サイレンス 闇のハンターほか
ネットフリックスの洋画。主演はトランスフォーマーでメガネにハゲの兵器会社?の社長だった人。ヒロインは見たことない人。
地底探索中に、未知の空洞を発見。壁を破壊して中を覗いたら、
中から大量のコウモリっぽいバケモノが。
こいつらは、音に反応して襲いかかってくると言う。見た目は「チェストバスターに羽根が生えた」感じ。それで9割説明OK。
何か知らないが、「アメリカ全土」を覆い尽くすほど居たらしく、
一体どれだけの広さの空洞だったのか
とも思うが、その辺はまぁとやかく言わない。
見る前から「どのみち最後は適当なんだろうな」と覚悟してみていて、
実際そうだったので、さほどショックはない。
もう見始めた直後から、「海外ドラマの手法」が手に取るように流れてきて、とにかく、
・キャッチーな掴み
・それなりにメジャーな俳優
・そこそこのVFX
・雰囲気作り重視
面白ければ続きを作る。でも物語の最後までは「考えなくて良い」。そんな感じ。実際(ネタバレだけど全く面白く無いので書いてしまう)、
ヒロインである娘は耳が聞こえないので、手話での会話がこの家族の強さ、、、てかその一点突破
あとはそこに、
・犬が吠えるから犠牲にする
・車はうるさいから徒歩にする
・襲ってくるのは人間も
・狂信者が「わけもわからず」娘を拉致
みたいな?何つか音だけに反応するなら、他にやりようはいくらでもありそうなもんだけど、
→大きな音が出る機械の上に、煮えたぎるマグマの器を用意するとか。みんな突っ込んできて死ぬだろ。マグマの器じゃなくても、高圧電線とかでもいいわ。飛んできてもそこで焼かれてくれるでしょ。
そもそもどんな遠くにいても飛んでくると言う設定でやってるのが、ちょっと滑稽。
最後「寒いところは安全」という、半ば夢オチレベルの逃げ道で一応のハッピーエンドを迎えるのだけど、
アメリカ縦断を徒歩でやったの?
みたいな。一切のキャンプシーンもなく?食料を持ち歩いてるでもなく?着替えもお風呂も移動中はそうそう出来ないよね?
まぁそれがネットフリックス、それが海外ドラマクオリティ。
韓流にも、そして日本のアニメや特撮にもお約束があるように、あちらにもあちらのお約束がある。だからそれをとやかく言っちゃダメだし、
それを踏まえて楽しめればそれでいい。
クリーチャーのデザインと、CGの完成度は高く、安っぽさは全く無かった。でも、対象がアメリカ全土となると、「ひとりひとりの死に様」をクローズアップしない。クリーチャー系の映画というのは、「そこ」が非常に重要で、そこの作り込みこそがもっともドラマティックになるはずなのに、
死ぬところを作るのが大変だったんだろうな、と。
設定とか映像レベルは及第点でも、演出と結末、展開が杜撰で、見ていて面白みが極めて薄い。
クリス評価は★ってところかな。
もっと閉じた世界でひとりひとりの個性を打ち出しつつ、島から脱出、とか宇宙船から、とか、刑務所から、みたいにした方が、もっと緊張感もあって楽しめたと思った。ありきたりではあるけど。まぁ島から出るには「音のしない船」を用意出来ないから無理だとしても、
バケモノ達を全滅させるって選択肢もあっただろうに。
つかさっきも書いたけどどんな洞窟だよって話だよな。いくらなんでも多すぎる。何億匹レベル。早送りしたくならなかっただけよかったのか?
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ネットフリックスの今期春アニメは、最終的に
・ワンパンマン2ndシーズン 今期ナンバー1!面白い!
・なんでここに先生が!? 何度も見てしまう。エロさはないが、先生がカワイイ!
・川柳少女 こちらもヒロインがとてもカワイイ。男の子もイイ!
・賢者の孫 「異世界はスマートフォンとともに」と同じ展開。嫌いじゃないけど、嫌なヤツが居るのが気に入らない。惜しい。
・真夜中のオカルト公務員 キャラは変だけど話はまぁまぁ面白い。でもちょっと飽き気味。
・ぼくたちは勉強ができない どんどんキャラが増えて、「え?こんななの?」って思った
それぞれが何曜日に更新されるかわかってないので、毎回チェックしなきゃいけないのだけど、ネットフリックスは、
「今のもう一回見たい」と言う人にスゲェ冷たい仕様になっている。
一度見たらもう見ないのが前提になってるかのように、
リストのどうでもいいところに埋もれる。
せめて順番に古い方へ回るとかならまだ探しやすいのに、全部探すか、
非常に反応の悪い検索窓を使うか。
まぁ見るけど。
今期ワーストはウルトラマンかな~。「良さそうに見えてその実ガッカリ」って意味では、ホント最低レベルだったわ。
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