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2021年3月17日 (水)

ユニコーンガンダム~その7~

一昨日は、と言うか、エヴァが面白過ぎたのでまだ気持ちがそこに引っ張られてたのだけど、それでも「ここで失速したらもったいない事になりかねない!」と思い、気合いを入れて作業開始。

 時刻は午後8時。

テレビではネットフリックスの「ペイチェック」を流し、
※何度も見てる映画ならセリフだけで画面が浮かぶので
塗り残し、ゲート跡をガンガン塗っていくことに。

いつもならゲート跡くらいで済むのだけど、今回はメガサイズというイレギュラーなプラモだけあって、「パーツの裏側がガッツリ見えてる」ところが凄く多く、つまり凄く大量の塗り残しが発生。それを全部塗るのはさすがにムリだろ、って思ってたのだけど、

 息も絶え絶え、這々の体になりながら何とか塗りおえた。
※もちろんまだ「塗り残しの塗り残し」はあるだろうけど

ペイチェックは早々と終了し、そこからは「魔王城でおやすみ」を1話から。

 よもやそれすらも最後まで見終える?ことになろうとは。

時刻は午前3時半。ぶっ通しでやってたので、

 実に7時間半も作業してた。

そりゃ息も絶え絶えになるわけだよ、と。そりゃ疲れるわけだよ、と。

てかぶっちゃけパッと見はさほど変化がない。ゲート跡は小さいし、塗り残してるところの多くはアーマーの裏側で角度によってはチラ見する、とかだし、ムラがあまりにヒドイ部分の重ね塗りは、「汚くなくなった」つまり「マイナスが0になった」程度の効果しかないから。

 まぁこういうのは自己満足だとは思うけど。

あと単純に「7時間半も没頭してた」わけだから、「娯楽として成立してた」と思うし。

まぁさすがにこれで写真を投下しても誰も気付いて貰えそうにないと思い、この日は終了。そして翌日、、、

 8時から3時まで7時間作業。

今度は動画を流すことすら忘れて、

 超真剣にスミ入れ。

今回のスミ入れは、「基本黒」。深い意味もなく、「茶より黒のが合いそう」と思って。でもそっちはあんま問題じゃない。
※ちなバックパックや角は茶でスミ入れ

 重要なのはサイコフレームのスミ入れ。

サイコフレーム、つまり元々は蛍光ピンクで、僕がつや消しのえび茶で塗った「隙間に見えるパーツ」。これにスミ入れをしたいと。せっかくモールドがあるのにそこに情報がないのはもったいないだろうと。

 でも濃色に黒のスミ入れとか、、、全然つまんねぇし。

ってことで、

 金色でスミ入れすることにした。

てか「金でマスキングラインを入れる説」もあったのだけど、ABS相手にマスキングテープを貼って、剥がす時に地のえび茶まで剥がれては目も当てられない。さらに第二案として「光沢著しい&シャビシャビでスミ入れしやすそうなスパークリングシルバー」でスミ入れする案もあったけど、こっちはこっちで「ラッカー×ラッカー」で地色を溶かしてしまいそう。

 そんな、、、というかこの部分の試行錯誤はそんな一朝一夕なもんでもなかったのだけど、、、

最終的に「エナメルゴールドリーフを溶剤で溶いてスミ入れ塗料を作って塗装」した。

てか最初薄すぎて、今度は濃すぎ。薄いと見えないし、濃いとはみ出しを拭うのが大変。てか、「つや消し×メタリック」は相性が悪いと言うか、

 拭いても拭いても完全にキレイには拭き取れない。

「ちょっとラメっぽい感じ」になってしまう、、、のだけど、

 それも最初から織り込み済み。

元からべた塗りでは物足りなかったし、写真ではほとんどわからないのは善し悪しあるにしても、ちょっとした「表面処理の一環」として、まぁアリかな、と。てかスミの部分もフラッシュ焚かないとほとんど見えないんだけどさ。

ともかく、「金と黒」で全身スミ入れ。あと、最初に組んだ時塗らなかった「顔の横にある丸モールド」は、

 周りをフラットブラックで塗って、中心に100均で買ったデコレーションシールを貼った。

デコシールは、ギャルがスマホに貼るような「濃いピンク、薄いピンク、シルバー」の3色が大中小とびっしり貼られてるもの。その中の一番小さいシルバーを剥がして、両面テープでぺたり。
※個別に剥がすと糊も取れちゃうので

スワロフスキーではないので、決して豪華な感じではないのだけど、剥がそうと思えばお気軽に剥がせるし、「プラモに入ってないパーツ、それも自分独自の発想で付けた」というのは、なかなか悪くない。

てか本当は全身の丸モールドに貼るつもりだったのだけど、あまりに大きさが大きすぎてここにしか使い道がなかった。ちょっと残念。てか「スワロフスキー屋」とかなら、直径「1mm」とかも売ってたりするんだろうか。

