BEATLES EIGHT DAYS A WEEK
そろそろレンタルが始まってると思われる「YESTERDAY」が、もしかしたらネットフリックスに無いかな~と淡い期待で覗いたら、それはなかったけどこれがあった。監督はダヴィンチコードのロン・ハワード。ドキュメンタリー映画だ。
ぶっちゃけ僕はビートルズに詳しくない。1970年生まれは、ビートルズのピークより後だし、子供の頃から特に洋楽をたしなむような環境でもなかった。ぶっちゃけ初めて「聴いた」のは中学に入ってからだし、それもイエローサブマリンやYESTERDAYなどごく一部。前述の映画で「ああこれもビートルズなのか」と思った曲が何曲もあった程度で、曲がりなりにも「ファンを自称」するつもりはない。
そんな知識、そんな思い入れで本作を見たのは、つまりは興味本位だ。僕はビートルズがなんなのかも全然知らなかったし、知ってることと言えば、
イギリスでスゲェ人気があり、永遠に続くかと思われたアルバムのチャート1位がついに塗り替えられる日が来た。ビートルズを1位から蹴落としたのは、、、
彼らのセカンドアルバムだった
前も書いたけどこの話くらい。あとはメンバーの誰かが殺された程度。ジョ、ジョ、、、ジョブズ?
さらに言えば、僕はドキュメンタリー映画が好きではない。別にテレビのドキュメンタリーが嫌いなわけじゃないのだけど、映画となるとぶっちゃけ、
事実は小説より奇なり、、ではない
と言う考えの持ち主だからだ。物語には起承転結や序破急があり、掴みがあって加速し、ドラマチックな結末を迎える。「ドラマチック」とは文字通り「劇的」な展開であり、現実はそうじゃない。
なので、あくまで「向学のために見た」と言うのが正直なところだったのだけど、、、
案の定寝てしまった。
後半残り20分くらいかな、まぁ時刻も午前4時過ぎだったってこともあるけど。
なので、そこまで本作の評価は高くない。★☆くらいかな。
でも、いろんな僕が知らなかったことがいっぱい知ることが出来た。
その中で最も大きなことは、
ビートルズは仲良しだった
映画が、そう言う仲間間のいざこざを取り上げない作りになっていた可能性もゼロではないし、映画として取り上げた期間が、1969年までだったってこともあるとは思うけど、
とにかく4人が凄く仲がいい。
※でも同性愛者という感じではない。フレディ・マーキュリーとは違う
若い頃も、映画の中の最後も、メンバー間にギスギスした空気は見られず、例えば同世代のバンドで一世を風靡した「チェッカーズ」と比べても、4人の結束、絆、友情の深さは比肩できるレベルじゃないほど。
後年ソロで活動し出す彼らではあるけど、根底にある繋がりの強さと、最高に有能で信頼出来るプロデューサー、そしてもちろん才能の全てが結実した結果が、
ビートルズだったのだなぁ
と強く納得出来た。
あと、見ていて気になったのは、
みんなタバコを凄く吸う。
最近の映画どころか、僕が頻繁に映画を見るようになった1980年代以降、映画の中でタバコを吸う=ワルというイメージが強かったように思う。一方ビートルズはとてもピュアで、歌詞も素行も、あと記者会見の発言すらも、決して世間を小馬鹿にしたりもせず、そう言う意味では、
ロック=反体制じゃない。
当初は黒い革ジャンだったが、プロデューサーに4人同じスーツを着せられ、一部には「作られた」部分もあったのだろうけど、
根底は「音楽が好きな若者4人」。それが頻繁にタバコを吸ってることに結構な違和感を覚えた。
まぁそう言う時代だったのかなって感じ。
あと、劇中では女性の影が一切出てこなかった。当然恋人も居たと思うし、家族も家庭もあったと思うけど、
それ以上に強い仲間意識があったのかな、と思わせる演出だった。でもたぶんそれは演出だけじゃなくて本当にそうだったんだろうとも思う。
※そうじゃなかったらハワード監督がスゲェ上手いってことになる
歌に関しては、どの曲がいつ頃なのかがある程度わかる一方で、
「いつまでもシーラブズユーばかり歌ってはいられない」
と自らが大人になって行くことを受け入れ、それが音楽に出たことを明かしていたり、、、てか、映画YESTERDAYはあくまでフィクションで、登場人物は全て現代の俳優たち。物語的にも「リアルなビートルズ」は出てこない中で「楽しさや面白さ」を構築していったのに対し、
