« FFBEエクスヴィアス~その523~ | トップページ | ゼリーを作る~その2~ »

2019年7月 3日 (水)

スカイライン-奪還-ほか

●スカイライン-奪還-

「-征服-」の続編。前回のネタバレを言ってしまっていいのか迷うけど、それ言わないと話が全然進まないので言ってしまう。

全作は、宇宙からエイリアンが攻めてきて、ヤツらの青い光を見たら、操り人形のように屋外に出てしまう。それを宇宙船が吸い上げ、脳だけを抜き取り、洗脳して兵士たちに埋め込んでいた。

前作の主人公とヒロインも終盤で吸い上げられてしまうが、主人公は、

 「何か特別なきっかけがあったかあんまよく覚えてないのだけど」

 洗脳を逃れ、恋人を救うために宇宙船の中で一暴れ、、、と言うエンディングロールだった。

続編作る気満々とも思えたけど、約7年も間が空くとは思いもよらず。制作1000万ドルに対して興収6600万ドルだったから、大いに黒字で、優良IPって感じだと思ったけど、なぜか監督も替わって、当然エイリアンになってしまった主人公も別の人間に代わった。

本作のあらすじは、

序盤前作とは全く関係ないところからはじまる。あまり仲が良くない父子が、電車に乗ってていきなり激しい衝撃が走り、地表に出ようとしたらエイリアンが人間を吸い取ってる最中。逃げようとするも、結局掴まって宇宙船の中へ。そこでも当然逃亡を試みるが、その最中、前作のヒロインが破水しているのを見つけ、赤ちゃんを取り上げることに。なんだか良くわからないけど、凄く成長が早くなったらしい。

えらく雑なあらすじだけど、まぁそんな感じ。

前作も、エイリアンの造形やら宇宙船のデザインやらが「B級とは言えないくらい丁寧」で、さらに日中での戦いがメインだったことが特に好印象だったのだけど、

 今回もなかなか良かった。

もちろん様々なご都合主義はあるし、これを見てみんなスッキリ大満足するかと言われたら、答えはたぶんNOだけど、

 前作を知ってる人間が、「とんでもなく面白いSF映画じゃなくてもいい」くらいの気持ちで、気軽に見る分には、十分対価に見合う内容だった。

ヒロインもなかなかかわいく、タンクトップから見える谷間もイイ感じにエロい。主人公は正直さほどイケメンでもなく、ヒロインと恋仲になったりもしなかったけど、見てる人が飽きないように、「商品として売れるように」、割とがんばって調整して、結果、まぁいいんじゃないの?と言う着地に落ち着いた、みたいな内容だった。

 途中何回か「格闘シーン」があるのだけど、あれは正直どうなの?とは思った。

何つか、、、いらなくね?みたいな。まぁメリハリを作る為なのだろうけども。

主人公の声優が「どっかで聞いたことがある。それも相当好きな声として、、、」と終始悶々としていたのだけど、最終的に調べるまでわからず、調べた結果、、、

 マシュー・マコノヒー=インターステラーの主人公の声だった。

うーんかっこいい。惚れるわ。

前作の昼間の戦いにも言えるけど、このシリーズのいいところは、いろいろわかりやすくて、出し惜しみしないところ。ある意味トランスフォーマーみたいとも言える。

「青い光」は悪いヤツ「赤い光」は味方ってのも、とんでもなくわかりやすいし、あんな見た目でも、すぐに味方と判断する流れもめんどくさくなくていい。どうみても使いやすそうには見えないエイリアンの武器を、さも強そうに扱うのも、「らしくていい」し、赤ちゃんもまんまとカワイイ。

 フツーだけど、それは悪い意味の普通じゃなく、いい意味で普通。

クリス評価は★★☆とさほどでもないけど、見て損したってことは全然なかったな。

強いて言えば、ヒロインとキスシーンが欲しかったってこと。それだけだな。

●スカイスクレイパー

スカイラインの前に見たDVD。ドウェイン・ジョンソン主演のアクション映画っぽかったので借りてきたけど、

 さほどでもなかった。

お金は凄く掛かってる感じがするし、
※超超高層ビルでの火災脱出モノ
それなりに面白かったには面白かったのだけど、

 あまりにもダイハード×タワーリングインフェルノ×ミッションインポッシブルゴーストプロトコルっぽすぎ。

どのシーンにも既視感がつきまとうというか、

 むしろ、ドウェインらしさが希薄になってるのが不満だった。

言ってもプロレスラーの体と動きが出来る人なのに、なんだろ、力強さが余り感じられず、「カリフォルニアダウン」の時のが、見ていて安心感があったというか、面白かったというか。

舞台となる220階建ての超高層ビル「パール」は、デザインも機能性もとても素晴らしく、タイトルの「スカイスクレイパー:摩天楼」と言う意味に相応しい舞台だった。

キャストも、ドウェイン以外にも何人か見覚えがある人が居たし、とにかく撮れ高の高い映像が凄く多かったから、見て損したってことはないのだけど、、、

 もっと力強い彼を、「彼だからこそ」な使い方で見せて欲しかった。

ってのが凄く強い後味かな。これではブルース・ウィリスやチャニング・テイタムがやっても何にも変わらないだろって思ったわ。

 らしくない。

クリス評価は★☆。派手さはいいけど、何かイマイチだった。

●いぬやしき

木梨主演の実写版。

 開始1分で、ディスられるセリフ見て、嫌になっちゃって止めた。

アニメ版もそうやってスタートしてたんだから、当然予想された事態だったのだけど、それでもマイナスの溜めはやっぱり嫌い。特に露骨なのは、

 反吐が出るほど嫌い。

せっかく借りたけど、見ずに返すかもな~。

|

« FFBEエクスヴィアス~その523~ | トップページ | ゼリーを作る~その2~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« FFBEエクスヴィアス~その523~ | トップページ | ゼリーを作る~その2~ »