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2021年1月20日 (水)

PGUガンダム~作り始めた!~

休日で天気も良かったので、

 雨戸を閉め切ってブラッドステインドをやろうか

とも思ったけど、せっかくだからPGUガンダムを作り始めることにした。

作り始めると言うか、塗り始めるというか。

フタを開けると一番上にシールとかが乗ってるのだけど、ここで注意。今から買って作る人は耳かっぽじって良く聞け!

 ブログだから聞こえないんですけど。

そりゃそうだ。目を見開いてしかと見よ!

 だったら最初からそう書けよ。

ごめんなさい。

 一度中身を出して、そのあとまた外箱にしまうと、タイミング次第ではその「シール」が外箱の中に落ちて、中箱をしまう時に、「ウニャリ」とくしゃくしゃになってあなたの顔までくしゃくしゃの涙目になってしまうかも知れないので、

 スゲェ注意した方が良い。

てか、僕はたまたまウニャリとならずに済んだのだけど、外箱の中にシールが残ってて「ヒヤッとした」。スゲェヒヤッとした。冬だからかな。

で、今日やったのは、、、

1.コックピット内のアムロを塗る

2.手を塗る

3.足の内部を作る

これまでもいろいろと考えてきたけど、内部まで全部塗るのは、可動のクリアランスも、塗る面積の大変さも、塗ったことによる見た目の違いも、、、全てひっくるめて、

 割に合わない

と思って、結局塗るのは「コックピットと外装のみ」と言う事にした。ただ、シールドに関してだけはちょっとだけ思案してることもあって、、、覚えてたら後述。

とりあえず写真もないけど、進捗に触れる。

●アムロを塗る

ラッカーのフラットホワイトに、エナメルのレッドや、適当にあったライトグレー系のアクリル、墨入れの筆ペン黒と、バイザー部分はエナメルのシルバーにアクリルのクリアブルーを載せた。

 ぶっちゃけ説明書の写真にあるように塗るのは、「惑星メーテルで機械の体を貰っても無理」。なぜなら面相筆が安物で、、、

って、ブログなので正直に告白しようかな。

 3本組の安い筆を買ったわけさ。で、一本は平筆で、1本は短め細めの筆、さらにもう一本が面相筆で、僕はその面相筆で塗ったのだけど、、、

 塗りおえてから、もう一本「それ用」に買ったちょっと高い面相筆があったことに気付いた。

つまり、買ってから日が経ってるので、スッカリその存在を忘れてたわけ。

 その結果、穂先がばらけてはみ出すし、「筆のせいに」と愚痴ってるとは、、、

何のために買ったのやら。それ以外で面相筆を使う場面など無いと言うのに。バカ者め!

まぁ結果的に、スゲェヘタクソ、それこそマジメにプラモ作りに勤しんでいた中学生くらいの僕なら、コレより綺麗に塗れただろうなってくらいヘタクソだったのだけど、
※つっても当時から決してプラモが上手い人じゃなかったけど

 とりあえず完成したらほぼ見えなくなるのでいいかな、と。未塗装よりは全然マシかな、と。

ただ、もう取り返しが付かない中での反省点としては、「白い部分をフラットホワイトで塗ったのは失敗だった」。

アムロのノーマルスーツは、劇中ではどう見ても白なのだけど、実際フラットホワイトで塗ると、

 まるでサーフェイサーみたいな感じになって、妙に味気ない。

これだったら、少しグレー味のある色にするとか、手順的にレッドを塗る前にグレー系かブラウン系でスミ入れをした上で、赤やグレーを塗った方が良かったかな、って思った。あとグレー部分は、「コックピット内をミディアムブルーで塗る」つもりだったので、他のライトグレーにしたのだけど、塗ってから、

 やっぱミディアムブルーで塗るべきだったわ、、、

と軽く後悔したのでこれも注意。てか、言うほど大きいわけじゃない、ホント小さい部品なのだけどね。
※アムロの身長が170cmとして、60分の1でさらに座ってるポーズなので、実際は2cmほど

ちなみに、コアブロック用とコアファイター用のアムロが2種類付いていて、それはどちらも塗った。前者はハッチを開けた時に全身が見えるタイプ。後者は下半身が隠れるので「足が存在しない」タイプ。

てか、マークIIの時もここだけは塗ったのだけど、もちっと綺麗に塗れた気がしたのにな~。あと、マークIIは「全方位型スクリーン」だった気がする。つまりコックピットの形状は全然違ってたな。

●手

一旦ランナーに色を塗って、色味を確認した上で何色に塗るか決めようって感じだったのだけど、

・フラットベースを20%入れたミッドナイトブルー

・ジャーマングレー

この2色がほとんど同じ色でビックリ。違いが分からない男クリス。いや、みんなもわからないと思うぞ?

