メガサイズユニコーン~その3くらい?~
前回どこまで書いたのか全く覚えてないのだけど、今日は休日。昨夜から本腰入れて塗装開始。
今は夜10時前
実際に作業したのは12時間くらいかなぁ。
まぁ疲れますね。
てかよく聞かれそうな言葉としては、「思ったより大きくて大変」というものがありそうなのだけど、まぁ確かにザックリで言えばそれは正しいのだけど、精度を上げて言うなら、
・ランナーが大きく、さらに全塗装していくと、どんどんランナーの重さが増していって、僕のようにランナーのまま塗装する人にとっては、物理的な肉体疲労が大きい
・今回面積が広いことを想定して、タミヤの3本セットの平筆(幅4mmくらいのヤツ)を使っていったのだけど、
ビックリするくらい毛が抜ける。あと、想定内だけどやっぱり室内のホコリや猫の細かな毛が多い。
さらに穂先はほぼ整わないし、塗料の濃さもイマイチしっくり来ない。てか、ライトグレーFSを好んで使ってるのだけど、残りを希釈したら薄くなりすぎて、さらに新品をしっかり攪拌せずに使ったら「半つや消し」が「1/5つや消し」くらいになっちゃって、
いろんなストレスにまみれながら進めてた感じ。
毛が抜けず、穂先が整っていて、さらに柔らかく腰があり、ホコリや猫の毛が一切無い空気のキレイな換気もいい部屋で、隠蔽力が高く、粘度もバッチリな塗料で塗れてたら、
たぶん今よりずっと捗っただろうな、と。
順番は前後するけど、ついさっき調べに調べて筆を2本注文したほど。てか、みんなどんな筆を使ってるかわからないけど、大抵の人は、
5mmくらいの平筆、2mmくらいの細筆、1mmくらいの面相筆
をメインで使ってるんじゃないかと思う。でも実際は面相筆以外は穂先が平たくて、パーツの「凹み角」や、直線には微妙に不向きだったりするし、面相筆は塗料を含まなすぎて、さらに広い面積には不向き。
てかコレに関しては結構前から気付いていて、「穂先がとんがった、それでいてそこそこ広さのある筆が欲しいなぁ」と思い続けてた。で、こないだ100均に行った時、
書道用の丸筆を購入。毛の付け根部分の直径は1cmほどもあるけど、先っぽだけ崩して使えばいいかな、と。
結果、途中あまりにも毛が抜けすぎてうんざりした平筆からシフトしたら、
存外使いやすい。
実際は、毛が抜けず、穂先が概ねとがってるので塗りやすさを感じただけで、「完全に穂先が整ってない」し、「筆の毛の腰が強すぎて、微妙に思い通りに描けない」って感じではあったのだけど、
タミヤの平筆より全然マシ。そもそも100均だから1本辺りで比較しても安くて、ダメ元だった分全然許せるラインだった。
ただ、さっきも書いたけど「さらに良い筆ならさらに効率が上がりそう」な気もしたし、この書道筆だと、「幅5mmほどの谷間※オッパイではない」を塗るのが極めて難しい。と言うかほぼ無理。
「凹」この形のモールドの凹んでる幅が5mmで、深さが1cmくらいあるものを想像して貰えると嬉しい。さらに「凹みの底の部分と、左右の壁の部分が全て違う色」だったりすると、
その筆で3面全てを塗るのは不可能。
まぁそれが買った理由でもあるけど。
ちなみに書道用だからって別にプラモで使えないわけじゃない。洗うのは溶剤を皿に取り分けて、すすいで拭いての繰り返しだし、
今日初めて使い始めたタミヤの平筆が、ガンガン毛が抜けたことを思えば、劣化ウンヌンは考えなくてもいいかな、と。
てか、ホントは幅が7mmくらいで、穂先の長さが比較的短い先がとがった中学で水彩画を描いていた頃に使っていた筆がスンゲェ欲しかったのだけど、
名前が思い出せない。
「熊野筆」ではなかったことだけは覚えていて、熊野筆もまぁまぁ使い勝手が良かった記憶はあったのでそれを頼りにしつついろいろ調べまくったのだけど、、、。
ちなみに買ったのは、
●パジコ202951 プロス7000 [丸筆 R-6]
https://www.yodobashi.com/product/100000001002359603/
この533円のものと、これの「R-4」つまりもう少し細いヤツ302円。
正直穂先が長すぎるかなぁと思いつつ、かといって「高額なのに数回使って穂先がバラけた」と書き込みがあったゴッドハンドの筆よりは評価も高かったので。
とにかく筆塗りは筆が命。ただ、これまでの1/144と比べて、メガサイズは面積が広いわけで、、ちなみにアンリーシュドに使ってた平筆は、
ティッシュで拭ったときに毛がごっそり抜けて使い物にならなくなったし。
まぁ個体差というか「運」もあるかな、とは思ったけど。
・・・あとは、、
・今回の塗装は3色メインで塗っていく予定だったのだけど、その中の一色、「ライトグリーン」が調色した物で、
何とか足りるかなぁ、、、まぁ足りなくなったらそのときの話だ!
