プラモつれづれ
他のことはしてねぇのかよってくらいプラモのことばかり考えている。まぁ幸せならそれで良いとも思うけど、プラモとゲームの違いを一言で言えば、
実物が残るか残らないか、だ。
ただ、スペースには限りがあり、どこにでも置いておけるわけじゃないし、ずっと置いとけばホコリも積もって日焼けもし、在りし日の感動は文字通り経年と共に劣化する。ちなみに箱の中にしまっておいても、押し入れが過度な湿気に満たされ「カビ?」が沸いてたプラモもあった。安全なところなど我が家のどこにも無いと言えば無いのだ。
しかし、コンスタントに作っていけば、個々の思い入れは希薄になるし、新たな楽しさも供給され続ける。当たり前の話ガンダムしか作ってなければザクやズゴックをニヤニヤしながら見ることも、ユニコーンにデコレーションシールを貼ることも無かった。
今の僕は、アンリーシュドを作る前、何一つ道具が無く、プラカラーも無かった頃の僕ではない。ちょいちょい買い足したりはするかも知れないが、現状特筆して必須を叫ぶ道具もカラーも無く、さらに言えばプラモだってそこそこある。
時間と情熱があれば、大抵のものは作っていける環境だ。
・・・それが結構嬉しい。
イイ道具は裏切らない。もちろん中には消耗品もあるし、痛んだり壊れたりすることもあるだろう。でも、今から全てを揃えるわけじゃない。
まぁ油断すると積みプラがガッツリ増えてしまいそうではあるけど。
あと、
揃えようと思えばエアブラシ、塗装ブース、電動リューター、ピンバイス、スジ彫りツール※非常に高額、山善の乾燥機等々、まだまだ先は長いとも言えるけど。
●欲しいプラモ
今欲しいのは「RE100バウ」だ。定価は3850円。メルカリで7000円ほど。もし2割引で買えるなら3080円だから、ぶっちゃけかなりのプレミア。
基本ファースト世代のMSを作りたいつもりではあったけど、バウに関しては純粋に「顔が、と言うかモノアイが、ジオンMSのソレに凄く近く、さらに進化したスタイリッシュさ」を感じる。「系譜」を感じる。
これを三連星カラーで塗ったら、さぞかしかっこよくなるだろうよ、、、
想像しただけでニヤついてしまう。てか、7000円はやっぱり高いけど、amazonだと10700円だ。重要なのは満足。楽しさのためにコストは支払われるべきだと思う。
結構揺れている。
てか、次のバンダイの新製品&再販情報はまだなのか!ホントにリアルグレードばっか売れてるのか?と思う。
まぁMGジェスタの再販も掛かったみたいだから、「待つしかない」のかも知れないんだけどさ。
・・・
あと、HGUCのマラサイもちょっと欲しくなった。こちらは4月か5月に再販が予定されているので、発売日直後に店を回ればどこかで当たりそう。直前になればバンダイの公式に一ヶ月単位で発売日が告知されるので、リックドム同様忘れなければ買えると思う。
つかマラサイは初代がホントかっこ悪くて、HJに載った揚田先生の作例がメチャかっこよかったんだよな~。
細身の割にちょっと高いから、気楽に買う感じではないんだけど。
※銃とか武装が充実してるのマジ勘弁して欲しい
ホント言うとクインマンサとかアルパアジールとかノイエジールとかのごつい系もちょっとソソられたりするのだけど、
唯一買える可能性があるのが4月再販「HGクシャトリア」
でもこいつは「盾が4枚」。もうそれが絶対ムリだと思わせる。てか両手両足すら面倒に思うのに、4枚とか、、、。さすがにコイツを盾無しで作る度胸も無いし。
・・・
道具やカラーが揃ったら、あとはプラモを買っていくしか物欲は満たされない。もちろん作ってもいく予定だけど、暖かくなればペースも落ちるかも知れない。
※蚊取り線香とか複数用意すればいいかも?
