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2021年4月27日 (火)

フォトショップのこと

セラミックカンナという、刃先が白く、カッターのような形状だけど、切ることより削ることに特化した道具。ヨドバシで1080円。以前から「刃先が曲線」のこの道具が凄く欲しかったし、先日O澤氏に借りて使いやすさも実感。

 買えばいいと思うのだけど、、、

なぜか今僕がポチったのは、

 フォトショップ7ビュンビュンテクニック基本ワザからスーパーテクニックまで

amazonの古本で、送料込み950円。定価もわからないし、価値もわからないのだけど、

 今の僕が一番欲しいものは何か。

昨日か今日に再版された「HGマラサイ」か、明日か明後日に再版される「HGドムトローペン」も欲しい。でもだがしかし、割と楽しいインスタにアップするのは「プラモじゃなくプラモの写真」。それもフォトレタッチして作った「デジタルなジオラマ」だ。

 それをもっと上手く作れるようになりたい。

スキルの上達や習熟には時間が掛かる。たかだか135ページのムック一冊で得られる情報などたかが知れてるとも思うけど、

 今現在「フォトショップ7.0」のハウツー本を探すのは、至難の業。

もちろん現行品の本ならいくらでも出て来るだろうけど、当面それをレジストする予定もないし、僕が思うに、ソフトの使い方ってのは、

 ベースはそこまで激変したりするもんじゃない

昔のフォトショが使えるようになるのと、今のフォトショが使えるようになることの「出力差」は、言うほど違わないんじゃないかと思うのだ。まぁ手間は全然違ったりするだろうけど。

有名な話に、「アポロ11号に使われたコンピュータの性能は、初代ファミコンより劣る」というのがある。スターウォーズが公開されたのは1976年だったか、その時にはスマホやノートパソコンどころか、

 個人で購入出来るコンピュータは「モノクロ単色」画面だった。

「デジタル加工」そのものが机上の空論ですらなかった頃でも、あれだけのSF作品、特殊効果を作ることが出来たわけで、重要なのは、

 やろうとするかしないか

だと思うのだ。

てか、えらく風呂敷を広げたけど、実際やりたいことはそんな大げさなことじゃない。

・金網や木々などを透過させて合成させる方法

・合成した被写体に影を付ける方法

・色調を整えるコツ

・煙や破片などのエフェクトを織り込むには

つまり、僕がやりたいのは、「ガンプラをよりリアリティのある写真に収めたい」。正直に言えば、

 プラモがヘタな部分をデジタルで補填したい

と言う何とも下世話な理由なのだ。てかここまで書いてきて、やっぱり欲しいと思ったので「ガイアノーツマイクロセラブレード」もヨドバシでポチってしまった。余談だけど、通販と言えばamazonって感覚だったけど、ヨドバシの「いくらでも送料無料」はやはり強烈。楽天でもamazonでも同品がより低価格で表示されるけど、送料込みで考えると、十中八九ヨドバシのが安いし、

 これまでの信頼も厚い。

たかが1本のプラカラーを送ってくれると言うその心構えに胸を打たれたからこそ、今後も「ヨドバシで買えるものはヨドバシで買おう」と思うのだ。

・・・

●こんな写真を作りたい

普段生活していて屋外に出る時間を鑑みると、それはつまり通勤途中の車からの景色と、月に一度の大阪仕入れということになる。次回の仕入れは5月上旬だが、

 その時コロナがどうなっているやら、、、

普通に仕入れに行ければ良いけどと思いつつ、5月はタイミング的に外せない月。しっかりマスク2枚重ねで行って来ようと思う。

それはともかく、日常目にする景色は片道ほんの10分ほどの車からのものだけ。大して高い建造物もないし、もっと言えば大半は田畑の「のどかな風景」だ。こんなトコロにジオンのモビルスーツが連邦の新型を偵察に来たりはしまい。

