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2019年9月19日 (木)

アリの話

「蟻」の話。きっかけは忘れたけど、たまたまウィキペディアで調べてみたら、

 なかなか面白い

と思ったのでご紹介する。知ってる人はスルーで。ほぼウィキペの話だけど、

 いつも通り適当なウソも入る。

良く言えば「勘違い」か。かわいく言えば「ホラ吹き」か。

調べたのは「軍隊アリ」。この名称はホントにそう言う名前で
※正しくは「グンタイアリ」だけど
ドラクエが勝手に付けた物ではない。

文字通り軍隊のように行進して、動植物を捕食しながら移動する、非常にどう猛で食欲旺盛なアリなのだけど、

まず最初に驚いたのが、
※グンタイアリの中の

 サスライアリの女王アリは、体長5cmにも及ぶが、

 ヒメサスライアリの働きアリは、体長3mmくらいしかない

「5cmと3mm」だよ?もし仮に人間に置き換えたら、

 ・170cmの女王アリに対して10cmの働きアリ

 ・170cmの働きアリに対して、28mの女王アリ

ってサイズ感になる。サスライとヒメサスライの違いはあるとは言え、それって日本人とアメリカ人みたいな感じかな、とも思うし、百歩譲って人間とゴリラにしたって、

 16.6倍の差はないだろ、いくらなんでも。

例えば自分がヒメの働きアリ並の大きさになったら、目の前には地球防衛軍に出てくるような、25mプールより巨大な女王アリが出て来るわけで、
※まぁ細かいこと言えば働きアリが女王様に謁見することは叶わないだろうけど

 想像するだけなら結構愉快。

アフリカのサバンナでは食物連鎖の頂点とすら言われるジャガーですら怖れるその補食力は、その昔(1954年だからみんな知らないだろうけど)「黒い絨毯」という邦題で映画化されたほど。
※正しくは、劇中のアリはグンタイアリではなく架空のものだったようだけど、インディ:クリスタルスカルでは、まんまグンタイアリが登場して、なかなかインパクトのある食欲を披露してくれたりもした。

アリはハチの近縁(ハチ目アリ科)でありながら、グンタイアリは特に巣を作るわけでもなく、食っては移動食っては移動を繰り返すが、産卵期には腰を据えて周辺の狩りに落ち着く。

移動時は20mもの長い隊列、、、って何匹だよ?って感じだけど、それで昆虫のみならずは虫類や鳥類、時として牛や馬、人すらもターゲットにされることがあるという。5cmのサスライ女王は言い過ぎとしても、通常の働きアリでも1.5cmほどらしいので、普段見かけるアリよりは一回り大きく、「噛まれたら相当痛そう」だ。てか、

 肉をたやすく食いちぎられるらしい。

ただ、目は見えないらしく、ニオイで探す修正上、日中の日差しや雨によるニオイの霧散には弱いそうで、活動は朝と夕方に限られる。

その活動するメンバーに名前が付いてるのも愉快。女王とオス、そして働きアリの3つの階級と、働きアリにも4種類の「クラス(職業)」があるという。

・メジャー 隊列管理。監督役。

・サブメジャー 獲物の運搬。キャリアー。

・メディア 噛みつきや押さえ込みなど攻撃担当。物理アタッカー。

・マイナー 橋やはしごを作り、みんなの移動をサポート。バファー?。

何かゲームみたい。「ロール:役割」がしっかり決まってるんだね。てか、「なんでメディア?」「なんでサブメジャー?」って疑問は湧いてきた。てか、

 なんかピクミンみたい。

まぁそもそもピクミンがアリを見て思いついたって話もあったような気がするし、
※ピクミンの前のリアルタイムストラテジー系のゲームがそうだとも言える
似てるのは当然なのかも知れないし、

 グンタイアリのロールの話を聞いて、イメージを膨らませたのかな、とも思うけど。

こっからはかなり妄想が入るけど、当然マイナーの中にもスキルが高いヤツと低いヤツが居るだろうし、メディアの中でも、

 「エースメディア」

も居るはず。生まれ持ったものであるなら、彼らが別のクラスにチェンジすることは出来ないが、

 アニメやマンガやゲームなら、マイナーからひとつずつランクアップして、最後は女王と「しとね」を共にする「雄アリ」にまでのし上がっていくストーリー

になりそう。ちなみに女王は別格としても、「雄」と「働きアリ」は何が違うかと言うと、

 雄アリには羽根があるらしい。

なぜ?って気もするし、そもそもそれぞれの割合はどんななの?とも思う。一回の交尾で何匹分の卵が産まれるんだろ。女王が死んだらそのコロニーは全滅してしまうと書かれてたけど、

 死んだ瞬間に全てのアリが絶命するの?スターシップトゥルーパーズみたい、、、

てか、

 働きアリに性別はないの? もしくは全部メス?

興味はあるけど、ケージから抜け出されて噛まれたりしたら目も当てられないので、飼いたいとは全く思わないし、飼ってる人と知り合いになりたいとも思わない。いつどこで「ひっついてくる」とも限らないし。

でも、「5cmの女王アリ」ってのは、標本でもイイから一回見てみたい気はするな。クイーンエイリアンみたいに特殊なフォルムだったりすると、かなり盛り上がるんだけど、

 怖くて思わず踏んづけて殺してしまいそうな気がしないでもない。

そしたら、何十万何百万という手下どもも一緒に殺すってことなんだよな。それも怖いな。

・・・

これはグンタイアリではなく、アリ全般の話なのだけど、

 アリの重さは約1~5mgなのだそうな。

1mg=0.001g つまり1000分の1gで、1kgの100万分の1

60kgの人間と同じだけのアリを用意するとなると、1200万~6000万匹のアリが必要になる計算。用意する場面はあまりないだろうが。

 てか、そもそもアリって地球上に何匹いるの?

 1京匹らしい。
 ※1京=1万兆

でもって、地球上の全昆虫の数が、

 100京。つまり全世界の全ての昆虫の100匹に1匹はアリ。

さらにその1京匹のアリの全重量は、「人類の全重量と同じ」なんだとか。

・・・どうやって調べたんだよ?

まぁそんなのは、誤差100倍くらいでも僕らには確認しようがないことなので、

 素直に信じた方が楽しい。

まぁ「日本人と日本にいるアリが同重量と言うことはない」だろうけども。てか、エリアを凄く限定すれば、「人間よりアリの方が(重さ的に)大量に居るエリア」も当然あるわけで、それがもし上に書いたような「どう猛で肉食のメディアグンタイアリ」だとしたら、

 結構怖い。勝てない気が凄くする。

日本人の人口をザックリ1億人だとしたら、その1億倍のアリが世界には居る。

 日本人1人つき1億匹ずつアリが割り当てられて、、、割り当てられてはいないか。


ちなみに、昆虫で世界一重いのは、サカダチコノハナナフシというバッタみたいな虫で、その重さは50gだというのだけど、最初この話を見た時、

 50gしかないんだ、、、

って思った。でも、アリの重さが3mgってことになると、

 1匹でアリ17000匹分

そう考えると相当重い。メスは重すぎて羽根があるのに空も飛べないらしい。ある意味切ないデブ、、、。

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