まぁ今ある積みプラを崩していくかな。
●次作るのは、、、
候補は、
・アスタロト
・リバーシブルガンダム
・SDネオジオング
・MGゲルググキャノン
・HGオージ
あとメタル系カラーの試し塗りで、貰い物の旧キットを作ってもいいかも。ただ、重要なのは「満足」だ。満足がない制作は時間、人生の無駄になる。そして満足を引き出すのは、
挑戦だ。
今までやったことがないことをひとつでも織り込むことで、その結果には言いようがない満足感が上乗せされる。
迷彩、、、やりたいんだよな。
しかし、上に挙げたキットはどれも迷彩とは相容れないものばかり。かといって「金と銀と銅の迷彩で旧ザクを作る」というのもどうかと思うし。
もちろん新たに何かを買ってもいいのだけど、特に「コレだ!」って候補もピンと来ない。しいて言えば、
こないだ買ったFGシャアザクか。
失敗したところで痛みも少ない。ただ、
迷彩で塗る場合、組んでからじゃないと「合わせ目が合わない」
HG以降のがしっくりはする。てかそう考えるとこないだ売ってたMGシャアズゴック買えば良かったかなぁともちょっとだけ思うけど、、、後悔しても始まらないし、やっぱ短期間で同じMS作るのもどうかと思う。
・・・
何を作るにしても、友人に送ったLINEで、「おおっ」と言って貰いたいのだ。「いいですねぇ」と褒められたいし、自分でも「褒めて貰えるだろこれは」と思えるものが作りたいのだ。筆塗りだから僕の作ったプラモは総じて汚い。基本工作と呼ばれる行程もほとんどやってない。でも、誰もやったことがないような配色や太陽の下での写真は、モニターの中で勝負するだけなら十分戦えると思っている。
「凄くなくていい」。「自分がイイと思える」だけ十分なのだ。
MGゲルググキャノンをマスキングだらけで作ろうかな~。
●ユニコーン進捗
ギャフン!スワロフスキー届かず!
今日届く予定だったのが、何と別の営業所に迷い込んでしまったらしく明日以降になってしまうとのこと。
スンゲェ気合い十分だったのに!
明日の休日、ついに完成したユニコーンの写真を、屋外で撮りまくる予定だったのに!
まぁしょうがない。
ちなみに昨日は、及び腰だったデカールを一通り※説明書分だけ貼った。
てかいろいろ思う事はあったので箇条書きにしておく。
・水を入れた調色皿は1つで十分。水の量もそこまでいっぱい要らない
・水から揚げたデカールの、余分な水を吸うためのティッシュは1枚で十分。トイレットペーパーじゃなくて良い
・最後にクルクル回して水気を取る綿棒は、このスケールで2本ほど使用。周りの湿度次第では、「乾きながら使う」感じ
・お湯である必要はなかったが、「スンゲェ水に浸けておきたい」。10秒?ノンノン30秒くらいは浸けてイイ。てか、
ズレずに切れる
ズレずによれる
ズレずに重なる
トラブルの大半は「デカールが台紙からズレなくて発生」したもの。ガッツリ浸けたものは、スッとズレて、マークセッターを塗布したプラモに余裕で乗る。
てか、くっついちゃって全然動かなくなっちゃうケースも多発。
ぶっちゃけ、
上下間違えて貼る
斜めのまま固定されちゃう
切れちゃったヤツをなんとか並べて貼る
空気が入ったまま
ナイフの軌道を誤ってデカール切っちゃう
およそ考え得るトラブルの全てを体験したと言っても過言ではない。てか、
全ては慣れか。
綿棒でクルクルと水気を取る時にズレること、超多発。てかほぼ発生。まぁポイントとしては、
デカールの上に置くのではなく、デカールの横に置いてそこから回し始める
その方がズレにくいかな、と。あとピンセットで微調整するつもりだったけど、存外ズレない。まだツメの方がずらせる。てか指紋のがずらせる。爪楊枝なら余裕だったんだろうか。てか、
デカール貼るの大変。
特に一番最初に貼ったヤツが一切予備がない爪先の部分のヤツだったのだけど、
まんまと大失敗。諦めて「片足2箇所ずつ」だったのを「片足1箇所」に。
かっこ悪いのかかっこ悪くないのか、、、そもそも2箇所同じマーキングはいらんだろ。同じ面に。
余ったデカールも多く、これを全体に貼っていく方がいいのかもわからない。てか場所によっては、パネルライン※スジ彫りの上を通過するようなものもあって、
どういうつもりでコレをココに貼れと?
