記憶に残る殺陣
あくまで僕の記憶。世間での評価はわからない。思い浮かぶままに書いて行く。厳密には殺陣に限らない。ステゴロかも知れないし、プロレスかも知れない。要はタイマンシーン。
●スターウォーズ
最終作の荒波の中での決闘や、背中からライトセーバーを出すシーンが記憶に新しいけど、僕的に「なかなかやのう!」と思ったのは、
エピソードIで、クワイガン&オビワンvsダースモール
正式名はわからないけど、「両刃の長刀」※PSOならダブルセイバーで二人のジェダイ相手に一歩も引かない「美しさ」は、相当グッと来た。スターウォーズは、その源流こそ「隠し砦の三悪人」かも知れないけど、飛び道具相手に剣で立ち向かうスタイルのかっこよさは、密かにガンダムにも受け継がれ、
必ずしも飛び道具が強いわけじゃないと言う美学を見せてくれた。
だからこそ、「剣vs剣」の戦いこそがもっとも美しく見えたのだと思う。
●牙狼
CGやワイヤーを巧みに使って、「スーツアクター」や「アクション指導」が誰なのかまで気になってしまった傑作。毎回毎回手を代え品を代えた悪者を用意するだけでなく、ド派手なCG戦闘と、実直な殺陣シーンを織り込み、「1話の密度」がとても高い作品だったと思う。
その中でも、鋼牙と怜のタイマンは特に印象深い。「殺陣ってこのレベルになるとマジで心が持ってかれるな!」とニヤニヤしてた記憶がある。つか、牙狼があるから今生半可な殺陣シーンでグッと来れないのかもとすら思うわ。
●ワイルドスピード
これも各エピソードに車だけじゃない派手なアクションが織り込まれる贅沢なシリーズだけど、特に殺陣というかステゴロで記憶に刻まれたのは、
ドウェイン・ジョンソンvsジェイソン・ステイサム
事務所の中でのステゴロで、体格的にも、たぶん体力や技術でもドウェインのが遙かに上の二人だったはずなのに、それを一切感じさせず、
何より周りのものをガンガン壊していくスタイルが新鮮!
さらに、「バックブリーカー?でカメラを派手に回す演出!」まさに痛快!見せ方次第で殺陣もカーアクションもまだまだ「奥」があると思わせたワンシーンだ。
●ブルース・リー
大御所も忘れちゃならない。てか、他にも忘れちゃならないのに忘れてる人がいっぱい居そうだけど、
ヌンチャクのかっこよさ、キレの良さは、まさに革命だった。
てかブルース・リーって何者だったんだろうって思う。美しい体、筋肉は細くしなやかで、「強さに説得力があった」。余裕の表情に滑稽さがなく、かっこいい。
長身を相手にした死亡遊戯がどこまで本人だったのかわからないけど、似たシチュエーションで長身を相手にしたポール・ウォーカーのアクション映画を見た時、
あ、ポールはブルースリーじゃねぇんだな
って改めて思った。ポールもかっこいいんだよ?でも殺陣をやるキャラじゃないんだよな、と。
●マトリックス
別にランキングを付けて書いてるわけじゃないけど、レボリューション、つまり最終作でのスミスとの雨の中の闘いは、
リアルドラゴンボールかよ、、、
エフェクトと見せ方が強烈に新鮮で、もう笑うしかなかった。
他にもツインズとの「消える相手との闘い」や、一作目の弾丸を避ける演出ももちろん良かったけど、マトリックスで格闘シーンと言ったら、
ネオvsスミス
が一番印象に残ってるな~。てかマトリックスみたいな映画って意外と出てこないね。仮想現実を扱った作品はあるけど、それに格闘とか超能力が入ってるかって言うとそんなことないもんな。
●ワンパンマン
僕が選ぶ「アニメの格闘シーン」ナンバーワンが、ワンパンマン1stシーズン最終話のボロスとの戦闘。
もう何回見たかわからないほど見た。ネットフリックスがすり切れるほどに。
セリフもイイ、マジとジョークのバランスもイイ、破壊演出もイイ、主題歌が流れるのも最高だし、作画のクオリティが惚れ惚れする。
「最高かよ、、、」
そうとしか言いようがない。素晴らしいとしか言いようがないシーン。嗚呼、nori君がこないだ遊びに来た時見せればよかった。しまった・・・。
つかワンパンマンってまだ続いてるの?