・・・調べて見たら、以前売ってた店はどうやら取り扱いを止めていて(もしかしたら店ごと止めて?)、ネット通販では、

 S3サイズ(1.35~1.4mm)×10個で47円+送料200円ほど

だった。ぶっちゃけこれが高いのか安いのかはわからないけど、用途で言えば、20個も買っておけばよっぽどすぐには無くならないとも思うし、20個300円なら、試してみてもイイかな、と言う気はする。てか「1.4mm」ってのがイマイチ目の前にあるわけじゃないので実感がないのだけど、アンリーシュドに使っていた「メタルシールの丸」がどのくらいの大きさだったんだろとは思った。あのくらいの大きさなら使い道はありそう。

ちなみに、スワロフスキーもデコシールも、形状は8角形にカットされたものなので、「ライト」としては多少違和感は否めない。ただまぁそれを言ったら全てのプラモ「模型」は「模」つまり「似せて真似る」ものなわけで、雰囲気○ならそれで良いのだ。てか、こんなのは完全に自己満足だと思うし、、、

 そもそも僕はスワロフスキーの輝きが大好きなのだ。
※一つも持ってないけど!

なんなら全身にちりばめたいくらいだ<意図が変わってきてる

・・・

一通りスミ入れをして、一旦組み上げる。ホントはデカールを貼ってからの方が生産性は高いのだけど、

 ここで一回組んでみて雰囲気を堪能し、モチベに繋げるのも一興。

余談だけど、、、ヲタファさんとかプラモを組んだあと、「この関節はこのくらい広がりますね」と、「何度も」開いたり閉じたりするのだけど、

 あれ、個人的には心臓に悪い。

あんなことしたら簡単にユルくなっちゃいそうだし、そもそも僕は「関節を動かすこと」そのものに結構抵抗がある。いや、ポージングする時は致し方ないと思うけど、いろんなポーズで写真を撮りたいと言う気持ちより、そのために関節を何度も動かさなきゃならないという負担の方が大きかったりするくらいなのだ。

 だから、あんなに派手に何度も動かされると、「ギクリ」としてしまう。

でもあの人たちは「動画が全て」だから、一回撮るだけで実質お役御免になっちゃうんだろう。だからああして派手に動かすのも「未練を残さないためには」アリなのかも知れない。てかいろんなポーズの写真が残るのも楽しいとは思うしね。
※僕は動かすのが苦手なだけで

・・・

正直まだ結構塗り残しが見つかってしまったのだけど、全部カバーするのは大変だし、次のステップに移っていく予定。てか、

 「二日で14時間半」

ってのは、50歳の作業時間として「行きすぎ」という気もしないでもない。今日はさすがにこうしてブログを書いているし、そこまで時間を割くつもりもないけど、一応デカールの貼り方をあらためて調べて見る。

・・・結構いろいろ出てきてビックリというか、意外だったというか、、、

まぁ今回僕が調べたページが全て正確だとは限らない、と前置きした上で、

・お湯の方が剥がれるのは早いので、そのためのポットなどを用意しておくと良いらしい。お湯と言っても熱湯ではないみたいだけど

・長く付けすぎると糊が落ちてしまうが、ぶっちゃけ「マークセッターは糊」らしいので、ちょっと長めでも良さそう。水で10秒、お湯で5秒くらい?

・キッチンペーパーがあれば、その上にデカールを置き、余分な水気を取ったのち、パーツ側にマークセッターを点描し、「台紙からスライドさせるようにして」デカールを載せつつ、「つまようじ」でズラして位置決めをする。

 ここが難しかったのだけど!

「台紙からスライド」は、浸けてる時間が長ければ勝手に浮いてくるらしいし、別にピンセットで剥がしたっていい。つまようじが無ければピンセットで位置合わせしたっていい。メッキなどはピンセットではキズが付きやすいから、と言う理由でつまようじを推奨したみたいだけど、ぶっちゃけ、

 ちょっとやそっとキズが付くとか平気だから。

そのあと、綿棒やティッシュで余分な水気(マークセッター)を取り除いて、最後にトップコートして完成、、、らしい。

 もちろんトップコートをするつもりはない。

てか、「お湯の準備」も大変だし、
※我が家は、熱いお茶もコーヒーも飲まないのでポットがないのだ
マークセッターに「糊成分」が含まれているなら、完全に糊が流されたところで何とかなりそう。

また、ズゴックの時「山型の成型面」に貼ろうとして浮いちゃったのは、「マークソフターでデカールを柔らかくする必要があった」らしいこともわかった。デカールは基本平面に貼る物らしい。薄そうで薄くない少し薄いラー油なのだ。ラー油ではない。

