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2021年1月21日 (木)

PGアンリーシュドガンダム~ス、スゲェの巻~

珍しく土曜に休みだったので、

・白2色、緑2色を塗装
・手と頭の組み立て
・トラスフレームはめ込み

などを進めた。トラスフレームをはめる前は、「マークIIの足のがオレンジの部品とか使ってて構造がかっこいいな」などと思っていたのだけど、

 トラスフレームをはめた状態のかっこよさ、マジパ無い。超スゲェ。

これは何というか、ガンプラを嗜んでない人にはホントにどうでもいい話だと思うのだけど、

 この凄さや楽しさを知らないなんて、ちょっともったいないな

と思うレベル。もちろん嗜んでる人で、今回のPGUGを「欲しくても買えなかった人」なんかは、

 うるせぇよ、、、俺だって欲しいわ

だとは思いつつ、

 トラスフレーム完成までに5万円分くらい楽しんでいる。

てかまぁ「買えた」時点で27500円分楽しんでたので、そこからは「豪華なおまけ」って話もなきにしもあらずなのだけど、、、

 ムチャクチャ豪華で、全てオリジナルパーツのレゴのよう。

パーツはもちろんプラスチックもあるし、一部ポリキャップとか金属とかもあるのだけど、フレーム関連の多くはABSと言う、塗料が乗りにくくて割れにくい樹脂。プラスチックより柔らかいけどポリキャップほど柔らかくない。

 つまりこれは、レゴと同じ素材。

作ってる時、ちょいちょい「レゴっぽいな~」って思ったのも、ある意味当然の話。パーツ同士の「かみ合わせ」が凄くしっくりする感じで、

 作っていて単純に「気持ちいい」

ダイヤブロック(プラ)とレゴブロック(ABS)の違いと言えばわかりやすいかも。てかダイヤブロックも「ナノブロック」はABSだったと思うけど。

説明書も凄くわかりやすく、全ページの欄外にアイコンの説明が書いてあったり、
※反対側も同じようにとか、2個作るとか、上下に注意とか
特に、

 はめる順番がありがたかった。

これまでの説明書にも書かれてたのかも知れないけど、今回あらためてそれを見ながら準ずることで、より組みやすく、ミスが劇的に減った。MG3.0の方が遙かに難しかった印象で、ぶっちゃけてしまえば、

 MG・・・対象年齢15歳以上

 PGU・・・対象年齢10歳以上

このくらい違ったかも知れない。もっとも、

 エッチングシールだけは手強かったけど。

エッチングシールとは、金属で出来たシールなのだけど、これがホント手強かった。

ビニール袋から出した状態のこのシールは、上から順に、

 透明セロファン

 接着面A※メインの接着剤

 金属パーツ※これが本体。最初は枠付

 接着面B※サブの接着剤

 台紙※緑色

この構造になっていて、まずセロファンを剥がし、次に金属の枠部分を剥がす。枠はパーツとくっついていないので、剥がす際にパーツごと剥がれることは無いのだけど、では何も問題はないかというと、、、

 実際は結構接着面Bの強度が強い。

Bは、特殊な接着剤を使っていて、一旦剥がすとパーツ側は貼り付かなくなるのだけど、その「一旦剥がす」までがとても大変。一言で言えば、

 全然剥がれない!

