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2021年4月14日 (水)

プラモ徒然~ドム完成ほか~

カッコイイにはカッコイイのだけど、見るたびに胸とウエスト周りが物足りないような気がして、そこに手を入れて完成にしようと。

 まるで女の子のフィギュアの話のようだが、相手はドムである。ちなみにこの「ドム」は、「まるでドムのような女の子のことを指す隠語」ではない。正真正銘のドムのことだ。勘違いしそうだから強めに注意しておく。

 そもそも「女子フィギュアでウエストが物足りない」とはこれ如何に。

よっぽどガリガリに作っちゃったのか?

 早々に閑話休題。

案としては、スワロを貼りたい。でもどうも曲面にしっくり貼れる感じがせず、出来たら薄いプラ板を「面取り長方形」、、大きさで言えば2mm×8mmくらいの大きさにカットし、その上に2カ所メッキ系スワロを貼る、つまり、ユニコーンのビームマグナムや今回のドムのジャイアントバズに使ったような感じにしたかったのだけど、

 プラ板切るとか簡単に言うなよ、、、

プラ板は、、、みんなは知らないかも知れないけど、

 実はプラスチック。

知ってた?なので、いくら薄くてもハサミで切ると、何とも言えず歪む。アートナイフでカットしても、切り口が微妙に盛り上がると言うか、

 ホントはPカッターという専用のカッターで切るもの。

さらに言えば我が家には黒の、こないだ色見本を作ったときの破片があるかないか、、。

 よもや自分が「プラ板工作」にまで踏み込むことになるとは思いもよらず。

ともかく面倒。でもただ塗装するだけだと、形もビシッとしないし、「所詮書き割り」。雰囲気も微妙だろう。

どうしたもんかと思っていたのだけど、そこに天からの啓示、つまり天啓が!!

 マスキングテープで作ればいいんじゃね!!!!!

マステには大きく分けて二つある。ひとつが黄色い紙製のヤツで、オーソドックスなタイプ。そしてもう一つが、

 曲面用の白いタイプで、結構伸びる。

こちらは正直粘着性が低く、イマイチ使い勝手がよくないなぁと思っていた。しかし、

 幅は2mmでちょうど良く、1cmでカットしたあと、隅を正方形になるようにカットすれば、あら不思議「2mm×8mmのお目当ての大きさ」が出来上がるじゃあーりませんか!

さらに紙製のマステと比べて、表面はツルツルでシルバー塗装にも相性が良く、厚みも適度にあって、

 面取りカットするだけで、「曲面にも貼れるプラ板代わり」が出来上がる。

オレ天才かよ、、、。

プラ板と違って塗装したあとでも貼れるし、しくじったらすぐ剥がせる。懸案材料は「剥がれてしまう可能性」だけど、

 どのみちプラモは永遠じゃない。

しばしかっこよければそれで良いのだ。

てか、これはホント発明レベル。簡単にかっこいいディティールが追加できるし、色も自在。幅は、どうしてもなら広いヤツ買えばいい。

ニヤニヤしつつ、ウエストはマスキングでラインを。

 こっちはやや失敗。途中で空白部分を作るのをすっかり忘れてた。

まぁ寂しさは払拭出来たからいいか。

時刻はまだ23時頃で、宵の口という感じだったけど、何となく早寝。キリも良かったし、特にやりたいこともなかったし。まぁこのブログを書けば良かったかもだけど。

・・・

早く寝るとどうなるか。みなさんはおわかりだろうか。

 早く寝ると、、、早く起きる。

目覚ましを見ると、3時35分。ソシャゲのスタミナを消化し、そのまま眠る。ちょっとトイレ行きたかったが「あえて行かない」。

 トイレに行きたいのに行かないとどうなるか。みなさんはおわかりだろうか。

 ・・・おねしょする、、、ではない。昔はそう言う時もあったけど、幸い今の僕は違う。

 トイレをガマンしたまま寝ると、、、

 短時間で、目が覚める。

時計は「5時28分」。

 即座に布団から出て、ジャンパーを羽織り、右手にスマホ、

 左手にドム。

そう、夜明け前の写真と撮るのだ。

家の外に出て、橋の欄干の上に置いてパシャパシャと撮りまくる。前日から数枚撮ってたので、ポーズには隙がない。

正直いろんなポーズで撮りたい気もなくはないのだが、

 プラモのポージングとは、そんな簡単安易なものではない。

屋外の太陽光を利用した撮影が僕は大好きなのだけど、それは「明け方と夕方」に限られる。日中の写真は正直言って、

 風情がない。

しかし、聡明な読者諸氏ならお気づきだろう、

 明け方も夕方もそんなに長くない。「24時間ずっと明け方」という地方ではないのだ。僕のお住まいは。

ポーズを変えて、それが隙が無くカッコイイというのは、そんな簡単に出来るもんじゃないし、短時間の「ちょうどいい明るさ」の間にポーズを変え、さらに満足のいく写真を何枚も何十枚も撮りまくるというのは、

