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2021年5月22日 (土)

ジオングデジラマパート2

バブシカさんに戴いたジオングで作るデジラマの二つ目。つか毎日ひとつずつ「作れればいいなぁ」と思いつつ、そんな指令を受けたわけでも自らに課したわけでもない。ネタが無くなれば作れなくなるし、アイデア通りに具現化出来るわけでもない。

最近の僕はと言えば、晩飯を食いながらインスタの適当なハッシュタグを検索して、フックした写真にいいね。特にフックした写真にコメント、とんでもなく最高だった人は、その人の他の写真をチェックした上でフォローしたりしている。

これは、「娯楽半分、目的の為の手段半分」という感じ。いいねやコメントを「好みの人に」バラ撒くことで、僕のインスタを覗いて貰えるきっかけになればいいな、と。もちろん見て貰えないことも多いけど、コメントしたくなるほどの作品はやっぱり素晴らしく、「眼福」としても十分溜飲を下げることが出来る。

その後こうしてブログを書き、エクスヴィアスのスタミナを消化し、一段落して、

 寝オチしたりする。

もちろんそのまま起きてて「やるか!」と作業に入ることもある。昨日なんかはまさにそんな感じで、

 よもやそのまま5時間以上ずっと作り続けることになろうとは、、、

さっきも言ったけど、別に自分に課してるわけじゃない。今日できなくても明日出来ればいいし、なんなら明日出来なくてもいい。特にストックが途切れてるわけでもないし。

でも、僕がこのブログを途絶えさせないように、

 出来たら毎日何らかのリリースが欲しい。

「次回予告」としてアニメのシーンを貼ることもあったけど、自分で見返したとき、同じようなネタや、「自分で作ったデジラマ以外のネタ」があると、

 気持ちが濁る。

ぶっちゃけインスタでいいねやフォローを貰うことよりも、

 自分で自分がかっこいいと思える「作品」を作りたいのだ。

でもって、

 結構それが出来ることに気付いちゃったのだ。

「労力対効果」で言っても、「とても割に合う」。気に入った写真は、何度も何度も見返しまくる。音も動きもない静止画だから、「そこまで1回に時間を取られないのもいい」。まぁ作るのは相当時間取られるのだけども。

・・・

今は、と言うかほぼずっとだけど、フォトショップの使い方を習得している真っ最中なので、時にコロニーの内側のような、時にネットで落とした背景写真を使う時のような、、、目を光らせたり、土埃を上げたり、

 いろんな挑戦をし、試行錯誤を繰り返し、徐々に「ツールが指に馴染んでいく」感じが楽しい。

アクションRPGでも、自分の分身のように動かせるようになるのが凄く楽しいように、フォトショ操作の生産性が上がるのが、

 気持ちいいひとつの娯楽として成立した上で、さらに最後に完成品というご褒美を貰えるのだ。

ともかく、今回は「宇宙にMSが居たら」ってことを考えながら、背景写真を物色していた。もういろんなテーマに即して背景を探すのが普通に楽しい。格納庫を見ながら「ここから下をカットしちゃえばいいな」とか、「この人のシルエットは黒塗りにしたらイイ感じかな」とか。

もちろん今の僕には出来ないこともいっぱいある。「針金入りの窓ガラス」を透過させるのは、想像するに極めて難しそう。金網よりはるかに高密度で細いので、手動トリミングも出来そうもないし、かといって普通のガラスより透明度が低いので、丸々筒抜けにさせていいのかも迷う。
※半透明乳白色でべた塗りしたあと、手前の風景を反転させてかつシルエットにした状態で更に半透明にして重ねつつ、窓枠の済の方をくすませたりすれば、、自力で「別の窓」を作れるのかなぁと「考えたりするのも楽しい」。

ともかく、イイ感じの宇宙の写真、宇宙ステーションやスペースシャトル、宇宙を題材にした映画の写真なんかをチェック。今回「初の宇宙物」と言うことでそれなりに気合いも入る。つってもモデルが自前じゃないのは情けないけども。

そうそう、昨日インスタで、「背景にプリントアウトした写真?素材を使ってる物」を見た。聞けばそれは「バンダイの公式ワンダースクール」というところがフリー提供してくれているものらしく、コンビニで「A3フルカラー」でプリントアウトしたのだという。