●ウルヴァリンゼロ
実写部門の殺陣では、これも以前触れたけどウルヴァリンのラストシーン、ウェポンXIは僕が選ぶ「最強のヒール」なのだけど、彼を最強たらしめているのはまさにこの殺陣のシーンのため。
目からレーザー、瞬間移動も無条件で出来て、両手の剣裁きは達人レベル。さらに再生能力も著しく高く、
こんな相手をどうやって倒すのか!?
と思わず唸るほどの強敵。
ぶっちゃけ勝ち方に関しては「たまたま?」みたいな部分もなくはないけど、戦ってる場所も、いがみ合っていた兄弟が協力しあうところも、そして最後倒したあとの演出も含めて、
これは超えられないよなぁ、、
って毎回思う。これを見ても思うし、他の格闘シーンを見ても思う。
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ホントは書いてる間に何か忘れてる名シーンを思い出せないモノかと思ったのだけど、存外パッと思い出せなくて残念。
盛り上がる、と言う意味では「鬼滅の刃19話ヒノカミ何とか」のシーンも相当素晴らしく盛り上がったけど、あれは殺陣って感じじゃなかったかな、と。そう言う意味では劇場版のがそれっぽかった。
あ、「バキ」の格闘シーンも良かったのがあった気がする、、、けどパッと思い出せない。北斗の拳とかドラゴンボールも、どこかポイントが違うと言うか、「動かした時にオオッって思わない」と言うか。マンガから入っちゃったからかも知れないけど。
ランキング付けるつもりじゃなかったけど、クリスが選ぶ殺陣シーンナンバー1は、、、
ワンパンマン1st最終話
ってことで。もしまだ見てない人が居たら、ぜひ見て欲しい。つか最終話だけ見てもさすがによろしくないけど、とにかく主人公が不当に虐げられるシーンが多くストレスなので、そこはサクサク飛ばしながら見て大丈夫とお伝えしつつです。
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コメント
クリスさんこんにちは
ブルースリーは凄いですよね
自分はカンフー映画といえばジャッキーチェンだったので
ちょっと大きくなってブルースリーの映画みたときに
スピード感にびっくりした記憶があります。
名シーンは数あれど凄い殺陣!っていうとあまり思い浮かばないものですね。
映画のるろうに剣心の佐藤健のアクションは
漫画の超人的な強さをよく実写で再現したなーと
感心したものですが。
牙突にはがっかりしましたがw
投稿: キリオ | 2020年11月 3日 (火) 08時40分
どもですキリオさん、クリスです。他の方を含む他のコメントは、ブログのネタにさせて戴きました。
ブルース・リーの映画を今見ると、ホント戦ってるシーンは極一部なのですが、そこが「煌めいて見える」んですよね。
伝説になる男だな、と。
ジャッキーが大好きだった頃はもちろん僕にもあるのですが、実を言うとささやかなトラウマというか、
何でもジャッキーの映画なら見たい!って頃に公開された「蛇鶴八拳」という映画がありまして、
コレがクソつまらなかったんですよ。
それまでの酔拳や蛇拳、笑拳、少林寺木人拳と比べて。それもそのはず、その映画は新作でも何でもなく、「人気があるから引っ張ってきた」過去作だったんですよね。
もうそれが嫌で嫌で。
1000年の恋も冷める思いでした。以来かなりニュートラルに見るようになって、別段さほどでもなくなってしまったのでした>ジャッキー。
ちなみにアクション俳優と言えば、
ジェット・リー
も忘れちゃならないですね。パッと思い浮かぶ殺陣の名場面が無いと言うか、思い出せないのがもどかしいですが、「新少林寺伝説」はヒロインも超かわいくて、あ、失敬、
ヒロイン「が」超かわいくて、
とてもオススメです。てかジェット・リーの映画では一番好きですね。
ヒロインが超かわいいから<それ!?
ちなみに、自分るろうに剣心の映画は一度も見ていません。マンガは読んでいましたが、世間の熱量ほどは楽しめてる感じもなく、佐藤健も嫌いじゃないけど好きでもなく、、、ただ江口洋介は嫌いなので、そこがマイナスになっていたかも知れない。評判は悪くないので見てもいいと思うんですけどね~<るろ剣。
投稿: クリス | 2020年11月 3日 (火) 23時49分