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2019年10月11日 (金)

アヴェンジャーズ エンドゲーム

まぁ世の中には映画館に行かずにDVDで見る人も居ると言う話。中学生時代の自分だったら、

 日本人の9割くらい見てるんじゃないの?

と思ったかも知れない、掛け値無しの超ビッグタイトル。

 ただし続き物であり、完結編。

それまでの過程を見てない人にはチンプンカンプン。もっと言えば、

 マーベルのほぼ全てのアメコミヒーロー物を見てないと、10割は楽しめない作り。

だからこそ僕は映画館に行かなかったのだし、前作にも大いに不満があったわけだけど、、、

 完結編は、、、

 ぶっちゃけ相当良かった。

見た人の評判は良かったけど、実際その人の多くは前作も評価してた。だから、「あんまあてに出来ないな」と思ってた。誰が消えて誰が残ったのかも記憶は曖昧だったし、

 ※ネタバレあります。今更ですが。

例えば「スパイダーマンホームカミング」を見てない自分は、10割では楽しめないだろうことも想像に難くなかった。

 確かに10割では楽しめなかったけど、、、

 クリス評価は★★★★。

ちょっとオマケ気味だけど、いろいろ込みで、今作は相当面白かった。

まず何よりも良かったのは、

 突っ込みたくなるような茶番が無かった。

どう考えても役に立ちそうもないバートンとナターシャを、強引に活躍させるってこともなく、テンプレにあるかのごとく味方同士で仲違いさせて仲直りのウザい流れもなく。

 イライラしなかった。前作は9割くらいイライラしてたのに。

※監督が違ったのかも

とにかくオールスター総出演という感じで、最後の最後まで「出て来なかったな~」って思ったのはポール・ベタニー:ヴィジョンだけ。
※細かいところを言えばまだ居るんだろうけど

まさかのナタリー・ポートマン、エンシェントワンの人、なぜロバート・レッドフォード?ミシェル・ファイファーって何だった?

ほとんど忘れられてたんじゃないかというサミュエル・L・ジャクソンと、アイアンマンの最後を飾るに相応しいジョン・ファブロー。バッキーも相当忘れられてたって言うか、

 前回消えちゃったのって、ホントにこのメンツだったの?ってくらい、今回みんな残ってた。

アイアンマン、キャップ、ハルク、ソー、ナターシャ、バートン、、、こんだけ残ってれば何とかなるでしょ、ってくらいの打率。野球で言えば1番~5番バッターと、エースピッチャーが残ってるような。
※クリスは野球よくわかってません念のため

でも、、、

 みんなが勢揃いするシーンは、やっぱりかなり泣けた。

上手いとしか言いようがない盛り上げ方で、特に「弱い人」の活躍の場を別に設けてたのもいい。ハルクがバナーの人格のままだったのもわかりやすくて面倒がないと思ったし、、、

 てかロキはほとんど出なかったな。そう言えば。

最終戦の時には何やってたんだか。死んでた?

キャプテンマーベルも見てないので、彼女が一体何者なのかもイマイチよくわからなかったけど、

 まぁ強いけれども。

って感じ。あと「美味しい役だなぁ」と。アノ人見覚えないけど何か出てたっけ?

 ・・・キングコング髑髏島で偽シガニー・ウィーバーみたいな印象だった人か。

結構薄い。

スタッフロールにはニック・フューリーの美人秘書みたいな人も出てきたけど、本編では見つけられなかったな~。

順不同で書いてしまうけど、

・モーガンだっけ?トニーの娘役。無茶苦茶かわいかった。

ほぼカワイイだけの子だったけど、それで十分役割は果たしてた感じ。スゲェなぁと感心。

・ウィッチの子がおっぱい大きかった

エリザベス・オルセンという女優。この子は以前出てた時も「実は超強い子」だったので、兄貴と一緒に相当好きだったのだけど、

 今回もイイ感じに強くて良かった。

ただ、兄貴が居なくて寂しかったけど。

・赤ちゃんのアントマンがかわいすぎ問題

基本ガス抜き役だったので、こういうシーンは彼担当って感じだったけど、

 それでもあの赤ちゃんはヤバい。かわいすぎ!

