ユニコーン備忘録
ヨドバシのカラーも届いたし、昨夜概ね白い部分の色指定もした。ここから具体的に何をしていくのかを考えておく。てか適当に思うままに書いていく。
●サイコフレーム
「サイコフレーム」とは、ユニコーンガンダムのパーツの隙間からチラ見してるピンク?の部分。「チラ見しているピンクの部分」と書くと、何ともいかがわしい雰囲気が立ちこめるが、実際そうなのだからしょうがない。「ユニコーン」と言うとどことなしか「男性的」なナニカをイメージするが、「チラ見ピンク」である種両性具有的なことを想起させているのかも知れない。
・・・知れなくねぇわ。
白のマーキングをする過程で、このピンクパーツのひとつが落ちてしまった。てか、そもそもパーツがクソデカイこともあって、いくつかは既に切れかけていて、中には「パーツをえぐってる」
※ゲート跡がパーツ側に食い込んでる状態
ものがありそうだけど、
当然面倒なので修正とかはしない。
まぁあまりにひどかったら考えるけど。
で、この「ピンクのパーツをマジマジと触りながら見て」、、、
そこはかとなく悪意を感じる表現に見えたとしたら、それは君の心が薄汚れているからだ!
さらに「ランナーとランナーが重なる音」に耳を傾けると、
ん?何かコレって、、、プラじゃなくない?
よくよく見たら、ランナー番号(AとかF1とか)とちょっと離れたところに、
「ABS」
と書いてあるじゃあーりませんか。
うーむ、、、
僕は割とABSだろうとプラだろうと、気にせず塗装してしまう男なのだけど、それは過去においてABSパーツが「関節部分などに多用されるグレーや黒のランナー」だったからで、ここまで前面に出まくるパーツがABSとなると、
ちょっぴり不安になる。
あと、「裏側を銀で塗って」案も、いざ手に取ってみると「凄く地が厚く、内側の容積が狭い」。これで裏から塗って果たして効果があるのかどうなのか。
怖いのは、一度塗ったらもう取り返しが付かなそうな点。パーツは多くがコの字型で、塗った内側をキレイに拭き取るのはとても難しそう。てか、冷静に考えて「なぜABS?」と思ったら、
クリアパーツはそもそもが割れやすく、大きければ大きいほどゲートも太くせざるを得ない。「太いクリアパーツ」をカットするのは、よほど性能のいいニッパーでもリスクが高い
からなんだろうな、と。巨大モデルには巨大モデルにしかない難題があるのだろう。
もちろんパーツを洗って、マルチプライマーを塗って、と手間を掛ければ、、、さらにクリアランスが甘いところは削ったりヤスったりしながら「塗料の厚さ」を確保しなきゃならないかも知れない。
そんなのは、「面倒くさがりモデラークリス」にはまっぴらゴメンなのだ。
うーむ。せっかくこのために「ガイアノーツ蛍光レッド」を買ったのだが、、、。あと裏地もSBジュラルミンで塗る気満々だったのだが、、。
でもせっかく他の部分を全塗装していくのに、チラ見部分とは言え結構な箇所に散在する派手なポイントが「プラ地のまま」と言うのは、何とももどかしい。そもそも、
「光を透過する」のと「内側が反射する」のは、どっちが明るいのか。
透過は「プラ地2枚分」で、反射は「プラ地1枚分」かなぁと思うと、後者の方が明るい気もするけど、、、。
まぁ最悪の最悪、裏から塗って失敗したら、表も全塗装
※メタリックレッドとかで
しちゃえばいいか。
余談だけど、ABSのこのピンクパーツは、素材のせいもあってどことなしかレゴを触ってるみたいな感じで、ちょっと心地よかった。「立体パズル」みたいな商品があっても、存外ニーズがあるかもな~って思った。
●マーキング
マッキーの緑、茶、あとペイントマーカーの白で「点」を打って、塗る色を確定していったのだけど、これがなかなか大変だった。
ソースにしたイラストとプラモではディティールも違うし、角度的によく見えないところも少なく無い。さらに「明確ではないアールで区分けされた部分」を別の色指定してたりすると、何を基準に色分けしたらいいかわからなくなる。
