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2021年3月21日 (日)

友人が遊びに来た&ユニコーンその10

友人と言っても面識はほぼない、「同窓会で一緒に運営に携わっていて、ちょいちょい買い物に来てくれる友人の息子」。LINEは繋がっていて「遊びに行ってもいい?」と言うので快諾。

 まぁ部屋とか散らかりまくってるわけだが。

 てかまさにその瞬間ユニコーンのヘッドを塗ってたとこだったわけだが。

別に来たから何をするということでもない。「ファミコンのゲーム買ったから一緒に遊ぼうぜ!」って話でもないし、「ポケモンカードバトルしようぜ!」でもない。プラモは基本ひとりで作る物だし、遊ぶと言っても間が持つのだろうか、と思っていたのだけど、

 存外楽しめた。

彼は自分が作ったMGバンシィverKaと、MGマークII2.0、HGガンキャノンを持って来て、それについてダラダラと。

 てか、MGバンシィ、つまり黒いユニコーンガンダム、

 頭が小さすぎてビビッた。

そもそもユニコーンは頭身が多く?頭が小さい。ただ直近自分が1/48などと言うバカデカイサイズで作っていたから気付かなかっただけで、

 MG、つまり1/100の頭は、僕が想像するのの10分の1くらいの大きさだった。

 ・・・ちょっと大げさだった

でも、コイツの場合は変形する。こんなに小さくて変形とか、、、

 ミクロの世界。脳外科医の手術かよってくらい小さいパーツ。

マジムリだと思いつつ、「RGリアルグレード1/144」はこれよりさらに細かいのかと思うと、、、めまいを禁じ得ない。全部ピンセットか!

とりあえず頭だけ変形してもらったけど、時間も掛かるしその小ささは老眼にはキツい。ユニコーンガンダムのプラモを買う人は、割とどんどんユニコーンを買う傾向がある気がするのだけど、
※たまたま身近な友人Tがそうなだけかもだけど

 もし自分が次にまたユニコーンを買うとしたら、それはきっと「メガサイズ」か「PG」だろうな~って思った。

単純に小さすぎてムリ。あと、変形とか、

 顔だけでいいや

って思ったし。まぁ全身が光ることに関してはちょっぴり心も動いたけど。

彼はまだ塗装に関して入り口に立った状態で、スミ入れをつい先日初めてやった程度。デカールもがんばって貼る一方でドライデカールに失敗しちゃったり、
※めちゃ共感。あれはマジで失敗する。死ぬ気でこすっても、、、貼れてない!だったらシールでいいよって思う

 先日「ガンダムマーカーエアブラシ(以下GMAB)」を購入し、関節の横にワンポイントで銀を塗ってた。

でもこれがなかなか、、、キレイ!てか、自分はGMABはとにかく燃費が悪そうで、全然買う気にならなかったのだけど、
※ただでさえマーカーの塗料量は少ないだろうし、缶でエア供給もコストパフォーマンスが悪そうだし

 こういうワンポイントだけキレイなのは悪くないな、と思った。

もっとも、そこで使われたらしいシャインシルバー?を入手するには、7本くらいセットになったヤツを買わなきゃならないらしいけども。

それはともかく、自分が作ったプラモを見せつつ、いかに僕が雑で、塗りムラがあり、でも楽しそうに作ってるかをアピール。あと、

 せっかくだからかっこいい写真を撮ろうぜ!

と家の外、太陽光の下で、ポージングをあーだこーだと言いながら、、、具体的には、「肘の角度がもう少しだけ狭い方がいい」「足が開いてた方がいい」「直線すぎる」「首の二重関節の向きがおかしい」「被写体が中心じゃない」「ピンボケ、、」

 まぁうるさいヤツだなぁオレは。

でも、それでもたくさん写真撮って見比べてみれば、

 やっぱり以前彼が撮ったものより全然かっこいいわけで。

プラモはプラモとして作る楽しさや愛でる楽しさがあるとは思う。でもいつまでも箱の外にあるわけじゃないし、あってもホコリが積もったりする。最良の状態を残すのは、実質写真に撮るしかないと僕は思う。さらに言えば、

