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2021年5月 2日 (日)

HGUCマラサイ

大したことじゃないのだけど、「UC」ってユニバーサルセンチュリーの略だと思ってたのだけど、「ユニコーン」の略でもあるんだね。このマラサイなんかは、ユニコーンガンダムが出て来る前のHGUCなので、前者の意味合いだとは思うのだけど、

 HGUCマラサイUCバージョン

と言うイマイチよくわからない肩書きになってたりはした。つまり、ユニコーンの劇中に出てきたカラーリング版という意味。

 もちろんオレの色で全塗装しちゃうので、ちっともユニコーン版ではないのだが。

・・・

今回は、何をそんなに焦ってるんだって気もするけど、結構駆け足で進めた感がある。

・購入
・グレーとか
・パイプとか
・残りの塗装して組み上げ
・リタッチ、スミイレ、マスキングライン、スワロ、マーキング

 これで5日間。約20時間の行程。

歳を取ると時間の流れが早くなる。これは「自分だけじゃなく、他の人の流れも同様」。僕がプラモを買いましたって話から、

 完成しました

って話まで、わずか5日間ってのは、他の人からしたら「一瞬」と言って良い。僕の知り合いで現状プラモを嗜んでいるのは4、5人ほどだけど、

 たぶんこの5日以内にプラモを買った人も、そしてその買ったものを完成させた人も居まい。

つか全国区で見ても、そこまでハイペースに完成させる人も少ないのではないかと思う。特に積みプラがある人なんかは、

 買ってすぐ作るとか、違和感しかない、、ような?

まぁともかく、昨日は朝8時から作業開始。

●ゲート跡のリタッチ

今回、ある程度合わせ目が目立つパーツに関しては、カットしてムニュして消してから塗装したので、そこまでゲート跡が目立つところはなかったのだけど、それ以外のパーツは普通にいつも通りランナーのまま塗装しちゃって、

 結構跡が気になったり。

なんだろうね、以前は全然気にならなかったことが、全体の完成度が高まるごとに、ジワリジワリと、そしてチクチクと僕の心を揺さぶってくる。

 もっとキレイに出来ただろうよ、、、

もちろんこれは時間とのトレードだ。時間を掛けることで完成は先になるし、もっと言えば「作り始めるハードル」も高くなる。手間暇を惜しまず1つのキットを徹底的に仕上げるのは、

 ぶっちゃけ僕の好みじゃない。

だからある程度は犠牲にしつつって事になるのだけど、、、。

 これからはもう少し「カットしてから塗装」するパーツを増やそうと思った。

●塗り残し

肩のスパイクアーマーの内側や、手の甲のライン、二の腕のライン、バックパックの一部ほか、結構塗り残しがあった。

いつもなら、リタッチや塗り残しフォローの際に、ムラがあるパーツの二度塗りをするのだけど、今回は塗ってるときに「二度塗りしたくないから厚くてもいいからムラを抑えたい」と思って塗ったので、ほぼそれは無し。てか、塗り残しって単純に、「複数回筆を洗わなきゃならない」から生産性が下がるんだよな。まぁ順番もあるんだけど。
※塗りやすいところを後にしないと、ハミ出しがキツい。

●モノアイ部分を手直し

書いたか覚えてないのでまた書くけど、今回は塗装でモノアイを再現した。ホントは最初に目を描いた後、周りの黒を塗れば良かったのだけど、先に黒を塗ってしまったので、

・アクリルの溶剤で目の部分の塗装をぬぐい取る

・ガイアのウォーカーギャリアグリーンで丸を描く

・ガイアのエメラルドグリーンでその丸の中にさらに小さい丸を描く

・アクリルフラットブラックで「際」を塗る

ちなみに、エメラルドグリーンとかがどんな発色になるか、一旦事前に、黒のプラ板に、「GXホワイトシルバー」「ガイアブライトシルバー」「ガイアクールホワイト」の色見本を塗り、さらにその上に前述のグリーン2色と、ガイア蛍光ブルーグリーンを重ねて、どんな感じになるかテストした。

 結構手間が掛かってる。

で、その結果、ギャリアグリーンとエメラルドグリーンは、下地がシルバーだろうと黒だろうと白だろうと、ほとんど影響がない。つまり隠蔽力が高く、わざわざ下地塗装する意味は無いということがわかった。

一方で、蛍光ブルーグリーンは、シルバーを溶かして混ざってしまい、ただでさえ使いにくい色なのに今回も出番無しに。

ただ、ギャリア→エメラルドの二段階のコントラストはとてもイイ感じで、今後目以外にも使ってみたいと思った。てか、

 どっちもとてもイイ色!

で、そんな感じでイイ感じのモノアイが書けたと思ったのだけど、、、

 いざ組んでみたら位置が上過ぎてほとんど見えない!!

