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2020年7月 3日 (金)

LITTLE WITCH NOBETA~その1~

ハンマーウォッチを久々にやりたくなって、STEAMを起動してみたら、なにやらいろんなゲームが出てる。まぁそりゃそうか。

何となくフックするゲームがないか物色。特にやりたいタイプのゲームがあったわけでもないのだけど、たまには新しいゲームを買うのも悪くない。つってもそう高いのは無理だけど。

ダークソウルIIIが1750円くらいになってたので、「もしやIも?」と調べたら、

 IIは1450円なのにIは5000円くらいのまま。

うーむヤツめ、心得ておるわ。

ともかく、そんな中で何となくフックしたのが本作。価格はサマーセールで990円が一割引891円。そう大した値引きではないし、もっと言えばアーリーアクセス。つまりまだ未完成だし、さらに言えばインディーズゲームなので、いわゆる大手のフルプライスタイトルと並列に語るのはよろしくない。

よろしくないのだけど、、、

 思った以上に良くできてた。

日本語の感想を読んだ限り、「思った以上に良くできてるっぽい」感じはしてた、でも、それを読んでなおさらに「思った以上だった」。

本作は、「ロリダークソウル」と称されるように、主人公がロリだ。ゴスロリというよりは魔女っ子に近い感じで、年齢的には11歳くらいに見える。まぁホントは何歳かはわからないけど、ともかくアニメっぽい絵で、

 相当かわいい女の子の主人公を操作してプレイするダークソウル。

敵を倒してソウルを手に入れ、ダンジョンを探索してボスを倒し、先へ先へと進んでいく。

違うのは、死んでもソウルは無くさないところと、やはりダークソウルほどマップデザインも、シーンのメリハリも、音楽も、システムも精度が高くないと言うこと。でも、言っても定価990円税込みである。8000円くらいするダークソウルと思えば、

 これで十分過ぎるくらいだ。

また、イージーモードがあるのも個人的にとてもありがたかった。違いはあんまよくわからないけど、たぶんイージーだと常にリジェネが掛かってる。途中で難度の変更は出来そうもないけど、もしスゲェ面白ければ、2周目にノーマルにすればいい。

この歳になると、なかなか気合いを入れて新しいゲームに挑みにくくなる。てかSEKIROも相当いいゲームだとは思ったけど、

 こちらはこちらで、思った以上に重い。と言うか、「思った通り重いことが重い」。

やはりそれなりの気楽さはとても重要なセールスポイントになるよなぁと。

以下適当に思うままの感想箇条書き。

・二つ目の魔法の使い方が最初全然わからなかったけど、使い方を習得してから一気にゲームが楽になった。感覚で言うと、

 「YSIIで遠距離魔法攻撃を手に入れた時のような感覚」。

一言で言うと楽になり、楽しくなった。

・モンスターの種類がとても少なく、かつデザインも正直かなり手抜き。その分ボスに気合いが入ってる感じか。

・ダンジョンの構造や謎解きが、ちょっぴり複雑。でもほんのちょっぴり。いわゆる市販品でもこのレベル以下のマップデザインのものもあると思うけど、いかんせん比較がダークソウルなので、どうしても「それよりは劣る」となってしまう。

・操作がかなり複雑。と言うか、使うボタンは限られているわけで、単純に「指に馴染ませるのに時間が掛かった」と言うべきかも。若い人ならすぐ覚えれるかもだけど、ぶっちゃけ僕は未だにしっかり習熟したとは言えない感じ。
※プレイ時間は2時間ちょい

・解像度は4Kでやってるけど、正直ちょっと重い。ただ、フルHDに落とすと、文字表記がボヤける。つまり、「そもそも4Kで遊ぶように作られてるっぽい」ので、多少のカク付はガマンしてやってる感じ。言うほどでもないかな。

・エイミングの微調整がちょっと難しい。それは僕が下手だからだけど、一応設定で「一番カーソル移動が遅い」にした。

・画面の輝度を素直に上げられるのが嬉しい。「素直に」というのは、SEKIROとかだと「右の紋章が見えて左の紋章が見えない明るさにしろ」とか言ってくる「余計なお節介」がないことを指す。明るさくらい好きにさせろよ、と。アンタと僕の視力が同じなわけでもねぇだろ、と。でも一番明るくしてるわけじゃないけど。

・操作を覚えるのは大変だったけど、割と手に馴染んでからは、なかなか楽しい。盾の概念はなく、ジャンプやダッシュ、物理攻撃もある一方で、

 基本は魔法攻撃。

チャージして放つ。チャージ時間は移動速度が遅くなるけど、チャージ中に回避してもチャージそのものはキャンセルされなかったりする。まぁこれが本作のキモとも言える「動かす楽しさ」かも。

・二段ジャンプもある

・薬は見た目はかなり違うけど、やってることはダークソウルに近い。セーブポイントで購入可能な薬を、枠にセットして使う。枠の数はゲームを進めると増えていくのと、HP回復以外の薬もセット出来る。

・回避行動は無敵時間がありそう

・「呪い」という概念があり、それが増えると死んだ時に持っていたソウルを落とす量が増える。呪いは、現状「呪いが増えるHPやMPの回復薬」を任意で使わない限り増えないっぽいので、実際に減ったことはない。

・慣れないうちは、最初のアーケインの魔法を放つ際に「障害物に邪魔されて敵に当たらない」ことが凄く多い。

・マップデザインはややショボイけど、テクスチャは相当キレイ。4Kだからかも知れない。

・日本語にすると、タイトルもカタカナになる。とてもダサい。せめて専用のロゴを作って欲しかった!

・開発のPUPUYA GAMESが、他にSTEAMでリリースしてるタイトルはない。が、無料体験版はある。どこまで遊べるかわからないけど、とりあえず製品版に引き継げるらしい。

・魔法は4種類しかないけど、切り替えはかなりやりやすい。それとは別に進行によって手に入るアイテムでレベル上昇するスキルがある。それによって二段ジャンプを習得したけど、操作に関するスキルがもっとあるなら、

 テンション上がるだろうな~

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死んでもソウルが無くならないのと、回復アイテムが結構強力&イージーでやってるので、ダークソウルを思えば、全然簡単。

簡単であるがゆえに達成感も希薄になってしまうけど、いやいやどうして、これはこれで楽しい。氷魔法の「ロックオンホーミング」の気持ちよさが、僕の中ではかなり評価に影響した感じ。

 現時点で★★☆。

氷魔法の使い方を覚えるまでは、狭い通路に出てくる人型の雑魚にやられるレベルで、「哀しいほど下手だわ、、、」って感じだった。このときの評価は3点くらい。

続きを遊ぶ可能性は低くない。少なくともSEKIROよりは高いけど、、、それでもクリアまではやれないだろうな~。

 「ダークソウルみたいなゲームをユルくロリで遊びたい人」には、コレ以上ないくらいオススメだ<当然だ。

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