プラモ散財
しかし結構なペースでいろんなものを買ってる。素人さんには、PGアンリーシュドの定価27500円が「高っ!」って感じなのだろうけど、ぶっちゃけプラカラーと道具の方がお金が掛かってるんじゃないかと思うほど。
誰も興味はないだろうけど、最近の出費、、、
・ジョーシン
トップコートつや消し616円、400番カット済み紙やすり264円、先細綿棒246円、HEYESピンク220円、キャップオープナー528円、キアライエロー176円、ブルーFS140円、MSパープル176円、水性蛍光ピンク158円、薄め液220円、スミ入れディープブラウン334円、ハーマンレッド176円、クールホワイト176円、ガイアSBゴールド246円、ガイアSBジュラルミン308円、調色スティック352円、ロングスポイト352円、
・ダイソー
メラミンスポンジ、釣り重り(塗料攪拌用)、240番ヤスリ、スポンジヤスリ細目、同仕
上げ、UVレジン、マジックライトペン、LR41ボタン電池、書道筆、両面テープ
・エディオン
LEDユニット緑2コ960円、鉄ヤスリ334円
・Seria
プラボックス×2、エッジ付定規、電動ネイルケア(リューター)、A4キャリーケース、プラクランプ、精密ヤスリ、半丸ヤスリ、ホッチキス針
・トヨカワホビー
ガンダムデカール396×2、マークセッター234
計9100円
友人に「2万くらい使ってそう」なんて言ったけど、最初にプラカラー揃えた時に5000円以上だったし、タムタムでもニッパーとかパーツオープナーも買ってるし、プラカラー関連をもう1、2回買った気もするから、まさにそのくらい使ってる感じ。プラカラー以外で覚えてるのは、、
ニッパー2本、ピンセット、調色スプーン、パーツオープナー、空ビン8本、4アーティストマーカー3本、スミ入れペン、スミ入れブラック、接着剤2種、調色皿、アートナイフ、作業マット、各種溶剤、マスキングテープ、ピンチ付塗装棒、乾かすためのネコの爪とぎダンボール、3本組の筆×2、安い面相筆、ちょっといい面相筆、、、くらい?
まぁぶっちゃけ無くてもいいものもあるのかもだけど、「あってよかった」と思う物も多い。と言うかほとんど「必要に迫られて」買いに行ってるので、使ってないものはほぼ無い。
※両面テープくらい。使う予定はある
ただ、もしこれからプラモを始めようと言う人が居たら、最初に問うのは、
どこを目指すのか。
ぶっちゃけ、「色も塗らず」「合わせ目も消さず」完全な素組、つまりパーツを切って組み立てるだけなら、
ニッパーだけあれば概ね何とかなる。
※キットによってはピンセットが欲しくなるかも
そこから、「とりあえずキレイに見える」ところを目指すなら、作ったあと全体をつや消しや、半つや消しにするトップコートと言う透明なスプレーと、各所の溝を塗るスミ入れ用のペン。スミ入れをし、付属のシールを貼って、トップコートすれば、それだけで十分「キレイに見える」、見違えるはずだ。
言い換えれば、上に僕が書いた「散財」の大半は、「筆塗り塗装の為のもの」だと言えなくもない。
調色皿、スプーン、スティック、溶剤、スポイト、筆、空ビン、マスキングテープ、キャップオープナー、ピンチ付塗装棒と、大量の塗料各種。
「塗る」というのは、それなりに出費も嵩むし、ある程度覚悟が要る行為だとも言える。ご家庭でシンナーのニオイをまき散らすのは、換気が出来る環境や家族、隣人の兼ね合いもあるし、僕は手を出してないけど「エアブラシ」つまり、市販の缶スプレーではない、スプレー塗装をしようと思えば、さらに「塗装ブース」やら大量の溶剤、サーフェイサーなんかも必要になってくるかも知れない。
でも、
再三書いてる通り、僕の作り方塗り方は、「とても雑」だ。キレイに作るなら、、、
最初にニッパーやナイフでキレイにパーツを切り、一度パーツを洗い、仮に組み立てる過程で「外す前提の加工」をし、接着しつつ合わせ目をヤスリで消し、素材がABSの場合はプライマーというサーフェイサーとは別の下塗りをし、下地のサーフェイサーを塗り、必要に応じてマスキングをし、塗料を薄めてエアブラシで塗って、乾かしてを数回繰り返し、デカールの余白をキレイに切り、そして貼り、状況次第でディティールアップパーツを別途購入しつつ使ったり、何なら改造までして、、、
ようやっと、何万円という値段でヤフオクで売られるような作品になる。
軽く書いたけど「塗って、乾かしてを数回繰り返し」の部分とか、
塗料の種類によっては、「丸2日以上」放置しなければ乾かないものもあったりする。
モデラーなら「乾燥機」をプラモデル用に持ってたりするのだ。
そんなことはとてもじゃないがやれない。売る気もなく、最後に気に入った写真が一枚出来上がればいいと思ってる僕の行程は、、、
ランナーのまま塗装出来るものは筆塗りする(内部パーツとかは塗らない)、次の日まで待って、