本作エイトデイズ、、は、「本物のビートルズたち」をこれでもかと見ることが出来た。
ポールがかっこよく、ジョンは癖があると思いつつも時折ポール以上にかっこよく、ジョージも思ってたよりずっとかっこよく、リンゴもリンゴでルックスにも魅力があった。
彼らは「歌手として世界一」であったと同時に、「アイドルとしてもトップクラス」であり、その上で「若者の代弁者」としても、強すぎるほどの共感と支持を集めるバンドだった。
ピーク時のライブ映像に映る女の子たちなんて、
自分の叫び声で音楽なんて一ミリも聞こえてないようだったし。
興奮しすぎて病院に担ぎ込まれたりって話は、マイケル・ジャクソンのライブでもあったけど、たぶんビートルズの方が多かったんじゃないかな~って。
物語は、彼らが「ライブを続けられない」と感じ、その後スタジオレコーディングに専念しつつ、
最後、アップルの屋上で、ほとんど観客のないライブを行う
そこで物語は締めている。彼らは音楽が好きで、音楽を聴いて貰えない、ただ「ビートルズを見るだけ」のライブに嫌気が差し、最後は「シートにクッションもないような囚人護送車」で会場を後にする。
それでも4人の絆は途絶えない。そこにグッと来る。
今はもうジョンは居ないけど、他の3人の「今の顔」は映る。あの若者達が、こんなおじいちゃんになったんだなぁと言う思いと同時に、
もし4人がそのまま揃っていたなら、今でも彼らはビートルズとして曲を送り出していたのかも知れないな、って思った。
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コメント
クリスさん
こんにちは。
これ週末に観ます!
Amazonにもあったので。
私の好みはビートルズよりTHE WHOなのですが、それでも観たい!
投稿: 月ノ丞 | 2020年6月10日 (水) 04時42分
クリスさん
こんにちは。
週末のつもりが今日観ちゃいました。
期待以上に面白かったです! すごく!
デイトリッパーやサージェントペイパーズの頃から色々変わっていくところが、知っていたことも絡めて興味深くて、夫婦共々楽しめました。
あ、ちなみにジョージもお亡くなりになっております。
リンゴも病気だったような?
投稿: 月ノ丞 | 2020年6月11日 (木) 01時06分
ちす月ノ丞さん、こんなところに「楽しいの種」があったとは。楽しんで貰えたようで、それも奥さん共々なようで良かったです(^^。
自分はホント洋楽を聴いてこなかったし、ビートルズも全然触れなかったので、
※THE WHOとか、名前しか知りません
知ってる人と比べたら全然楽しめなかったと思うのですが、逆に知ってる人なら僕よりずっと楽しめる映画だったんだろうとも思いました。思い入れも知識も懐かしさも。
でもやっぱ大きいのは、この映画が「4人を不仲にしてない」とこだったと思います。絶対ケンカとかすれ違いとかあったと思うけど、そう言うのを拾わない作りにしたのが、「ビートルズを汚してない感じ」がしてよかったな、と。まぁ、
ファンを敵に回すのがこれほどリスキーなバンドもないでしょうけどね。笑
あと、単純に月ノ丞さんには、
僕がさほどでもなかった書き方をしてたのが良かったかな、と。
上手い具合に「期待値を下げられた」から、結果楽しめたんじゃないかな、とか。
ま、たまたまでしょうけど、上手い具合に着地して良かったです。
「YESTERDAY」も見て欲しいな~。まだレンタルに出たばかりの新作だと思いますが、僕的にはこちらの方が「ビートルズの歌を楽しめた」気がしましたよ。笑
投稿: クリス | 2020年6月18日 (木) 23時35分
クリスさん
こんにちは。
ありがとうございます。期待以上に楽しめました♪
最後のライブシーンの頃には、それぞれ別の方向を向きはじめていたり色々あったはずなのに、何も臭わせることもなく終わらせているのも良いですね。
ビートルズはコピーもしたので、やっぱり身近に感じますし、さほどバンドとしては好きでなくても、すごく面白いです!