3色の色分けは、イメージとしてはX-WINGだったのだけど、全体像があって決めて行ったわけじゃない。漠然とキーになる場所は白(ライトグレーFS)で、その脇はセールカラー。やや影になるところを調色したホワイトグリーンで塗っていく感じで、あとは、「隣接するパーツに同じ色がなるべく来ないように」。
ある種パズルっぽい感覚で指定していったのだけど、こまめにキャップを閉めていたにも関わらず、白のマーカーが途中でほぼ点かなくなり、緑マーカーも乾燥気味に。ただこの為だけに買った3本なので、これで絶命してもそれはつまり「本望」だとは思うのだけど、
作業を終える前に死なれても困る。
てか面積的にはスンゲェ狭い「1cm四方」くらいしか塗ってないのだけどな。
※ほぼ点ばかりなので
そんなこんなで白は概ね下準備完了したので、あとは塗装していくのだけど、パネルラインの間とか、パッと見見えなくなる影の部分とかも塗るべきか塗らざるべきか迷う。塗ればその分厚くなって「パーツの合い」が悪くなるし、もろくもなる。でも塗らないで組み上げた時そこが見えると、何ともかっこ悪くて情けない感じにもなる。面積が面積だから全部スミ入れ塗料ってわけにも行かないだろうし、、、
一応曖昧なところは雑にアクリルフラットブラックかなぁと。
スカートパーツの裏側とか、正面から丸見えだったりするけど、黒ければ「影」ってことで言い訳出来るかなぁと。
順番的には、白→ベージュ→緑→黒かな。
●関節部分
ヒザ裏などは、パイプ状のモールドがあり、予定では4アーティスト銅で塗るつもりだったのだけど、以前金を皿に出して塗った際速攻固まり掛けたので、ちょっと思案中。ネットで見かけた作例で、
パイプを縞模様に塗ってるのがあって、ちょっとかっこいいなと思った。
「縞模様」と言っても、実際にモールドを施した上で、「鈍めの銀」と「黒鉄色」の2トンカラーみたいな感じ。
まぁそんな技術はないのでおとなしく銅で、とも思いつつ、これだけデカいと物足りなさも感じたり。ちなみにヒザ裏だけじゃなく、肘裏とかもパイプじゃないけど色分けして塗りたい感じ。他はどっかあったかな。
パイプ以外もやや思案中。今まではメタルブラックとかジャーマングレーで塗ってたけど(あとフラットブラックとか)、これだけデカいと何かしなきゃバチが当たるような。せっかく買ったからグラファイトブラックとチタンシルバーで塗ろうかな!
●爪先とバックパック
予定ではティターンズブルー2+黒を使うつもりだったけど、ブルーFSを追加購入したのでそっちメインで、三連星に使ったジャーマングレーと2トンカラーに。そもそも大好きな色なので基本問題はないと思うけど、バックパックに関してはシルバー系で部分塗装した方がいいかも。
バーニアは、笑っちゃうほど大きくて「何事!?」って感じ。ただ、大きくても中は空っぽで、ディティールがなさ過ぎる。市販品のディティールアップパーツを入れたくなる一方で、ここまでデカいのはそうそう無いだろうとも思ったり。
一瞬PGUの「バーニア内に入れるクリアレッドパーツ」を注文して入れようかとも思ったけど、そんな気楽に出来るもんでもないし、そもそも面倒だし。
円筒形のパーツを入れるだけで雰囲気が出そうな気もするから、ホームセンターとかで水回りの真鍮部品を物色してくるのもいいかも知れない。てか重いと重心が下がっちゃうかもだけど。
塗装は、ジュラルミンに「エナメルのブラックとシルバーを混色し溶剤で薄めた『スミ入れオイル』を作って」塗ろうかなぁと思案。昔ウェザリングカラーというのを持ってた中の一本に「オイル」はあったのだけど、実際どう調色したらその色になるのかはよくわからない。ただわかるのは「ツヤ有り」だってことと、黒系だってこと。てかエナメルのグロスブラック持ってなかったかな。
中は金色系にするつもりだけど、いろいろ買ったから、一度試し塗りして決めようかと。
ジュラルミンやクロームシルバーの下地に重ね塗りする場合、「エナメル→ラッカー」は禁じ手。もちろん気楽なのは「エナメル→アクリル」「ラッカー→エナメル」「ラッカー→アクリル」だけど、状況次第で「エナメル→エナメル」も試したいところ。アクリルのスモークや前述のスミ入れオイル等々。