デカールの特徴は、一言で言えば「薄くて破れやすい」。シールの方が「厚くて丈夫」。つまり、
失敗しまくる僕のような人間には、デカールは不向きと言って過言ではない。
てか、専用デカールは売ってるのに、専用シールは売られてない。
アウェイ感パねぇ、、、
まぁそれでもベースカラーを大幅に変えたアンリーシュドと違って、地色に対してしっかりコントラストが出るマーキングは悪くない。ただ、腕や足など、ほとんど指定がないところも多いので、余ったヤツを貼っていこうかどうしようかって感じ。
時間的には、2時間ちょっとくらいで終了。とりあえず次回に関して、
・皿は一つ。水は6割
・ピンセット、アートナイフ、綿棒、ティッシュ
・丁寧に作業マットに並べていけば、場所を間違えることはまず無い。ただ、複数を同時に水に浸けると「上下がわからなくなる」。結果間違えて貼ったりしたので、そこは要注意
・浸ける時間はタップリで問題無い。むしろ皿の中でデカールと分離して欲しいくらいだったわ
・マークセッターによってラッカー系塗料が溶けたりはしなかった
・マークセッターはツヤがある塗膜で「はじく」のでちょっと注意
・作業マットはカットしたデカールを「すくい上げる」のにやや不都合。かと言ってタオル系では糸くずや綿ぼこりが出る。たぶん無地のハンカチとかが、デカール置き場としてはベスト
・デカールによってはマークセッターを「貼ったあとで上から」塗ったりもした。直後に綿棒で余分な水分を取ったりしたけど、効果があったかどうかはよくわからない。
何にせよ、数をこなすことが最良の習熟法だと思った。
貼った効果は確かに大きいけど、正直ユニコーンだから貼ったって感じ。特に数字とかジオンのマークみたいなシンプルなもの以外は、そこまで貼りたいとは思わないかも。
メガサイズというバカデカイスケールなのにデカールはとても小さく、
これ、リアルグレードだったらどんな大きさだよ、、、
ってガチで思った。「1/48で2mm×3mm」ってことは、、、
1/144で0.66mm×1mm?