・大量に切ると、クシャミなどで吹っ飛んで紛失してしまう可能性が高まるので、必要な分だけ切りながら使う

とあったけど、一方では「10枚くらいまとめて切ると良い」という文言もあった。確かにクシャミの季節だし、紛失は怖いけど、

 僕は単位時間辺りの生産性を非常に重視する男。

何なら、デカール用の調色皿を複数用意し、「このタイミングで水に浸け始める」みたいなサイクルを固めたいくらいなのだ。

例えば、

・まず一枚カット。お湯は面倒なので水を用意

・ストップウォッチスタート

・5秒でピンセットでつまめるかチェック。何秒でつまみ上げられるようになるか時間を計測

・ストップウォッチで再度「つまみ上げてから、マークセッターを塗布、位置決め、綿棒で水分を取る」の一連の作業に何秒かかるか計測

・「どのタイミングで2枚目を水に浸け始められるか」を思案。あと、「出来たら左右2枚ワンセット」で貼っていきたい。
※マークセッターを毎回開けたり閉めたりが面倒なので

イメージとしては、

・水を張った調色皿、アートナイフ※刃を新品に、キッチンペーパーは無さそうなのでトイレットペーパー、ピンセット、綿棒、水足し用水筒、カットしたデカールを置く為の布(黒いTシャツ)、作業マット、説明書、吹き飛ばないようにユニコーンの箱を立てて壁に、トイレに行く、、、等の準備。念のためプラモとデカールも<念のためではない。

・対になるデカールを5組ほどカットし、貼る順番と位置を黒Tに並べておく

 ※上記のテストを実行。イメージ的には「待ち時間無く作業を進めていける」のがベスト

1サイクルを細かく書くと、

水に浸ける、10秒待つ、台紙ごとトイレットペーパーの上に乗せ水を切る、その間にマークセッターを塗布、ピンセットでデカールだけつまんで貼り、位置決め出来たら綿棒で余分な水分を取る。

 どこかのタイミングで次のデカールを水に浸け始める。「マークセッター塗布後」かな。

・・・

仮にお湯で5秒、水で10秒だったとしても、「浸け始め」を早めればその差はゼロに出来る。この季節「ぬるま湯を維持する」方が遙かに面倒だと思うし、僕が前回のデカール貼りでイライラした、、、

・なかなかズレない

・余分な水分がありまくりな状態でパーツに載せた

この二つを改善出来れば、作業ストレスは劇的に軽減され、「楽しくデカールが貼れる」はず。つか、

 メガサイズユニコーンは、ユニコーンにしてはデカールが多く無いと思うけど、普通のMSと比べたらベラボーに多い。

ここで「ハードな状況に慣れることが出来れば」、この先も「デカールに怖じ気づく」ことも無くなると期待する。

つか今日は早く寝てもいいかな、とも思うけど。てか、

 プロモデラーとかこんな集中力の要ることをずっとやり続けてるのか?

って思ったけど、冷静に考えたら「筆で塗り分ける」方が、「マスキングしてエアブラシする」より、デリケートな作業は少ないかも知れない。作業工程そのものは多くなるけど、はみ出さないように気を付けることも無いだろうし、、、まぁそれ以前に「作業しやすい環境」が構築されてるのが大前提だとは思うけど。
※あんま地べたに座ってプラモ作ってるプロとか居なさそうだし

ともかく、

●メガサイズユニコーン大詰め

・気になる塗り残しをフォロー

・デカールを貼る!

・足の丸モールドのみ「銀+クリア赤」で塗装する。てか銀は乾くのにとても時間が掛かるので、絶対今晩銀だけは塗る

・日中に写真を撮る

これで完成。

ただ、もし物足りなさを感じるようなら、武器を塗って持たせてもイイ。つか本音を言うと、「バックパック部分のサイコフレームは塗ってない」。理由は組んでしまってバラすのが面倒だったから。でもここをがんばってバラして、えび茶なり銀なりで塗るのは「やってもいいかな」と思っている。

 てかそれが一番か。

性格的に「一晩である程度区切りまで」やらないと気が済まないタイプなので、
※眠気や疲れが限界に来たら別だけど
今晩だけでデカールが貼りきれるのかちょっと不安ではある。

・・・

でもコレを終えちゃったら、結構「心にポッカリ穴が」状態になってしまいそう。僅か3ヶ月かそこらの間に、

 一生の間で一番値段が高いプラモと、一番大きいプラモを作ってしまった

のだから、「ロス」になるのも致し方ないところかも知れないけど、、、。

てかまだ終わってないけど、ユニコーン、楽しかったな。アンリーシュドほど「恍惚感」「満足感」は無かったけど、とにかくパーツが少なくて、組みやすく、その上で必要十分にかっこいい面構え、、、面構え?

 あ!そう言えば「1/48ユニコーンヘッド」探すの忘れてた!

こっちに換装するの、出来たら試したいわ。てか「大きさ同じなんだろうか」。同じ1/48とは言え、全然違う可能性も捨てきれないよな。てか見つからないかもだけど!

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