PGアンリーシュドガンダム~ほぼほぼ完成~
休日の昨日、外は雨だったけど、テンションはガンガン快晴。プラモに興味ゼロの人には、実質更新が止まってるのと同じだったとは思いつつ、
しょうがない書くことがこれしかないんだもの。
ある程度は計画通りに進めるのだけど、その場その場でいろんなアクシデントやら進路変更やらが発生し、現時点では、
一切汚しをしてない。
ただ、スミ入れはした。特に顔と襟ぐりが物足りなかったから。
まず一番最初に手を付けたのは、
ハッチの裏。
ハッチオープンで飾る可能性が高い場合、一部を除いてフラットブラックで塗ってあったハッチ裏が、
どうにも物足りない。
もちろんここまで丁寧に塗り分けてる人は、ネットでもほとんど居ない。僕みたいに、
ちょっとやそっとはみ出したくらい全然平気
と言う「アバウティー」な人ならいざ知らず、エアブラシでキレイに仕上げ、何十万という値段でヤフオクで売ろうと言う人には、
あの細かな塗り分けは結構地獄だろうなぁと。
もっともホントに上手い人は、アムロの顔まで塗ったりしてるのだろうけども。
・・・
まず最初に、一箇所だけ塗り損ねてたハッチ裏をアクリルフラットブラックで塗装。その箇所を覚えて置きつつ、他の箇所をエナメルのクロームシルバーで塗っていく。
もちろん余裕ではみ出すし、ところによっては「一見塗ってあるように見えて実はヒンジのところは塗り残してる」なんてケースも頻出。なので、
黒→銀→黒
と繰り返し修正していく感じ。まぁ面倒だと思うかも知れないけど、実はやる度にキレイになっていくので、字面より満足感があり、存外タルく無かった。てかはみ出しまくるシルバーの時点では結構凹んだりもしたけども。
それである程度塗ったら、次は前々回くらいに告白した「ヒザとくるぶしの丸いパーツの塗り間違い」を修正。胸部を濃緑から濃紺に塗り替えたことに関しては、100%の満足が得られた。だからここもやっぱ塗り替えた方が良いのだろうな、と。
で、今回は濃緑色中嶋系にフラットベースを足して、イイ感じのツヤ度合いに修正。てか最初からやっとけば良かったと思いつつ、ここまでツヤがあるとは思ってなかったからしょうがない。
ちなみにその丸いパーツには、金色のメッキパーツがはまっていて、
それがどうがんばっても外せない
なので、かなり慎重かつ慎重に、ハメたまま塗装した。ふぅ。
ちなみに、ハッチ裏の手順は、ほんの数行で書いたけど、実際は4時間くらい掛かったと思う。一箇所一箇所慎重に塗らなきゃだし、乾くのを待ちつつの作業だし。
あと、ビームサーベルの持ち手も塗装。上下の端は濃い方の白で塗って、真ん中はラッカーのフラットブラック。凸モールドはエナメルのクロムシルバー。ぶっちゃけラッカーのブラックは発色が良くないのだけど、持ち手部分で強度が要るかな~と。あと一旦黒で塗ってあれば、その上からアクリルのフラットブラックを重ねやすそうかな、と。シルバーはどのみちはみ出して修正が必要だろうし。
あ、スネにある金属シールカバーのところも、ABSだったので塗ってなかったけどメタルブラックで塗装。でもって足裏もABSがガッツリ顔を出していて、「そのまま放置でもいいかな~」って思ってたけど、せっかくだからがんばって全部外して塗装した。イメージとちょっと違う感じになっちゃったけど、ここはどのみち見えないからいいや。
腰の黄色い部分から顔を出してるパーツや、ヒザ横の丸いモールドも金色で塗装。まぁとても細かいとこだけど。
ふくらはぎも、大きめのハッチを開けるとガッツリ見えるので、4色ほど使って塗装。もうハッチ以外のガワを外すことはないだろうと思って、「見えなくなるところ」は塗らなかったり塗ったりの超適当塗装。実際そこまで見える部分じゃないのだけど。
あと、足の甲のアーマーの中も、ブルーグレーのABSパーツが見えるだけだったので塗装。正直フラットブラックのがよかったかなぁとメタルブラックで塗ってから思ったけど、ここもそこまで目立つワケじゃないし、あんま気にしない。
・・・逆にほぼ手を付けてないのは、
シールド、ライフル、あと地味にランドセルとボディの間に挟む「頭のパーツを固定する役目のABSパーツ」。全身見ていくと塗ってないところが結構ある。特に内部パーツが外から見える腰アーマーとか、スネ内部とかは、一応メタル系の成型色を使ってたこともあって放置。ただ、スネ内部の赤いシリンダーは、茶色く塗ればよかったかなぁと未だにちょっとだけ引きずってる。てかなんであそこは赤なんだ?