これは枠を外したパーツだけの状態になっても同じで、アートナイフで隙間に刺していくのだけど、、、ちなみにこれはピンセットすら刺さらないほど密着しているので、

 爪で剥がそうなんてのはマジで無理。この辺は「対象年齢15歳以上」って感じ。

で、苦労して剥がしたかと思ったら、「緑色の台紙の破片」がパーツに付着してたりする。あまりにもエッチングパーツの精度が高く、空いてる穴が小さいので、

 その緑の付着物を取ろうと指でこすると、「指紋の間のゴミがパーツに逆に付着したりする」。

結構凹む。まぁ実際組み上げた時にはほとんど見えなくなると言えば見えなくなるのだけど、、、。

で、何とか剥がせても、貼る段階で結構「よく落とす」。パーツの大きさと貼られる面の大きさは、ほとんど誤差がなく、ピッタリしっくり行くのだけど、

 いかんせんそのピッタリの場所に決めるまでが大変。

制作途中でそのシールを「一旦保管」する場合は、最初に剥がしたセロファンを貼って、本来の接着剤Aにゴミやホコリが付かないようにしつつしまうことになるのだけど、

 スゲェ面倒。

だから、もしこれを貼る場合は、脚部のエッチング部分だけ先送りにして、全部内部フレームが出来てから、そこも含めて一気に貼るのがオススメ。コレはガチでオススメしたい。てか、

 エッチングパーツ貼りは、このキット最大のストレスだと思うわ。

でも、、、

 仕上がりはマジ最高。

エッチングパーツがあるからこその「煌めき」が、トラスフレームのつや消しのメッキパーツと、しっとりとしたABSのグレーやメタリック系の成型色とで、

 まことに美しいコントラストを紡ぎ出す。

かっこいいし、美しいし、満足感がホントパない。

 色も塗ってないし、接着剤も使ってないのに、これほどの達成感や満足感が得られるなんて、、、

 ガンプラのステージがひとつ上がった感じがした。

まぁ初めてPG(マークII)を作った時にも多少感じたけど、今回はそれ以上。

 塗料も、接着剤も、パテも使ってないのに、ホビージャパンの作例より凄いモノが出来上がってしまう「未来」が来たと思った。
※内部フレームの段階で

余談だけど、今、PGのガンダムの値段も上がってるんだよね。ザクは割と値崩れしてるけど、ガンダムは定価より高くなってるところが多い。アンリーシュドも相変わらず高いけど、そのアンリーシュドも、ヤフオクに出品された全塗装の完成品とかだと、

 27万円終了とか15万円継続中とか。

元が元だけに、高くなるのもわかるけど、プロが作ってるヤツはホント凄いなぁと思う。トラスフレームも塗装しちゃってるし、それがしっくり行ってるし。

まぁ自分にはあんま関係ない話なんだけどさ。

 人が作ったプラモはプラモじゃなくて商品。作品だし。

プラモは自分で作ってこそプラモだし。それが上手いかどうかと、他の人が作ったものとの比較は、あんま意味がないと思う。

・・・

塗装は、白部分をライトグレーとセールカラーとかで塗るつもりだったのだけど、イメージを膨らませる過程で「どうもセールカラーじゃねぇな」と思い始めて、

 調色に調色を重ねて、何とかイメージ通りの色にたどり着いた感じ。

ライトグレー大4杯、ネイビーブルー小1杯、フラットブラック小1杯、フラットホワイト大4杯、、、
※「大小」は調色スプーンの大きさ。大は0.8ml小は0.3ml

どんどん足していく感じはなんだかかっこ悪いなぁとも思ったけど、結果このくらい量があってちょうど良かった。

グリーンは、カーキドラブと濃緑色中嶋系の2色。てか、色を塗る時、完成品と同じ色分けをするなら問題ないのだけど、今回の僕のように「白を緑と白に塗る」場合は、

 どこが緑でどこが白か、ましてやどこが濃い白でどこが濃い緑か

がわからなくなりまくる。

 本当にわからなくなりまくる。

ましてやほとんどの人はやらないであろう「ランナーに付いた状態」で色を塗るので、

 混乱必至。てか説明書見ながら塗る場所を決めるのか!?

って感じだったのだけど、最終的に、「塗るパーツのランナー番号に赤マジックで印をする」と言う方法に行き着いた。それだと、「塗ってあるパーツはもう塗らない」ので、説明書を見ながら順番に塗る色塗るパーツを決めていける。

 我ながらいい方法だと思ったのだけど、、、

まさかの落とし穴が!

