グースバンプス
見たい映画がほぼほぼ無くなるほどネットフリックスを利用してるクリスですども。もちろん僕が知らない見てないだけで、傑作はまだまだたくさんあるのでしょうけども。
本作は、「どうやらファンタジーっぽい」映画らしいと。「グース」は僕の中では「童話」という認識で、バナーを見る限り、伝説の生き物が原題に蘇ったっぽい雰囲気。
キャストは、ぶっちゃけ好きじゃないジャック・ブラックと、他は知らない。てか何でジャック・ブラックが嫌いなのかって見始めてから思い返したのだけど、
ヤツは太ってる。そしてドヤ顔をする。
基本デブ俳優は好きじゃないのだ。何か自己管理が出来ないヤツが俳優とか出来るのかよ、って思ってしまうし、特にこのブラックに関して言えば、
絶対自分のことをかっこいいと思ってるだろ、と言いたくなる表情を「よく(頻繁に)する」。
それが鼻に付く。見始めて最初はただの嫌な隣人だったのだけど、
むしろそれだけなら嫌いになったりはしない。あの顔はまさに「嫌な役のがしっくり来る」と思うから。
しかし、
終盤まんまと例のドヤ顔炸裂。あぁ~~~、、、、
と。やっぱこの顔が好きになれないなぁと。
ともかく、それ以外は至って普通。序盤、
20回くらい10秒スキップしたけど。
テンポが悪くてマイナスの溜めが多い。10秒飛ばせば大抵の場合話に展開があるものだが、
10秒後に、さらに10秒、その上で10秒、もっかい10秒、、、
そんなに飛ばしても全然話が通じてしまうってことは、つまりは無駄だったってことだと思うのだ。
つまんねぇマイナスの溜めはイラネェから、と。
ヒロインはそこそこかわいく、主人公は高校生?あどけなさが残るベビーフェイス。奇しくも直前に見たベイビードライバーに近い印象。ただ、それ以上に印象に残ったのは、
主人公の友達。
転校してきた主人公にいきなり話しかけてきて、彼女居ない感炸裂。背も低く、顔も個性的(悪いと言うより個性的。日本で言えばまさに柄本時生、、、を少し背を縮めて顔を上方修正した感じ)。要所要所で貧乏くじを引く役なのだけど、
そのお約束感がスゲェイイ。癒される。
※最後ちゃんと報われるのもイイ<ネタバレだけど
物語は、母一人子一人で引っ越してきたお隣さんに、カワイイ女の子と「ウチにも娘にも近づくな!」と言う怖い親父。ある日何かいざこざが起こったと見て、助けようと忍び込んだ際、
本棚にあった「たくさんの鍵の掛かった本の中の1冊」を開けてしまう。
するとそこから巨大な雪男が登場。逃げまくりながらも、最後パパが本を持ってきて再度封印。どうやらその本は、作家であるパパが特別なタイプライターによってずっと書いてきた物語のひとつで、他にもいろんなモンスターたちの本があるという。そしてその中の1つが、
腹話術人形のスラッピー。
人語を解し、雪男が暴れた拍子に封印が解けてしまった。
スラッピーはパパに閉じ込められていたことを怨み続けていて、この機に乗じて他の本のモンスターたちを開放、パパを亡き者にしようと襲いかかって来る、、、
・・・なんか上手く書けないなぁ。でもそんな感じ。
モンスター達のCGは「ちゃんとしてて」、巨大なモノから小さなモノまで様々。途中クスリと出来るコメディ要素もあり、シリアス一辺倒ってこともない。最後も一応ハッピーエンドではあるし、キャストは一新されるものの続編も決まっている。
序盤のテンポの悪さを除けば、十分普通に子供受けもするエンターテイメント作品。
キスシーンもちゃんとあるし、クリス評価もそこそこの★★くらいなのだけど、、、
一点だけどーーーーしてもしっくり来ないところがあった。
超ネタバレなので、カギ括弧内を一気に反転する↓。見るつもりが無い人は読んでもいいと思う。そこまで傑作でもないし。
「パパの娘、主人公が恋心を抱いたヒロインも、実は物語から出てきた存在で、"何度も16歳を祝ってる"と言う設定も理解は出来るのだけど、モンスターともども全て消し去った後、最後安易に復活させた結果、
そのまま彼女だけ歳を取らないって流れになるの?
それで大丈夫なの?え?余計なお世話?それとも毎回本を書き直して1年1年歳を取らせていくつもりなの?え?え?
それで幸せなの?
確かにパパに取ってかけがえのない娘ではあったけど、終盤めでたく彼女も出来て、今後はそこまで娘に依存することもなくなった。そうなったときに隣のヤローの為に娘を維持するのって、、、
ホントにコレってハッピーエンドなの?
って思った。結構刹那的というか、一時しのぎじゃないのかなぁって。
まぁ、今が幸せならソレでいいのかも知れないけど、、、。」
ネタバレおしまい。見て損したって映画じゃ、無かったけどね。
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