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2020年11月30日 (月)

歯医者

名前は出してなかったかも知れないけど、今日歯医者に行ってきた。他人の歯医者バナシなど、何にも興味はないだろうから、よほどヒマで仕方ない人以外はスルーすりゃいいとは思いつつ、まぁ適当に綴る。

今回の治療は、前回削って仮のカバーを被していた歯に、「ブリッジ」と呼ばれる加工がされた「三連結」の歯を被せると言うもの。わかりやすく図で描くと、、、

 □□凸 凸□

こんな感じに歯が並んでると思いねぇ。□は普通の歯。凸は一旦銀歯を被せたものを、ブリッジにするために外した状態。「 (スペース)」は、歯茎だけが残って抜歯された状態。

 つまりブリッジとは、「凸と凸」に橋渡しをして、

 凸▽凸

こんな感じにするわけだ。

 つまり、大いに隙間が残る。

ここは歯間ブラシで磨いて下さいと言われたけど、正直歯茎も相当痛んでるわけで、結構怖いと言えば怖い。

 みんな、歯は大切にしないとダメだよ。

こんな至極当たり前のことを当たり前に「受け入れられない」のは、やっぱり実感が難しいからなのだろうな、と思った。子供の頃、周囲に入れ歯の人が居なかったわけじゃない。でも、

 入れ歯がどれほどツライかを、毎日切々と説いてくれたりはしなかった。

永久歯が抜けてしまうショックや、ブリッジにすることで歯を磨くのが怖くなる気持ちや、インプラントにすると33万円くらい掛かるという事実や、33万円という金額がどれほど大きい額なのかということや、

 何歳でそう言う状況になるかも、その人次第で全然違う。つまり、親が健康な歯の持ち主であればあるほど、「ヤバイ状態の歯がどれほどヤバイのか」を子供に伝達しない。

ともすれば、学校の勉強なんかよりよっぽど「確実性が高い危機的状況」を虫歯によって引き起こすリスクがあるのに、それがそこまで真剣に伝える「文化」が出来上がっていない。

 これを読んでる人も、実際どの程度のことなのかピンと来てないのが普通だと思う。

でも、

 たぶん想像の「160%増し」くらいでヤバい。つまり、2.6倍くらいは危機感を高めた方がいいような気がする。具体的には、

・頻繁に、信頼の置ける歯医者に行ってチェックし、ひどくなる前に措置してもらうこと

・歯磨きの際の歯ブラシ、歯磨き粉が、自分に最適な物をチョイスしているかも、識者(歯医者さんとか)にチェックして貰った方が良い

・歯が無くなるとどう困るのか、どう痛いのかの啓蒙動画みたいなのを見せるのも効果的かも知れない>子供とかに。ちょっとトラウマになるかもだけど。

まぁ言っても「未来の健全な歯」を手に入れるのは難しいことだとは思う。ただ、僕は「こっち側」に来た人間として、「歯は大切に」という言葉の意味を、最近になってようやく感じることが出来たと言う話。こっち側に来て、そしてそれを伝えることが出来る以上、伝えた方がいいような気がしてるって話だよ。

・・・

しかし今日の院長先生はキレまくってたな~。笑。ルーティーンをしっかりこなさず、ミスを犯してしまったスタッフに、劇的にキレまくってた。たぶん時間にして、

 40分くらい?

僕が帰った後ももしかしたら続いてたかも知れないから、結構な長時間。いろんな患者さんを見つつ、ぐるぐると回りながらも結構ずっと言ってた。

 「なぜそんなミスをするのかをハッキリ言葉にして言ってください」

みたいなことっだったと思う。先生の年齢は40歳くらい。言われてたのは女性で、姿は見えなかったけど、気配的には23歳か、下手したら教育実習の子だったかも知れない。ただ、同じ事を以前、それも相当前に、それも何度も言ってるっぽかったので、普通にスタッフのひとりだった可能性のが高い。

 まぁ初診の時から「先生は怖いけど」と思ってた歯医者なので、何にも驚きはしなかったけど、、、

・こういう罵声を快く思わない患者さんは少なくないだろうな

・次から他の歯医者に行こうと思う人も居て、患者さんが減るかも知れないな

・でも先生の腕や、スタッフのクオリティを向上させるためのことだと思えば、逆に全てをなぁなぁで済ます歯医者より全然良いとも言える

・でも患者さんに聞こえるレベルで聞こえる場所で、それもかなり長時間に渡って、ある意味公開処刑のように罵声を浴びせ続けるのは、それはそれでどうかという気はするよな。

・先生、Sっ気が強いな

・てか先生は答えを求めてるけど、その答えを本人が導き出す過程と、生み出す苦しみが重要なんだろうな。そして自分自身もそう言う環境で揉まれてきて、そして今の自分の成功体験に繋がってるから、なかなかこのスタンスを変えるのは難しいんだろうな

・結局答えは「緊張感の欠如」だと思った。あと、やっぱり若い子は先生とは違う環境で育ってきて、教育も、例えば上下関係とかマナーとか「その人の中の当たり前」とかも違うのだろうから、40歳が、例えば25歳の異性に、説得力を持つ言葉を投げかけるのは、容易なことじゃないのだろうな、、、

聞けば、先生は「毎日1回くらい」こんな感じにキレてるという。まぁ慣れるのもよくないだろうし、「私がタゲられてなくてよかった」と思ってるスタッフも少なからず居そうではあったけど、

 それでも僕はまた来週もこの歯医者に行こうと思ったし、別に他のトコに代えようとも思ってない。

ココの歯医者は席数8席と比較的大きな箱で、必然的にスタッフも10人前後と結構多い。だからこそ、その教育、その管理は、院長先生の責任、影響が大きいとも思うわけで、、、

 でも、20年くらい前の僕もこんなだった気がするな~なんて事を思ったり思わなかったりだよ。

てかオチが無く普通に終わる。

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