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2020年6月18日 (木)

逃げるは恥だが役に立つ~その2~

スゲェ面白い。てか、

 スゲェ良くできてる。

何て言うか、ガッキーがかわいすぎる。

 ガッキーがかわいすぎる!

 ガッキーがかわいすぎて、かわいすぎる!!!!そのうえかわいすぎる!!

やはり僕は「ヒロインの質」によってドラマや映画の評価を大きく左右するタイプの人間であったことを、改めて痛感する。

 ★★★★!

久々の8点。前回の8点以上はたぶんスターウォーズ。半年ぶりくらいだ。もちろん記憶には一切自信はないが。

現在9話まで視聴している状態だけど、スゴーク細かなところで、

 監督、わかってる!

と強い同意を感じたりする。例えば9話終盤、二人がハグをし、カメラが交互に顔を映すシーンで、ヒラマサがした問いかけにみくりさんが、「うん」と答える場面。

 みくりさんは、ゆっくり顔を肩にうずめるように頷きつつ、「うん」と言う。

これ、超最高。ヒラマサの中に自分をうずめる愛しさ、問いかけに対する返答を意味する頷き。その上で「はい」ではなく「うん」と言う雇用関係ではない「対等さ」を感じさせる言葉と、その満たされた表情。

 完璧かよ、、、。

監督の金子文紀さんは、他に特に僕が見知った作品はない。
※国内の映画やドラマをほとんど見ないので。撮ってないわけでもマイナーなわけでもない。念のため

 しかし、コレを見て他の作品にも俄然興味が沸いた。

てか正直女性監督の作品かと思ったけど、
※根拠無し。僕中で「この繊細さは女性っぽいな」って思っただけだから
ここまでかわいく魅力的なヒロインの仕上げ方は、やはり「妄想が得意な(褒め言葉)男性監督」の仕事だったってことか。

前回はエンディングの恋ダンスが良いと言う話を書いたけど、チャランポランタンが歌うOPも相当イイ。なんだろ、チャランポランタンは特に好きな歌があったわけでもないし、記憶にあるのは「ワカコ酒」くらいのものなのだけど、

 聴けば聴くほどイイ感じ。

フルで聴きたくなると言うか、メロディと歌詞の、「作品への親和性」が高く、

 「取って付けたような仕事じゃない感じ」を感じた。

歌だけでも★★★くらい好きだ。

◎進め、たまに逃げても チャラン・ポ・ランタン
※覚えてたらリンク貼る

・・・

前回も書いたけど、全編通して大満足というわけではない。契約結婚という縦糸以外にも、ラブコメというか、ロマコメにありがちな障害が次から次へと出て来るし、「両思いであるなら何も問題ないじゃん!」ってだけで一点突破出来ないことも出てきてる。正直みくりさんの思考は、

 読み切れないところもある。

ヒラマサの「童貞的思考」は100%理解出来る一方で、
※理解は出来るが「それはどうなの!」って思ったりもするのだけど
みくりさんの「僕が期待する以上にドライなところ」に、違和感というか、

 男女の差

みたいなのも感じるのだよね。何て言うかそこも「女性監督かな?」って思った理由のひとつなのだけど。
※それでも男性監督だったわけだから、相当女心がわかる監督なんだろうけど

だから、見ていて10秒くらい飛ばすことが何度かあった。毎度毎度の話だけど、

 僕は幸せなシーンだけで満足出来る人なのだ。

別にマイナスの溜めとか要らない。悪いヤツも嫌なヤツも一切出てこない、不幸も誤解もすれ違いも要らない。一応本作は「ムズキュン」をキーワードにしてるとのことだけど、

 キュンキュンだけで問題ないと思ってるのだ。

まぁ「イラキュン」じゃないので、ムズキュンでもそんな悪いわけじゃないんだけど。

残り2話の段階で、過去最大の障害が発生。もうここまで来てハッピーエンドじゃないとか「絶対嫌」。軽~くamazonの感想を読んだ感じだと、

 感動するらしいことだけはわかった。

・・・それってハッピーエンドなの?

評価は全体的にとても高く、僕自身156分のオマケ映像の為に27000円のブルーレイボックスを買ってしまおうか心が揺れるレベル。

 1万円なら間違いなく買ってたと思うけど、さすがに3万弱は、、、

誰か大金持ちの友達が「オレ、持ってるから貸そうか?」とか訊いてくれないかしら。

 まぁ無理なわけだけど。

とりあえずテレビ継続中の「ムズキュン特別編」がどう違うのかを楽しみにしつつ、最後まで、キッチリ絶対見る予定。てかこれから見る予定。今すぐ見る予定。「おまけ映像」もレンタルしてくれないかしら。

・・・10話。

前半の幸せ満開なみくりさんと、終盤のギャップが辛い。てか終盤はサクサク飛ばしちゃった。見ていて辛すぎるんだもの。でもヒラマサ&みくりさんの思考回路ならこうした答えが出ちゃうよね~とも思ったけど!