と開き直って塗り始めたら、、、
まんまと足りなくなりそう!
結果的には何とか足りたけど、これも結構ストレスだった。てか全体的に塗料を薄めにして塗ったので、とにかく一回目はムラだらけ。で二回目の重ね塗りで多少上向き。まだムラがあるけど一旦それで終了、って感じ。
プラモ全体の大きさより「パーツの大きさによるムラの出来やすさ」に苦しめられた感じかな。アンリーシュドの方が遙かにひとつひとつの部品は小さいので、
※分割が細かい分だけ
その点でのストレスも少なかった、みたいな。
ふくらはぎとか、片足片側だけで「1/144ガンダムシールド1枚分」より大きいからな。
ホント大きい面積塗るのは苦手だわ。てか、さっきヨドバシで筆とかプラカラー注文したとき「リターダー※乾く速度を遅くするかわりに、ムラになりにくくなる混合剤」を買えばよかったかも。完全忘れてたけど!
一応、白、緑、茶を概ね塗り終わって、ひとまずホッとしつつ、あとは関節やらつま先、バックパック、手や武器と、、、
・サイコフレーム
このサイコフレームが結構厄介で、試しにランナー番号とかがある平たい部分を後ろからジュラルミンで塗ってみたのだけど、
ほとんど反射してる感はない。
と言うか、比較対象が「裏側に何もない、つまり光が透過する状態」と「裏側を銀で塗った状態」なので、組み上げたとき「裏側が閉ざされる」よりは光のかもとも思ったけど。
あと表面も、蛍光レッドを試しに塗ってみたけど、「光沢感」はマシマシ。でも塗膜がかなり厚くて、普通に組んだらクリアランスの確保が厳しそうな感じ。ただ、塗らないより塗った方が「煌びやかさ」は増してる感じではあったかな。てか、せっかく3色あるのだから、
※蛍光レッド、イエロー、ブルーグリーン
それぞれがどんな色味になるか試してみるのもいいかも知れない。
とりあえず、白いパーツが終われば残りは折り返し。ただ、「塗ってないと作れないところ」も少なくないわけで、ボチボチどうするか決めていかないとな~ってところ。
つか今朝布団の中で何色に塗るかスンゲェ考えてたのだけど、そのときは、
いっそのことメタルブラックとかにしちゃうか!?
とも思ったり。全体の色目がつや消しの渋めなライトカラーでまとめたので、隙間から見える部分がグレーやブラックでも、、というかその方がむしろ違和感は無さそう。ただ、
煌びやかさが無いユニコーンってぶっちゃけどうなの?
って気がするのも事実なんだけどさ。
ジェスタのゴーグルをフラットブラックで塗ってモノアイ描いたときも勇気が要ったけど、このサイコフレームを全て不透明カラーで塗るのも、相当勇気が要るよな~。ある意味ユニコーンデストロイモードの「一番デストロイなところ」だもんな~。
・角
表は金で塗る予定だったけど、裏は当然白系で塗るつもりだったわけで、「ライトグリーンベタ」にするつもりで塗ろうとしたら、
裏側もキレイにモールドが彫られてた。
まぁ「ユニコーンモード時」はこっちが外側になるわけで、モールドがあっても何ら不思議はないのだけど、せっかくモールド=パネルラインがあるなら、とこちらも3色で塗り分けた。
これが存外イイ感じになっちゃって困る。
いっそのこと表もこの配色で良いのではなかろうかと揺れてしまう始末。ただ、
せっかく大量に買ってるメタリック系の行き場(晴れ舞台)が!
●ヨドバシで注文した物
今回注文したのは、
・Mr. GXウイノーブラック 150円※キレイらしいグロスブラック
・Mr. フラットベース 133円※使い切ったので&ライトグレーFSに使いたいので
・ガンダムカラー MS06Sピンク 200円※シャアピンク。ジョーシンがずっと品切れだったので
・タミヤラッカー 灰緑色 150円※自分で調色したライトグリーンの代わりにならないかな~と
・ガイア エメラルドグリーン 168円※ウォーカーギャリアの緑と比べてみたくて
・ラッカー スパークリングシルバー 220円趣味
・Mr. グレーFS36118 133円※ニュートラルグレーとネイビーブルーの中間くらいの緑系の色
・ガイア ダークステンレスメタリック 321円※趣味
・ジョンソン綿棒200本 301円※ちょっといい綿棒
・プロス7000R6 533円※丸筆
・プロス7000R4 302円※丸筆
計2611円
いよいよ趣味で買ってるのが増えてきた感があるけど、、、。
●メタリックカラー比較
今回手持ち数色をランナーに付けて、色味をチェックしてみた。
・エナメルゴールドリーフ 落ち着いていて煌びやかさは無し。メタリックじゃなかったら黄土色
・ガイアSBゴールド ギラギラしてる。正直下品。メタリックじゃなかったらオレンジ
・ガイアSBブラス ギラギラ。オレンジより「百式っぽい」。メタリックじゃなかったら黄色+黄緑少々って感じ?