そう言う意味では、前回のマインレイヤーの写真も「不自然と言えば不自然」。まぁマインレイヤー=機雷散布に関しては、

 後ろ姿を見せなければ誰も気付かないので問題はないが、

「右手」に何も持たせてないのは、

 一体何しに来たんだオマエは

と言う感じもしないでもない。ホント何しに来たのやら。

でもだがしかし、あの写真を作ろうと思ったのは極々シンプルかつ自然な流れなのだ。

 ちょうどザクの身長で「左手を置く」としたら、あの建物が一番ちょうどいい高さだな

と往復の通勤時間に「目星」を付けていたのだ。

マインレイヤーの左手はHGドムの平手を流用するのが決まっていたし、もろもろの事情がかみ合い、さらにその時の天気も「その気にさせる感じ」だったので、撮影そして制作に踏み切ったのだ。

インスタを探すと、、、いや、「探し続けると、、」中には「上手いなぁ」と言うデジラマを見つけることが出来る。怪獣やウルトラ系は以前から「特別上手い一人」が居て、その方にいいねを付けて貰ったこともあるのだけど、なかなかロボット系で上手い人は居ない。言っちゃなんだが、

 僕みたいな三下(さんした)フォトショ使いでも、そこそこ戦えるくらい全体のレベルは低いのだ。

もっともだからこそ「がんばれる」とも思うけども。

で、そんな上手い人のを見るといろいろ参考になるわけだけど、実際ご本人がどういう意図でその写真を撮ったかはともかく、

・破綻させない角度になっている

・障害物を無理なくカットしている

・雰囲気(明るさとかエフェクトとか)で上手くごまかしている

二つ目は、「障害物が有った方がむしろリアリティが上がる」とも思うので、「入れない様にして違和感を減らす」道より、「がんばって重ねる」道を選びたい。

ちなみにマインレイヤーの写真の、ザクの右足(向かって左足)の樹木部分の透過は、

 全て葉っぱや看板をトリミングして重ねている。

ガンダムの金網の時にも思ったけど、そこまで大きくなければ、「雑でもそれっぽければそれっぽく見える」。拡大して見ると違和感しかないようなものであっても、全体の写真として「是」であればそれでいいのだ。

もちろん手間はそれなりに掛かるし、やったところで「ザクの設置がしっくり来てないのはバレバレ」なのかも知れないけど、

 重要なのは自己満足だからな。

ともかく、2つ目は「一考の価値はあるけど、不可欠ファクターではない」と言うのが僕のスタンス。

三つ目に関しては、かなりがんばれる余地がある。

昨夜マインレイヤーの写真を作った後、O澤氏のプロトタイプドムもデジラマにした。こちらは人様の作品だし、僕からしたら思い入れも軽微だったので、ネットのフリー背景をツラツラーと見て「これはいいかも」と思った物に、トリミングして重ねただけだったのだけど、

 全体の色調をモノトーンにすることで「何とかごまかせないか」と画策したりもした。

結果的には、「そもそも普通に車が走りまくってる道にドムがいきなり現れてるとはとても思えない平和感」が爆発してしまい、

 うーむ、変。

ご本人にしかLINEしてない。ただ、ここでももし僕に「合わせのセンスと技術」があれば、同じ素材であってももっと上手く活かせたんじゃないかと思ったのだ。

車のヘッドライトが照らすドムの足元や、ネオンの反射による本体のテカり、モノアイの光り方、大きさ、影、、、

 そもそもの「存在感」。

そう、重要なのは「存在感」だ。「リアリティ≒存在感」と言ってもいい。その場その時その視界に見える「ソレ」が、本物に見えるかどうか、本物に見せられるかどうかが重要なのだ。

 見た人の「脳が騙される」ようなポイントを磨きたい。

それはつまり一つ目の「角度」にも繋がっていくのだけど、、、。とにかく上手い人の作品は「角度が上手い」。先の「存在感」「違和感」を打ち消すのに、そして「違和感が生まれてしまう」のに、一番影響するのが「角度」特に「足の設置角度」と言って良い。しっかりと地面に立っていることを感じさせるだけで、そのロボットの存在は「写真に溶け込む」。