なかなかそれっぽく、使い方次第ではかなり面白そう。種類は、砂漠や水中、水上、市街地、宇宙などなかなかバラエティに富んでいて、

 先ほどの宇宙の写真と見比べつつ、、、

 「宇宙には星はない」

と言う結論に至った。いや、もちろんある。あるのだけど、密度や明るさとして、「目立っては居ない」。

 あるかないかの二択なら、「無い」と言っても過言じゃないレベルだった。

それを踏まえて背景を選定したら、もう被写体の方は、

 ジオング一択である。

場所が宇宙、もう1、2回使いたいと思っていた、ポージングのイメージもかなり固まっている。

で、アクリルケースにしまったジオングを、そっとそっと取り出し、手袋がなかったのでティッシュで直接プラモに触れないようにしながら、腕や頭が外せるか確認。今回は、

 パーツ毎に別撮りしたものを、フォトショで強引にひとつにまとめる

のが裏テーマだったので、

 一度に100枚以上撮って、さらに足りなくて20枚くらい追加で撮った。

それでも、一発で全てのパーツがしっくり固まったわけでは断じて無く、

・スカートは最初中身が見えない状態だったけど、「体をくの字に曲げる、例のポーズ」を取らせたら見えるな、と思い、大きく差し替え。かなり大変だったけど、そこそこごまかせてるとは思う。てか、どのみち影になるからほぼほぼ中までは見えないのだけど。

・ボディの角度とピント、明るさがイイ感じだった写真は、たまたま両腕が変な方(ほぼ真上)を向いていたので、
※突進してくるイメージでポージングしてた
そこはバッサリ他のカットから転用。あとから見たら右肩が少し下がってたので、これは要修正。

・頭は、一度トリミングして「合いそう」と思ったものが、

 どうにもこうにも合わず、さらにもう一つ別の物をトリミング

この作業は結構凹む。と言うか、100枚以上の中から、ベストだと思われる組み合わせを探す。それも、ヘタしたら「無いかも知れない」組み合わせを探すのだ。それだけでも相当大変なのに、

 それが合わなかったときは、物理的な手間以上に凹むのだ。

ともかく、2枚目の頭はまぁまぁしっくり。正直「クッ」とあごを引いたポーズで、当然HGUCのジオングにはそんなポーズは取れない。勢い不自然な切り貼りになるのを承知でやる。

 こういうのは数を積まないと上達しないと思う。

接続部分のアレンジの仕方とか、ごまかし方とか。今回はイマイチだと思うけど、「一歩踏み出すこと」が大事なのだ。

そして、、、

 右腕。

これは、出来たら「撃ちそう」なカットにしたくて、さらに言えば「ボディから離して大きく見せたかった」。それをイメージして一旦作ってみたのだけど、、、

 どうにも変!というか「巨大な片腕が付いてるジオング」。

それをアリとするかどうか。巨大なツメに付け替えたゴッグをかっこいいとする感性も確かにある。

 しばらーく見て、考えて、また見て、、、

 「作り直そう!」

しっくりする大きさの右手に付け替え、「落ち着いた感じ」になった。

目を光らせるのも、ずっとこれまで悪戦苦闘してきたのだけど、ようやっと答えに近いやり方というか、「自分が苦労していた理由」がわかった。

これは完全にフォトショ、それもかなり古いバージョンでのやり方というかコツなのだけど、

 ぼかし(ガウス)は、「周辺のグラデ」だけが変化するように調整する。これを「真ん中の部分」まで影響を受けるような変更にすると、そのあとの明度調整で破綻してしまう。

誰もニーズはないと思いつつ備忘録的に書いておくと、、、

・楕円形ツールでモノアイの場所を括る。このとき少し大きめにしておくとイイかも知れない

・筆ツールでお好みの色に塗る。ここでべた塗りツールを使うと、

 僕の環境ではフリーズするので注意

・境界線をぼかすで、「選択範囲が無くならない程度」にぼかす

・ぼかす(ガウス)で、これまた中央部分の色が変わらない程度に拡散

・明度をマックスまで上げる。

これで概ねイイ感じになる。ただ、ブラー(広がりがあるような)エフェクトのやり方は未だにわからない。もしかしたら出来ないかも知れないし、

 スマホのアプリの方が得意かも知れない。

まぁ何事も一歩ずつだ。

・・・つっても、「そのやり方で光らせたのではない、ただの赤いモノアイ」の方が、むしろしっくり来たので、今の時点では、モノアイには使ってない。

続けて、「指先のメガ粒子砲」も同じように光らせることにした。てかこれを四苦八苦して実現する過程で、先ほどのレシピに到達したわけだけど、、、

 果たして指が光っていた方がいいのか悪いのか。

ビームの表現をするデジラマは凄く多い。でも、しっくり来てるのは極めて少なく、

 一言で言えばゼロだ。

これは、比較的実写のSF映画で使われるビーム兵器が「単発が連なっている」表現を取られていて、
※つまり「ビームバルカン」。「レーザービーム」ではなく
ガンダムの作中のイメージとは乖離しているのが原因なのではないかと想像する。

