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2021年1月14日 (木)

PGUガンダム、どう向き合うか

5000円分のプラカラーを買い、ランナーを見つけやすくするためにつかうマスキングテープも買った。気合いもそこそこあるし、特にエクスヴィアスが切羽詰まってるわけでもなく、ブラッドステインドに区切りが付かない状況でもない。季節的にも「寒いけど」虫を気にする必要もない。

 もう今しかない!くらいのタイミングだ。

色を塗ることで劣化し、折れやすくなる怖さは否めない。もちろん時間も掛かるし、窓を開け放つ寒さもある。でも、塗らずに作るのと塗って作るのでは、満足感達成感は比べものにならない。問題は、

①どこを何色で塗るか

②どのタイミングで塗るか

③どの程度まで塗るか

ひとつひとつ掘り下げていく。

①どこを何色で塗るか

つまりは全身の「外側だけ」塗るのか、内部フレームにも手を出すのか、はたまたコアファイターの中のアムロだけ塗るのか。余談だけど、個人的に一番塗りたくないのは「盾」だったりする。

 僕はあんま盾を持たせないのだ。

なのに塗る煩わしさ。作ったり塗ったりしないともったいないと思いつつ、作っても塗っても持たせないから使わないもどかしさ。

 盾ってガンダムに不要だと思うんですけど。

だって基本避ける人でしょ「アなんとかさん」は。むしろ動きを妨げるだけのものと言う気がしないでもない。

塗ることで劣化だけでなく、「可動のクリアランス」も低下する。動かそうとしたら折れそうな怖さがあるし、でもそもそもほぼ固定ポーズで置きっぱなしだったりもするし。

せっかく全身塗るつもりでカラーを買ってきたのだから、
※リアルタイプガンダムっぽい色をイメージして

塗らないのももったいないというか、それはさっきも書いたけど。

何色で、と言う部分にも絡むのだけど、何十本と用意されたカラーの「本当の色」を確認するステップも必要かなぁと思う。「本当の色」とはつまり、

 キャップの色ではなく、塗った時の色。

さらに進めるなら、「白地ではなく、その色で塗るランナーに載せた時の色」を、一通り確認したくもある。こればっかりは写真で保存する意味が薄く、かつ、

 一度キャップを開いたら、そこから急速に乾燥&劣化が始まるのがプラカラー。

つまり、「作ろう!」「塗ろう!」「色を確認だ!」と進めた場合、「すぐさま作り始めないと」、せっかく買ったカラー達は乾燥して固まってしまうのだ。

もちろん細かな色をチェックせずに、「これ、、、かな?」と博打で進める手もある。結果しっくり行けばラッキー。しっくり行かなかったらガッカリ<上手い。それもちょっぴり切ない。アンチョビ。<全然関係ない

キャップを開けないまでも、どこを何色で塗るかに関しては、事前に綿密な計画を立てておく方がいいはず。今回のPGUGは、塗らなくてもほぼほぼ設定通り、いや、各色複数の色味が用意されていることを鑑みれば、「設定以上」の配色で出来上がる。つまり、

 ランナー別に色を塗ってしまっても、そこまで困ることは無い気もする。

強いて言えば、関節などの可動部周辺に塗料が付かないように気を付け、劣化に配慮するくらいかな。

もちろんランナーの状態で色を塗ると言う事は、作る過程で思いっきり「ゲート跡」が目立ちまくるということでもあるのだけど、言っても僕は小学生の頃以来、

 作ってから塗るのは、テンションが途絶えてほぼ無理だった人。

こないだの長男と作ったMG3.0の時は、「完成させるためには塗らずにまず作る」を優先したけど、僕の場合「組み上げたらそれで試合終了」という可能性が著しく高い。ある程度塗った上で完成したなら、そこからリタッチ※ゲート跡を塗る や、汚しの選択肢も見えてくるけど、「地色を塗らずに墨入れだけ」は、やっぱり難しいだろうな、と。

 全部塗りおえる前に心が折れる可能性もあるけども、、、

まぁそこはそれかな、と。

あと気になるトコロで言えば、リアルタイプガンダムの配色で唯一通常のガンダムと違う「ふくらはぎ部分」だけは、きっちり部品を見ながら色を決めないと、「ランナーごと」だと困る事になりそうだという点くらいかな。