 ・・・単純に間違えた。リアルタイプガンダムの肩カバーは「黒系」なのに、ついそこも緑系で塗ってしまった、、、

もちろんエアブラシで普段から「薄く」塗装してる人なら、重ねて塗る選択肢も十分あり得るのだろうけど、

 筆塗りのベタっとした厚みは、さらに塗り重ねるのに著しい抵抗がある。

つまり、あれほど考えてたのに、結果として「違う配色」になってしまったという話。

違う配色と言えば、一言でリアルタイプカラーと言っても微妙に誤差がある。

本来の1/100シリーズでは、頭部が白で、手足はグレーと濃緑色みたいな色だったのだけど、ぶっちゃけ頭だけ白なのは抵抗があったし、胸部も、昔は赤いエアダクトだったのが、最近リリースされた1/144リアルタイプでは黄色だったり。腰の出っ張り
※大気圏突入時のセロファンが入ってたトコロ?
もグレーのもあれば黄色のもあったりで、

 まぁ最終的に自分が気に入った色で塗ればいいのだけども、、、

・・・と言いつつ間違っちゃったわけだけど>肩

ともかく、いろいろ考えつつも、残るパーツは、

・胸部・・・ミッドナイトグレーセミグロスと、ジャーマングレイ、、、かなぁティターンズブルー2かなぁ、、、ネイビーブルーかなぁ、、、まだ決めかねてる

・黄色・・・ホントはデザートイエロー(エナメル)のような色に凄くしたいのだけど、ラッカーで手持ちにあるのは「キアライエロー」「黄橙色」。この2色で塗るって手も無くはないのだけど、、、

・赤色・・・明るい赤はシャアレッド。でももう一つ買った赤も「ほとんどシャアレッド」。違いがなさ過ぎて、「これは違う」感じだったので、もう片方の赤に黒かネイビーブルーを混ぜて、「より茶色に近くする」予定。これだけは決まっている。

黄色に何を混ぜたらデザートイエローになるのか。色には「色相」「彩度」「明度」の三つの構成要素がある。色相は「赤とか黄色とか」。彩度は鮮やかさ、原色に近いかどうか。明度は濃淡。明るさ。

キアライエローと比べて、デザートイエローはどうか。色相は近く、彩度が低く、明度も近い?ってことは、

 明度の近いグレーを混ぜれば、同程度の明度で彩度だけ落ちるのでは?

ってことで、何か適当なアプリがないかと調べたら、

●Real CVolor Mixer

と言うアプリが見つかった。
※てかその前に三つくらい試して「違うわ」って消したけど

ぶっちゃけこれも僕が思ってたのとはちょっと違うのだけど、要は黒、白、青、赤、黄色を混ぜて、色を作ると言うもの。チャートからピックアップした色の「5つのバランス」を逆引きすることも出来る。ちなみに、黄色と赤はダイレクトにその色がプラカラーにもあるけど、青に関しては、

 見た目インディブルーかな、って感じ。

一応「光の三原色」と違って、「リアルな絵の具」をイメージしたものなので、「赤青緑ではなく赤青黄色」の3色+白黒ってのが割とイイ感じ。

で、お目当てのデザートイエローのバランスは、

黒2%、白72%、黄色22%、赤2%、、、かなぁ。まぁモニター上の色とリアルな色は違うので、何とも言えない部分はあるけど、僕がもし調色するとしたら、

 キアライエロー大2杯、ライトグレー大6杯小2杯、赤小1杯

こんな感じのバランスかなぁと。てか赤を入れるならキアライエローじゃなくて黄橙色でいい気もするけど、せっかく買った「隠蔽力が強い」というキアライエローを使わないのはもったいないかな、と。色味的には、黄橙色の彩度を下げた感じかな。

・・・

まぁそんなことを考えつつ、次の休み、一気に塗りおえる予定なのだよ。

ちなみに、コアブロック、コアファイター、ビームライフル、シールドは一切塗ってない。なぜなら、

 面倒だから!

とりあえずは本体を完成させること。そっから先はそのときのモチベ次第って感じなのだけど、

 せめてビームサーベルの柄の部分くらいは塗ってもいいよな、と思ったり思わなかったりなのだよな。

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