僕は友達が少ない
通称「はがない」。まぁオタ向けラノベアニメ臭がプンプンする作品であり、僕自身「一歩踏み込んだ感」がしなくもない一作。つかこれは誰に同意を求める出もない独り言なのだけど、ラノベだからとか、エロゲーだからとかで括れない「ニオイ」みたいなのがある気がする。これは結構それが濃いような。ちなみに「NEXT」というセカンドシーズンもネットフリックスで配信されていて、1stシーズンは既に視聴済み。2ndシーズンは、
ガマン出来なくなって最後の方まで飛ばして見てしまった。
「やっちゃいけない」と思いつつ、なんかこう、、、
ガマン出来なかった・・・
何が「ガマン出来なかった」のかと言えば、それはつまり、
全然告らない。気持ちを出さないところ。
一言で要ればイライラする。もどかしいと言うとなんだか好意的なニュアンスを含んでいそうなので、あえて「イライラ」としたけど、
好きなら好きだって言えよ、と。抱きしめてキスくらいしてくれよ、と。
前にも書いたけど、それが続き物ラノベの悪しき慣習というか、
答えを出したら終わってしまうのではないかという恐怖感?<もっと別の上手い言葉があったような気がするけどど忘れ
結局自分が主客層じゃないからなのか、はたまた単なる作者の思い込みなのかはわからないけど、
もっと幸せでいいじゃん、と。
主人公は高校2年?の男子で、ハーフなので髪の毛が金髪掛かっている。目つきはあまり良くない、、、という設定だが、作画上はありがちな普通の男子。悪くもなく特別良くもない、、、つまりそこそこはイケメンとして描かれている。
ヒロインは、、、
・幼なじみであったが、子供の頃は男子だと思い込んでいた。ツンツン。黒髪ロングで、Sッ気が強く、途中からショートヘアに。口が凄く悪い。男女問わず友達は居ないが、エア友達が居る。
・作画上は金髪。巨乳。学年学力一位。大金持ち。運動神経抜群。ただ同性の友達は居ない。熱しやすく冷めやすい。ギャルゲーが趣味。あとロリコンで、主人公の妹が大好き。
・理系女子。発明とかもする。一応メガネ担当。同人誌等の造詣も深く。ひとことでわかりやすく言えば変態。露骨に性的な好意を口にする。
・男の娘。中身はモノノフを志し、主人公の男らしさに惚れて、舎弟になる。ボソボソとつぶやくようなしゃべり方と華奢な体型。まさかと思ったら、、、ホントに※ネタバレ。
・妹。見たところ血縁。いわゆる厨二属性で、カラコンのなんちゃってオッドアイ。「ククク」が口癖。兄貴ベッタリだが、男性として好きというわけではないみたい。
・飛び級で先生兼シスター兼「隣人部」の顧問になった10歳の幼女。言葉遣いはロリそのもの。主人公と同い年くらいの姉が居るが、姉はさほど話に絡んでこない。顧問なので、部員と比べるとやや距離がある。
思い出せる限りだとこんな感じのメンツの、
つまりはハーレム系アニメ。
さっき「ネタバレ」って書いたけど、ぶっちゃけ「男の娘」は普通に女の子だった。つまりトランスジェンダー?っての?よくわからないけど、自分のことを男子だと思ってる子だった。つっても、
主人公のことは「異性としても、男らしい兄貴としても好き」って感じだったけど。
ともかく、妹やロリシスターを除く4人は、普通に主人公のことが好きな「はず」なのだけど、それがとにかく表に出て来ないというか、
イライラする※さっき書いた
イイ感じにニアミスするのだけど、そこから一歩踏み出すセリフが無い。エロマンガ先生で素晴らしくカッコ良かった千寿ムラマサ先生の告白や、山田エルフ先生のツンデレ純度100%の告白みたいなシーンもなく、青ブタみたいにキュンキュンするようなイチャラブシーンもない。TRIGGERの「異能バトルは日常系の中で」も、かなり雰囲気的には近しい印象だったが、
※ほんわか、厨二、スタイル抜群の先輩、ロリ担当など微妙な違いはあるけど
あっちのがよっぽど自分の気持ちに正直だった。
つか1stシーズンの最終話は、もうゲンナリするくらいどうでもいい話で、
※ある意味エロマンガ先生みたいな、とも言えるけど
正直、
いい加減にしろよ!
とキレ気味。誰にキレてんだって話だけど。
で、2ndに入ってイイ感じに距離が近づいてるエピソードもあったけど、結局それも決め手に欠ける感じで、
8話くらいまで見て「もう無理!」と一気に最終話、、、でもさほどよくわからなかったのでその前の話を見て、
やっと、セナ(金持ち)が告白してくれた。
な、の、に!
主人公、その場所から逃げ出す始末。
どんだけヘタレなんじゃ!!!!!!!!
その点、まだ異能バトル
※主人公には直接告白するシーンがない
とか、エロマンガ先生、キズナイーバー、ゲーマーズとか、ソードアートオンラインとかのが全然良い。僕はとにかく告白シーンやキスシーンが大好きなのだ。
初恋限定の最終話を30回くらい見てるキモいオッサンなのだ!
てかそれをここで書くことで、僕の立場が僅かでも上向く可能性があるのかと問われたら、
完全にNOなのだが!
でも言う。なぜなら、僕がラブコメを好きな気持ちに一片の雲りもないから。好きなモノは好きなのだ。ここで今十代二十代のヤングメンにあえて言っておく。
若いときの気持ちというのは、歳を取ったからと言って消えるわけじゃないぞ?
結婚して子供が出来たり、あまつさえ孫が出来たりしたとしても、「精神環境:自分が好みのコンテンツを摂取し続けることによって維持される精神年齢と、そのために必要な環境」が大きく変わらなければ、
たぶん70歳になっても80歳になっても、ラブコメが好きだったり、告白シーンやキスシーンにワクワクしたりすると思う。
それを「キモい」と思うのは自由だが、「未来の自分がそうならない確信や根拠」が果たして君にあるのか!?と軽く問いたい気持ちにはなる。
まぁクリスの場合は特に「重度」なのかも知れないが。
ともかく「はがない」の評価は★★と言うところ。セナの告白のところだけで言えば+1点かなぁ。でもはっきり言って非常に物足りない。このペースでは、キスシーンなんて、3世代くらい来世になりそうな気がするわ。てか原作はガッツリ進んでたりするんだろうか。
なんだかあまりにあまりだったので、反動でSOAのキリアス告白シーンを2度ほどリプレイしてしまったわ。
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