 最終話で何とか盛り返して欲しい!

百合ちゃんとイケメンの行く末も相当気になる。あとやっさんの赤ちゃんも相当かわいい。ヒラリちゃん。見てるだけで幸せ。沼ちゃんの演技もイイスパイスだし、強いて言えば日野さん(藤井隆)が暑苦しすぎか?って程度。てか自分に動画編集のスキルとツールがあるなら、

 編集して美味しいとこだけの動画とかにしたい!

ニマニマし続ける動画にしたい。やっぱ僕が知らないだけで、僕がスゲェ楽しめる作品はまだまだ隠れてるな~ってスゲェ思った。あと、

 ガッキーかわいすぎると思った。

・・・さらに追記。最終話まで視聴。

うーむ。結局最後に一番大きなハードルを設定し、それを乗り越えて終わらせる「必要があると判断された」結果、

 そこまでスッキリ出来ず。

公衆の面前でハグをし「大好き」というのは確かにかわいい。がしかし、そのトリガーである「みくりさんは小賢しくない」というヒラマサのセリフに関しては、

 それだけでこのパッションは、ちょっと割に合わないのでは?

とモヤモヤした感じが残ってしまった。

確かにみくりさんは「自己承認欲求」が凄く強い女性だ。評価されることが金銭的な対価に相当することを結論付けた点にも言える。しかし、それはぶっちゃけ以前から相応に与えられてきたことだし、どうせなら、

 今は払えないけど、みくりさんの仕事は年収1000万円以上に相当すると思います。

みたいな現金なフレーズの方が、「彼女らしい」とも思った。

 もちろん実際にそれで「大好き!」とはならないだろうが。

ともかく、ハッピーエンドで後味は悪くなかったものの、「ピーク」で言えば9話終盤のやりとりであったと思う。てか見ながら「これ以降この場面を超える盛り上がりは無いだろうな」と半ば確信してたからな。

 僕的にはそこに8点付けたわけで。

月ノ丞さんが「掟上今日子さん」と言う別のヒロインを教えてくれたので、
※ありがとうございます!

 みくりさんのヘビロテに飽きたら、そっちを見る予定。

ただ、これもまた「みくりさん以上のヒロインは居ない」と僕の中である種の決めつけが成されているので、正直そこまで大きな期待はしていない。まぁいささか後ろ向きではあるけど、期待を抑えることでプラスを膨らませることもまた、人生を楽しく生きていくための知恵の一つというところなのだよな。

しかし、あの「うん」はマジで最高。1億3000万人中、1億2999万2999人が惚れてしまうレベル。つまり、ガッキー本人以外全員が虜になるわ。

あ、ヒラマサさんに関してはあまり触れてこなかったけど、星野源の演技、ルックス、セリフ(脚本)に違和感も文句も無い。実際はそこまでブサイクではないものの、劇中でのブサイク扱いも「ブサ側の光」として捉えられるし、知的でありつつも理屈っぽいところが許される点も、オタ心の救済になっている。

 商品としてベストな主人公キャラクター

だったと思う。「みんなエスパー」の染谷将太よりブサ寄りな仕上げもイイ。

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コメント

クリスさん
こんにちは。

第2期決まりましたね!
すごく楽しみです!

ただ、次は妊娠・出産という流れみたいなので、可愛さはどうかなぁ……とも思ったり、思わなかったり。

投稿: 月ノ丞 | 2020年6月27日 (土) 01時16分

どもですーー。

ちなみに、前回の月ノ丞さんの「逃げ恥コメント」にレスを書いてないのはお気づきだと思いますが、

 長すぎて一つのネタになってます。笑

ただ、それなりに優先順位付けてアップしてたら、結果ズルズルと後回しになってるという。

 決してスルーしてたわけではないので念のため!

むしろ、動画編集して2時間にまとめたお気に入りシーンを、

 さらに吟味に吟味を重ねて、

 1時間50分に圧縮!10分しか減ってない!