①まとめ

・手持ちのカラーをリストアップする

・ランナーもリストアップして、どれをどのカラーで塗るか決める

・ふくらはぎ部分、コックピット内&アムロの色を決めつつピックアップ

・ハッチの裏側やフレーム部分も、ある程度ランナーの状態で塗る色を決める

・関節部分や「穴」は、不用意に塗らない

・シールを貼る可能性も高いので、その部分はなるべくチェックして色を塗らないようにする※非常に重要。塗っちゃうと剥がれやすい。特にアクリルの上に貼ったら120%剥がれる。つまり「貼る前に剥がれる」。

調色用のビンも買っては来たけど、ひとまずは原色のまま塗っていく予定。幾重にも保険を掛け、

 作れなくても、完成しなくても、塗りおえられなくても泣かないようにしたい。

②どのタイミングで塗るか

ぶっちゃけ全てランナーの状態で「塗りおえられるわけじゃない」。見えると思わなかったパーツの裏側とか、折れるのを怖れて塗らなかったところとかは、どうしても組み上げたあとに気になるはず。

劣化を懸念するなら、力が掛かるところはアクリルで塗る選択肢も有力。アクリルが一番劣化に強く、

 耐久性が低い。

そして乾くのが遅い。つまり、内部フレームは、アクリルを主体として「最初に塗り始める」がいいかも知れない。乾くのが遅い=他の外装部分を塗っていく過程で乾く可能性が高く、さらに関節など負荷が掛かりやすい。もちろんABSやKPSなどの「塗料が乗りにくい部分」は、タダでさえ耐久が低いアクリルを使うのは「ボロボロになるだけ」なので気を付ける。つまり塗らない。

でもぶっちゃけ内部フレームに適切と思えるアクリルカラーはほとんど持ってないのだよな、、、。あと塗ってもほとんど見えなくなるし、ちょっと迷うところではある。

まぁ今回のガンダムは、ほぼほぼ外装をとりはずせる構造なので、全部が全部ランナーの状態で塗らず、組み上げてから塗る選択肢もあるかも知れない。その際内部だけはそれが難しくなりそうだから、

 まずはアクリルの内部や、ハッチ裏から

がいいかも。ハッチのフレームをエナメルやマーカーのメタリックで塗る場合でも、下地にアクリルが乗ってれば多少浸食が抑えられる「かも」知れないし。

あと、全部のランナーを塗ってから作るとなると、「乾かすためのスペース」も膨大に必要。いっそのこと、「右腕」「左腕」「右足」「左足」「胸部」「腰部」「頭部」に分けて、塗って作ってもいいかも。今回はある程度ランナーが分けられてるみたいだし。

 まぁわかりづらくはなるか。

③どの程度まで塗るか

ぶっちゃけにぶっちゃけ、

 コアファイター、ビームライフル、シールドは塗らなくてもいいかな~と思っている。

まぁ百歩譲ってライフルまで。ほとんどビームサーベルでディスプレイするのが大好きな人なので、あんま銃を持たせたりしないのだけど、今回は銃も良くできてるみたいだし。
コアファイターに関しては、もっとプリミティブな理由。

 かっこ悪いし。

ここだけは旧PGのコアファイターの方が大きく、かっこいい。今回は可動域を広めに取った手前、コアブロックをよりコンパクトにせざるを得なかったらしく、

 なんともずんぐりとして、「飛びそうにない」コアファイターなのだよな。

逆に言えば、コアブロックだけ作らなくてもガンダムにはなるし、そこだけあとから作ったっていい。まぁガンダムが出来上がったあとに、そこを組み上げるモチベがあるかどうかだけど。

・・・

まずは①を進める。そして、主に内部フレームやハッチ裏など、、、って今気付いたけど、表をラッカーで塗って、裏をアクリル&エナメルで塗る場合は、表より先に裏を塗るのは御法度だ。あとから塗るラッカーが裏にはみ出したら、見事に先に塗った色を浸食してしまう。

 ラッカーとかち合わないところから塗っていこう。

つか、

 まだ一度もパッケージを開いても居ないのだよな。

つまり未開封新品。開けたらいよいよ動き出す。ランナーにマスキングテープで番号を付け、どの番号がどの色をメインで塗るかの一覧を作って、それに則して塗っていく。まずは内部のアクリルカラーメインで。

各カラーの「実際の色味」に関しては、フタ開けちゃうのが怖いから、イメージファイトをしっかりこなした上で、一発本番で塗っちゃおう。

 全て筆塗りで行くぜ!
※トップコートもしないぜ!!

あと、

 50歳が作るプラモにしては、凄くきっと間違いなく小学生レベルだぜ!

自分が満足すればそれでイイのだ。

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