ヴィクターヴラン
Steamで買ったハクスラ。定価はともかく495円。PS4で2月にDLC入りがフルプライスでリリース予定だけど、オリジナル自体は2年か3年前のもの。ディアブロ3がいつ頃か確認したら、2012年5月だったので、それより3年くらい新しいが、
見た目はソレより劣る。
まぁ価格的にもメーカー的にも規模が小さいところだろうから、、、ってかブリザードより規模が大きいところもそう多くはないだろうけど、
ともかく、小粒ながら丁寧に作られた良作という感じ。
ただ、最初始めようとしたら、一枚の静止画とTIPSが表示された状態でフリーズし、CTRL+ALT+DELでタスクマネージャを起動、強制終了という手順を3回ほど踏むことに。
結果何が悪かったかと言うと、
4K表示がダメだった。
僕はデスクトップを4Kで表示しているのだけど、それはそれだけで結構メモリを消費する。ゲームが始まった後自動でフィクスしてくれれば大した問題にもならないのだけど、「始まる前の段階」でパンクしてしまったらしく、
解像度をフルHDに落として起動したら、問題なく動いてくれた。
まぁ495円だし、と諦めかけてたりもしたけど、遊べて良かった。
特徴としては、スキルツリーとかクラス選択がなく、
・武器・・・レベルが上がると最大2種類をRBで切り替えながら使える。それぞれに、通常攻撃と特殊攻撃2種があり、この特殊攻撃は武器種ごとに決まっていてクールタイムもある。
※通常攻撃にもクールタイムはあるが、かなり短い。まぁレイピアは一瞬だけどハンマーは重い、みたいな感じ。
武器の種類は、現状で、レイピア、ソード、サイズ、ハンマー、ショットガン、ライトニングガン等が出ていて、武器毎にパッシブが付いてるのは通常のハクスラ同様。
・カード・・・レベルが上がる毎に「枠」と「ポイント上限」が増えていき、例えば2枠あって上限5なら、「2と3」のカードか、「1と4」のカードを装備出来る、みたいな感じ。当然ポイントが大きいほど効果が高い。まぁフレキシビリティの高いパッシブスキルシステムという感じかな。
・オーブ・・・正式名はわからないが、いわゆる必殺技。敵を倒してるとゲージが溜まり、MAXになってLTを押すと発動する。威力は最大級に強いものの、一定時間敵を倒さないと「キュキューーーン」と0になってしまうので、多少慣れは必要。これも装備扱いで、好きなオーブに切り替えることが出来る。
基本はこの三つの装備枠でビルドしていく。前述の通り武器には銃もあるが、いわゆる専門職ではないので、飛び道具だけで全ての敵を倒すのは難しい。ただ、エリア毎にあるショートミッション、、、クリアすると経験値やお金が貰えるヤツには、「ダメージを受けずに80体倒す」みたいなのもあり、要所要所で飛び道具が欲しくなったりもする。
また、「装備中アイテムドロップ率+20%」とかもあり、右手はそれにして一切使わず、左手メインで戦っていったり、左右の武器の特殊攻撃をテンポよく切り替えながら、クールタイムをやりくりしたりと言うプレイスタイルになる。
・・・
日本語化はとても丁寧なものの、ボイスは英語なので、「読まなければ話はわからない」。ただ、言ってもハクスラなので、ストーリーとかはあくまでおまけ。死なないように薬を飲んだり、隠しエリアを探したりしながら敵を全滅させていくのが基本。
4時間くらい遊んだかなぁってところだけど、
最初のボスが出た頃から、ようやっとちょっと面白くなってきたかなって感じ。
ディアブロも最初は地味な攻撃しか出来ないし、「物の価値」がよくわからなかったりもするし、遊び方がそもそも「なじまないと」自分のペースが掴めなかったりするけど、
3時間くらい遊んで、やっとその感じが掴めてきた。
「シークレットエリア」を見つけることでアイテム
※割とカードが多い
を手に入れたり、5つほどあるミッションをクリアして経験値やお金を貰ったり、やっとちょこちょこレジェンダリ
※ルックスがオンリーワンなユニークアイテム
も出始めて、
楽しくなってきた感じ。
特徴はとにかく装備だけでキャラのスタイルが全く変わるので、手数が多くドレイン出来る武器にするとか、必殺技が広範囲なものにする、特定の種族特攻、アイテムドロップ、お金ドロップ量UPなど、気軽にいろいろ試せる。