みたいな娯楽を満喫しております。笑。

ただ、僕の中のピークはやっぱり9話で、そこから先は正直話が暗くて重くて、作者の意図ではあるのでしょうけど、「好みとは違うかな」と。なので、2期、、
※てっきり1時間半くらいの特番1回で終わると思いました。情報集めてないのでよく知りませんが、、、って、放送する前に教えてくれると嬉しいです。自分そう言うの「絶対忘れる」人なので。

2期も暗くなりそうで心配です。ガッキー本人の「かわいい女性」としてのピークも過ぎてしまったかも知れませんし。
※広末涼子とか、今でもかわいいですけど、ピークはやっぱ「バブルへGO!」の頃だと思いますし

とりあえずヒマがあればスマホで見てまして、まだしばらくは「持ちそう」だな~って感じです。

※ホントはお送りしたいくらいなんですが、、、笑

投稿: クリス | 2020年6月28日 (日) 00時13分

クリスさん
こんにちは。

最近、ガッキーの記事を読んで、年齢相応の役がやりたい……みたいなことが書かれていて、まぁそうだろうな……なので、可愛さだけで観るのもダメかなぁ……とも思ったり思わなかったりです。

私は獣になれない…も面白かったので、色々楽しみにはしていたいです。

投稿: 月ノ丞 | 2020年6月30日 (火) 02時36分

ちーす。確かに32歳っぽい役ではありませんね>みくりさん。

まぁ女優さんは男性の俳優さんと違って、「若いこと」「キレイや美人であること」の価値が大きいし、本人もそれをイヤってほど突きつけられながら仕事をしてると思うので、どこかで誰かが「まだあんな若い役やってんのか」みたいなことを言われる(実際に言われて無くても本人がそう思ってしまう)のが耐えられなかったりするのかも。深キョンとかよくやってる<いい意味で と思いますけどね。

「私は獣になれない」も、

 もちろん知りません!笑

てか調べたら「獣になれない私たち」でしたね。笑。Huluにはあるみたいですが、ネットフリックスには無し。レンタルにはあるのかしら。逃げ恥の脚本家みたいなので興味は上がりつつも、やっぱ僕はみくりさんが好きなんだよな、とも思いつつもです。

あー逃げ恥より楽しいドラマが見たい!てか、

 両思いのバカップルが見たい!

俺物語を見直してニヤニヤしてる今日この頃です。笑

投稿: クリス | 2020年7月 2日 (木) 00時21分

クリスさん
こんにちは。

空飛ぶ広報室? もそこそこ楽しかったです。
綾野剛さんはあまり好きなタイプの俳優ではないのですが、彼との恋模様は、これもガッキーらしさなのかと。

深キョンはハプニングバーとかの乱れた私生活が報道されても、泥酔して抱えられての帰宅でも、なぜか全くイメージダウンしない不思議な女性ですね。ちょっとクドくなってきたような気もするけれど、このままおばあちゃんになるまで変わらずいて欲しいです(笑)

投稿: 月ノ丞 | 2020年7月 3日 (金) 03時09分

ちーす。どもです。

綾野剛は僕も好きじゃないですねぇ。てかあの人、

 ヒール顔ですよね?

そもそも悪役が似合う人だと思うんですが。まぁそれを言ったら松田優作もヒール顔で、かつ彼は嫌いじゃないんですが。笑

自分で編集した逃げ恥動画を見つつ、テレビの放送のも見つつ、やっぱガッキーの魅力がスゲェなぁと思いつつですが、とにもかくにも自分は、

 両思いの話が大好きなのだなぁ

と再認識して、

 だったらエロゲーでもいいんだよな

等という思考にシフトしつつあります。エロゲーは恋仲になってからのアフターが充実してるものもありますし、「両思いを狙い撃ちしやすい」ですし。

ただ、ハーレムが求めてるものではないし、主人公があまり無口で優柔不断なのも違うと思うので、「狙い撃ちしやすそうではあるけど、いざとなると及び腰」ってこともありますけどね。

俺物語くらいド直球の両思いラブコメを摂取したい!嗚呼ラブコメが欲しい!ラブコメがっ!笑

深キョン、確かにイメージダウンしないですね。てか、自分の中での彼女は、

 好きでも嫌いでもない。もっと言うと本人のキャラもかなり「感情薄め」な気がします。

綾瀬はるかみたいと言うか、あんま良く笑いよく怒る子じゃないような、、。まぁプライベートより「劇中のポテンシャル」が重要とも思うんですけどね。纏ってる空気なら、松岡茉優が超カワイイ。でも演技力で言えば、ガッキーのが2枚くらい上手って感じでしょうかね。広瀬すずはちはやみたいに颯爽とした「凛々しさ」が似合う感じで、かわいいとは違うような、、。

 チラシの裏に書けって話ですが。笑

投稿: クリス | 2020年7月 4日 (土) 22時34分

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