で、この2色と比べるとネイビーブルーはやっぱり明るい。思ったより暗かったけど、比べなくても分かるレベルの違いがあった。

ちなみに、キットの方も「手のひらや指部分」と「手の甲部分」はパーツが違っていて、手の甲の方が色が暗く、指部分はちょっとだけメタリックが入ってる感じ。

指部分はネイビーで、甲の部分はフラットにしたミッドナイトブルーで塗ることに。そして、、、

 散々思案の末、メタリック部分、つまり指関節の隙間に見えるクロムシルバーの部分は、

 クリアレッドで塗ることにした。

ゴローさんは覚えてらっしゃるかも知れないけど、昔作ったゴッドガンダムの指を僕は存外気に入っていて、

 黒い拳の隙間からメタリックレッドの溝が見える感じ

は、想像しただけでもかっこよさそうだと思ったから。

ただ、今回の手は左右合わせて6個もあり、たかが手なのに塗る面積も存外多く、

 スゲェ面倒。てか大変だった。

特に、地色に近い色で塗る分「塗れているのかムラになってるのか」が分かりづらく、せっかく新品の塗料を使ってるのに厚塗りになりかけてしまったり、、、。

 番手の細かい紙やすりとかでやすれば、多少ムラとか軽減されるんだろうか。

もちろん面倒なのでしないけど!だったら書くな!書くけど!

ともかく、アクリルカラーは乾くの時間が掛かるし、ひとまず今日はランナーに付いた状態で塗っただけ。完成した時ある程度イメージ通りの「拳」になってくれたらいいなと思う。あと、

 ここからさらに汚したり「お化粧」するつもりではあるけどさ。

余談だけど、エアブラシとかでスゲェ綺麗に仕上げて、水転写デカールを貼って、まるで「商品」のようなガンプラが作れる人と、何も塗らずに素組して満足する人が全体の大半なんじゃないかと思う今日この頃。友人も素組+トップコートって言ってたし。
※今回作ってたズゴックは合わせ目も消したみたいだけど

 今筆塗りでガッツリ塗る人は凄く少数派な気がした。

でも、それでもひとつだけ筆塗りとエアブラシで「差を縮められる」ところがある。それは、

 何色で塗るかのセンス。

もちろん筆だと「ベタっとした感じ」になるし、厚ぼったくて「ダサい」感じになる。でも、配色的に「かっこいい配色」と「そうでもない配色」があるのも事実。てか、

 クラフタさんの配色はスゲェイイ。

あの人、なにげにオリジナルの色で塗るよね。他の人の作例とか見ても、「綺麗だけど何か違う」みたいな感じを受けることがある中で、素直にスゲェなと思う。

 ともかく、他の誰からもかっこいいと思われなくても、自分だけは「しっくり行った」と思えるような配色で塗りたいなぁって話だよ。例え手のひらだけでも。

ちなみになぜ「手だけ塗る」気になったのかというと、

 今回のガンダムの行程の中で、「手のひらは最初のステップで作る」から。さらに、メッキパーツを挟み込む構造上、予め塗っておかないと後から塗ったのではメッキのトコロにはみ出しまくると思ったから。

