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2019年12月 3日 (火)

テレビ番組のこと

これを書いてる時はまだ年が明けてないのだけど、ちょいちょいテレビを見たりチェックしたりしてるのでそれに触れる。小学生が「昨日見た?」ってレベルの話。

●グランメゾン東京

いつもなら絶対見ないレストランを舞台にしたドラマの最終話。木村拓哉と鈴木京香は「かなりしっくり来る」な~などと思いながら里帰りしてる娘とダラリ視聴。

ミシュランの三つ星を取る!と言う意気込みで、調査員に出す料理を試行錯誤する感じなのだけど、

 まぁ最後には「取る」流れでしょうね。

それは別に問題ない。ただ、

 そこに居たる過程がさほど盛り上がらないのは残念。

僕はキムタクが相当好きなのだけど、
※マスカレードホテルと、その翌日翌々日のドラマスペシャルに録画を入れるほど

 あんま脚本が良くないのか、さほど盛り上がることもなく淡々と見終わってしまった。

確かに料理は「非常に美しい」けど、果たしてそれがどこまで美味しいのかって思うし、
※僕が「子供の舌」だから
そもそも、

 キレイだからって食べたいとは直結しない。

ドラマを作るに当たって、当然本物の三つ星レストランの料理やサービスを研究したりもしたとは思う。でも、

 食欲をそそるオーラと、ミシュランの三つ星は、必ずしも直結しないだろうな、と。

「三つ星レストラン」とは、文字通り「三つ星を与えるに相応しいレストラン」の評価であって、「三つ星料理」ではない。サービスや気遣い、雰囲気など全てひっくるめての評価であって、

 もしかしたら味だけならもっと美味しいお店や料理があるかも知れない。てか絶対ある。

コース料理での評価で、きっと三つ星になるためにはその全てが美味しく無ければならないのだろうと思う。一品でも「・・・微妙?」みたいなのが入ってたら、それはきっと三つ星にはならない。

 食べる人の好みだってあるだろうよ。

調査員にいくら好き嫌いがないと言っても、その人は世の中の全ての料理を食べたわけじゃないし、国民性や育ってきた環境が違うから好き嫌いはしょうがないセロリが好きだったりするのだ。

単純に、「キレイ=美味しそう」ではない以上、「美味しい=三つ星に近い」と言うわけでもない。とんでもなく美味しくて、感動して、涙を流すような食べ物であっても、

 生肉1kgがドンと皿に乗ってるだけじゃ、たぶん三つ星にはならない。

それが一生涯で最も美味しくて大好きであったとしても。

 三つ星ってなんなん?

なんだかそんな気持ちが拭えないドラマだったな。

まぁスゲェ高級でスゲェ美味しい料理なんてものは、僕にとっては何の価値もない。そこには「高級に見せるフィー」が含まれていて、つまりは「割増し料金」だと思うから。

 そこそこ美味しくて、予想外に安い

その方がずっと「僕にとっては」価値があると思うのだ。まぁ中には高くても美味しそうで食べてみたくなるものもあるけどね。

 秋元康がビストロスマップに持って来たチーズケーキとか。

「美味しいこと」にどん欲すぎるお金持ちが、人に勧める自慢の逸品が、「オーバーバリュー」じゃないわけがないと思うから。

●沸騰ワード

またもカズレーザーあらためカモレーザーの自衛隊特集。

 最高。

たまたまテレビを見てて、それに気付くことが出来た喜びを噛みしめるレベル。

なんだろ、ぶっちゃけカズレーザー自身、そこまでリアクションが上手いわけでもなく、感動が伝わってくるわけでもないのだけど、
※その部門だけで言えばもっと適任な人はいっぱい居る

 重要なのは、カズレーザーの知識や情熱が、「自衛隊受けする」という点。

本当に好きじゃなきゃ知らないこと、興味を抱かないことに着目してくれていることが、自衛隊員に凄く訴求して、結果、

 カズレーザーさんにならお見せしてもいい

そんな気持ちさせている。そして、普通では絶対見ることがないような、そして「とても男の子心を刺激するような」映像を見せてくれる。

「自衛隊全員見ています。視聴率100%です」

公私ともに嬉しそうな隊員を見ると、なんだかほっこりする。戦争の道具とも言える戦車や戦闘機でも、実際に使うことはまずない。でも、有事のための準備は必要だし、それを維持するには常に若い人が「志願してもらわないと」いけない。今は赤紙で強制招集されないので、

 自衛隊をとても魅力的に伝えてくれる「伝道師」は、隊員から見たらある意味「国賓級」の要人なのだ。

厳しい隊列や訓練も、人に寄っては「勘弁してよ」かも知れないけど、人寄っては「その厳しさの果てにある美しさ」に惹かれるかも知れない。てか、結構惹かれた。

今回は、エリートで構成された「儀仗隊」の隊列訓練から始まり、、、

 ウットリするくらい音が揃っててウットリ。

「休め」のコールがあるまでは「瞬きも禁止」。何て言うか、

 プロフェッショナルなオーラがかっこよすぎる。

最新の10億円もする戦車、、てか留弾?普通の主砲よりデカい大砲積んでるヤツとか、20億円もする「自走式ミサイルランチャー」みたいなのとか。

これは尺こそ短かったけど相当かっこよかった。当たり前の話、

 鉄の塊。

だから、映画やプラモデルみたいな張りぼてじゃない「重さ」がある。モーターだかエンジンだか何で動かしてるかはわからないけど、ひとつひとつの動きに「真実味」があり、
 確かに30km先に銃弾の雨あられも降らすでしょう!
※上空で炸裂して100m×100mの範囲に降り注ぐような攻撃をするらしい。威力が強すぎて国内ではテストも出来ないんだとか。てか、こんなのテストさせてくれる国がどこにあるの?って気もするし、さらに「テストのための運送費」とかいくら掛かるんだよって感じ。こないだサラブレッド一頭輸送するにも1000万円くらい掛かるとか無かったっけ?

