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2019年2月15日 (金)

歯医者行ってきた

スゲェ普通の話。スゲェ普通の話を面白おかしくするのが「腕」だとは思うが、ぶっちゃけそこまでの腕もなければセンスもない。ただ、最近スゲェネタ不足なので、こういうことでも書かないと、ブログが途切れてしまう、、、かも知れない。てか、

 そんなことはよっぽどのことがない限りないのだが。でもって「よっぽどのこと」は割と起こりうるのだが。

ともかく、1週間ほど前の明け方、激痛が走る。もちろん腰でも心臓でも頭でもない「歯」だ。てか「歯」にも神経は通ってるので「歯が痛い」は日本語として間違いではない。これが「爪」だったら、爪には神経が通って無さそうなのでおかしな感じになる。「髪の毛が痛い」というのも聞いたこと無い。「髪の毛が痛む」なら聞いたことあるけど。

ともかく、「これはヤバイ」と。過去にも明け方歯が痛くなることがあったが、
※6時くらいとか
その痛みとは質が違うと言うか、いつもの痛みを擬音で表すとしたら、

 ズゥゥゥーーーーン・・・

って感じ。だが今回のは、

 ピッキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!

我ながら上手い表現。歯痛というのは、ホントにアムロが反応するかの如く、鮮烈にして強烈な衝撃なのだ。

 これは、、、痛い。

そして就寝。さらに起床すると、

 口の中に細かな粒が一つ。

舌で探って出してみると、「どうやら歯の欠片っぽい」。1mm四方くらいの小さなものだが、半分黒ずんでいて、ニオイを嗅ぐと、

 虫歯のようなニオイがする。

「歯のニオイ」を嗅いだことがある人はそれほど多く無いかも知れないけど、親知らずとかを抜いたときは思わず嗅いでしまうものであり、当然臭いのだが、

 どこか懐かしさを感じたりもする。

まぁそうそう歯のニオイを嗅ぐ機会なんて無いから。

ともかく、「これは歯が欠けたヤーツやな」。普段は右で咀嚼するのがデフォだった僕だが、「怪しいのは右」だとわかってからは、主に左で噛むように。するとどうでしょう、

 どっちもじんわり痛くなってくる不思議。

うーむどうしたもんか。

歯というのは、皮膚とかと違って自然に治癒することはない。だからこそ大事にしなくちゃならないのだけど、そうは言っても毎日1回しか磨いてなかった歯磨きを、昼夜二回にするくらいしか思い浮かばない。てか僕的これは非常に大きな事なのだが、

 それによって、さらにもう一欠片が口内より出土。

口の中は「土」ではないので「出土」はおかしい表現だが、この場合の適切な言い回しが思い浮かばなかったのでしょうがない。「出現?」「出動?」後の方のはかなり違う。

ともかく、これはいよいよ歯医者の出番だな、と。いつ歯医者に行くの?

 今で、、、来週の水曜でしょ!

※予約とかそんなすぐ出来るもんでもないし。時間もないし。

それから今日に至るまでは、本当にツライ日々だった。欠けた後しばらくして、そこに穴が空いているのを発見し、

 もう舌がそこを探らずには居られない。

気付けばそこを突いている。当然モノも詰まりやすいので、必死に吸い出そうとしたり、時には指でつまもうとしたり、糸ようじで気持ちよく出てくれる時もあれば、歯を磨いても出ない時もあり、仕事中に軽くお菓子をつまんでは、さらなる「詰まりスパイラル」に墜ちていったり。お正月にかみさんに買って貰った「げんこつ紋次郎」も、「原因のひとつかも」と思ったら口にすることも出来なくなって、、、

そしてついに今日、歯医者に行ってきた。

たぶん5年ぶりくらい?もっと久しぶりかも。前回行ったのがいつかも思い出せないけど、ともかく同じ歯医者。てか歯医者って、

 全てが完治する前に行くのを止めたりしちゃうよね?

