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2019年7月 9日 (火)

アニメの話~その2~

一昨日に引き続きアニメの話を少々。てか、続けて書いたけど、ネタ不足だし、そこそこ長くなったので、分けつつ追記した。てか追記のが長くなったけど。

●秒速5センチメートル

天気の子が公開されるので、おもむろに山崎まさよしの歌を聞き返す程度のつもりで視聴開始。てか「ほしのこえ」とか、「雲のむこう約束の場所」をまだ見てないので、そっち見た方がいいのかもだけど。

基本ハッピーエンドが好きなので、この終わりはやっぱ好きじゃない。好きじゃないと思いつつも、

 現実はこうだろうな、と思う自分も居る。

リアルであることが必ずしも物語、フィクションとして印象を良くするわけじゃない。好みであったり、性別であったり、経験であったりが大きく作用して、その作品の評価、印象に繋がる。

 男子受けが良く、女子受けが悪いと言うのも、強く納得してしまう。

果たして面白かったのかと問われたら、正直わからない。でも、見返してみて自分が思うのは、

 11時過ぎに着いた電車を、待合室で待ってた明里にグッと来る。

それが明かなファンタジーであること、現実には存在しない女子であることを百も承知で、その「つたなく、ほのかではあるけど、確実に存在する恋心」にキュンキュンしてしまうのだ。

同窓会の友達といろんなことを話してたけど、やっぱり女子は「現実的」で男子は「幻想的」。女子は上書き保存で、男子は別名保存だなぁと、この作品を見て再認識してしまった感じだったな。今見ても★★★くらいよかったけど。

天気の子は果たしてどうなのか。

ただ言えることは、君の名はの結末は、たとえファンタジーだろうと妄想だろうと、ハッピーエンドにしなければ、あそこまで売れなかっただろうなってこと。男性と女性、どちらがより多く通ったかは知らないけど、

 ハッピーエンドの方が総じてウケがいいのは間違いないって思うな。

・・・

ふと思い立って、天気の子のサントラが発売されてないかアマゾンをチェックしたら、

 7/19発売予定。ただいま絶賛予約受付中。

とのことだったので、勢いでオーダー。3240円は安くはないけど、僕の勘が正しければ、

 たぶん売り切れる。

でもって、今回も前回に優るとも劣らないくらい相当(音楽も)イイ。

出来たら映画に行く前にそれなりに聞き込んでから行った方が、接触時の印象を向上させられるかなぁと思ってたけど、、、

 とりあえず「7/18着予定」となっていたので、

前日に届いてくれたら、、て感じ。期待過剰かも知れないけどね~。

●プロメア応援上映

正しくは「応炎上映」。全国6つの映画館で実施されている、

 合いの手OKの特殊上映形態。

僕ではなく、僕が勧めた友人nori君が、

 たまたま行った先でそれを知り、その衝撃を目の当たりにしてしまったと言う悲劇。

一言で言えば、「門外漢お断り」「一見さんお断り」「初見お断り」。

 「内側」の女子向け上映。

名前やワザを叫んだり、かわいいだとかかっこいいだとか、サイリウム振り振り「ファン同士で盛り上がる」もの。

歴史は浅く、アナ雪の時にみんなで歌うことで、一体感とか盛り上がりを演出し、「普通は一回しか見ない映画に何度も足繁く通って貰う」映画館側の策略、、、なのだけど、

 何度も言うけど「内側」に居る人は普通に楽しい。

問題は、それを知らずに行ってしまう人が居ること。

野郎二人で行ったらしいが、あまりの毒気に気圧されて、あとウルサイ分だけ台詞も聞き逃したりして、100%では楽しめなかったという。

何とも、、、しょうがないけど申し訳なく思ったり。開始直後に僕が見に行っていればこんなこともなかっただろうに。

でも、、、

さしてメジャーとも言えない、オタ向けの監督作品で、話題作でも続編でもないアニメが、公開から1ヶ月以上経って、

 250席の内、上から8割が全て女子で空席無く埋め尽くされる

と言うのは、相当なもんだなぁと思った。「ワタシ7回目。でももう一回見たい!」とか、

 AKBのCDを何枚も買うのとあんま変わらない気がした。

「映画なんて、せいぜい2回見れば十分」などと言うのは、古い人間の理屈であって、別に面白ければ何回見に来たってイイ。何十回見たって、そのコストに見合う楽しさ、満足感、充実感が得られるなら、

 それは娯楽として必要十分に成立してる。むしろ、

 かなり羨ましい。

自分には7回も行きたいと思った映画はない。そもそも2回以上見た映画ですら、

 カリオストロの城と、たまたまその同時上映だったのび太の恐竜くらいだ。
 ※カリオストロは3回くらい見てるけど

7回ってのは、もはや映画としてではなく、価値観を共有出来るたくさんの「見ず知らずの友人」たちと、同じ時間、同じ空気を楽しむ別の娯楽という気がする。中にはコスプレをしてきてた人も居たとか。
※念のためエロいのではない。クレイのコスプレ。

笑うポイントも違うし、盛り上がるツボも違う。お金を出して見に行ってるのだから、こちら側だって100%で楽しむ権利があると思うし、事前にネットから「応援上映」であることを確認出来なかった不手際は感じるものの、

 なんだろ、どこかnori君には悪いけど、そっちの空気にも触れてみたい気がしたり。

まぁ僕が単に女の子が好きなだけかも知れないけど!

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今ネットフリックスをチェックしたら、「ほしのこえ」は見つからなかったけど、「雲のむこう約束の場所」は見つかった。

 バッドエンドかも知れない覚悟をしつつ、、、

今から見ようと思う。ハッピーエンドだったらいいな~、、、。

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