FF14~その3~
どこから書いていこうか、何を書こうかというくらいやっている。が、しかし前も書いたけど既にリリースされて久しいタイトルでもあるわけで、逆に言えば何を書いても新鮮味はないのだけど、
今回久しぶりの経験をした。
FF14は、前も書いたけど基本お使いの繰り返しみたいなゲームだ。アレを取ってこい、アイツを倒してこい、そんなのの繰り返し。あとは平行して一時的なマッチングをしてパーティプレイでダンジョンをクリアしたり。
旧版では、その「一時的なマッチング」というのが無く、とにかく強敵を倒したいなら、自分で進んでパーティを募集し、例えばその中の構成が歪で「全員アタッカー」とかでも、「ヒーラー欲しいね、、、」とか言いつつがんばるしかなかった。その為の横の繋がりは太くなりやすかったとも言えるけど、ハードルが高かった点は否めない。
モンハンワールドでもそうだけど、今のトレンドは「気楽に同行して気楽に別れる」。挨拶すらしないことも少なくないし、文字通り「インスタント」なダンジョンプレイをヨシとしている。
なので、いわゆる往年のMMOのような「しがらみ」や「友情」は育ちにくいとも言える。特にフレが居なくても、適性メンバーを集めるのも容易だし、
※マッチングに10分以上掛かることもあるけど、他のことをしながらでも問題ない
依存して負担を掛けることもない。まぁ素行不良を繰り返してるとブラックリストに入れられたりするかも知れないけど、分別と知識と「操作スキル」のある大人は、そうそうそんな目にも合わないだろう。
ともかく、そんなゲーム性なので、キーボードとかは当分要らないだろうと思ってた。どうしてもなら電話しながらでもいいや、と。しかし、
レベルが30、35と高まり、「学者」にジョブチェンジ出来るようになって、状況は一変した。
ちなみに僕が最初に選んだ「巴術士」というクラスは、DPSと呼ばれる「攻撃職」に該当する。区分けは他に「タンク」「ヒーラー」があり、DPSは主に攻撃を専門にこなし、タンクは引きつけ、ヒーラーは文字通り回復をこなす。1パーティは4人で、
※進むと8人とかもあるみたいだけど
その内訳も、タンク1ヒーラー1DPS2と決まっている。これはインスタントダンジョンをプレイする際「否応なく」その構成になるようマッチングされるので、
当然のように多いDPSは「入れてくれるパーティがなかなかない」ので、かなり待たされたりする。
そしてヒーラーやタンクは、募集を掛ければ割と短時間でマッチングされ、ダンジョンスタートとなる。
ちなみにヒーラーが人気なのはわかるとして、タンクが人気なのはなぜかというと、個々のダンジョンに関する「知識と予習」が不可欠だから。タンクは一番最初に敵のターゲットを取りに行くため、パーティを先導する。つまり、マップを熟知している必要を迫られる。「勤勉でなければ勤まらない」のだ。
そう言う意味では、「勤勉でなくてもみんなから重宝されるヒーラー」はとても美味しいとも言えるのだが、、、
ではなぜみんながヒーラーをやらないかと言えば、それはつまり「ヒーラーが難しい」もしくは「難しいと思われている」から。
実際「FF11」の頃から、ずっっっっっっっっと、ヒーラーにはあこがれを持っていた。もちろん自分でサポートジョブとして白魔を育て、「回復出来る槍使い」みたいなキャラにしたことはある。でも、
自分で自分の命を管理するのと、他の人の分まで背負うのとは、全く意味が違う。
「重たい」のだ。ミスが全体に影響するし。
少なくとも若葉マークの初心者が手を染めるには、ハードルが高い印象が否めなかった。
しかし、
今回「学者」になったことで、、、つかこれにもワンエピソードある。実は僕は巴術士の上級ジョブとして、「召喚士」になるつもりで居た。と言うかそもそも巴術士は召喚士になるものだと決めつけてた。それしか知らなかったし、ほっとけばしっぽが短くなって足が生えてくるようなもんだと思ってた。
だがしかし、そんな上級職へのクエストが「召喚士」はメインストーリーをかなーーーーり進めないと出来ない一方で、「学者」は即完了した。
正確には召喚士にもすぐ成れるのだが、「召喚士になってメインで使うであろうスキル」を覚えるのが、つまりはストーリーにヒモ付けされてて、「それを覚えるまでカタワな召喚士を続ける」のが耐えられなかったのだ。