「しちゃうよーー」「絶対そう!」「最後まで行った試しがない!」

みんなの声が僕のハートに響き渡る。伊集院もそう言ってたから間違いない。てかそれって、行かない方もキツいかも知れないけど、

 歯医者的にもスゲェつまんねぇよな。

神経抜いて、型を取って、あとはそこに被せるだけ、、、ってタイミングで行かなくなったら、

 最後の1ピースだけ見つからないジグソーパズルみたいな?

 ラスボスだけ残してネコにコードを切られちゃうみたいな?

絶対ツライと思うわ。まぁ数多居るお客さんが「全員そう」ってことはないと思うけど。

10時の予約だったけど、電話で「30分くらい早く行った方がいいですか?」と聞いたら、「10時で大丈夫です。ただ30分ほどお待ち戴きます」と言われた。

 だったら9時半に行って30分待った方がいいんだけど、、、

とも思ったけど、前回予約を「5年ほど前に」すっぽかしてるので、言われるままになすがまま。ちなみに財布には当時作った診察券と健康保険証が普通に存在。診察券って意外と無くならない。

そして9時55分に到着。待合室は僕以外に1人だけ。「これは割と早く呼ばれるのでは?」と淡い期待に胸を躍らせるが、ふと気付くと張り紙があり、

 「当院は担当医制です。お呼びする順番が前後する場合がございます。なにとぞご了承下さい」

軽い戦慄が走る。てか、これはもしかしてもしかすると、スゲェ先送りされてしまうのではないか。気付けば1時を回ってしまうのではないか、、、

そうこうするうちに来院する人が次から次へと増えていき、

 MAX7人くらいが待合室に。

 そして、、、、一人、二人、三人、四人、五人、、、

 全然呼ばれねぇ!!!

僕の前に居た人はマッハで呼ばれ、それはまぁいい。でも僕より後に来た人が次から次へと。

何が恥ずかしいって、診察室の扉が開く度に、スマホをポケットに入れて立ち上がるそぶりをしてしまう自分が恥ずかしい。

 あ、まだなのね。

だがしかし、それもついに終わりを告げる。

 「クリスさん、、」

もちろんそんな風には呼ばれない。本名だ。ここでは明かさないが。仮にここでは、

 「ゲロ見川さん」とでもしようか。

する必要が全くないのでクリスにする。てかその後名前を呼ばれたりしなかったので、クリスにする必要もない。

担当医が複数居ると言うことは、当然のことながら、

 上下関係が存在する。

双子で、生まれたときから寝食を共にし、同じ高校同じ大学同じ歯医者で訓練を積んで、さらに性格も、近所のおばさんから「あそこんちのお子さんってホントソックリよね」と言われ、さらに同じ奥さんを貰い、同じ子供を授かり、同じタイミングでケツが痒くなり、同じタイミングでゲップをする、、、

 なんだかオカルトだわ。

ともかく、双子でもないし、出来たら「いい方の」先生のがいいな、と思っていたら、

 まんまと当たり。

※自分がそう思っただけで、実際はもう一人の先生は巨乳でブラウスの一番上から二つ目のボタンまではだけていて、マスクはせず、でも清潔感のある髪の毛と柔らかな表情の小顔で、言葉遣いにささやかなSッ気を交えつつも時折はにかんだよな笑顔もも見せる、、

 もうお金倍払うからこっちの先生にしてよ!

と言いたくなるような人であったら話は別だったかも知れないが、

 幸い一切の情報を得ることもなく診察開始。

てか、割とあっという間に治療も終了。神経抜くでもなく、麻酔をかけるでもなく、ちょっと削って、しばらく掃除して、被せて、かみ合わせを調整して終了。

 15分くらい?

次回もし来るなら前歯の汚れを取りましょう、くらい?

2000円弱のお金を払い、無事帰宅。てか、

 普通に歯医者に行っただけの話だから、そんなに期待されてもである。

クリスの日常なんてそんなもんなのだ。

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