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2019年6月14日 (金)

ザ・シェフ・ショー

ネットフリックスオリジナルのノンフィクション系バラエティ。1話30分で、一気に10話くらいがアップされた。

ぶっちゃけ、ネットフリックスの料理系番組は、正直さほど面白くない。字幕だし、交えるジョークもイマイチピンと来ないから。でも、

 ジョン・ファブローがやるとなったら話は別だ。

ジョンは、アイアンマンの監督としてあまりに有名だが、「シェフ」という料理の映画も撮っている。有名店のシェフが、オーナーとの方向性の違いで職を追われ、キッチントラック一台で、また料理人としての楽しさやプライドを、息子と共に取り戻す話。

 マイナスの溜めが序盤にあるものの、中盤以降の展開が素晴らしく気持ちよく、特に息子とのコミュニケーションの「温度」が素晴らしい。

見ていて癒されると言うか、正直、

 ハリウッド映画で、父親と息子が仲が良いと言うのは極めて稀なケース。

だからこそ楽しい。だからこそ何度も見てしまう。

脇役もいいし、実際に作っている料理もすこぶる旨そう。てか、

 ヨダレが出るレベル。

番組は、そんなジョンと、そのシェフで料理指導をした(と思われる)ロイが、結構ハイペースで次から次へと料理を作っていく。

ゲストが居る回もあるが、居ない回もある。てか、

 1話のゲストが、グウィネス・パルトロー、もうズルい。ズル過ぎる。

彼女の名前はピンと来なくても、「アイアンマンのペッパー」と聞けば、すぐさまキュートなキャラクターが思い浮かぶ人も多いはず。

 僕的には「スカイキャプテンワールドオブトゥモロー」の彼女が最高に大好きだけど。

ともかく、ジョン×パルトローとなれば、

 中身が空っぽだったとしても、見ざるを得ない。

てか、実際あんま料理より彼女の笑顔ばっか見ちゃったけど。

別の回では、ロバートダウニーJr.と、ホームカミング版スパイディのトム・ホランドが出てきたり、、、てか、ロバートダウニーJr.は本気でカッコイイな。最初の印象はそこまでイケメンって感じじゃなかったけど、

 大金持ちの風格というか、「ハリウッド俳優らしさ」が凄く出てた。ヘアスタイルもスーツも、もちろんトークも。

 さすがジョン・ファブロー、世界一豪華ゲストの料理番組。

実際作る料理も結構イイ感じで、まぁ好みはあるから、「パセリとセロリは勘弁してくれー」とか、「その調味料は一切味の想像が出来ねぇ!」とかはある。でも、なんだろ、

 やっぱファブロー監督がイイ感じなんだよな。

また「シェフ」を見たいなって思うくらい。

まだ3話くらいしか見てないし、例えば「孤独のグルメ」ほどは楽しめたりもしないけど、作った料理をより美味しく食べて貰いたい、より美味しく食べたいってスタンスは、見ていて凄く共感できる。例えば、パスタなんかは、「すぐ食べないと!」ってことで、キッチンで即そのまま食べ出したりしてたし、「シュリンプトースト」のエビは食べなくていい、トーストが主役だから、みたいなのも、

 いいね!って思う。

・・・

短いから少し余談。

ジョン・ファブローの監督作品は、ウィキペを見る限り9本ほどあるのだけど、
※現在までに公開されてると思われる映画
そのうち、7本見ていて、7本が7本ともかなり好きという「僕との相性」がとてもいい監督。

特に、みんなが見ていないであろう「エルフ~サンタの国からやってきた」や、上記の「シェフ三つ星フードトラック始めました」は、全編最高とは言わないまでも、

 好きなシーンを何度も何度も繰り返し見てしまうほど好き。

アイアンマンの俳優としてのキャラクターも良かったし、カウボーイ&エイリアンのダニエル・クレイグの撮り方も凄くカッコ良かった。一回見ただけで二回目は飽きちゃったけど、ジャングルブックも思ってた以上に楽しかったし、ザスーラは、旧ジュマンジや新ジュマンジと比べても、全然面白かったと思う。

逆に見てないのは2作。2001年の「Made」という映画と、2017年の「宇宙探査艦オーヴィル」。前者はレンタルすら無さそうだけど、後者は、、、てかよく見たら映画じゃなくてテレビで、さらにファブロー監督は1話のみだったわ。ちなみに残念ながらネットフリックスには無かった。

新作は8/9公開予定のライオンキング。ジャングルブックが面白かったからと言って、こっちも面白いとは限らないのだけど、

 ファブロー監督の打率を考えると、遅かれ早かれ見なければならないな、

とは思う。まぁまずは、「ザ・シェフ・ショー」を最後まで見るかな。てか、ハムを何かいろんなもんが入ったエキスに漬けて焼くじゃん?アレマジで食べて見たいわ。

 ま、案外口に合わないかも知れないけどさ。

追記

ロバート・ロドリゲスの回が相当面白かった!ちなみにロバート・ロドリゲスは、デスペラードの監督。イメージではもっと腑抜けた顔だと思ったけど、普通にかっこよかった。

ピザを次から次へと焼いて食っていく。テンポもいいし、「男の料理」な感じのアバウトさも心地よい。〆にドクロの型抜きされたチョコレートが出てきたのもなんだからしくて良かった。

後半のフードトラック関係のシーンも相当面白かった。てか、評価書いてなかったけど、

 ★★★くらい楽しんでる。

掘り出し物だったな。

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