YESTERDAYもウォッチリストに入れました。レンタルの内はクーポン貰えないと観ない^^; ので、少し後になりそうですが、観たらまたご報告します。
投稿: 月ノ丞 | 2020年6月23日 (火) 01時17分
ちす月ノ丞さん、実在するアーティストを取り上げた映画って、実はそんなに多くないですよね。ボヘミアンラプソディとYESTERDAY以外知りませんでしたし、ビートルズ映画は他にもあった気がしますが、何となく見そびれてしまって。
例として適切かどうかわかりませんが、自分がAKBにハマってた頃に見た彼女たちの映画(ドキュメンタリー)は、やっぱ相当面白かったです。裏側と内側、笑顔と泣き顔、自分が知らなかったことが分かるというより、
「知りたかったことだったんだ」ってわかることが愉快でした。
例えばエンディング。曲自体書き下ろされた名曲だったこともありますが、メンバーが「ただただ食べてるショット」や「眠ってるショット」が映し出されるだけで、想像してたよりずっと楽しんでる自分が居たり。
ビートルズの映画も、「特に知りたいと思ったことはなかった」ことでも、見ると「知ることが出来てちょっぴり良い気持ちになる」ことがいくつもありました。そう言うのって実は狙って手に入れられないから、案外貴重なんですよね。
欲しがってなかったつもりのものが、手に入って嬉しいと言うのは。
もちろん相手が欲しがってるつもりであげても、全然喜んで貰えないケースもあるわけで。いろんな幸運が重ならないととも思いますし、何事にも前向きで「食い気味」に生きて行こうって感じです。結果合わなきゃ以後距離を取ればイイだけですしね。
投稿: クリス | 2020年6月23日 (火) 22時35分
クリスさん
こんにちは。
7年くらい前に頻繁にAKB48の映画とかCSでやっていて、Amazonプライムでも特集組まれていたのですが、その時は札幌出張とか多忙な日々で観られなかったんです。
そもそも邦楽は、あまり聴かないのですが、最近はパスピエとか少し聴いたりして、AKBもそんなに良いなら聴いてみたいですと言う気に成って来ています、
次に機会があれば観てみたいです!
