リズムセクション
タイトルからは全く想像が付かないであろう、
サスペンスアクション。
休日に何か映画を見ようとネットフリックスを物色。最初ゾディアックという結構な大物俳優が出てる映画にフックしかけたのだけど、2時間37分という長さに面食らって一旦保留。何か無いか、、、
ブレイク・ライブリー&ジュード・ロウ
お!?ブレイク・ライブリーと言えば、ライアン・レイノルズの奥さんにして僕の大好きな「ロストバケーション」や「アデライン100年目の恋」などでなかなかのオーラを見せた女優さん。タイトルは怪しかったけど、
※自分は「セッション」というみんなが高評価した映画が合わなかった過去があるので
どうしても映画が見たい気分だったので視聴開始。
心臓の鼓動はドラム、呼吸はベース、、、
ちなみに原題も邦題も同じリズムセッションなのだけど、ぶっちゃけ全然全くちっとも内容にそぐわないタイトルだった。要は、
暗殺者が落ち着くための方便。
飛行機事故によって家族を一気に失い、売春婦に身を落としてた主人公ステファニーが、ある日来た新聞記者から、その時の真相、つまりあれは事故ではなくテロであったことを聞かされる。オクスフォード出身でありながら、自暴自棄になり、薬にも手を出していたが、復讐の炎に火が灯り、自ら暗殺者になる道を選ぶ、、、
みたいな話。
ぶっちゃけ、ライブリーさんは、
痛い役が多い。
これは「中二的な痛さ」ではなく、怪我したりサメにかじられたりと言うフィジカルな方。今回もこれでもかと血みどろになりながら、まぁいろいろがんばって下さった。
ジュード・ロウは、、、まぁCIAだかMI6出身のコーチ役。ぶっちゃけイケメンではあるけどかっこよくはないというのが僕の中の立ち位置で、今回も、
絶妙にどうでもいい脇役を全う。
オマエ、ホントに要る?と思わなくもない立ち位置。特に目立った活躍もなく、、、。
見ていてあらためて思ったのは、ブレイク・ライブリーという女優さんは、
笑顔が凄くかわいい。でも滅多に見せないのが上手い
ってこと。アデラインの時とか、ホント笑うと超絶魅力的。さすがライアン・レイノルズが奥さんに選んだだけのことはあるし、アデラインでハリソン・フォードが恋に落ちる役としても十二分に魅力的だったわけだ。
でもホント今作では笑顔がない。
ただ、それでも、、、例えば薄汚れた麻薬中毒の売春婦でも、
ついつい目が彼女を追ってしまう。
これはあくまで僕個人の感覚ではあるし、人に寄っては全然違うかも知れないけど、
力のある女優(俳優)特有のものだと思う。
ダニエル・クレイグとかトム・クルーズとか。あとアン・ハサウェイとかエマ・ワトソンとか。
素人の女の子がいきなり暗殺者になれるわけもなく、それなりに特訓するシーンは、
ちょっぴりジャンプ的。
サービスカットもほんのちょっぴり。下着姿よりタンクトップのがエロいと思ったり<言わなくて良い?
サスペンスでありミステリーでありスパイ映画でもある本作だけど、基本はとにかくライブリーさんが好きかどうかが大きいと思う。ほぼほぼ出ずっぱりだし、イイ感じに変装していろんな彼女を見ることが出来る。ある意味こないだ見たザ・サークルのエマみたいなウェイトで、「彼女の映画」になってるので、
ブレイク・ライブリー好きなら絶対見て損はない。でも、彼女が嫌い、もしくは全く興味がない人だと、価値は天と地ほども変わる、そんな映画だったと思う。
つっても彼女好きの僕ですら評価は★★☆と、そこまで高くもなかったんだけどさ。さほどカタルシスがあるクライマックスでもなかったし、「オクスフォード出身」って肩書きが一ミリも活かせてなかったし。「それ、要らないでしょ」ってくらい。どこで「語学に堪能」のアビが発動したのやら。
ちなみに、監督のリード・モラーノという人は、他に何も知ってる作品がなく、さらに興収も「3000館以上で封切られた映画では過去最低」という全く嬉しくないレッテルまで付いてしまった。ライブリーのファンムービーというのは言い過ぎとしても、確かに中身の薄い映画ではあったしな。個人的には嫌いじゃないけど。
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