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2019年5月23日 (木)

オーシャンズ8

一作目の「11」が、どうも肌に合わないと言うか、しゃらくさいというか、これで主演のジョージ・クルーニーが嫌いになったというか、監督のせいだったとも思いつつ。

その後シリーズ作品として人気も出たのだけど、「スタイリッシュな盗みの映画」という非常に僕好みのカテゴリーであるにも関わらず、距離を置いてた。

 スタイリッシュなんだけど、ウザい。

そんな印象のシリーズだった。たぶん自分がこのシリーズを見ることはないだろうなぁと。

しかし、そんな折り映画館で続編のトレーラーを見る「オーシャンズ8」。どうやらジョージ・クルーニーの妹として、サンドラ・ブロックが主演し、

 僕の大好きなアン・ハサウェイも出ると言う。
※他は誰一人知らず。二人目のクレジットであるケイト・ブランシェットも、数作見た映画はあったけど役とは直結せず

かなり興味をそそられ、でも映画館には行かず、レンタルが開始され、でも手に取るまでは行かず。

 そしてついにネットフリックスに。

それでもなんだろ、これまで築いた「負の印象」がなかなか拭えなかったのだけど、

 今日、あまりにもブログのネタが欲しかったので見ることにした。

結果、、、

 クリス評価★☆。

うーん、、、正直5点くらいは期待していたのだけど、

 前半がタルかった。

特に序盤、スマートに盗みを働く主人公デニー(サンドラ・ブロック)、、、のハズだったが、ぶっちゃけ、

 そんな上手く行くわけねぇだろ。

ウィル・スミスの「フォーカス」とは次元が違う「美しさに欠ける」盗み。テンポよくスタイリッシュに見せるために、肝心の説得力を持たせ損ねた、

 見苦しい映像。

悪い意味の溜息が出て、このまま見るのを止めてしまおうかと言うところで、

 アン登場。

相変わらずのステキさで、「見て良かった」と思ってしまう。

アン・ハサウェイは、言うまでもなくスタイルが凄くイイ。肌も綺麗で、胸も綺麗。ガタイのデカさも、女優としての存在感が出て、演技もたぶん悪くないと思う。でも、彼女の魅力は、

 その表情にあると思う。

一言で言えばキュートなんだよね。美人顔美人スタイルなのに、表情はカワイイ。もしかしたらトレードマークである黒髪が日本人の僕に訴求してる面もあるかも知れないけど、見ていて思うのは、

 やっぱアンはかわいいなぁと言うこと。

実際役柄的にもメチャ美味しい役で、

 アンが居なかったら、評価は0点だったかも。

そのくらい魅力的だった。

ストーリーとしては、(ややネタバレになるけど)ワイルドスピードみたいなハッピーエンド。最後変なひねりもなく、素直に、ある意味面白みもなく終わる。でもやっぱり終盤の畳みかけは心地よく、

 この映画のキモでもあるから、当然なのかも知れないと思いつつも、、、

 悪くなかった。

素直に「面白かった」と言えないのは、「イイ意味での裏切り」が一切無かったから。「まぁそうですわなぁ」の繰り返し。「悪い裏切りがない点」は、マイナスの評価にはならないけど、プラスにもならないんだよね。

 面白かったと素直に言えるほど面白くなかった。前半のストレスで結構帳消しにされちゃった感じ。

映画の好みってのは人それぞれだから、僕がこう書いたからって「オレは面白かったよ!?」という人が居て不思議はない。だから僕は僕で自分の価値観と好みに沿って映画をジャッジする。

 まぁ過去作よりは良かったかな。

てか監督のゲイリー・ロスも「11」のスティーブン・ソダーバーグ同様そう好みの作品を撮ってる人じゃなかったな。

続けてネットフリックス映画の「セレニティ」を見ようか思案中。これにもアンが出てるから。

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