※塗料によってはまだ完全に乾いてないので、そう言うのはなるべく触らないようにする、、、が結構触って指紋が付いたりハガれたりするけど、そう言うのはまたあとから塗り直す
どんどん作る。作る過程で「これは出来上がったら絶対塗りにくくなるな」と言うところは、そこで塗ったりする。もちろんゲートの跡は残りまくり。ある程度キレイにカットしたいとは思って2度切りし、
※最初パーツからちょっと離れたところでカットして、そのあとギリでカットする
したりするところもあるけど、ぶっちゃけそこまで効果があるのか最近とても怪しく感じている
接着剤もヤスリも使わない。組み上がったらゲート跡を筆で塗る。多少のムラとかは気にしないけど、派手なムラはパーツ全体をもっかい塗ったりする。
はみ出しても気にせずエナメルカラーでスミ入れをし、
※動画とかだとグレーを使う人が多いけど、僕はもっぱら黒が好き。黒とか濃色系にはブラウン系でもいい
翌日まで乾かしたら、溶剤を含ませた綿棒でスミ入れではみ出した部分を拭き取る。下地がラッカーなら、エナメルの溶剤でも下地が溶けたりはしない。
※溶けたりはしないけど、こすれてプラ地が見えることはある
ほぼ完成。
武器、盾、今回のジェスタならバックパックやビームサーベルも塗装しなくてもいいかもと思ったり。もちろん塗って作って、さらにシールやデカールを貼ってトップコートしてもいい。
まぁ僕はトップコートを塗るのが、要は面倒なんだよな。
缶スプレーは部屋の中で使える環境じゃないし。
あと、全体のツヤが整って、多少の塗りムラとかもごまかせるとは聞くけど、「ピカピカのツヤ有り」と「つや消し」が同じツヤになってしまうのもどうかと思うし。
※わかりやすい例えで言うと、車とかって「ボディはツヤ有りだけどタイヤはつや消し」だったりするわけで。全部を「半つや消し」にしちゃうのが正解とも思えず。
余談だけど、デカールやシールに関しても、
何が本当のリアルなのか
は、考える余地があるかなぁとも思った。だって戦車とかってそんなにいろんなこと書いてないと思うし、戦闘機とかは結構いろいろ書いてある気がするけど、つまりは「近接戦闘をしないから」かなぁと思う。近接戦をするということは、負けた時に情報が相手に漏れる可能性が高いわけで、
※常に爆発するわけじゃないだろうし
いろんなことが詳しく表面に説明しまくられてるってのは、、、
まぁリアルであればかっこいいのかって話だけど。
「リアリティがある」のと「リアル」は別物。ドライブラシ塗装とかはまさに顕著で、実際には全くあんな感じのキズや汚れは付かない。素材に関しても、
どこの誰が「ガンダリウム合金は赤さびが出る」と言ったのか。
そんな話は聞いたことがない。ジオンのMSだって、「鉄製」であると何かに書かれてた記憶は全く無い。ステンレスだったらサビは出ないだろうし、軽量化でアルミを使ってるかも知れない。ヘタしたらポリカーボネートやカーボンを使ってる部位があるかもだし、※モノアイカバーとか
全ては「作り手の好み」に委ねられている。
本来センサーの塊であるマニュピレーター、つまり「指」とか、「殴る」ように作られているとは到底思えない。もし殴る必要があるなら、例えばボトムズのベルゼルガのようなパイルバンカーを装備するとか、「最初から刺したり切ったりする前提」のザクレロのような手にして、ビームサーベルは腕に内蔵させてしまえばいい。
でも、手に持てたり、殴ったりするのはなぜか。
その方が「かっこいいから」に他ならない。
まぁだったらデカールだって貼ればいいし、ドライブラシもシルバーと赤さびのラストブラウンとかで塗ればいい。まぁ僕があんまやらないのは、結局面倒だからって話なんだよな。
でも、いろんなことを面倒だと言いつつも写真を撮るために屋外に出るのは、
その「費用対効果」が高いからだ。
蛍光灯(LED)では得られないリアリティを安易に手に入れることが出来るからだ。てかこれに関しては、
僕のスマホのカメラが、ガンプラの撮影にとても向いていた、ってこともあるとは思うのだけどね。
プラモとゲームの違いは、
残るか残らないか
まぁゲームもケースはあるかもだけど、物理的な占有容積が、プラモの方が明らかに大きい。どんどん売り払っていく人も居るかもだし、ガンガン飾り棚が増えてる人も居るかもだけど、当然箱の中にしまいこんでほぼ陽の目を見ないなんて人も絶対居る。
※僕がそうだから「絶対」と言って良い
そうなると、「作った証」「残っている物」を確認するには、「出す」か「撮っておいた写真を見る」かって話になり、
後者の方が圧倒的に楽で、さらに「実物よりイイ感じ」に残すことも出来無くない。
プロモデラーに限らず、プラモを売却する、手放す理由の中には、「写真で残ってればいい」って人も居ると思う。もちろんそれでお小遣いが稼げれば言うこと無いのだろうけど、今の僕にはそこまでキレイに仕上げるだけの根性もない。
だったらもう後ろは塗らなくてもいいかも?