 素人には不可能レベル。

でも、ポーズ固定なら、よっぽどイケル。

 40枚弱の写真と撮り、最終的に2枚まで絞り込んで友達にLINEを送る。

中には「送る直前に」前日夜撮った写真にコメントをくれた高校生の友人が居たりしつつ、

 みんな絶賛してくれた!

いやはや気持ちいい。既に一度室内で撮った写真を褒めてくれたばかりなのに、

・このかっこよさは異常

・こういう明るさを求めていたんですね。納得

・メチャいいね

・写真として素晴らしい

・ドムってデザイン、フォルムとかカッコよかったんだって気付いた

・クリスの配色がかっこよすぎる

・ドムらしい巨大感があってめちゃいいです!

あとKCさんも褒めて下さったけど、絵文字書けないので!笑。

 みなさん本当にありがとうございました!僕もドムが大好きになりましたよ!

友達にも言ったのだけど、プラモの良さは技術や知識、道具だけで決まるワケじゃない。100時間掛けてプロが、それこそいろんな特殊マテリアルを使いまくって仕上げた作品は、当然見た目も綺麗だし、欲しがる人も多いと思う。でもだからと言って、

 僕のドムの写真が、その人のプロフェッショナルな作品に劣るワケじゃない。

「かっこいい」と心から言える「一枚」は、必ずしも「プラモの上手さ」だけで形作られるわけじゃないのだ。

 自分の得意分野を活かした「勝負」なら、僕は職業モデラーとも十分戦えると思ってる。

この場合の勝負とは、「いくらで売れるか」ではない。

 どっちが「僕にとって」かっこいいか

の勝負だ。

もちろん、全ての作例を見たワケじゃないけど、現時点で僕の知りうる限り、今回の写真のドムよりかっこいいドムを僕は見たことがない。

 自分が作って、写真を撮ったドムが「世界一かっこいい」と本気で思ってるのだ。

 ・・・なんて幸せなことか。なんてお手軽なことか。

わずか15時間ほどで作ったプラモデルを「世界一」だと思えるとは。

ま、多少の早起きと、

 おしっこのガマンは必要だったがな!

●クリスの濃い部屋出張版~こんどこそドム完成~
https://crisdeep.blogspot.com/2021/04/blog-post_12.html

●友人が来るらしい

最近プラモをベタ褒めしてくれるO澤氏が、完成したユニコーンを見に来がてら遊びに来ると言う。最初は二人でどこかにプラモの写真を撮りに行こうと言う話もあったのだけど、日中「普通の太陽光」では、満足の行く写真は撮れまい。だったら、

 ウチに来て一緒にプラモでも作ろまいか

と申し出たところ快諾。アラフィフの男子二人が引きこもってプラモを作る話になった。

あらためてレギュレーションを確認。

・その日に完成させる。目処は5時間くらい?

・ガンプラの旧キットにする

・来るまで(スタートするまで)はビニールを破らない

・塗装は基本筆塗り
※ウチにコンプレッサーとエアブラシと塗装ブースを持ち込むことも出来なくはないけど、、、

・勝敗は、「満足した方が勝ち」

勢い僕の選択肢は限られる。てかそもそも1日で塗って完成させるとなれば、シンプルな旧キットはほぼ必定。でなければ「FG:ファーストグレード」ということになろう。

そっちは最近二つ作ってるのでモチベも上がりにくい。

正直旧キットは「煮ても焼いても食えないぜ?」とゴローさんから警告を受けている。確かに最近のキット、、、と言ってもHG以降だから20年前くらい?からは、普通に色を塗らずに組んでもそれなりの塗り分けがされ、プロポーションも必要十分。事実絶賛のドムは2006年くらいの発売だったと思う。

ともかく、どのみち「そうかっこよくはならない」。が、だからと言って旧キットに手を出すタイミングと言うのはなかなか無いわけで、せっかくO澤氏から戴いたものをそのまま死蔵するくらいなら、

 やっつけだろうと手抜きだろうと、二人で一気に作る方が、キットの方も成仏出来るだろう、と。

そんなわけで、僕が作ることにしたのは、

 ザク マインレイヤー

以前「次作る候補」にも名を連ねていた一体だが、当然その時とは状況も変わっている。今度作るなら、

 そのまま今回のドムと同配色にしちゃう予定。

「手抜き?」と言うのは容易い。なぜなら、

 手抜きだから<オイ

てかそもそもどう作ってもかっこよくならないなら、「かっこよくなった事例」のある配色で少しでも食い下がるのはどうか。てか、昨今絶賛マイブームのスワロフスキーも、

 ヤツの派手なバックパックなら「ばえそう」な気がしたし。

どう貼るかとかまだ全然決めてないんだけど!

