PGアンリーシュド RX78-2ガンダム
全然知らなかったのだけど、友達が遊びに来たときにたまたまネットで見かけて、掘り下げていったら結構なシロモノだった。
※ほぼ発表直後みたいなタイミングだったのだけど
・パーフェクトグレードのさらに上を行く新シリーズ
・定価27500円(税込)なれど、既にネットではプレミア価格で予約を受けているところが多い
・可動フレームにどんどん肉付けしていく感じで、アホみたいな可動箇所90!
・メタリックシールやメッキパーツ、金属成形色※チタニウムフィニッシュみたいなヤツかな?など、素材感にもこだわりまくり
・LEDユニットでメインカメラやダクト、ビームサーベルなんかも光ります
・バーニアや頭のバルカンなど、メタルパーツも使ってます
・全身のハッチ開きまくり。「HOW TO BUILD GUNDAM2」の表紙以上か!?
・何や知らんけどデカールやシールがスゲェ多そう
・発売は今年12月予定
・・・
とにかく、最近プラモづいてたこともあって、あとお財布にも多少余裕があるし、
定価の1割引くらいで買えるなら買いたい。
問題は「買えるかどうか」。既にプレミアで予約受けてるサイトがあるくらいなので、買えない可能性、日頃1割引や2割引で売ってるお店でも割引率が下がる可能性が低からずあるものの、
もしジョーシンで2割引=22000円なら、
むしろ「安い」とすら言える内容。いやマジで。てか、「安い」には根拠がある。
通常値引きして販売してるサイトが定価で売ってるってことは、その時点で原価率が悪いことが想像出来る。原価率が悪い商品は当たり前の話「売れなければ発注したくない」。特に高額商品になればなるほど、「たくさん売っても1つ売れ残ったら損してしまう」というリスクが高くなり、最初からそのリスクを高めるような値引き販売を避ける可能性が高まるし、バンダイ側もよほど自信と理由がない限り、「高額」「低粗利」でぶつけてこない。
それだけの内容だ、ということ。
一歩進めて、ジョーシンの状況確認。
・現時点では予約は受けてない
・予約は受ける予定
・予約以外の当日販売分はたぶん無い
・予約数は全国のジョーシンでまとめるので、一店舗、例えば秋葉界隈で大量に予約が入ったら、地方のジョーシンにはイッコも入らないと言う可能性がある
・予約価格がいくらになるか、平常時のように2割引が適用されるかは未定
・予約開始予定日は未定
・予約はご来店のみ
・予約が始まるタイミングは、物によって全然違う。極端な話、商品が発表された直後から予約可能になる場合もあれば、発売日前日から予約を受けたこともある
・現時点ではバンダイの公式サイト以上の情報は、店舗でも持ってない
なのだとか。
ちなみに、情報を知った直後には予約を受けていた定価売りのあみあみも、今は予約を打ち切っている。個数が相当少ない感じ。もっと言えばジョーシンもいつの間にか予約を開始しつつすでに打ち切ってる可能性もあるのだけど、、、。
●PG UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム スペシャルPV
https://www.youtube.com/watch?v=Fx_pahzRXgw&feature=emb_logo
まぁ買えなきゃ死んじゃうってわけじゃないけど、もし買えたら、
お正月休みにガッツリ作りたい気分ではある。
軽く感想を書くなら、、、
全体的なプロポーションが太い。
理由は単純明快。「重い」のだ。何層にも重なったフレーム構造に、いくつかメタルパーツも使っていそうだし、1/60と言うデカさを支えつつ、「自立が不可欠」なのがRX78ガンダムに課せられた絶対条件だったと思う。
※これが明らかに細いモビルスーツならまた話は変わってくるのだろうけど、1/144ではかなりスリムだった「アストレイレッドフレーム」も、PGになったら随分ずんぐりしたフォルムに変わってしまったわけで、、、
正直もう少しスリムな方がかっこいいとも思うし、初代PGガンダムと比べてさらにデブってわけでもないと思うのだけど、、、
可動に関しては、「可動箇所やハッチオープンが多い」のはわかるけど、「可動範囲」に関して一切触れてないところを見ると、「正直そこまで派手に動かない」感じはする。CGイメージの写真も、そんなアクティブなポージングがあるわけじゃないし、そもそも、
デブ=肉が多い=腕なり足なりを曲げられる範囲が狭い
ってことでもあると思うし。まぁこのモデルの場合は、動かして遊ぶというより、その「構造」や「ルックス」「密度感」、あと純粋な「重さ」を楽しむ物なのかも知れない。もちろん作る課程も。
顔はPGよりかっこいいと思うけど、VerKaとはちょっと違う感じ?誰がデザインしてるんだろ。間違いなくイケメンではある。でもやっぱもちっとスリムな、と言うか「首が長い方がよかったかなぁ、首が短いとあんま上向けないんだよね。
※今回のはウエストがかなり曲がるみたいなので、首だけじゃなく全身使って見上げるポーズが取れそうではあるけど
指が動かない感じに見えるけど、どうなんだろ。まぁ握り手と平手、あと銃用の手が付いてれば、何も指が動く必要はないのかも知れないけど、「見た目的には動かなそうだけど実は動く」ってのが一番かっこいいんだけどな。
コックピットの中は、コアブロック、コアファイターの映像が一切無いのもちょっと気になる。可動を重視することで、コアファイターがそもそも「付いてない」「入らない」作りになってるかも知れない。無くてもしょうがないかも知れないけど、無いと寂しいのがコアファイター。派手にウエストが動けば、コアブロックは絶対邪魔になるわけで、、、。どんな魔法で正解を導き出してくれるのか、結構楽しみでもあるかな。
てか、なんで目が青とかピンクに光る必要があるのか全然わからない。黄色はオリジナルなのでわかるし、せめて「緑」なら雰囲気的にも有りだと思うのに、何故ピンク?あと電池交換が簡単じゃないとイヤだなぁとも思った。
・・・
何か買いたいけど何が買いたいかわからない、みたいな状況に、「コレは間違いない」って1体が出てきた。焦って買わなくてもいいのかも知れないけど、「鉄は熱いうちに」という言葉もあるし、こいつなら、
ただの素組でも十分過ぎるくらい満足出来そう。
むしろ3500円くらいするPG用のアクリルケースも買ってしまいたいほど。
※塗らないなら要らないとも言えるけど
バンダイのプラモデル技術は、もはや他の追随を許さないレベルにまで高まってる感じがする。
※あくまで技術ね。センスとかはまた別の話
それはつまり、「日本がアメリカや中国に負けない分野」でもあるわけで、このガンダムを見たとき、「欲しい!」と言う気持ち、「スゲェ、、」という感想と共に、
なんだか嬉しいな。
って思ったりもしたのだよな。
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