既にブラックで周りも塗装しちゃってるし、一時は泣き寝入りするかと思ったのだけど、、、やっぱり気になる!他がかっこいいだけにガマン出来ない!と言うことで、

 パーツを思いっきり削って、強引に位置を下にズラした。

結構大変。でも、やってよかったわ。

●スミイレ

これ、一番簡単なヤーツ。僕は特にキレイな線を描きたい人じゃないので、綿棒で拭ったときに不均一に消えてしまっても結構平気。ブラック系とブラウン系を分けてスミイレ後、少し屋外で乾燥させてから綿棒で拭き拭き。

いつもならこの時点で一回組み上げちゃうのだけど、今回は時間にも余裕があるし、、、

●マスキングライン

ふくらはぎ部分の曲線にライトグレーでラインを描くことにした。前回のドムの時に曲線に挑戦するつもりだたのだけど、殊の外「まっすぐ」で特に曲げてマステを貼った感じじゃなかった。

 実質今回が初挑戦。

手順的なポイントは、

・曲げながらちょっとずつ貼る

・貼らない塗り分け部分も切らずに繋げる

・最後に気合い入れて圧着させる※非常に重要

・極細面相筆でちょっとずつ塗装
 ※なるべくハミ出さないように。でもムラになりやすいので厚塗りになっちゃう

・他の作業をしてしっかり乾かした後剥がす

曲線用というマステだったので、存外キレイに描けた、、というか、一箇所だけハミ出しただけで済んだ。

その流れで、肩のスパイクにも二重線を。

こっちは外側に2列貼った後、真ん中に「曲線用ではないいつものマステ」を幅1mm未満くらいに切って貼って塗装。多少よれたけど、許せる範囲。

 僕のスキルと、僕の目指す着地点から考えれば、全然許せる範囲。

上手い人はそうじゃないんだろうけども。

あと角にも二重線。こちらは完全フリーハンド。お手軽なわりには効果が高かった。

そして、今回初挑戦したのが、、

●手描きマーキング

インスタで「グラブロにグラブロを描いた」人が居て、それがまことにイイ感じだったことにインスパイアされて、

 ヘタでもやってみよう!

と、腰アーマーにジオンマークと「01」、肩にも「01」を描くことにした。

ジオンマークは、パッと見かなり複雑に見えるけど、実は複数の矢印と丸の組み合わせ。一度箱の中にボールペンで描いてみる。

 まぁ何とかなるか。

色は、隠蔽力を考えたら「クールホワイト」か「ブライトシルバー」。でもどちらもラッカーで、下地のラッカーメタルブラックの上に描いたら、

 失敗したとき拭き取れない。

チキンなのでエナメルのクロームシルバーにした。が、、、

 結構拭き取れないもので。

もちろんハミ出すのだけど、それ以上に「塗料が筆にたくさん付きすぎる」。つまり、「粘度が低すぎて塗りづらかった」。

手描きマーキングをするには、

・技術
・筆

そして、「相性と希釈が整った塗料」が不可欠だったと学習。

あと、今回は「黒地に銀」と、比較的「乗りやすい」色だったにも関わらず、イマイチな結果になってしまった。

 シルバーは、溶剤でいくら拭ってもなかなかキレイに取れない!

でも手持ちにエナメルのホワイトやフラットホワイトがなく、「つい」やっちゃったんだよな~。

あと、やはり「希釈の度合い」も微妙だった。つまり濃すぎて、結果筆先にダマになってせっかくの極細筆が台無しに。でも薄くしたら薄くしたで隠蔽力が下がるし、

 ベストな濃度ってのがなかなか難しそうだな、と。

シタデルなら気持ちよく描けたりするんだろうか。

ともかく、まるで小学生の描いたようなマーキングになっちゃったけど、それでもこれは第一歩。希釈や色を学んで、次回以降もがんばって行きたい所存だ。

・・・

エアブラシや基本工作をおろそかにするのが「正しい」というつもりはないけど、自分との相性で考えたら、なかなか筆塗りを卒業出来ないなぁと言うのが正直なところ。エアブラシを室内でやったら、ニオイがパないだろうし、かといって常に外で出来るわけもない。ウチは川沿いだから、これからの季節は虫が大量発生するし、

 蚊は、ラッカーのニオイに寄ってくるって話もあるし。

ともかく、ひとつひとつ挑戦を重ねて、少しでも高い自己満足を目指すだけだね。

●スワロフスキー

一応数カ所貼った。正直そこまで似合う感じじゃなかったけど、ドムと並べたときスワロが無いだけで「貧弱」「貧相」に見えてしまうかな、と。

 ホントスワロは「お手軽に豪華」なのだ。

つっても全部で24箇所かな、貼ったけど。

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これでひとまず完成。写真をパシャパシャと撮り、友達に送ってそれなりに褒めて貰った。あとはフェダーインライフルを塗って作って、デジラマにするだけ。今回は、

・飛行機雲を作りながら空を飛ぶコアファイターを狙い撃ちしようとしてるマラサイ

と、

・ドムと並んで街中を歩いているマラサイ

の2枚を作りたいと思っているけど、、、特に適材が手元にあるわけじゃないんだよな~。

・・・

モノトーンも、ドム、マインレイヤー、マラサイと三部作になったけど、とてもイイ感じなので、つい次もそれで塗ってしまおうかと揺れている。ドムトローペンのつもりだったけど、、、どうしようか。

塗装しながらバックに劇場版初代ガンダムを流してたのだけど、今更ながらランバ・ラルはかっこいいし、マチルダさんは美人だなぁと思った。グフにはあまり良い思い出が無いのだけど、この流れで作るのも悪くないかな、とちょっとだけ思い始めた。

 つっても近所に売ってないのだけどな。

休みに一気に仕上げるのは生産性が高い反面、とても疲れるし、「休みになってない」。しばらくはゆっくり寝て、
※微妙に体調も良くないし
次のキットに備えたいって感じかな。

 「ハイペース=マイペース」だけどな!

●クリスの濃い部屋出張版~HGUCマラサイ~
https://crisdeep.blogspot.com/2021/04/hguc.html

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