 都会ならいろんなところにプラモ持っていって写真撮ったかもなのに。

余談だけど、マインレイヤーの写真に使われているプラモは、スミイレもしてないし、デカールもラインも、大したディティールアップもしてない。目はスワロに替えたけどそれだけだし、合わせ目もかなり目立つ。

 でも、現時点で僕のインスタで一番いいねを貰えている。

正直理由がよくわからないのだけど、「誰が見ているか」は運なのかなぁとか、「土日は違う」のかなぁとか。

 普通に見比べたら10人中10人がガンダムの方が「リアリティを感じる」と思うと思うのだけど、、、。

まぁ「昭和特撮」のような色味と、シンプルなザクだからこそのリアリティがあったのかも知れない。

ちなみに電車と一緒に映ってるユニコーンのデジラマも、ガンダムよりいいねが多い。この作品のハッシュタグに「鉄道」を入れたからかな、と読んでいるのだけど、

 さすがに電車の無い写真に鉄道のハッシュタグは入れられないからな。

ホントは撮影時風でグラグラするのも何とかしたいと思うし、影の角度も「専用の小道具」みたいなのを作って「合わせる」ようにすればいいかな、とも思う。

曇りならそこまで気にしなくてもいいけど、「夜間のシルエット」や「曇りを使ったごまかし」は、やっぱり逃げだと思うんだよな。お手軽でそれっぽい写真が作れるけど、

 太陽と、影と、角度と、透過と、設置と、、、全てが重なっていれば、それは「1/1スケール」になると思う。

そう言うのが「かっこいい」んだよ。

・・・

一応、今撮りたくて仕方ないのは、

・自分の頭上をまたいでるアンリーシュド

・飛行機雲の先に飛んでるコアファイター

・崖に倒れ込んでるMS

・車の窓や、真横に居る人間が入ってる写真

最後のは、やれそうでやれない。難度が高い。「協力者」が不可欠だし、車の窓枠を入れると、勢い角度が固定されて、「プラモを置きづらくなる」。たかが1枚の合成写真だけど、その裏には何十枚も撮ってる写真があるわけで、

 中には当然窓から撮ってるのもある

でも、それがしっくりフィットした試しがない。

「自分をまたいでる写真」は、やろうと思えばすぐ出来そうな物だけど、現時点で僕のアンリーシュドは「自店にてディスプレイ中」なので、意外と出来ない。次の休みには出来るかな。

動画とかはあんま興味無かったけど、

 青空を流れる白い雲をバックに直立するガンダム

なら、動画としても様になるかも知れない。別にロボットは動いて無くても、「雰囲気があればいい」のだ。

余談だけど、最近のプラモの可動域を利用した「決めポーズ」は、ぶっちゃけリアルとは対局にあると思う。「リアルなことによるかっこよさ」と、「決めポーズのかっこよさ」は全く別物で、飾っておくなら決めポーズもいいと思うけど、「リアリティ」はあんま感じないと思うんだよな。

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デジラマを作ってると、当然そこに置くプラモが欲しくなる。同じプラモを使ってもいいっちゃいいのだけど、なるべくなら目新しい被写体と合成したいと思う。

太陽光で合成してしまえば、粗はかなり軽減される。つまり、そこまでプラモそのものに時間を掛ける必要は無くなるわけだけど、一方で「何を撮るか」は重要だ。やっぱり見た人が「ザクだ!」とわかってくれてからこそ、価値が上がるわけで、見ず知らずのMSでは、たぶん絶対ダメなんだと思う。

・グフ
・ガンキャノン
・ゲルググ
・ゴッグ
・ジム
・旧ザク

残りはせいぜいこのくらいか。次何作ろうかな~って思ってたけど、ゲルググ辺りがちょうど良いかも知れないな。MGしか持ってないから気が重いけど。

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