みたいなことを考え始めるのだよな。
余談だけど、ジェスタのバックパックがガチで無くなった模様。たぶんランナーと一緒に捨ててしまったと思われる。ジェスタの場合、バックパックに盾をマウントする(手でも持てるけど)構造なので、
せっかく塗ったけど、たぶんもう盾を持たせることはないだろうな~と。
完成した日に無くす(捨てる?)とは、さすがの僕もちょっとショックだったけど、イイ感じの写真が1枚残せたから、まぁ深くは気にしないようにする、、と言い聞かせる。
●次何にしようか
毎回書いてるけど、イマイチ固まらない。最近半つや消しが続いてたので、たまにはグロスで塗りたい気もするけど、、、どうしたものか。グロスが似合いそうな手持ちプラモは、、、
・イングラム
・零式レイバー
・オージ
・SDネオジオング
とかかな~。でも古いキットって大変そうなんだよな。
MGジェスタを作ったことでMGゲルググキャノンは全然どうでも良くなった。内部メカとか超面倒だし、ドムに似せて塗ったから、立ち位置的に「ドムとゲルググ」って近かった分、「スッキリしちゃった」感もあるし。
昨日スターブライトアイアンが買えてれば、それに合わせてユニコーンの塗装を詰めていったかもだけどな~。
どうしたものか。
●シルバー系塗料
手持ちは、
・4アーティストマーカー 金、銀、銅
・エナメル 金、銀、銅
・ガイア 金、ジュラルミン
・ラッカー メタルブラック、MSグレーメタリック
たぶんこんな感じ。金や銅はともかく、銀系の色味、特に明るさと、塗りやすさ、つまりムラになりにくくて発色がいいかどうか、をあらためてチェックしたい気持ちが高まってる。
てか、
1体まるごとメタリック塗装してもいいかなってくらい。
ただ、昔マークIIを銀で塗って「何か作りかけみたい、、」と失敗した記憶もあるので、方向性はしっかり固めたいところ。何を塗るにしても。
ジュラルミンはアルミで、エナメルのクロームシルバーや、4アーティストの銀と比べても明るそうな気はする。一方MSグレーメタリックは、塗料の底から見る限り、結構暗い。メタルブラックはもちろん一番暗いけど、、、そもそもグロスのブラックの上から塗るものなのか、ガイアノーツとかどの程度希釈したらちょうど良いのかがよく分からない。
NO希釈でいきなりプラ地に筆塗りしちゃダメなんだろうか。
昔愛用してたタミヤのペイントマーカー「メタリックグレイ」も、今ならきっと近い塗料がありそうだし、ミスターカラーの「スーパーシルバー系」とか、
今は相当たくさんのシルバーが出てる。
「プレミアムファインスーパーエクセレントシルバーIIXα+」みたいなのがあっても不思議じゃないレベル。
エアブラシ前提ってのもあるし。
もちろんエナメルで全塗装するなら、パーツの劣化、関節の「ポキリ」には要注意。最初から固定ポーズにしちゃう気ならイイのかもだけど、今固定ポーズに出来るキットなんて、、、
あ!こないだ貰った旧キットとかどうだろ。
ちょっと楽しくなってきた。旧キットのどれかを「メタメタ」に塗るのを考えてみようかな、、。
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