投稿: 月ノ丞 | 2020年6月27日 (土) 01時14分
ちす月ノ丞さん、クリスですまいど。何とかDVクリア。1000位超えるだろうけど、まぁいいや。前回よりはしっくり終わったので。
「そもそも邦楽をあまり聴かない」人に、AKBは、
とてもじゃないけど勧められないですなぁ(^^;。
パスピエ、全然知らなかったので、おもむろに検索して聴いてみましたが、
温度差!笑
月ノ丞さんは、そこそこ同世代だったような記憶がありますが、自分はホント小学生からずっとJPOPまっしぐらで、洋楽はテレビのCMや映画で使われた曲くらいしか知らないし聴いてこなかった人なので、
バックボーンというか、成長過程が全然違うわけで。
音楽って、映画やマンガ以上に環境に左右されて好みが形成されるものだと思います。たとえば両親が良く聴いていた、歌っていた、マブダチが好きだった、好きな子が好きだった、好きな子が好きだったので全然好きじゃなかったけど無理矢理聴いてたらだんだん好きになって来ちゃった、、、みたいな。
それはメロディだけじゃなくて、歌詞にも言える話で、例えば尾崎豊ひとつとっても、「え?なんでこんなこと言ってるの?」ってなっちゃう人も少なくないと思うわけです。
AKBは、特に昔の歌謡曲のニオイを残しつつ、女の子ががんばってるところでお金を稼ぐビジネスモデルですから、ゼロから入るのは、、、
「ゴメンクリスさん、全然無理でした!笑」
ってなるのがオチな気がしたりしなかったりです、、、。
もちろん、何かの拍子にハマる可能性は、ゼロじゃないんですけどね~。
しかしパスピエ、何言ってるか一言も聞き取れないですな(笑。
投稿: クリス | 2020年6月28日 (日) 00時05分
クリスさん
こんにちは。
たぶん大丈夫^^;
映画? で酸欠のあっちゃんが周りから心配されながらも次から出ます! と言っているシーンとか少し覗いたことがあるので、曲は分からなくても、物語としては少し興味があります。
たぶん大丈夫……かと。途中で観るのをやめたりは無いと思います^^;
投稿: 月ノ丞 | 2020年6月30日 (火) 02時33分
ちーす。最近ちょっと他のゲームもやり始めた(と言うかやってみただけで継続はしないかも?)ので、
エクスヴィアスのガシャが不調でもさほどショックでもなく。
ただ、やはり「感謝の課金スタイル」の僕としては、楽しかったり嬉しかったりがないと課金しづらいかな、とは思いますね。この流れだと7月は課金しなくて済みそう<残念ながら。
ともかく、曲をさておけるなら、AKBの映画はアリだと思います。僕は2、3作しか見ていませんが、なかなかグッと来た覚えがありますし。ただ、途中で「もうダメ」ってなったら、サクッと見るのを止めてもいいかな、とも。
内側に入れるか否かは、それまでの過程によりますから。
余談ですが、AKB関連には様々なメディアミックスがありますが、マンガとアニメはどちらも相当イイらしいです。自分はどちらも最後まで摂取していませんが、特にAKBに執着がない人でも、「相当泣いた」って言ってましたし。まぁ自分が摂取してないものを人に勧めるのもどうかと思いますが、人によっては映画よりアニメやマンガの方が敷居が低い人も居ますからね。
投稿: クリス | 2020年7月 2日 (木) 00時00分
クリスさん
こんにちは。
ガチャは渋いですね。課金と無課金で差がないのは良いのですが、アカウント毎の偏りが大きいことには、少しガッカリ感があります。自分の運の無さと思うと切ないですし^^;
AKBはたぶん大丈夫。そもそも音楽なら何でも楽しめる気持ちもありますから。それに人の気持ちや努力の織りなす何かに興味がありますし。
マンガやアニメの話は知りませんでした。そちらも興味あります^^)
投稿: 月ノ丞 | 2020年7月 3日 (金) 03時02分
ちーす月ノ丞さん、クリスです。最近すぐ寝オチしちゃうんですよね~。で、3時くらいから5時くらいまで起きてたり。これが加速すると、
ジジイは早起き
ってことになるのかしら。
ガシャ、渋いですね~。赤全然来ない。2体だけッス。でも、ご存じの通り僕は自分のキズをひどくしない対処法を心得ているので、
欲しがってこなくて悔しい思いをするくらいなら、最初から「さほど欲しくない」と言う気持ちに持って行っています。
マイナスを小さくしないと損だと思うので。もっとも、このスタンスだと当たりが来てもそこまで喜べなくなってたりもするので、
※「関心度」を下げるので
善し悪しあると言えばありますけどね。
てか、アリーナに使う分と、半額に使う分を考えると、なかなか11連が回せなかったりしますし、そもそもそこまで強く欲してなかったりもしますし。
AKBのマンガは、スゲェ泣きながら読んでました。悲しいとか切ないとかじゃなくて、気持ちよく泣く感じ。まずは4巻くらいまでオススメです。笑
投稿: クリス | 2020年7月 4日 (土) 22時33分