最速の称号、スキンウォーズ、ガラスマイスターの話
ネットフリックスの海外番組を三つ。最後まで見たわけじゃないけど。
●最速の称号
最速と言っても、実は最速じゃない。最近のチューン無しハイパーカー1台と、ガチガチにチューンした古い車3台がゼロヨンやって、一位を決め、最後にグランドチャンピオン大会って感じ?
1話こそ、フォードGTに見た目オンボロの車が勝ったけど、2話はあっさりとランボルギーニウラカンの勝利。
アメリカ人らしく、始まる前に派手なビッグマウスを爆発させた結果がコレかよ、と。
「ウラカンの勝利は無いね」とか。恥ずかしい結果だわ。相手の力量を全く計れてないかっこ悪いヤツだわ。
オールドガー側はある意味ガチでやってるのかもと思いつつ、ハイパーカー側は「手を抜いて下さい」と言われてるような気しかしない。このまま8週繰り返して最後に何台のオールドカーが残るのか。そもそも、
「最速」を謳うなら、どんなチューンドスーパーカーだっていいんじゃないの?
でなければ、最初から「実売価格100万円以下」とか、「年式20年前以上」とかの条件を付けないと、滑稽なだけで何にも面白く無い。2戦目の結果を見ると、1戦目はフォードが手を抜いただけかよ、って思ってしまうもの。
ただ、
逆に最後の週(グランドチャンピオン大会)だけ見るのは有りかも。どんな車が勝ち上がってくるにせよ、「ここだけはガチで勝ちに行く」気がするもんな。
とりあえず2話見た評価は★☆。
●スキンウォーズ
2ndシーズンまで続いているので、そこそこ人気はあるんだろうなぁと。
主に女性の体にいろんな絵を描く「ボディペインティング」のテレビチャンピオンみたいな番組。
1話の尺が結構長く、前半で1位の人には後半でちょっとしたメリットが与えられ、
※時間が伸びたり、場所を選べたり
後半再開の人が脱落して翌週へ。最終的に残った人がチャンピオンで賞金10万ドル?
ちなみに2ndは賞金が1万ドルに激減してた気もするけど、まぁ気にしない。僕が貰うわけじゃないし。
ポイントは何より、
ほとんど裸の女性に絵を描く
ということ。全年齢なので乳首も股間も見えては居ないけど、
※大きなニプレスとTバックショーツを履いてる
それでも相当エロい。
「エロは万国共通に強い」ことを実感させられつつ、なかなかステキなボディペイントもついでに楽しめてしまう。ある意味一粒で二度美味しい番組。
司会の女性が鼻につくのと、ちょいちょい参加者同士の空気が悪くなるのはマイナスだけど、審査員のコメントは概ねもっともだと思えるし、
やっぱりほぼ裸の女の子がいっぱい出て来るのは楽しい。
3話くらいまで見た評価は、★★。
●炎のガラスマイスター
これもスキンウォーズと同じような設定で、毎回一人ずつ落後していって、最後に残った人がチャンピオンで賞金、と言う構成。
全員ガラス職人で、毎回お題にそったモノを作り、審査される感じ。料理に関するとか、ロボットとか、思い出とか。
アメリカのこういう番組がどこまでガチでやってるのかはわからないけど、
※もしかしたら全てヤラセかも知れないし
それでも確実に「クる」な、と思うのは、
それまでがんばって作っていた物が、一瞬にしてゼロになってしまう瞬間がある。
ガラスなので、落ちれば当然のように割れる。熱で加工してくっつけたり曲げたりするから、当然落ちる時は落ちるし、
だからと言ってその人だけ制限時間が伸びたりはしない。
人に寄って得手不得手もあるし、ぶっちゃけ「これが何を意味してるのか?」わからない完成品も凄く多いのだけど、
単純にガラス細工がキレイ。
日本の職人は「時間制限」というものに対して懐疑的というか、好意的でない気がするので、参加を依頼しても答えはNOなんじゃないかと思いつつ、
※その分綺麗に仕上げることにこだわりがありそう
最低限デリケートな配慮をしなければ、完成すらおぼつかない、と言うルールは悪くない。
つまり、癇癪(かんしゃく)を起こせない。真剣で、凄く熱そう。ピリピリはするものの、やっぱり完成まで持って行けると「よかったな」って思える。
テレビチャンピオンでも、制作中にインタビューするのは当然あるわけだけど、
「最悪のタイミングで声を掛けてきたわね」
と言う一言は、とてもリアルで思わずニヤっとしてしまった。
見たところ二人飛び抜けて技術が高い人が居て、二人がどんなものを作ってくるのかが結構楽しみ。あと、ひとりだけ日本人の若い女の子が居て、
熱い作業場、当然肌の露出も多い。
つってもアメリカ生まれアメリカ育ちなのかなって思うけど。そこまで超カワイイわけじゃないし。負けて欲しくないけど!
クリス評価は★★☆かな。
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コレ系の番組は他にも結構あるのだけど、文化の違いというか、笑いのツボの違いみたいなのはどうしてもあるわけで、向こうの人用に作ってる物が100%僕らに楽しめないのは否めない。
それでも、それが逆に日本の番組には無い新鮮さや、豪華さに繋がってることもあるわけで、
※スクラップカーをリファインするヤツとか相当面白かったし
懲りずに見ていこうと思う。
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