 まぁ民間に運んで貰うわけじゃないから、「支払うわけじゃない」のだろうけど。

あと、偵察機みたいなのにも乗ってた。角度が60度まで傾いて、地上の異変とかターゲットの状況を確認する、みたいな飛行機だったのだけど、

 乗ってみてぇ!てか吐きそうだけど!!

そして、メインのネタは「コブラ」搭乗。副座で前に座らせて貰ってたけど、映像的にもかなり新鮮というか、

 映画はやっぱり映画なんだなーって。

もちろん本物を使ってる映画も多いんだろうけど、頭の角度に合わせてガトリングガンの向きが変わるとか、上空450mから強襲するとか、搭載されてるミサイル1発100万円とか、、、。
※ガトリング砲が、「冷却するために3本回転させながら撃つ」とか「ガトリングさんって人が発明した」とかの僕の知らなかったウンチクもあってニヤリ。

他のパートはあんまどうでもよかったけど、自衛隊特集に関しては、

 別途それだけ集めて(未公開映像も大量に入れて)DVDで出して欲しいと思ったわ。

何つか、「ミリオタになりかけてる自分」が居るよ。

●木村拓哉と長澤まさみと何とか監督のトーク番組

朝たまたまやってて思わず見入っちゃったのだけど、キムタクはドラマや映画撮影の現場に台本を持ち込まないのだそう。キムタク自身凄くストイックで、普段からその片鱗が見えるには見えるのだけど、

 ただルックスだけでトップ取った人じゃなかったんだな

って感じ。クランクアップ後に緊張が解けて体調崩しやすいとか、「風邪を曳きそうな気配がする」と凄く腹が立つとか、「90%の出来で満足するヤツを見るとムカ付く」みたいな話。長澤まさみもキムタクに通じる「プロっぽさ」があって、
※たぶん小栗旬にもありそう

 見ていてとても尊敬するし、信頼出来るな、と。

でも一方で、一緒に仕事をする人にはそれがプレッシャーにもなるだろうし、見てる人間はともかく、スタッフ全員から好かれるのは難しいんだろうなとも思った。「出来上がりのクオリティが全て」なのだけど、その全てをキムタク一人、監督一人が管理しきれるわけじゃない。でも自分で出来る事、自分に許される発言は、きっちりしていくんだろうな~って。

今年も「さんたく」に録画予約を入れた。てか、ぶっちゃけ日本の「好きな俳優」で5本の指に、、、いや、3本の指に入るかも知れないな>木村拓哉。
※あと小栗旬も入る。もう一人は、、、ダレだろ

●SASUKE2020

ちょいちょい番組表を確認して、「よし、SASUKEは無いな!」と納得する自分。特に年末年始は「ありそう」なので、気を付けてみていたのだけど、

 無い。

でもだがしかし、昨日娘とダラダラテレビを見ていたら、

 大晦日 SASUKE

のパワーワードがっ!えええ!?オレ、どうして見逃した!?

改めてテレビを起動し、番組表を表示する。大晦日の7時。ターゲットになる時間を各チャンネル全てチェック。

 無い、、、けど?

何この違和感。ついさっきみたCMは「SASUKEが見たい過ぎる僕に見せた幻??」

チャンネルも確認すると、「TBS」とある。もしかして愛知県では放送しないのか!?
※なわきゃない。だったらCMも流れない

 愛知のTBS系、つまりCBCの大晦日夜7時の番組を確認すると、、、

 プロレスだかボクシングだかだよな、、、、、ああーーーーーーー!!!

 一緒に「&SASUKE」的な書き方してるーーー!!!

 わ か り づ れ ぇ わーーーーーーーーーーーー!!!!

死ねよ。オレがどんだけSASUKEが見たいと思ってると思ってるんだって話。こんな隠し方されたら見つけたくても見つけられない。てかこの世から格闘技無くせよ<言い過ぎ。

ともかく、最近見逃してたSASUKEを久々に見ることが出来そうでとても楽しみって話でした。てか前回も他の格闘技と一緒にされてたのか!?

●M-1 2019

ミルクボーイなんて全然知らなかったけど、結構面白かった。ただ、「過去最高に面白かった」は絶対言い過ぎ。アンタッチャブルのピーク時の方が爆発力があったと思う。

他は「ぴこぱ」が面白かったかな。和牛はイマイチだった。和牛は、あと一歩何かがウザいんだよな。ほんのちょっとスッキリさせるだけで、素直に大笑い出来るようになると思う。サンドイッチマンとかブラックマヨネーズにはない「邪魔な空気」がある。

正直世間から評価されるほど「霜降り明星」の漫才が面白いとは思わないけど、せいやのキャラは好き。別に漫才だけがお笑い芸人の全てじゃない時代だとは思うし、
※実際漫才見たことがない吉本とかいっぱい居るし。例えばダウンタウンとか

ずっと面白くあり続けるのはムチャクチャ難しいとは思うけど、

 心の底から大笑い出来る様な漫才が見れたらいいなぁとは思うな。

昔やすしきよしやざ・ぼんちの頃、カセットテープに入れて聞いても面白かったんだよな。今でもそう言う漫才ってあるんだろうな。

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他には孤独のグルメを予約入れてるくらいかな~。お笑い番組は、ボチボチ。以前ほど楽しめない感じだけど、もしアンタッチャブルがまた出るなら見たいな。

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