もうあのかわいさだけで、6点以上確定したと言っても過言じゃない。

・音楽も良かった

耳慣れたメインテーマだけでなく、「大仰なシーンで大仰な音楽」をキチッと当ててきてた気がする。前回は「大仰な音楽を中途半端なシーンで流してる」印象があったので。勝手な思い込みかもだけど。

・話も良かった

かなり複雑な展開を、よくもまぁここまでキレイに押し込んだなぁって感じ。過去に探しに行く、ある意味ズルい展開も、「だったらこうしろよ」と思うことなく進んで行ったし、サノスが序盤であっさり殺される意外性や、オープニングで(他の映画の予告とか一切無く、タイトルロゴすら飛ばして)即バートンのアットホームなシーンから始まったのも凄く良かった。

オチがキャップのキスシーンってのも気が効いてると思ったし、これが最後ならトニーを殺しちゃうのもしょうがないかなって感じ。てか序盤のトニーは痩せすぎてて、

 これってVFX?

って感じだったけど。あと、

・ソーが太りすぎててビックリした

これはリアルにそうだったのか、映画としてこう見せてただけなのかはわからないけど、

 オイオイ、、、

って感じに。あとキャラもなんか違ってたし。タダの酔っぱらいかよ、みたいな。

・メカに「コレだ!」ってのが無かったのはちょっと残念

ハルクバスターや、二桁番台のアイアンマンみたいなイカしたのは特になく、正直物足りない。まぁメカがないより、さっきも書いたけど

 どこでヴィジョンが出るのか、ずっとワクワクしてた気持ちを返せ!

って感じはあったけど。ただ、そんなヴィジョンだけど、「ジャービス」という名前と、親父さんとの絡みは相当良かった。「金で買える時間はない」だっけ?確かに名文句。思わずイイネを押してしまうよ。

・年齢のごまかしが相当上手かった

スカーレット・ヨハンソンだけじゃなく、キャップの恋人とか、グウィネス・パルトローちゃんとか、結構な歳行ってるはずなのに、上手くごまかしてそう感じなくさせてた。むしろ、

 バートン:ジェレミー・レナーが歳食ってたな~。

何か妙に老けてる感じだった。なんでラストでウィッチの肩抱いてるんだよって思ったけど、

 そう言えばこの二人も絡みはあったな、そう言えば。

って感じ。

・大量の敵を迎えるのがブラックパンサーの軍隊ってのは、「上手い落としどころ」を見つけたなと思った

結局少人数対少人数だと、「作れる絵」はどうしても限られがち。これほどの大作シリーズのラストを飾るには、「量的な迫力」も不可欠だったんだなって。

 ある意味READY PLAYER ONEみたいな総力戦だったけど、

さすがにこっちのがお金が掛かってるのか、個々の戦闘が「ハイテンポだけど雑じゃない」仕上げになってた。そう言うところも感心した。

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とにかく、イライラする場面よりワクワクする場面、ニヤニヤする場面が多かったと言う感じ。つまりそれが好印象に繋がった。

3時間という長尺だったけど、それまでの結末としてこのくらいの尺は必要だったな、つまり無駄と感じるシーンはほぼ無く、スタッフロールの「サインを入れたメインキャスト紹介」も凄く良かった。

 あそこでもちょっと泣けたくらい。

マーベルの次回作が何なのかとかはよくわからないし、

 このままトニーやナターシャを殺しっぱなしにするのかな?

って感じはあるけど、スパイディみたいに「次々とキャストを替えて出す」のは、正直ちょっと勘弁して欲しいな~とは思った。

 「彼が」アイアンマンだよな、って。

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