・エナメルチタンゴールド 僕がずっと探してた「新幹線のドアの内側の色」「1/1ガンダム立像の指の色」に一番近い。ただ、ホントはもう少し暗い色かな。黒混ぜて調色出来るんだろうか、、
・ラッカーレッドゴールド 確かに他と比べると赤みが強いけど、SBゴールドほどじゃない。エナメルのゴールドリーフより華やかで、色味は近いかな
・タミヤラッカーシャンパンゴールド かなりシルバーに近いけど、うっすら黄色みがある。「日焼けした銀」って感じ。面白い
・4アーティスト銀 他とは一線を画す煌びやかさがあり、比較上は一番メッキ感があったけど、実際のクロムメッキと比べると全然。広い面積に塗ると上手く塗れないのは、もしかしたら性質がエアブラシ向きだからかも。エナメル系
・4アーティスト金 煌めきが強く、色味はSBブラスに近いけど、彩度を落としてより金っぽくなってる感じ。ワンポイントにはとても使いやすい色だけど、ペンから塗料出すのはストレス
・4アーティスト銅 色目的にはSBゴールドに近いかなぁ。とてもキレイで、グラボのヒートシンクのよう
・・・
ぶっちゃけもし塗料として発売されてたら、4アーティストの3色は普通にもっと売れまくると思うほどキレイ。ただ、エアブラシじゃないと広範囲を塗るのは大変そう。毎回書いてるけど。
今回忘れてたり新たに買った色で、後日こっちもチェックしようと思ってるのは、、、
ガイアSBジュラルミン、エナメルクロムシルバー、ラッカーグラファイトブラック、ラッカーMSグレー、ラッカーメタルブラック、ラッカースパークリングシルバー、ガイアダークステンレス、アクリルカッパー、アクリルガンメタル
などかな。てかホントは、グロスブラックとグロスホワイトの下地の上にそこそこ広い範囲で塗って「カラーサンプル」を作った方がいいんだろうと思いつつ、その為だけにプラ板買ったりするのもな~って感じ。黒地は100均で黒い下敷き買えば良さそうだけど。白地もか。
ともかく、欲しかった色に一番近いチタンゴールドが見つかったので、調色するなり、試しにどこかの部品に使ってみるなりして、雰囲気を確かめつつ、
これはこれで一つの娯楽として楽しんでいきたいかな、と。
こういうのだけはネットで見つけても実際の色味は全然伝わらないもんね。
●スゲェ小さなテクニック
誰も筆塗りをしてないだろうし、洗浄するのも僕みたいにはやってないだろうと思いつつ、備忘録的に、あとひらめき的に、「これは名案かもな」と思ったので一応書いておく。
筆を洗う手順は、※前も書いたけど
・ティッシュで拭う
・薄め液を調色皿に出す
・筆をガンガンそれで洗う
・ティッシュで拭く
・数回繰り返す
・最後にティッシュで皿を拭う
こんな感じだったのだけど、
・薄め液を調色皿に出す
これを多めにして、
・最後にティッシュで皿を拭う
この前に、
・洗浄に使った薄め液をプラカラーに入れる
この手順にした方がいいな、と。
特にちょっとしか塗らなかった場合は別だけど、ある程度の時間フタを開けっ放しにして塗っていれば、それなりに乾燥して粘度が上がる。なので最後に薄め液を多少入れて置いたりもしたのだけど、
筆を洗うのに使った塗料はその色のものなわけで、効率的にもコスト的にもベター
かなと。多めの薄め液で洗えばその分塗料も落としやすいし、まぁ開けっ放しにしてた時間にも寄るんだけどさ。
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次の火水が連休なので、それまでには徐々に塗装を進めて、何とか形にしたい。ポイントは、
・まだ塗ってないところを塗る※関節、バックパック、手、つま先と、各部にワンポイントグレーorブラック
・サイコフレームと角をどうするか決める
・組み上がったときに目立つ合わせ目を消す努力をしつつ塗装
・組み上げ
・スミ入れ
・ライン入れるか思案
各部のワンポイントグレーも何色にするかな~。てか現時点で微妙にかっこよくないんだよな。まだ作ってないんだけど。何とか軌道修正しないとな。
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