まぁ言っても筆塗りなので、そう大した効果は得られないとは思うけどさ。
●指
爪先と同じブルーFSで塗っちゃうことにいささか抵抗はあるものの、雰囲気優先だとそうなっちゃう。ここも隙間は4アーティスト銅にするつもりだったけど、これがエナメル系だと分かったので、
ガッツリはみ出しても気楽に拭えるかな、と。
ただエナメルメタリック系の粒子は細かいのでセミグロスの表面に残りやすいのは気を付けないと。つまりなるべくならはみ出さないようにしたい。
●丸モールド
前も書いたけど、手順だけ確認。
ジュラルミンで真ん中を塗る→乾いたら蛍光ブルーグリーンを重ねる→周りにスミ入れブラックを塗る。
蛍光ブルーグリーンは染料系ではあるけどラッカーなので、ジュラルミンを溶かさないようにきっちり乾かしつつサッと塗る。
丸モールドはこっそり何種類も大きさがあって、それによって蛍光カラーを変えるのもちょっと楽しそうとは思う。
・・・
塗装は概ねそんな感じで計画しているのだけど、今ちょっと揺れているのが、
マスキングで線引こうか引くまいか。
ズゴックでやったマスキングラインはあれはあれで十分楽しかったのだけど、先日東急ハンズにて、最初から「2mm幅」のマスキングテープも売っていて、さらには「曲線用」というのもあった。
これなら短冊状にカットする手間もないし、「3本並べて貼ったあと真ん中を剥がせば」割りと簡単に2mm幅の線を描くことができそう。
ユニコーンの作例には「デカールゴツ盛り」はいっぱい見るけど、「ラインてんこ盛り」はほぼ見かけない。見かけない作例と言うのはそれだけでちょっと余分にワクワク出来る気もするし、僕のイメージする配色なら、(X-WING同様に)ワインレッドのラインがとても映えそう。
まぁそれをどこに引くのか、だけど。
マスキングラインはやり過ぎると絶対うるさくなると思う一方で、一度くらいやりすぎてもいいかな、とも思う。どのみち小スケールではそんな大量に引きたくても引けないし、
全身ラインまみれのユニコーン
とか、想像しただけでちょっとテンションが上がる。
もっともこれはスミ入れを含めた作業全てが終わってからでも出来ることだから、あまり焦って考える必要もないかもだけど。あと2mmテープ買ってこないとだし。
・・・
ヨドバシからカラーが届いてテンションが上がる。てかゆうパックの一番小さいサイズで来たのだけど、たぶん送料は790円とか?。
※特約を結んでるだろうから実際はもっと安いだろうけど、それでも400円くらいは取られると思う
さらにメールを確認したら、2720円ほどの買い物に対して283ポイントのポイントが付いてた。カラーは概ね22%OFFくらいだったと思うので、送料引いてポイントと値引きを考えて行くと、、、
ヨドバシやっていけるのか!?
※計算すると約42%OFFくらい
何となく他人の台所だけど心配になってしまう。てかそれほどまでに安くてビックリ。
もちろん他で儲けられる部分がちゃんとあって、これはあくまで客引きパンダなのかも知れないけど、、、
ともかく、やってくれている以上、利用しないより利用する方が店としてはありがたいはずなので、今後、出来る範囲でヨドバシを利用しようと「強く」思った。ありがとうヨドバシ。
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大雨が降ったあと気温がグンと下がったけど、モチベは極めて高い。結果自分の思ったように仕上がらない、もしくは完成までこぎ着けられない可能性も無くはないけど、僕はこう見えてかなり「やる側」の人間だと思う。
9日と10日が連休なので、そこをゴールに据えて、一気に作業していきたい所存だ。てか体調も復調したし、問題は寒さだけだしな。
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