ハエたたきの話
先ほど仕事場にて、著しくうるさい、漢字で書くと「五月蠅い」ハエに遭遇。あまりにも叩けないので、おもむろに「ハエ 叩く 方法」とかで検索してみたところ、
・ハエの視覚から
・ゆっくり近づいて一気に振り下ろす
・ハエの居る場所ではなく、ハエの逃げようとする3cmくらい先を叩く
・ハエの視覚は360度あって、気配を感じた時点で「逃げる用意」をしはじめる
・ハエには人間の動きがスローモーションに見える
こんなことが書かれていた。
・・・全部知ってたわ。でもって、
飛んでるハエをたたき落とす方法はひとつも見つからなかったわ。
今日のハエの凄い点は、
・一切止まらない
・超高速移動
・ハエたたきを手に持つと視界から消える
・ハエたたきを置くとすぐに現れる
・・・エスパーかよ。超進化かよ、、、
僕はこれまでの人生で、結構ハエを得意としてきた。ハエたたきで叩くだけでなく、
素手でハエを捕まえたのも、一度や二度ではない。
つかこれも独自の発想で、「ハエが飛び立つであろう10cmくらい先」に手のひらを振り下ろすことで「勝手にハエがその中に入って来る」みたいな感じで捕まえてた。
さすがに握りつぶすのは汚いので、捕まえたら、
軽く握った握り拳をクルクルと高速回転。さらに逆回転。そのあと、地面にたたき付けると、、、
方向感覚を失ったハエが、まるでコマのように回転する。
ちなみにこれは全てホントの話。てかここで大抵満足するので、足で踏んだりもしない。
アイツはもう死んでいる、、、
しかし、それもたぶん「オールドタイプ」だったのだろうと思う。今日のヤツは、今シーズンほぼ最初の機体「初号機」でありながら、通常の1.5倍の巨躯を持ち、その移動速度はレッドコメットさんも真っ青な「当社比5倍!」。
もちろんここで「殺虫剤」なる人類が発明した新兵器を投入する選択肢も無くはないのだが、
割とケチなので、ハエ相手にはあまり使いたくない。
※キンチョールやフマキラーは主に「蚊」に使うものだと思ってる
そもそも勘の鋭いヤツのこと、殺虫剤を手に持った途端に視界から消え失せるに違いないのだ<思い込み。
・・・
トンボを捕まえるときなどに、指をクルクルと回して「トンボの目を回させる」方法が、日本書紀の昔から定説とされてきたが、ぶっちゃけ、
実際にやったという人は聞いたことがない。
だがしかし、
当然僕はやった。そして失敗した。
てか、アレって着ている服の色とか、背景と指とのコントラストとか、いろんな条件が重なって成功率が上がるものなんじゃないかと思うし、そもそも、
そうであったら「いとおかし」であるだけで、実際は全く成功例がない
可能性も低からずある。
当然ハエにも効かない。
てか「飛んでいるハエ」を「殺しうる」のは、
たぶんトンボを置いて他に無い。
飛んでるトンボを注意深く見たことがある人も、実は少ないのではないかと思うのだけど、
トンボの瞬間飛行速度の速さは、スケールスピード
※人間と同じ大きさに換算すると
は、マッハ5~10くらいあるらしい。
・・・ゴメンウソ。適当に書いた。
でも、ハエのウィキペを見て「天敵」の項目を探すと、実際のところ「トンボ」と書かれているから、、、
・・・ゴメンまたもウソ。適当に書いた。
ホントに調べて見たら、天敵は、、、
ガイマイゴミムシダマシ、クロチビエンマムシ
・・・どっちも見たことも聞いたこともないんですけど?そもそも、これらの虫がハエの天敵である理由は、「成虫に対して強い」のではなく、幼虫や卵を捕食する、みたいな感じだった気がする。
スゲェなハエ。
ただ、ぶっちゃけ「高速移動で疲れないわけはない」わけで、どこかでトイレ休憩に行ったり、お昼寝したりしてる可能性は高い。てか、ずっと飛び続けていられるとしたら、、、
ハエは不老不死ということになってしまう。
そんなのはクマムシくらいのものだろう。ともかく、
「高速で飛んでるハエを叩く方法」
は、たぶん人類の叡智を持ってしても未だ解明されない謎のひとつであることがわかった。おとなしく殺虫剤を買いに行けよ、って話か。
●バアル、ベルゼブブの話
ハエにまつわるモンスターと言えば、「蠅の王」ベルゼブブ(もしくはベルゼバブ)。一方で「バアル」ってのも聞いたことがある。どう違うのかウィキペを読んでみたら、
ベルゼブブ→ベールゼブブ→バール・ゼブブ→バアル・ゼブブ
で、つまりは同じものだった。何語かもよくわからないけど、「バアル」は決して悪い意味があるわけじゃない「慈雨の王」でバアル・ゼブ「ル」。しかし、入植してきた異教徒が、豊穣を願う性的な儀式を嫌い、「ゼブル」を「ゼブブ」、つまり「ハエ」と蔑称したことから、「蠅の王:ベルゼブブ」が生まれたらしい。
※僕が曲解してる可能性大なので、話半分で
ちなみに、ガンダムにも「ガンダムバエル」というのが居て、その触角がどこか「ハエっぽい」と思ったのだけど、「バアル自体」は決して悪い意味はないみたいなので、「ガンダム蠅の王」ってことではなく、「ガンダム慈雨の王」と言うことなのかも知れない。
だったらなんで「蠅の触角のような角」にしたのかって話だけど。
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