で、半ばシブシブ学者になったのだが、
まさか、「学者がヒーラー」だったとは。
てっきり幻術士が白魔導師になることが、ヒーラーの唯一の道だと思ってたし、もっと言えば、
DPSである巴術士も、実はかなりヒーラー職の強いクラスだと言うことが判明。
具体的に言えば、巴術士も召喚士も、回復魔法を覚えることが出来る。ただ、
それはあくまで自分用で、パーティには使えないと「思い込んでた」。
何のことはない巴術士は「DPSの皮を被ったヒーラーのタマゴ」だったのだ。
となれば話は早い。巴術士レベル35は、必要なクエを踏めば、「学者レベル35」にヒョイと転職出来る。また1から稼ぐ必要は無い。幻術士から白魔導師になるには、幻術士の1からやり直さなければならないし、
半ばそのつもりだったのだが、
※白魔に憧れてたので
「いきなり35」である。そりゃぁ愉快にもなる。
ただ、「愉快なだけじゃなかった」こともある。それはつまり、
ヒーラーは難しいから。
いや、今となっては全然難しくなかったのだが、大きなハードルとして、
・絶対にマクロを使いこなさなければならない
・マクロが正しく機能するかは、やってみないとわからない
・マクロの入力が結構大変
特に前二つが凄く大きなハードル。
ヒーラーはパーティの誰かを回復する際に、毎回カーソルを合わせて回復等というステップは踏まない。「マクロで1番目を回復」とか、「どこかで死んでる人を蘇生」とかが出来なければならないし、さらに、
リアルフレと足並みが揃わなければ、それを実際に試すため「一切ヒーラーとして経験がないままに、マルチプレイに飛び込まなければならないタイミングが絶対的に存在する」。
それが凄くキツい。
誰しもが最初はある。がしかし、リリースされて何年も経っているこのタイトルに置いて、
※理由は分からないが現状若葉マークが凄く増えてはいるものの
相手が初心者に優しい可能性は、普通に考えて減っていくはずだ。
「最初はみんな初心者」だが、「周りもみんな初心者」ではない。
でも、いきなり「僕今日がヒーラー初日なのでいろいろ教えて下さい」とは言えない。
パーティにヒーラーは一人しか居ないから。
もちろん上級者が過去ヒーラーを経験している可能性はある。だがしかし、「一切会話しなくてもゲームが出来るような、コミュニケーションなしがデフォルトになってるようなゲーム性」である。つっこんだ話はよほどハートが強くなければ切り出せないだろう。
なので、とにかく「一戦で一気に成長する」しかないと思った。
自分の中である程度戦術をイメージしてホットバー(簡単にコマンドが入力できるショートカット。やり方次第で相当数登録出来るが、基本は目の前の16個)に、拙い知識で作ったマクロを入れていく。
そして戦ってみる。
・・・まさかそのマクロが間違ってるとは思わないじゃん?具体的には「/ta<2>」の「a」と「<」の間のスペースが半角じゃなきゃダメとか「<」みたいに全角じゃダメとかわからないじゃん。
泣きそうになりながらHPが減ってるキャラ、つまりタンクの隣に走って行って、彼をターゲットし、回復魔法を連打する。
当たり前だが、タンクは敵の真横で敵の攻撃に「晒されるための仕事」をする。その真横とは、つまり「ほぼ晒される場所」なわけで、彼にしてみれば、
「よそでやってくれよ!」
って感じだっただろう。ともかく、それで僕が学んだこと。
書式は「パッと見スペースが見えなくても、よく見れば入ってたりする。それを見逃しちゃダメ!」
そして2戦目、1戦目とは比べものにならない安定感で回復が出来たが、それでも「最寄りのプレイヤーキャラ」にターゲットして回復していたに過ぎない。タンクっぽい人の名前を覚え、その人をとにかく殺さないように常にその人にターゲットを入れておく。
宝箱を開けるときにタゲが外れるので、それを戻すのが結構辛かった。
あと、タンク以外の人、例えば自分を回復して、即またタンクの人に戻すのも大変だった。
そして思った。
マクロをガッツリやるには、キーボードが不可欠だ、と。
こういう時、僕のフットワークは凄く軽い。自分でも驚くが、日頃「雨戸を閉めるために外に出る」のすら億劫な人間である。普通に仕事してるので引きこもりではないが、
3日間一切外に出なくても生きていけるような人間ではある。
まぁ誘われて断るってこともないのだが。てか誘われたりもしないのだが?