そう大した理由ではない。

●足の内部を作る

これもステップ1の内部フレーム部分の脚部。ぶっちゃけ切って組むだけなので、接着剤も塗料も使わない。使うのはニッパーとナイフとピンセットくらい。

外装ではないので、シールもほとんど無いのだけど、一箇所ひざ下のインテーク部分だけは、

 エッチングパーツを使う。

てか、完成したあとそこから見えるのは、

 ほとんど気のせいなんじゃないの?ってくらいちょっぴり

なので、ぶっちゃけ無くても大差ない。これは本気でそう思った。でも、

 スンゲェ貼りづらい。

台紙から剥がすのも「シールなら曲がるけどエッチングパーツ=金属なので、曲げたら取り返しが付かない」と思って死ぬほど慎重になる。

 結果なんかゴミとか付いちゃったし。でも貼り付けたら全く見えなくなったし。

ここまでナーバスになった意味無かったわって思った。

あと、MSフレームっての?一番元になる予め出来上がってた骨組み。これが、

 むちゃくちゃ堅い。

マジで「折れるかと思った」ではなく「折ろうとしてる?俺」って思った。

最初の状態は曲がっているので、それをまっすぐ伸ばすだけのことなのだけど、それがそもそも鬼堅くて、、、。

 とりあえず折れなくてよかったけど。

余談だけど、今回のアンリーシュドには「ポリキャップが付いてない」。よくよく見たらあるのかも知れないけど、いわゆる「ポリキャップだけあるランナー」は無く、

 代わりがABSパーツや、このフレームパーツ。

フレームパーツはもしかしたらポリキャップの素材なのかも知れないけど、毎回ポリキャップの向きを確認しながら、「ウニュ」ってなりそうな感じではめ込んでいくのは、結構ストレスだったので、今回無くてありがたかった。それもあってか、

 はめ込みはスゲェイイ感じ。

MG3.0の時みたいに、「死ぬほど堅くてこれで合ってるのか不安になる」みたいなこともなく、適度な力でピッチリ隙間が無くなる感じは、とても気持ちが良い。これも明らかに進化だと思う。

あと、わざわざランナーの番号をわかりやすくするために買ったマスキングテープだったけど、今回はパーツ(たとえば足とか)ごとに使うランナーを指定してくれているので、そこまでしなくても結構平気。少なくとも内部パーツ、それも片足ずつ作るなら、

 ガッツリ切り離してから作っても何とかなりそうな感じだった。

全部切っちゃったらさすがに大変だろうけど。

ちなみに全ての部品がパーツ毎にランナー別になってるわけじゃないのであしからず。そりゃメッキパーツとかは混在するわな。

あと、足部分で気になったのは「赤いシリンダーカバー部分」。他はほぼほぼグレー系なのだけど、ここだけ赤なので結構目立つ。

 エルガイムみたいに、レッドブラウンで塗りたいかな、と作ってから思ったけど、

ホントにクリアランスがギリギリなので、塗ったら即動かないor剥がれるだけかもとも思ったわ。

-------------

一度マークIIを作っているので、アンリーシュドだからって現時点ではそこまで凄さは感じない。ただただ組みやすくて、わかりやすい。人によっては7時間ほどで組み上げてしまったと聞くけど、それも頷ける話。

で、そんな両足だけど、一言で言うと、

 小さい。

既に動画でも見てるし、ヲタファさんが「1/60νガンダム」※解体何とかってトイと比べてたりもしたけど、

 初代ガンダムは小さかったんだなぁってシミジミ思った。

何て言うか、長男とMG3.0を作った時は、直前にEGを作ってた記憶もあって、そこそこの大きさって実感があったのだけど、

 PGには「ガッツリ大きい」というイメージだけが先行しちゃってて、

殊の外小さい感じだった。まぁそれでもとても組みやすかったので、
※あくまで足は、だけど
この感じなら他も行けそうかな、って思った。

・・・

今後は、

・腰内部パーツ
・胸内部パーツ
・腕内部パーツ
・頭内部パーツ

この順で説明書通りに作りつつ、次の休みにテンションが上がるなら、手以外の外装部分も塗装していく予定。赤や緑部分はあまり迷ってないけど、

 胸部をジャーマングレーとネイビーブルーにしようか、ミッドナイトブルーとティターンズブルー2にしようか今でも答えが出てない。

ハッチのところが暗い方がいいのか、ハッチのところが明るい方がいいのか、、、。

あと、ステップ的には「3」でトラスフレームをはめるのだけど、ぶっちゃけ足や手を外してハメたほうがやりやすいってのを見ると、

 だったら一緒にハメて作った方が楽じゃね?

