ARROW~その2~
需要が一切無くても、僕のプライベート、特に昨日の休日の占有率が、
たぶん起きてる時間の95%くらい
を占めてたので、触れざるを得ない。
怒濤のペースで2ndシーズンも視聴終了。最後いくつまで続くかわからないけど、
相当面白い。僕の評価はやや甘めだけど★★★☆に上げる。
たしかに微妙な点もないじゃない。不穏な空気が立ちこめ、
あ、ここ10秒飛ばしてもいいな
って時は早送りしたりするし、見ていてさほど楽しめないパート
※2ndだとブラッド市長絡み
も無くはないけど、
総じて絵作りは豪華で、テンポは異常によく、一度使った映像を頻繁に使ったりもしない。見終わってすぐ「次の話へ」を選択すれば、イントロパートが終わったところから始まるので、
非常に高密度に「ハマり続けられる」。
ネットフリックスは、「一度見終わった作品を再度見直そう」とするときの流れに関して、とても煩わしい構造になっている一方で、
続き物を一気に見ることに関しては、たぶん他の追随を許さない快適さを提供してくれている。
解像度も必要十分に綺麗だし。
まぁ言ってしまえば、
・嫌なヤツが居ない
・ストレスフルな展開がない
・テンポがいい
・女性が綺麗
・メリハリがある
この辺りさえ抑えてあれば、割と他はどうでもいいのかも知れない。そりゃあ「主人公がかっこいい」「音楽が最高」「ストーリーのどんでん返しとカタルシスがむちゃくちゃスゲェ」「思わず泣ける」みたいな要素は「無い」けど、
全てが完璧な作品なんてもんは、ほとんど無いわけで。
ARROWに関しては、今のところ必要十分の及第点って感じで楽しめている次第だよ。
・・・それを踏まえつつ、、、
※多少ネタバレも混ざるので、今から見ようという人はスルーした方がいいかも
海外ドラマっぽい展開はたぶん否めないのだろうな、と。
つかぶっちゃけ僕は海外ドラマの視聴経験が浅い。「シャーロック」「ハウスオブカード」くらいしかパッと思い出せないレベル。まぁ日本のドラマもさして変わらないとも言えるけど。あ、高校時代「ビバリーヒルズ高校白書」は見てたか。友達が見てたので一緒に、みたいな。
0時近かったけど。
僕が本作を見ていて思った「海外ドラマってこうなんだろうな」ってことを適当に箇条書きにすると、、、
・人気があるゲストは頻繁に顔を出す
・不人気と思しきゲストは早々と消え去る
・最終的なゴールはあるものの、ある程度は融通が付けられる展開にしているので、話の流れに唐突さが否めなかったりする
・誰かが貧乏くじを引かざるを得ない。本作だと妹のテアがムチャクチャかわいそう。ドラマの中のことだと思っていてもつい「かわいそすぎるだろ」って言ってしまうほど。
・主人公がモテモテで、一見誠実そうに見えて、ビックリするほどのプレイボーイ。次から次へ別の女を食いまくり。なのに元カノから一切恨まれないと言うご都合主義。
悪くない
・アクションシーン、ラブシーン、過去シーン、シリアスなストーリーパートなど、各話でのメリハリ作りに余念がない。これは時間管理すらされてそう。
※1話の中で何分はアクションで、何分はラブシーン、みたいな
・「人気があるうちはずっと続ける」ことがまるで前提になってるかのような構造。次から次へと種が蒔かれ、いつでも何とかなるように保険が掛けてある。例えば、「死体が見つからなかった」とか「ダメ人殺し!」とか。
※後者はつまり、刑務所に入れておけばまたいつでも再利用出来ると言う意味
・主人公がマシンガンを使わないのが◎。名前が名前だけに、弓矢メインなのはもちろんなのだけど、マシンガンとかアサルトライフルってのは、「風情がない」。結構な頻度でステゴロシーンもあり、監督なのかプロデューサーの意向なのか、殺陣シーンへのこだわりを感じる。ただ、そのクオリティが言うほど最高じゃないのは、まぁしょうがない。
・完全に死んだ演出があっても、「ミラクル」と言う、言わばジョーカーによって「無かったこと」に出来るのは、上手いと言うかズルいと言うか。
・足の骨を派手に折られても次の回にはもう回復してた。さすがヒーロー。
・ときどきブラックアウトの画面が長くて、「止まったか?」と思うことも。
・前回書いた後少しウィキペを読んでしまい、結構後悔。やっぱ知らない方が楽しめる。当たり前だけど。
・多少強引な展開があるのは、「マンガだから」と言うことで自分を納得させることにした。そうすることで結果より素直に楽しめるなら、そっちが正解かな、と。
・・・
3rdシーズンも見始めたけど、完全に続きなので惰性でまたこのペースで見ちゃうのか?と思うとちょっと怖くなる。さすがに18時間ぶっ通しで見るのは体に良くないと思ったし。まぁそれだけ面白かったってことでもあるのだけど。
前回(1st)はフェリシティが一番魅力的って書いたけど、今回(2nd)やや失速しちゃったのが残念。口数が減って、メガネを外してる時も多くて。ただ、3rdに入って僕の大好きなブランドン・ラウス=スーパーマンRが出てきてテンションUP。この誰がどう見ても善玉にしか見えない面構えの長身ハンサムが、実はどんな闇を持ってるのか、もしくは持ってないのか、、、
やっぱ続きも見てしまいそう。笑
| 固定リンク
コメント