 まぁ発射の瞬間に銃口が強く光るエフェクトはあってもいいと思うけど、、、

まだ今の僕にはそれが出来ない。出来るようになりたい。

 何事も微速前進だ。

・・・でも、なんだろ、光ってない方がリアルに見えなくもない、、、

友人ののりくんに見せたら、「光ってるほうがいい」と言ってくれたので、でもそれをもう少し広げたいというか、「ヒネリ不足」というか、、、。

この時点で、インスタで「ジオング」を検索したら、、、

 まぁ~出るわ出るわ、RG(リアルグレード)の嵐!

こりゃプレミアも付くわけだよって感じ。で、多くの人が「例のポーズ」を取らせている。まぁ最初から「そう見せる前提」で構築された可動域だとは思うけど。

で、またこれが結構みんなかっこいいんだよな~。何つか、

 自分のデジラマは地味なんじゃないだろうか。
※バブシカさんの名誉の為に書いておきますが、悪いのは僕だけです!

せっかくのかっこいいジオングを活かし切れてないような、、。

で、そんな中、「赤いジオングのパッケージイラスト」を発見。

 なんと!

 ビックリ!

 僕がやろうとしてたのとほぼ同じポーズ!
※右手がワイヤーで離れてアップになってる

うーむ。かっこいい、、、。でもってマネになってしまいそう、、、。

 でもかっこいいものはマネてもいい気もするし、、、。

てかワイヤーの表現も難しい。「描いてしまう」ことが出来ればそれでもイイのかも知れないけど、そんな才能も無いし、かといって「そのイラスト」を切り貼りするのはどうもウソ臭く見えそうだし、、。

まぁ無きゃ無いでいいかもとも思ってるけど>ワイヤー。

ともかく、全体的には「リアル寄り」に作ってるデジラマなので、最低でも「僕の中のゴール」はブレないようにしたい。ホントは1日で仕上げたかったんだけど、

 より良くなるのがわかってるなら、それは磨く以外の選択肢はないのだ。

・・・

追記。

さっき「波動砲充填エフェクト」で検索して、ヤマトやアンドロメダが波動砲を撃つ前の雰囲気を見ていたのだけど、

・細かな飛沫が飛んでる写真はほぼ無い
 ※イメージではかなり強かったけど

・中心部は白に近く、機体の発射口内でピンクや黄色に半透明グラデ

・周囲の薄いぼかしはピクセルで言えば数十~数百レベル

今僕がやってたぼかしのネックは、中心となる「核」のサイズが小さいと、ある種エラーになって思ったような広範囲にグラデを掛けられないこと。

ぼかしグラデは、基本元画像のトーンを変えるので、とても雰囲気は出るのだけど、範囲が狭いと勢い迫力もない。発射口部分からハミ出すような大きめの爆発っぽいエフェクトの作り方は思案中だけど、

 円形半透明のグラデを重ね合わせれば、対象が円形に近ければ(※近くなくても選択範囲の自由変形で)大きめな「ぼかし効果」を付けられるかも知れない。

もちろんやったところで「雰囲気が損なわれてしまっては」意味が無い。ただ、今のジオングには「まだまだ物足りない」気がするし、

 時には立ち止まって試行錯誤を続けることも重要か。

いや、

 ともすれば一歩二歩後退して考え直すのもアリ。

いやいや、

 一旦スタートに戻って人生を見つめ直そう。

さらに、

 別の人生を歩んでいたら、こんな自分にはなってなかった、、、

・・・何をしたいんだクリスは。

フォトショの加工の強みのひとつは、実際のプラモには無いものを付け加えられる点にもある。大きな「腕」と「発射口」を作るのなら、「発射口の中に波動砲のようなディティールを描き込めまいか。てか、

 そもそも右手の写真がイマイチしっくり来てなかったわ。要撮り直しのがずっと重要だったわ。

・・・

何とか「半透明を含む銃口エフェクト」部分を別レイヤーで作れないもんかなぁと思う。今は選択範囲の保存もレイヤーのコピーも使わずにやるカタチを見つけた「ばかり」なので、ここから一歩進めるには、どうしてもそれが必要。毎回元画像を描き変えるのはリスクが高いし、「真っ暗な背景に明るい銃口を落とし込みにくい」
※明度変更で周囲まで明るくなってしまう

 ホント近所にフォトショに詳しい人居ないもんかなぁ。

グーグルで検索出来ないかしら。

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