とも思ったり。外装以外は全部ハメちゃう、みたいな。ちょっとステップ的に味気なさが残るかもだけどさ。

ともかく、せっかく買ったPGでも、ガンダム、ザク、Z、ストライクは放置。今回久々に手を付けたけど、

 やっぱりPGは特別な気がする。

たまたまアンリーシュドが組みやすいからかも知れないけど、どこか「レゴ的」で、作り上がるまで形が全然見えてこない。てか、

 左右を合わせるだけで太もも完成!みたいなのも嫌いじゃないんだけどさ。
※EGみたいな

PS.部屋を散らかしっぱなしにしてるとかみさんが怒りそうなのが懸案。愛猫にくしゃくしゃにされる怖さもあるし、毎回片付けつつ進めていくしかないかな~

--------

追記。今日も少し作って、

 腰と胸の内部が完成。

脚部はマークIIとさして変わらないか、下手したらちょっと物足りないくらいだったけど、胸部の構造は凄いの一言。

 ほんのちょっと傾けるために、ここまでパーツ分割しないとダメなんだ、、

ってくらい凄い分割で前後左右ののけぞりを可能にしている。ちなみに、傾けようとすると割と簡単にAパーツとBパーツが分離してしまうのだけど、まぁそれはご愛敬か。

あと気付いたこととしては、

・ほとんどのパーツが「3カ所のゲートがある」。ゲートあとを処理するとき数えながらやるとわかりやすい
※極一部の大きなパーツは4カ所

・バーニアの金属質の手触りがひんやりして気持ちいい

・説明書に「シールを貼る」と書いてある箇所が、「完成写真では貼られてない」ところがあって、ちょっとニヤリ。ちなみに腰の内部。貼るのは相変わらず大変

・コアブロックは色を塗らなきゃなところがあったので作ってない。つまり胸部は作ったけど中は空っぽ。あと電池ボックスもまだ作ってないので光らない

・発光ギミックの光漏れを防ぐためのシールに黒いところと銀色のところがあって、「意味があるんだろうなぁ」と思いつつもわからず

・地べたに座って作業してたので、何度か晩飯に食べたイチゴが出そうになった。空腹時に作った方が良さそう<これはマジで

・腕まで作ったら、トラスフレームを貼っていく予定。そのあと頭内部を作る予定。なぜならその方がモチベが高まると思うから

・腰の前方、つまり「急所」の部分が左右非対称になっていてちょっとニヤリ。あとランドセルの中の発光ギミック用クリアパーツも左右非対称。ちょっと嬉しい

・ちょっとはめ込みが堅そうなところでも、なんつんだろ「すり鉢状?」みたいに穴が切られているのか、「最初軽く、徐々に重く」なはめ込みになってるところがあって、「スゲェな」と思った。ランドセルとか、比較的外す頻度が高いところ

・ただディティールが細かいだけじゃなく、それが可動に関係する故だと思うと妙に愛着がわいて、ついつい写真を撮ってしまう。これはPGUGを作った人の多くに該当するあるあるだと思う。ネットでいくらでも見つかるんだけど、、、つい撮ってしまうな。

・・・

今日は仕事だったし、開け放って色を塗るようなことはしてない。それでも、「体と足」が出来上がってきて、言いしれぬ盛り上がりを感じる。

 一度完成したら折れてもいいから、何とか完成するまではどこも折れず壊れず間違えずに仕上げたいとスゲェ強く思った。

明後日休みなので、外装を塗っていく予定。青い部分は、ミッドナイトブルーベースでハッチはネイビーブルーにする予定。手と同色の方が座りがいいだろうし、ベースが濃い方がリアルタイプカラーっぽいと思ったので。これは随分時間掛かったな~。

ちなみにコアブロック部分はティターンズブルー2で塗る予定。別段同じ青にこだわりがあるわけでもないし。

フタ空けてないので手持ちの赤2色の色味の違いがわからないのがちょっと不安。片方は思い切って別の色にしちゃう案も無くはないけど、、、。

余談だけど、こうやってPGを作ると、また他のPGが作りたくなる不思議。初代PGガンダムを、アンリーシュドのあとに続けて作ろうか思案中。それも同じ配色で。想像するだけでちょっとワクワクする。まぁランナーがパーツ別じゃないからスンゲェ作りづらいだろうけど!

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