ついでなので少しだけ配色を考えておこう。てかソースは以前作ったFGザクだ。なぜなら、

 それベースにする方が楽だから!

どんだけ旧キットナメてんだよって話だけど、こういうのは「そう言う気軽さ」が逆に大事だとも思う。

ただ、憂慮すべきはそこではない。旧キットであるが故に、

・関節にはポリキャップがない

・合わせ目がスゲェ出る

・そもそもパーツの合わせ自体が悪い可能性もある

当時からバンダイのプラモは、海外のスターウォーズプラモと比べれば全然合わせは良い方ではあった。がしかし、最近最新のプラモも嗜んでいる我が輩。もしかしたら凄く「変!」って思うかも知れない。

 旧キットの合わせ目消しはなかなか大変。

そもそも「あとからはめられるようには作られてない」ので、「消しながら塗る」か、「消すのを諦める」か、「あとハメ加工をする」かの三択になると思う。僕は「あとハメ」をやったことがないので、一応却下。まぁこれを機にがんばってみる選択肢も無くはないけど、、、面倒なことは嫌いなので却下だ。却下だ却下だ却下持って来い!

 てか、「筆塗り全塗装」は面倒じゃないのか?

と問われそうだが、面倒ではない。面倒なのはエアブラシの方だ。てかそう信じてるから筆で塗ってるのだ。ええいうるさい!文句があるヤツは、、、

 ガマンして下さい。

一応、FGザクで目立った合わせ目は今回も消したいとは思うけど、今回実はちょっとだけ試してみようと思ってることがある。聡明にして利発にして知的かつ美貌も携えた読者諸氏ならお気づきかも知れないが、

 マスキングテープで合わせ目を隠しちゃおう計画!

合わせ目の部分に、幅2mmのテープを貼る。当然「テープの段差」は思いっきり目立つわけだが、「本来合わせ目然としてアピールしていた部分」が少しズレるだけで、人間の感覚はまた違ったものになるのではないか。

 今回はそのテストケースというわけだ<もちろん詭弁だ<てかウソだ<今日はエイプリルフールだ<それもウソだ<何も問題はない

太ももと肩、あと前腕部分はこれを貼って「しのいじゃおう」と。一応ヒザから下は、太ももとのコントラストもあるからがんばって消そうかな、とも思うけど、いざとなればそこも気分で「貼っちゃう」。

 さすがに左肩の鋲部分はそうは行かないだろうけど、、

てかぶっちゃけ「最後にはめる部分」は合わせ目を消しやすい気もする。ざっくりランナー状態で塗り、組み立てる過程でマステを貼るなら貼る、消すなら消すだけだ。今回は旧キットなので接着剤も不可欠だが、その過程で合わせ目が目立たなくなるならそれもまたヨシ。

 目立ちまくるままなら、それもまたシャーナイだ。

色は、メタルブラック、グレーFS明るい方、グレーFS暗い方、グラファイトブラック、ブライトシルバー、レッドゴールド、フラットブラック、あと部分的にMSグレーを使うかな、くらい。モノアイは一旦モールドを削ってからスワロパパラチアを貼る予定。

バックパックは、、、全て気分で!行き当たりばったりで行く予定。あと、さっき書いたマステ部分は、チキンと思われようと「地色」で塗ってみる。つまり、ちょっとした段差モールドがある「だけ」のように見えたらラッキーという感じ。ズルいのう。大人はズルい生き物なのじゃ。カッカッカ<そんな風に笑ったこと無いわ。

・・・

決戦の日は4/21水曜日。時間はまだ知らされてない。O澤氏は仕事が「今死ぬほど忙しい人」なので、ヘタにしゃべると噛みつくのだ。くわばらくわばら。ガブリ。

てか、どう作ってもプラモは楽しいが、それには「本気で作れば」という注釈が付く。今回そもそもかっこ悪い旧キットでどこまで食い下がれるかはわからないけど、

 5時間以降、一切手を加えないようなゴールを目指したいと思う。本気でな!

ちょっと楽しかったので久々▲▲▲。

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