 角度や光量など様々な条件が重なって撮られたベストショットは、プラモそのものより全然かっこいい。

例えば色を塗る。例えばスミ入れをする。プラモをかっこよくするために人はいろんな努力や投資をするのだけど、

 「かっこいい写真を撮る」も、そうした努力と何ら変わりはない。

もっと言えば、「その努力」は、割とマイナーで、ネットで見かける素人の作例でも、手を抜いてる人が凄く多い。かっこよく撮ればもっとかっこよくなるだろうプラモが凄く多い。

 そこに付けいる隙があるとも思う。

まぁ言っても自己満足の域を出ないと言えば、それまでなんだけどさ。

・・・

彼はずっと連邦ばっか、具体的にはファーストからZ、あとユニコーンを作ってきたようなのだけど、今度GMABを使ってオリジンシャアザクを全塗装して作る予定だと言う。ガンダムは目があるからなかなか大変だと思うけど、ザクならそれはかなり軽減される。スジ彫りが多いのが好きだからオリジン版にしたと言っていたけど、

 完全に設定通りに仕上げず、どこかに自分の「遊び心」を織り込んで作ってくれると、次のモチベが高まるんじゃないかなぁと思った。

いや、もちろん「オラザク要素」は不要という人も居るとは思う。でも、塗装をしはじめるなら、「ギャップ」が重要だと思うのだよね。塗った時と塗らなかった時の落差が大きい方が、「塗る意味」を見いだしやすいのではないか、と。

 どこまで言っても持論に過ぎないか。

ちょっと短いので、、、

●ユニコーンガンダムヘッドディスプレイ

2009年12月に発売された電撃ホビーマガジンの付録。スケールは1/48で、メガサイズユニコーンと同サイズではあるが、メガサイズの発売は2017年8月だから、8年くらいラグがあり、

 パーツは全て別物。

なので、例えば角の長さやスジ彫りなどのディティール、もちろん組み立てに関しても、ヘッドは変形するけどメガサイズは変形しないなど、

 かなり違う。

その最たる点が、

 接続が違う。

・メガサイズ・・・本体側に丸い凸パーツ、頭側にポリキャップ

・ヘッド・・・本体側に凹型のパーツ、頭側に横の柱※凹にはめ込む感じ

ハメることを諦める選択肢は無かったので、軽い逡巡ののち決断。

 ヘッドの中にある「主柱」とも言える横の柱をバッサリニッパーでカットし、さらに鉄ヤスリ、半丸ダイヤモンドヤスリ(100均)で、削って削って削りまくり。

最悪割れたり壊れたりしても、「くっつかなければ意味が無い」。

結果、、、

 見事にピッタリフィット。
※角度を変えてもへたれない程度の保持力。つまりベスト

一応塗装は僕のメガサイズに準拠し、デストロイモードでは無かった部分もそれなりに配色。デストロイモード時はそんなに使わないと思いつつ、

 目の部分はクリヤーグリーンを調色するのが面倒でクリヤーイエローをクロームシルバーの上から塗装。

下地をエナメルではなくラッカーにしておけば、ガイアの「蛍光ブルーグリーン」が使えたかなぁと思いつつ、さすがに「エナメルの上にラッカーを塗る」ような愚行は犯せない。

てか、デストロイ時はスミ入れすらしてないのだけど、

 ユニコーンモードが思ってたよりずっとかっこよくて、作るのに5時間くらい掛かったけど、満足感は極めて高かった!
※塗る場所を間違えないようにするのと、ネット見つけた説明書の解像度が低く、把握に手間取った点もある。あと今回は頭だけと言うこともあって、「キレイに仕上げたい」と思い、パーツのゲートカットにナイフを使ったり、ランナーから切り離してから塗ったりしたのも時間が掛かった

ユニコーンガンダム、そのユニコーンモードというのは、体中のパーツがスライドしたり変形したりして「サイコフレーム」と呼ばれるピンクの内部パーツが「出る前の状態」だ。頭に関しては、その上で顔がガラリと変わる変形機構があるのだけど、全体的に見ると、

 「頭の違いが印象の9割を占めてる」

と言っても過言ではないと僕は思う。
※個人の感想です

つまり、たかが頭だけなのに、写真を撮った時の印象は、

 「それだけでデストロイモードではなくユニコーンモード」

と言うほど強い変化を感じさせてくれた。

 頭だけ作ってこれだけ楽しめるとは、、、なんてコストパフォーマンスが高い娯楽なのか!