一応LED内蔵のビームサーベル持ち手も塗装したけど、「刀身」はまだ付けたこと無し。真っ赤なLEDはちょっとだけ新鮮だなぁと思いつつ、刀身付けたら「折れる可能性が生まれる」し、別にそこまで光るビームサーベルに興味もない感じだったし。
余談だけど、頭部のメインカメラはクリヤーイエローで成型されていて、もしLEDで光らせない場合は、メタリック系のシールを貼るか、暗い色のままガマンするかの二択しかない。PGというハイエンドなキットには不似合いかと思いつつ、外光を後頭部から取り入れる、つまり外しやすいガワがあれば、
※正面からは外したことがわからない位置
自然光を取り入れつつ目が光ってるような演出が可能なのになぁと「今」思った。ぶっちゃけもっとしっかり黄色く光ってくれて、スイッチも入れやすければこんなストレスも無かったのかも知れないけど。
さらに余談だけど、持ってない人は意外と知らなそうな点として、LEDユニットは、
実は2箇所のLEDが付いている。
上部はメインカメラ、下部は胸部エアダクト用で、スイッチを入れる回数でそれぞれの色を同色や「上は黄色で下は赤」みたいに切り替えられるのだ。てか電池どのくらい持つんだろって思う。
●PGマークIIと並べてみた
昔作ったPGマークIIは、コックピット内以外一切塗装せず、左半身だけガワを外してずっと室内に飾ってた。なので凄まじいホコリが積もってしまっていたのだけど、せっかくだからと今回のPGUガンダムと並べてみたら、、、
身長はほぼ同じくらい。でも関節がムチャクチャユルい。
ずっと立たせてあったからか、そもそも自重が凄く重いからか、特に脚部の関節が「ふにゃけていて」、まっすぐ立たせるだけでもちょっと不安になるレベル。あと、
今見ると表面のモールドがシンプル過ぎてビックリする。
当時は「パーフェクト」なのはどちらかというと内部フレームで、表面は原点回帰のシンプル構成だったのだなぁと。
ただ、脚部、特にスネから足首へのシリンダーギミックは、
今見ても素晴らしいの一言。
シリンダーがあるから、だからどうって話ではないのだけど、やっぱここは「花形」で、普通に超イイ感じ。連動する部分もかっこいいし、ガワを被せてないフレーム状態でなら、マークIIも十分魅力的だと思った。
ただ、これを見たあとだと、「ちょっと作ろうかな」って思ってたPG初代ガンダムへのモチベが下がったのも事実。ゴチャゴチャと情報量てんこ盛りが必ずしも正解ではないとわかっては居ても、PGUを作った直後だとやっぱりちょっと物足りなさを感じてしまいそう。これだったら、
作るのは大変でも、リアルグレードの何かに手を出した方がいいのかもな~とも。
「大きくて凄い楽しさ」の後だとなかなか満足するのは難しいかもだけどさ。
●宿題
例えば素晴らしい出来のRPGで、クリア後にもしつこくプレイしてやり込んでいくことがあるように、今回のPGUガンダムも、このまま「完成!」にしてしまうのは、正直もったいないというか、心残りという気がする。
もちろんライフルやシールドに手を出す選択肢はあるのだけど、そこはそれとして、
もう少し本体に手を入れるところはないものかなぁと。
当初の予定ではトーンを上げたカラーでドライブラシを掛ける予定だったのだけど、現状見る限り、そこまでしたら「ゴチャゴチャしすぎる」感があるし、所々見えている未塗装のフレームを塗るにしても、正直何色がベストなのかが見えてこない。ヤフオクに出品されていた物が「カッパーゴールド」みたいな色で、
これは、、、かっこええね!
と思ったりもしたけど、あとクラフタさんの「スターブライトアイアン」とかもいいなと思ったけど、
あれってエアブラシ前提のカラーなんだろうな~とも思ったり。
そもそも銀と金を混ぜただけでも全然銀から変わらずに物足りない感じだったのに、そんな思い通りイメージ通りの色を作れるとも思えず、、、。
特に気になってるのは「手」と「腕」。手は、正直写真でもイマイチディティール不足というか、
もっと「メカメカしい雰囲気」が欲しい。
どこをどうすればそうなるかが見えてこない感じ?シルバーのハゲチョロを掛けちゃって良いものなのか、指のフチだけ金色で塗ろうか<また金かよ。
腕も、ハッチが少ない分だけちょっと物足りない。せっかく内部にシリンダーギミックがあるのに見えてないし、「片腕だけガワを外して徹底的に塗装する」って選択肢もあるかなぁとか、、、
ただシミジミと立ってるのを見てるだけでもちょっとニヤリとしてしまうのだけどな。
でもそれはトラスフレームを貼った時みたいな「かっこええ!」って感じとはちょっと違ってて、なんつんだろ、
マリオメーカーでイイ感じの面が作れた時みたいな感じ?
