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2020年12月15日 (火)

リムオブザワールド

ネットフリックス専売の洋画。主人公は中一で、4人の子供がエイリアンと戦う話。

オタクで内向的な主人公アレックスは、母親にほぼ強引にリムオブザワールドというキャンプに送られる。別段そんな悪い場所でもなかったと思うけど、そこで金持ちの黒人と、中国人の女の子、地元のちょっと年上っぽいイケメンと出会い、

 空から宇宙からの脱出ポッドが。

あとエイリアンとの空中戦が唐突に始まり、ポッドに乗ってた女性隊員に「これをフィリップス博士に届けて、、、それでエイリアンは倒せちゃう!」と、人類の運命を託される。

 スゲェテキトーに書いてるけど、概ねこんな感じ。

まぁネットフリックス専売なので、「いろんな売れ筋」をブレンドして「組み立てられた商品」という感じ。

監督のマックGは、チャーリーズエンジェル、ターミネーター4とかの監督。意識したことが無かったわけじゃないけど、特に大好きというわけでもない。

売れ筋を感じたのは、、、

・ヒロインが中国人の女の子で、特にかわいいわけじゃない
→芦田マナをハリウッド映画で見るような感じ

・ちょっとしたラブ要素はストレンジャーシングスっぽい

・4人に黒人を混ぜたり、主人公がそばかすだらけで「子供です」アピールが強い

・相変わらず父親は死んでいる

・ハッピーエンド

・無駄に踊ったり派手な音楽を流すシーン

・場面ごとのカラーが明確で、「妙に黄色い」「妙に青い」など、これまたストレンジャーシングスっぽい

・基本テンポが良く、お金も使ってます感はある

なんつか、「既視感の塊」のような映画で、ヒロインがかわいくないのがとても惜しい。でもこのメンツにアジア系のキャストを押し込むのは避けられなかったと思うし、アレックスの身長の低さとバランスを取るためにも、「黄色人種なら背が低くても不自然じゃない」理由付けになる。妙にタフで体術に多少秀でてる点も、功夫を起点とした「アジア臭」の主張か。

序盤マイナスの溜めが結構強いのでちょっぴり飛ばしたりもしたけど、中盤以降は仲良し4人組のロードムービー&広げまくった風呂敷を、きっちりしっかり畳んでくれる「良心的な展開」。

 クリス評価は、中盤まで★くらいだったけど、見終わった時点では★★☆くらいまで上がった。

クライマックスでみんなのセリフがかっこよく、思わず声が出たシーンも1度や2度じゃない。ルックス的にも、ヒロインの子以外はとてもイイ感じだったし、ジュブナイル好きなら、まぁ見てもいいかなって感じ。

てか結構前からマイリストには入れてたのだけど、どうにもつまらなそうでずっと放置してた。

今日あまりにも、、、

 友達にごくごく軽く勧められた「ヴァガボンド※韓国ドラマ」がつまらなくて、

何か真逆の作品が見たくて再生にこぎ着けた感じ。

エイリアンのデザインは「アイアムナンバー4」とそっくり。大きさも同じくらいかな?子供たちに特筆するような超能力があるわけでもなく、大人達はほとんどまともに話には絡んでこない。

途中何カ所かいきなり音が鳴るこけおどしや、ややグロめな死体が出てくるので、その面での覚悟はあった方がいいかとも思うけど、後味がとても良かったので、見て良かったなって思ったよ。

もちっとヒロインがかわいければな~。商売だからしょうがないんだろうけど、、、。

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