またそれが凄くかっこよく、

 ニヤニヤが止まらない!笑

デストロイモードの顔は、正直メガサイズ版の方がかっこよかったと思う。
※造形的には大差ないのだけど、スミ入れとメインカメラの電飾の影響が大きい

メルカリなら1300円くらいで買えるから、もしメガサイズを持っている人で、興味が沸くなら、ぜひオススメしたいと思った。ただ、

 たぶん、成型色は違う。

比べたわけじゃないけど、ヘッドは白く、メガサイズは少しグレー味を帯びてる感じ。内部フレームの色も、ヘッドはプラスチックのクリアピンクで、メガサイズはABSで厚く、色も蛍光クリアピンク。

僕がここまで「しっくり来た」のは、全塗装したからかも知れない。

・・・

ユニコーンのヘッドに付け替えて、外で写真を撮りまくる。今回も、手前味噌ながら非常にかっこいい写真が撮れまくれて、

 ホントかっこいい。ホント最高だわ。

さらに、待ちに待った(と言っても2日ほどだけど)スワロフスキーも到着。見てみると、

 スンゲェ小さい※1.35-1.4mmだからサイズそのものが違うわけではない念のため

これなら、多少「貼りすぎても」特に悪目立ちすることも無さそうなので、

 買った分の6割くらい※40個 貼っちゃおうと思う。

それを貼り終えたら、いよいよメガサイズユニコーンも完成だ。

○クリスの濃い部屋出張版~ユニコーンガンダムヘッド~
https://crisdeep.blogspot.com/2021/03/blog-post_17.html

●妄想

あまりにもかっこいいので、「メルカリに出品してみちゃおうかな」と妄想が膨らむ。別に本気で売りたいわけじゃないので、

 価格は5万円とか、5万5千円とかにして。

そりゃさすがにぼったくり過ぎだろ、と思われるかも知れないけど、別に売る気がない&もし売れちゃっても後悔しない値段ってそう言うもんかなって。ただ、

 一人でも多くの人に見て貰いたいと言うだけ。

そう言う衝動で出品する人が居てもおかしくないと思うし、実際居ると思うし。

どのみち僕のは筆塗りで「汚い」から、キレイで上手い人と比べて「商品としての価値」が高いとは全く思わない。でも、何人かに送ったLINEの感想に「メチャ格好いい」とか「かっこいい以外の言葉がない」と言われると、
※あとKCさんにも「カッケェー」って言って貰えたし!

 多少調子に乗ってしまうのもしょうがないのではないか、と思ったり。

全員が全員そうだとは言わないけど、プラモは「個性」だと思う。エアブラシとか金属パーツをふんだんに使う人も個性だけど、筆塗りでゲート跡もろくに処理してないけど、誰も塗らないような配色で塗るのも個性。

 広い世の中には、僕と同じ感性で価値を見いだしてくれる人が居るかも知れない。
※居ないかも知れないけど

繰り返すけど、「本気で売りたいわけじゃない」ので、ヤフオクで1円スタートするつもりはない。ただただ自分がかっこいいと思うプラモを見せびらかしたいだけなのだ!<子供なのだ!!

ちなみに、原価的には、8160円の本体、LEDユニットが480円、ボタン電池が110円、スワロフスキーが300円くらい、デコシールが110円、ヘッドが980円くらい?あとは塗料が1000円分程度として、ザックリ1万1千円。

 アンリーシュドの3分の1程度のコストで、負けず劣らず楽しめた。

そう言う意味でも、「メガサイズユニコーンガンダム」はオススメだ。

まだ完成してないけど、★★★★★満点!付けちゃおう。てかぶっちゃけ、

 こっちのがアンリーシュドよりイイまであるよ?

机の上に立ってるこいつを、ニヤニヤしながら見てるだけで時間がメキメキ過ぎていく。まぁ塗り残しが「見れば見るほど気になる」のも事実なのだけど。
※バラして塗るの大変そうなんだよな、、、肩の内側

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楽しい時間は早く過ぎると言うけど、この2週間はホントそんな感じにあっという間だったな~。次何作るか決めてないけど、「楽しめるように」「気持ちを組み立てて」いきたいと思う。

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