・・・あり得ないだろ。点だよ点!爪楊枝の先の面積くらいだわ。向きとか関係ねぇわ。
てかそんな小さくないんだろうから、そう言う意味ではスケール感のあるマーキングは「メガサイズやPGだからこそ」ってこともあるかも知れない。
・・・
ホントはスワロフスキーを貼ってニヤニヤするつもりだったのに、それが叶わないとなると明日はどうしようか。
・ユニコーンモードの頭を塗って作る
・銃を塗って作る
・余ったデカールを貼りまくる
このくらいしかやることが思い浮かばない、、、せっかくクソデカイのに、もうやれることはないのか!?何かどこか口惜しい気もするけど、まぁしょうがない。
ちなみにポージングに関しては、関節のヘタれを助長しそうなのであんまやる気もないし、実際そこまで動かない。てか、立ってるだけでも場所取るのに、その上動かしたらマジでジャマって感じだろうし。
てか、銃とか顔とかは放置して、全く別のプラモをひとつ衝動的に作っちゃうのも悪くないかなぁって思うんだよな。まぁ「たまにはプラモを休む」のもいいのかもだけど。
●ガンダムベース名古屋
3/3に、ナゴヤドームの近くのイオンの中に出来たらしく、友人Tが行ってきたと報告してくれた。
スペースがとにかく狭く、置いてあったのは「ベース限定」が中心で、特に古い≒希少価値があるプラモは無かったみたい。
今は入場制限を掛けているらしく、事前にネット予約するか、当日空いていれば当日予約も受けてるそう。
行くなら電車かな~と思いつつ、テナントでは大したものは置いてないんだろうな~とも思いつつ。
それでも福岡や東京よりはたぶん近いので、どうしてもベース限定で欲しい物が出来たら、躊躇わずに買いに行こうと思う。まぁ行った結果売り切れてたなんてことも大いにあり得る話だろうけど。
●MGって、、、
ふと思ったのだけど、MGを作る時に「片側のガワだけ作らない・塗らないのもアリかも」。
MGの何がウザいって、内部フレーム分余分に作業しなきゃならないことだと思うのだけど、
※アンリーシュドほどかっこよければ話は別。あとあれはそこそこハッチ開けて見ることが出来るし
最初から半身カバーを付けずに、「内部メカを気合い塗装」する前提で作るなら、それはそれでアリかも知れない。
もっとも我が家にはノコギリがないので、「半身」と言っても顔半分を内部メカには出来ないし、ボディもたぶんムリ。となると、結局両手両足くらいしか露出させることが出来ず、「何か中途半端じゃね?」って感じになってしまうかも知れない。
ならいっそのこと内部メカだけ塗って作るってのはどうだい?
・・・クリスは誰に言ってるのやら、、、。
でも、キットによってそれはアリかも知れないと思う。例えば、
MGサザビー※旧タイプ
これなんて、そのままだったら「絶対作らない」。作る予定がマイナスな1箱。てか開けたら中はカビだらけだったりしかねないのでちょっと怖かったりもするくらいなのだけど、
コイツ辺りは、内部フレームだけ作るとか「誰もやって無さそう」
※サザビーに限らずそんなヤツは居ない
ちょっとだけワクワクしかけてる自分が居る。
幸い手元にはいろんな「メカ向き塗料」もあるわけだし、捨てるくらいなら、死ぬまで作らないくらいなら、途中で投げ出してもいいから「中だけ塗って作る」のもありかな、と。
逆に、
既に素組して箱の中に眠ったままのMGシナンジュなんかは、
組まれたあとでも塗れるのか試してみてもいい。
これもカビてるところがありそうで怖いと言えば怖いけど、、、てかプラモ保存する時「除湿剤?シリカゲル?」みたいなものを箱に入れといた方がいいのかも。
ともかく、シナンジュは幸いシールも貼ってない。そこを塗ってもいいし、シールが見つかるようなら貼ってもいい。MGの最大の弱点(クリス的に)は、作るのが面倒ってことなので、
既に作ってあるなら、気楽に塗れそうな気もする。
あと、
単純にシナンジュはかっこいいし。
てか、もし次にPGになるならシナンジュでいいんじゃね?って思うくらい。まぁ実際はサザビーがジオン系では最有力かもだけど、シナンジュならスタインと「2度売れる」気もするしな。
そもそも色を塗らずに作ったシナンジュの「物足りなさ」は本気でひどかった。ここで塗ってやることで、成仏させられるかも知れない。
まぁ何色で塗るんだよって話もあるけど。てかそれが一番重要だけど。
こないだ勢いで買った「エメラルドグリーン」とか使ってみようかしら<イメージが違いすぎるし、そもそも隠蔽力大丈夫かって話。
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プラモに限らず、熱量が高い状態で好きなことについて話す(書く)ってのは、無限に続けられるなぁと思う。そしてそれはとても幸せな状態なのだろうな、とも。
このブームがいつまで続くかわからないけど、今はまだ全然終わりが見えないくらいモチベが高いんだよな。
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