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2019年12月26日 (木)

ウインドリバーほか

 見終わってから思い出した。

「事実に基づいた物語」であったことを。

 つまり、

 つまんないことは最初から示唆されていたことを。

ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセン。名前を聞いても後者はピンと来ないかも知れないけど、

 アベンジャーズの「スカーレット・ウィッチ」

と聞けば、顔が浮かぶ人も少なくないだろう。つまり、

 アベンジャーズエンドゲームでとても仲の良い、まるで親子のような役柄だった二人が主演のサスペンス。

僕はジェレミー・レナーが大好きだったし、エリザベス・オルセン(エリー)も必要十分にカワイイ。さらにこの物語では、序盤にジェレミーが奥さんと離婚する流れが示唆され、
※仲が悪いと言うわけではなく、娘が他界してしまったことによる

 もしかしてくっつくのか!?

と下世話な期待を寄せてしまったりもしたけど、

 さすがにそれは無し。

あらすじは、

 雪に覆われた田舎町にほど近い山中で、裸足の女性死体が見つかる。彼女は、数年前原因不明の死を遂げた主人公の娘の友達で、都会から派遣されたFBIの女性捜査官と共に事件の真相を追う。

みたいな話。つっても娘は実際には全然関係無い。ちなみに主人公がジェレミーで、FBI捜査官がエリーちゃん。

雪に覆われた田舎が舞台となると、思い出すのはダニエルの「ドラゴンタトゥーの女」。あっちはミステリーでこっちはサスペンスなので、多少毛色の違いはあるにせよ、雰囲気だけはそこそこ近い、、、と思ったら、

 存外つまんない結末でスゲェビックリ。

尺がそれほど長く無く、
※1時間45分くらい
割とどうでもいいというか、その要素要る?と言いたくなる長男の存在。

 「ケイティ(長男)から目を離さないで」とか奥さんに言われる理由はわかるのだけど、実際は中盤以降出て来なくなっちゃうし、特にトラブルに巻き込まれることもなく、

 ただの水増しファクター。

僕は映画に出てくる男の子が嫌いじゃないけど、その存在に意味がないのは、ハッキリ言って幻滅する。

 実質1時間チョイに収まってしまいそうな、ホントに薄っぺらな映画だった。

見終わる直前に「ネットフリックス専売か?」と邪推してしまったのは、

 専売ではなかったネットフリックスに申し訳なく思ったけど、

結末はガチでアホくさい。まさか犯人が、
※ネタバレだけど誰も見る必要無いくらいの駄作なので書いてしまう。気になる人はここで読むのを止めよう!

 ただ「何も無い町」でストレスが溜まってレイプしたと言う、それまで一切出て来なかったポッと出の抗夫たちだったとは。

呆れるにもほどがある。特に黒幕が居るわけでもなく、特別なトリックを使うわけでもない。大体、そんなリスクを考えずに、彼氏に会いに行く女の子も女の子だし、

 クリス評価、★。

え?そこまで叩いてて2点もあるの?

 エリーがやっぱかわいかったので。あとジェレミーも相変わらず安定の演技だったので。

白のギャリースーツ(雪山用のカモフラスーツ。ぶっちゃけ真っ白)の保護色感がなかなかよかったのと、銃身が黒ではなく、ステンレスっぽい銀色だったのも、

 ああ、雪山だと銀色のが周りの景色を映すから見えづらいのか?

と感心したりもしたけど、言っても些末なこと。大局に影響はない。

どうしてもこの二人をまた見たいと言う人以外はオススメしないけど、もし僕がこの感想を見る前に読んだとしたら、

 きっとこの二人が見たくて再生開始したんだろうな、とは思う。

かわいくてかっこいい二人は、やっぱり魅力があるのだ。

●VWARS

海外ドラマの1話。南極で消息を絶った博士を調査に行った主人公とその親友。しかし彼らの姿はなく、そこで新種のウイルスに感染してしまう。

主人公には病気の兆候は見られなかったが、親友の方は「バンパイアになってしまい」、女性を惨殺&吸血するように。聴力視力腕力回復力等も特別な存在になり、裏切られたと勘違いした主人公に敵対するように、、、。

なんだかどっかで見たことがあるような無いような話だけど、ぶっちゃけ、

 1話見て十分。別段面白くもなかった。

特に気に入らないのは、テンポが悪いところ。序盤から「0.5秒飛ばしたい」がしこたま出てきて、監督と僕の価値観の違いが如実に感じられすぎ。特に直前まで、ただでさえテンポのいい「スコットピルグリム」の2回目を飛ばしながら見てたので、

 テンポの悪さには、マジゲンナリするレベル。

キバのVFXはなかなかカッコ良かったけど、ぶっちゃけそれだけ。クリス評価は☆。って感じで、2話以降はたぶん見ないし、オススメもしない。

 ヒロインらしいヒロインも出て来なかったし。

てか、こういう感想は好きな人から見たら、「ざけんな」って思うんだろうな~。でもしょうがない。僕にとってはそう感じてしまったんだから。面白くない物は面白くないし、テンポが悪いと感じたのも事実なんだもの。「このカット要るかぁ?」とか。

●スーパーロペス

ネットフリックスには「類似作品を探す」という項目がある。あまりに面白かった「スコットピルグリム」の類似作品として表示されたのがコレ。

 全く知らない。

スペイン産らしく、英語以上に馴染みのない言葉遣いと字幕オンリーのアウェイ感。つまんなければ止めればいいと思いながら見始めたら、

 普通のスーパーマンのような出だし、、、からの、、、

 赤ちゃんがヒゲ面!

かわいすぎて思わず吹いてしまった!

そのヒゲは剃っても瞬間的に元通りになるらしく、子供の頃は随分それでからかわれたりもしつつ大人へ。

結果だけ言えば、その赤ちゃんがピークで、正直テンポも良くないし、ヒロインもかわいくないし、知ってる俳優はひとりも居ないし、何より、

 スーパーマンなのにそんなに強くない。

なので、面白かったかと言われたら言葉に窮するのだけど、

 赤ちゃんだけは一見の価値有り。

なので、一応紹介してみた。あと途中ウトウトしつつも何とか最後まで眠らずに見ることが出来たし。

 クリス評価は★☆ってところかな。

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いくらスコットピルグリムが面白くても、そうそうあのレベルの映画には巡り会えないわな。まぁ数こなして当たりを探すしかないのだけど。

ゴジラのレンタルが始まり、ワイルドスピードも先週からレンタル開始してるはず。明後日にはスターウォーズだし、しばらく映画漬けの日々が続きそう。てか、他に暇つぶし出来ることがパッと思い浮かばないんだよな。PC買っちゃって無駄遣いも出来ないし。

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