ともかく、寝室を探しまくってキーボードが見つからず、戻ってきたらPS4から20cmくらいのところにあってビックリしつつ接続。
ハイ認識しない。
電源が入った状態では認識しないという話を見かけたのでそれもチェック。さらに他のキーボードがないか探したら、
まさかのPS2接続!
ちなみに「PS2接続」とは、プレイステーション2接続という意味ではない。USBではない丸い端子のことをそう言うのだ。つまり古いのだ。
「買うしかない!」
ジョーシンに電話「PS4で使える一番安いキーボードはいくらですか?」「調べてきます・・・950円です」「安っ!じゃあ無線だといくらですか?」「調べてきます・・・在庫ないです」「950円の買いに来ますので取っといて下さい」「お色は?」「黒で」。
一切ボケなく書いてしまったが、ノンフィクションなんてもんは、
そもそもクソつまんねぇもんだ。
即着替えてジョーシンへ。ちなみに、もしPS4で認識しなかったら返金OK?の確認も取っている。そう言うところは卒がないが、それ以上に「使えなかったら普通にショックである。
帰宅後すぐさま認識を確認。「無事書き込める!」ホッとしつつ一気にマクロを書いていく。そして3戦目」
リスト2番目の人をターゲット。彼にロックオン。彼の方を向く。
/ta <2>
/lo
/ft
パーティは4人なので、それを4人分作って、その状態でフィジクという回復魔法を使う。これで少なくとも苦労してキャラに近づく必要は無くなった。がしかし、ロックオンまでする必要はないかも?
次の戦いではロックオンを外し、さらに
/ta <2>
/action フィジク <2>
これで上から2番目の人にターゲットし、回復魔法がすぐに使えるようになった。ターゲットしなくても2行目だけで回復は出来るが、一旦ターゲットしておくと追っかけで別の、例えばバリアだとかエスナだとかがしやすいので、僕の回復マクロは全員「タゲしてフィジク」にしている。
わずか4戦ほどで、僕のヒーラースキルは劇的に向上した。
結果、「MIP:モーストいやらしいプレイヤー」として、何人かから評価して貰えたりもした。これはDPSをやってたらなっかなか貰えないありがたいポイントなのだ。
そして5戦目。これまでは回復だけに集中してたけど、やっぱ手隙時は攻撃にも参加すべきか。ホットバーの内容を書き換え、一番オーソドックスなルインという攻撃魔法だけでも、パーティ戦時でスッと使えるようにした。
・・・
「RPG」とは、正確な意味では「役割を演じるゲーム」という意味だが、世間一般の認識では「成長する要素があるゲーム」をそう呼称していると思う。てか少なくとも以前はそうだった。今は違うかもだけど。経験値を溜め、レベルを上げ、強くなる。それを楽しむゲーム。楽しいのはレベルが上がった時、あと「この先凄く強くなるのが見えたとき」。
僕はこの5戦。わずか5戦で、「著しくヒーラーとして強くなったことを実感出来た」。
それが楽しくないわけがないのだ。毎回試行錯誤しつつ改良し、それが実感出来るのが楽しくないわけがない。
FF14の他にもマクロがあるゲームはあるだろう。旧版にもあったし、たぶん11にもあったような気がする。その当時はろくに使いこなせなかったけど。
でも、実際に自分が使いこなせてると感じるマクロは、今のところFF14だけ。つまり、「マクロの面白さ」を楽しめているのは「これだけ」なのだ。それは新鮮で、魅力的な面白さ。ハードルが高かった分、
※つまり僕が成長する過程では、パーティに少なからず迷惑を掛けてたわけだし
喜びもひとしお。そして同時に、
死者蘇生が出来なくて凄くスゴーーーーーク悔しかった。
それも今日友人Tに協力してもらって、、、てかネットで調べて貰って、無事出来るようになった。ちなみにマクロは、
/micon リザレク アイコンの見た目をリザレクにする
/merror off 死んでない人に掛けた時表示されるエラーを非表示にする
/ac 迅速魔 <wait.1> 「次の魔法」をノーウェイトで掛ける迅速魔を掛け、1秒待つ
/ac リザレク <t> ターゲットしてる人にリザレク※最後の方がいい?もしくは<t>無しのがいいかも
/ac リザレク <2> リスト2番目の人にリザレク
/ac リザレク <3> 同3
/ac リザレク <4> 同4