死ぬと、拠点から復活するか、オートセーブポイントから復活するかを選ぶことになるが、装備してた武器?をその場に落としてくるので、とりあえずそれは拾わなきゃダメ。てか経験値とかのデスペナがあるかどうかはわからない。
拠点にはショップもあるし、アイテムの合成要素もレベルが上がれば出来るようになりそう。構造的には、どんどん先へ先へ進んでいく一本道というより、拠点からマップにジャンプして、ところどころにあるダンジョンのミッションをクリアしつつ、物語を進めて行動範囲を広げていく感じ。つまり、「ノーダメで80匹倒す」みたいなミッションも、自分が強くなれば達成もしやすくなる感じ。
シークレットエリアを見つけるミッションが地味に楽しく、地味にもどかしい。簡単に見つかるものもあれば、未だに見つかってないものもあり、ただそこに固執しなくても大局には影響なし。
ダンジョンを出入りするとモンスターは復活するし、ところによってはアイテムボックスも復活してそうな気もするが、安い箱だったからかも知れない。そもそもボスを倒さないとイイ物が出ないのはいつもの話。同じボスを何度も倒せるかどうか、2回目も1回目と同レベルのドロップがあるかどうかは未確認。まぁ出なくて普通。
移動速度は「やや遅く感じる」レベル。先に挙げたシークレットエリア探索時などは特にそれを感じるが、たぶん進めて行くことで移動速度を上げるカードや装備が見つかりそうな気配濃厚なので、そう言う時は随時切り替えてプレイすればいいのかな、と。
※多少インターフェイスにもどかしさがなくはないけど。例えば「このカードを装備したい」という時、一旦装備してるものを外してからじゃないと装備出来なかったり。決定→どのカードを外すか、の流れでもいい気がする
・・・
最初はやや微妙であったけど、止める直前は、「あ~エクスヴィアスのオーブが溢れてそうだな~、でもキリ付かないしな~」なんて事を考えるくらいはハマってた。「久々に仮眠なしで4時過ぎか~たまにはいいかな~ダラダラゲームすんのも~」みたいな。
トーチライトと比べるとグラフィックの居心地が良く、
※オーソドックスなダークファンタジーカラー
視点の回転速度やアイテムドロップ率も自分的にはちょうどいい。
※回転は速め。アイテムはややしょっぱいくらい
ハクスラは、一見どれも同じように見えるけど、最初のルール把握はやはり面倒で、
※メトロヴァニアと比べると、だけど
始めるまでちょっぴり気が重かったりもしたりしたけど、一旦軌道に乗ればその世界は普通に居心地がよく、
ああ、やっぱハクスラは悪くねぇな
と思ってる自分を見つける。
つっても現時点では★★☆という感じで、年末のノミネートとなる6点には届いてない感じ。一言で言えば、爆発力がなさ過ぎる感じ?ただ、それはまだ序盤だからとも言え、今後唸るような展開、、、例えば強烈に強いユニークモンスターやユニークアイテムが出たり、目を見張るようなグラフィックの背景に出くわしたりすれば、評価は上向くかも知れない。
とりあえず495円なら普通に安い。1980円で買うほどじゃないと思うのは、年式によるものかも知れない。グリムドーンとどっちがいいかはわからないけど、
来年とかあっちが500円くらいに下がって買う日が来たら、比べられるかも知れない。
※その頃はこっちのことを完全に忘れ去ってるだろうけど!
追記
書き忘れてたけど、本作はスプリット画面でローカルマルチプレイが出来るらしい。もっともレベルとかが均されるわけじゃないだろうし、プレイ時間が近しい2人じゃないとあまりしっくり楽しめないだろうけど。
あと遊んでないのはONE SHOT、CROSS CODE、RADIANT ONEの3本。今のところは今回買った10本の中で一番楽しめているのはシューティングの「ゼロレンジャー」だけど、果たしてこれを超えるものがあるかどうか、、、。てか何もクリア前にガンガン新しいお菓子のフタを開ける必要もないんだけどさ。
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