかったが、ヒロインである博士はなかなかの美人。てか、今ウィキペ調べたら、
43歳※当時41歳?でビックリ!
とてもそうは見えない。せいぜい28歳くらいかと思ってた。てかそんな年齢的なことより、
彼女がクリストファー・リーブの「スーパーマンII」に出てきた三悪人の一人「アーサ」サラ・ダグラスに似てるとしか思えなかった。
まぁだから何って話だけど。
ラブ要素はほとんど無く、話的にも正直良くわからない。宗教とか文化とかの違いが大きいとは思うけど、
題材に興味がないと言うことは、驚きも感銘も抱きにくい
ってことかな、と。こないだ見た「インフェルノ」の方がまだ「エンターテイメントっぽさ」が「話に折り込まれてた」気がする。
アクションシーンは、現在と過去をシンクロさせる「お金が掛かっていそう」な演出があったり、パルクールの上級者がスタントしてるのかな、と思うような逃走シーンがあったり、弓やナイフ、剣に爪など、何種類もの武器を見せつつの多対多があったりと、「豪華に見せようとしてる感じ」はするものの、
なんだろ、それが全く面白さにも新鮮さにも繋がってない感じ。
「眠くなる一歩手前」くらいの展開が続いて、正直、
ファスベンダーじゃなかったらマッハで停止してた。
彼の魅力だけで支えた感じ。同じ「ゲームの映画化」で言えば、ミラの魅力だけじゃなく演出や展開で必要十分に楽しめた「バイオハザード」とは大違い。
※興収という点ではアサシンクリードの方が遥かに稼いでたけど
しかしウィキペの短さも相当なもんだ。2.4億ドルも稼いだ映画とは思えないほど味気ない。あらすじとキャスト以外何のエピソードもなかったのかって。
そんなケチョンケチョンの感想の中で、何が加点要素だったのかと言えば、つまりはファスがカッコ良かったのが1点。派手なお金の使い方が嫌いじゃないと思ったのが1点って感じ。
まぁどちらにせよ、「一切オススメは出来ない」映画ですわ。
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