/ac リザレク <5> 同5※8人パーティ時に有効になるので今から書いておく
/ac リザレク <6> 同6
/ac リザレク <7> 同7
/ac リザレク <8> 同8
今度は実際に友人Tに付き合って貰ってテスト成功も確認。さらにホットバーの中身も「ソロ用」「パーティ用」で区分け、凄くしっくりしてきた。
それがかなり楽しいのだ。
まぁつっても★★★くらいだけどね。あとキーボードでの会話は、ほぼやってないけどね。
PS.KCさんや長男に、僕がわかりにくかったことをアドバイス。スキルの中には「レベル26でバイオがバイオラに変化」みたいなのがあるかも知れないけど、それは「バイオ」をセットしておけば、「ダンジョンのレベルシンクでレベル25以下ならバイオ、26以上ならバイオラになってくれる」と言う意味。逆に言えば常に自分のレベルと同じダンジョンにしか行かないならバイオラをセットしても構わなし、そうした上位下位のないスキルを両方使いたい場合は、両方セットしないとダメってことになる。かなりわかりづらかったので書いてみた。
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コメント
クリスさん、皆さん、こんばんは、そしておやすみなさい(笑)
踏み込むかはともかく、記事を読んでから、Amazonでエレコム製の899円キーボードを注文。
本日届いていたので、ダンジョン開始時にコメ挨拶しながらモーションで┏○ペコッするマクロと何回か勝手にスプリント繰り返すマクロを作成。
カッパーベル銅山までクリアしました*\(^o^)/*
タンクやヒーラーはすげぇ難しそう( ̄▽ ̄;)
投稿: KC | 2019年4月13日 (土) 01時12分
どもですKCさん、エクスヴィアスと二足わらじなので、あとブログも書かなきゃいけないので<書かないと殺されちゃう!FF14の進行速度も滞りがちになりますが、やる時はガッツリなので、今のところはまだ僕の方が進んでる感じ。ただ、FF15の時もそうだったように、
結果KCさんに追い抜かれる可能性、低からず。
まぁそれはそれとして、
スプリント連続はウェイトを利用してるのかな。お辞儀は、FF11の頃ですが、「クリスはお辞儀をするフリをした」とか、「クリスは心の中でお辞儀をした」とか、モーションに全く絡まないボケをよく書いてましたね(笑。一見悪くないと思えますが、難点は「同じ人と遊んだとき」あ、また言ってるよ、って思われるのが心苦しいとこですね。
あと、これはマルチプレイ系のゲームによく言える話ですが、ポーズが出来ないから電話とか誘いがあっても、すぐ対応出来ないことがあることですね。インスタントダンジョンなら大抵の場合は20分、30分でカタが付きますが、しばらく誰かと一緒だと声かけづらかったりしますからね。
ちなみに僕の友人Tはタンクなので、ヒーラーの僕と2人で募集を掛けると、
一瞬でマッチングします(笑。
「自分が必要とされている感」は、エクスヴィアスでフレに使って貰った時にも感じることが出来る「とても強い満足感」なので、大変かも知れませんが、
※動画とかサイトで徹底的に予習しなきゃイケナイので
タンクに踏み込むのも、意外と悪くないかも知れませんよ。DPSの気楽さは、ニーズの薄さでもありますし、
ヒーラーやタンクを上手く回せると、プレイ自体の楽しさもワンランク上がるように思いますしね。
モンハンワールドで感じたことですが、「自分が寄生してる側」だと認識しちゃうと、急に萎えちゃったりしますから。
ちなみにダンジョンに関してわかりづらいことをひとつ。
途中で宝箱が出ることがあるのですが、この宝箱には2種類あります。1つは近づいて○ボタンでロットする「装備品が入ってる物」。そしてもう一つは「最初の人しか開けられない薬などの消耗品が入ってる物」。後者は誰か一人が開ければ、「パーティの誰かか、もしくは全員」が手に入るので、「あれ?開けようとしたのに開けられないぞ?なんで??」と言うときがもしあったら、
それは開ける必要がない宝箱だった
とお考え下さい。
まぁ一度一緒にガッツリやんないと、「わからないことがわからない」ですね。今日土曜だし、電話しちゃおかな(笑。もうこんな時間だけど!
投稿: クリス | 2019年4月13日 (土) 23時36分