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2020年6月17日 (水)

人生の終わりを感じた瞬間

※少々「最低」の話なので予めお断りしておきます

朝起きてチョコチップスナック(6本くらい入ってるスナックスティックのチョコ版)を2本かじった時点で、

 いささか怪しい雲行きが立ちこめる。

ムムッ!?これはもしかしてもしかしちゃうかも???

そんな気配を押し殺し、いつも通り仕事場へ、、、。

 到着して間もなく、危惧していたカタストロフィが襲いかかってきた。

 「腹が痛ぇ、、、」

有り体に言えば下痢である。有り体じゃなくても下痢だ。カタカナだとゲーリー。伸ばす必要は一切無い。ゲリィ、、、誰かのあだ名みたい。そんな呼ばれ方はしたくないが。

最近の仕事の朝は、店頭の品出しを二人で行うことがほとんど。ただ、相方が調子を崩した際など、「ひとりで出す覚悟」が必要だったりもする。

再三書いてきたように、僕は自分や自分の店がコロナに苛まれなかったことを強く感謝しているので、その程度の覚悟はとうに出来ているのだけど、

 それとて自分が健康体である場合の話。

下腹部に地球滅亡の爆弾が仕込まれている時などは、正直そうも言ってられない。

下痢の経験豊富な「ゲリプロ」の方ならご理解戴けると思うが、ゲリというのは「波」がある。最近「波よ聞いてくれ」というアニメがあったりもしたが、あの波とはまぁちょと違う。

 脂汗がにじむほど、津波のようなエネルギー量がどこからともなく腹部で爆発するときと、

 しばら~くガマンしておとなしくしていると、それが徐々に凪のように穏やかになっていく時。

このサイクルは、往々にして「前者が長く、後者が短く」なっていく。そして、

 このままでは決壊してしまうっ!

と言う恐怖の大王が降臨するのだ。

恐怖の大王は、全てを流し尽くしてしまう。平穏な暮らし、静かな日常、

 無味無臭の下半身、、、

恐ろしすぎる。「中身の詰まった隕石」なのか「土石流のような濁流」なのかは、その時の状況によるのだろうが、

 僕の場合は往々にして後者である場合が多い。てか最近は実害を被ったことはないのだが。
※てか「最近」って書くと「最近じゃない近い過去」には被害があったのかって話になるけど、ありがたいことに記憶にあるようなレベルでは未経験だ。「何事も経験」と言う人も居るとは思うけど、

 世界には経験しなくてもいいかな?ってことが結構たくさんあるのだよ。

余談だけど、もし決壊するとしたら、

 隕石と濁流、どっちがいい?

僕は迷わず隕石を取るな~。アウトサイドから見てズボンが膨らむ感じ、ともすればズボンの裾から「ゴロリ」と転がり落ちるインパクトはあるけど、
※ちなみに伊集院の場合はこちららしい。見たことはないが
濁流の、「エネルギッシュなスプラッシュ」
※あえて韻を踏んでみた
の方が、「飛沫感染」ならぬ「飛沫拡散」が強そうな気がする。

 もはやそのレベルにおいて「バレるバレない」をとやかく言っても、なのだが。

何にせよ、その「窮地」が目前に迫っているのを感じた。上手く微調整して「エアー」だけを排出したい。が、その瞬間に「ウォーター」まで流出してしまったら、、、

 まぁ多少臭いオナラレベルに納得して貰えたりは、、、

 しないのである。

これは僕の話では断じてないが、、、てかこう書くとガチで僕の話のように聞こえるのはなぜなんだろ。まぁいいや。たとえ長男や娘が読んでる可能性があるブログであっても、

 芸のためなら威厳も捨てる

それがクリスクオリティだ。てか、ホントだよ?ウンコを射出したことはマジで記憶の中には無いよ?

 つまりオシッコならあるのかって話だけど、

そこはとりあえず今回はスルーしておこうじゃないか。人間正直なことが必ずしも正解とは限らないしな。

軽い「プスプス」とした音が僕の臀部(でんぶ)から発せられる。

 うむ。まだだいじょう、、、ブ!<上手い!

しかし、その直後、「オナラと言うより具を感じさせるニオイ」が下の方から立ちこめてきた。

 一瞬エアーだと思ったのは僕の希望的観測、世界平和の願いであって、現実はそんな甘く無かったのでは?

おそるおそるパンツの表面を手でなぞってみる、、、

 ドライ!トライしてみたらドライ!アイムノークライ!

ふぅ。いやいや安堵するのは早い。もしこのまま相方が来なければ、僕はここに骨を埋めてしまう事になるやも知れぬ。てか、

 「コロナが発生したお店」

と、

 「店長がウンコ漏らしたお店」

では、正直前者の方がいいんじゃないかという気すらしてくる。まさにこの世の終わりのような状態だ。てか、

 まだ読んでる人が果たしているのかって話だが、

気にせず続ける。

ともかく、そんな紙一重の攻防を繰り返しつつ、ついにその時がやってきた。

 「はよーございまーす」

リンゴーン!!妹、つまり相方が来てくれた。

 「ゲリがひどいのでファミマ行ってくる」

すぐさま最寄りのファミマへ。車に乗る時も半泣きである。てか、泣いてるのが上半身で良かった。下半身が泣いてたら、、、まぁ考えなくてもいいか。

ファミマはとても清潔感のある最高なトイレであった。思わず最後にちゃんと掃除してしまったほどである<人として当然とも言えるが。

 これほど人に深く感謝したことは、正直無かったかも知れない。

そのくらい強く大きな感謝をしつつ、厚切りポテチ198円+税を買わせて頂き、職場復帰。

 所用時間約20分。

僕としては相当短い「戦争」だった。

今回は無事勝利を収めたが、常にこうあるとは限らない。いつ大雨が大洪水をもたらし、決壊した濁流が店中を「土色」に染め上げるやも知れない。

 平和ってのは、それが崩れた時にあらためてありがたみを知るものなんだよ。

みんなの下半身にも平穏あれ!

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