「かっこいい」でも「美しい」でもない「イイ感じ」な感じ。てか、
動画撮ろうかな。
これも誰かに見て欲しいってことも無くはないけど、どっちかというと「今の状態を残しておきたい」みたいな。あ、でも、、、
マークIIレベルの経年劣化は、見届けることなく他界する可能性も少なからずあるんだよな、、、。
僕は今50歳。オヤジが死んだのが73、おじいちゃんが死んだのが54。だから、あと20年後まで僕が生きてる可能性の方がむしろ低い。
短い余生をいかに充実して過ごせるか否か。
・・・あらためて自分の中の優先順位に従うようにしたいと思ったわ。
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amazon見ながら次何か買おうかなぁと思ってたけど、こないだ長男と作ったMG3.0の2612円がやっぱり死ぬほど安かったと思って、
次買うのは、今度ブックマーケット行った時にあるものから選ぼう
と思った。特に何が作りたい買いたいってものがあるわけじゃないし、
※PGUとEGだけだったと言っても過言じゃない
1/100で税込3000円以下で買える、そこそこ思い入れがあるもの、もしくはかっこいいもの
なら何でもいいかな、とも。てかそもそもそんな物がそんなに無いわけだけど。
※最近のMGって「普通5000円」とかだし。
ああでも実家にある「スゲェ古い積みプラ」を作るのもいいかもな~。接着剤が必要で、色分けも自力でやんなきゃならないし、プロポーションも大して良くもなく、、、でも色分けして塗るからこその「変化」は楽しめるだろうし、
ザブングル、ボトムズ、ダンバイン、エルガイム、、、
この辺りのプラモを今作るのも悪くない気がする。股関節は折れそうだからほぼほぼ固定ポーズ状態になるだろうけど。
記憶に残ってる「作ってないキット」は、
・ダッカータイプ
・スナッピングタートル、マーシィドッグ、ストライクドッグ
・1/24ダンバイン
・オージ、アシュラテンプル、フルアクションエルガイムI、II、オージェ
他にもあったかも?てかなんだろ、いろんなプラモを自分勝手な色に塗る人だったけど、オージとかエルガイムとかは、あんま他の色で塗っちゃダメな感じがする。
黒騎士用ズワースを緑で塗る感じ?
ウォーカーマシンとか作りたいな~。でも高そう。クラブタイプとかマジメに作りたい。てか、もっと大きなスケールで発売してくれてたらな~。ガラパゴスタイプくらい大きいヤツ。
※あれバカみたいにデカかったからな。モンハンのドボルベルグみたい
今はプラモに傾注しまくってる、そんな感じだぜよ。
・・・追記
ビームサーベルの持ち手を塗り直して、とてもイイ感じに満足。写真であんま伝わらないかもだけど、、、。
●クリスの濃い部屋出張版
https://crisdeep.blogspot.com/2021/01/pg_28.html
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コメント
こんばんは、クリスさん。
写真拝見してます。
やっぱオリジナルカラーリングは、設定色よりしみじみ眺めがいがありますね。写真でも。
それにしてもふと気がついたのは、これって1/60なんですよね。考えてみるとバカデカい!!
塗装大変ですが、逆に細部を突き詰めて塗りやすく、追求しがいあるのだろうなぁと想像してます。実際、ブログでその旨、書かれてますもんね。楽しそうだなーと。
私、1/60は大昔のゼータくらいしか作ったことないので、実際PGUと言わずなんらかのPGを手にとってみたら、塗ってみたらどんなだろうと妄想しましたよ。
定年退職後かなぁ(笑)
投稿: ゴロー | 2021年2月 3日 (水) 18時49分
「楽しそう」と言われるのが一番嬉しいです!どもです、ゴローさんクリスですまいど。
昨日はずっと1/144のFGを塗っていましたが、
※それもPGに近い配色で
単色ランナーを自分で塗りわけるのは、これはこれで達成感があると言うか、ちょっと別の娯楽みたいな?丁寧なら丁寧なだけ結果になりますし、ランナーのままだと、
合わせ目がない!笑
まぁ、組んじゃうとまた見苦しさも出ちゃうんでしょうけど。てか、ガワの塗装時間だけで言えば、倍は違わないんじゃないかってくらい塗りわけは時間掛かってますので、
意外とPGでも大したこと無い
と思います。ええもちろんヤスリとか物量に依存する手間をほぼ掛けない僕のスタイルなら、ですけどね~。笑
てか定年後では指も目も衰えちゃうから、モチベの上がるときが作り時だと思います。僕もアンリーシュド無かったら作らなかったと思いますし。
しかし、昨日ずっと石のように固まって塗ってたから、尻の筋肉が痛い。これも年齢依存のトラブルですね~。
投稿: クリス | 2021年2月 4日 (木) 20時13分