デジラマ「ゴッグvsガンダム」
ハンマーをゴッグが掴んでるシーン。
友人のO澤氏がHGゴッグを作ると言った時から、「これは作らざるを得ない」と思っていたシーン。ガンダム側は例によってアンリーシュド。
当初のイメージでは、
背景が太平洋からの日の出の太陽で、リアルなハレーションを利用してガンダムのバックに逆光が差してる、、、
みたいなシーンを作りたかったのだけど、、、
・日の出は見えず
・慌ててたのでガンダムのポーズもいい加減
・元々のシーンの記憶が曖昧
結果、豊橋の街中、、、正確には郵便局前の交差点を背景にしつつ、どうにかこうにか作り上げたのが一週間ほど前の話。
ガンダムの立ち方、、毎度書いてるけど、デジラマには「正解」が存在する。それは、
もしリアルにそこに18mのロボットが立っていたとしたら、
「絶対にリアルに見える」
と言う真実だ。たとえ足が地面にしっかり接地してなくても、たとえ電線や電信柱がまんま在っても、もし本当にそこに居たとしたら、
見てる人は絶対に納得してしまう。なぜなら本物だから。
なので、デジラマ作りというのは、基本その正解に向けていかに寄せていくか、と言う作業になる。あ、もちろんそれは「僕の中の正解」であって、ビームやレーザーや煙や爆発のエフェクトをてんこ盛りにして「これこそリアル!」を目指す場合はまた違っては来ます念のため。
※そう言うのが作りたくなるときも凄くあるのだけど、いかんせんノウハウが無くて、、、
ともかく、正解があるということは不正解もあるわけで、「リアルに見えない」のはそんな不正解を選択していることに他ならない。
どう見ても足の接地が変。
これは、ガンダム撮影時に左右の足をズラしてしまったこと、そしてそれを撮るカメラの角度が甘く、
ガンダムが近くに居て、僕がかなり高い視点からシャッターを切ってる
みたいなガンダムになってしまっていた。
これは、撮影時にもうすうす感づいていたので、一緒に「足だけ角度を変えるような写真」も複数撮って、あとから合成する算段だったのだけど、、、
合成してなお違和感が消えず。
てか、横断歩道の1m先に足があるのに、横断歩道上に居るゴッグとの身長差が倍もあったら、そりゃ変でしょって話。
理詰めで「おかしさ」を排除するのも可能なハズなのだけど、作業に没頭してると存外それが見えにくくなったりもする。「おかしいのはわかる」止まりなんだよね。
それでもどう直したらいいかわからず、でもその時から特に新作を量産してなかったので、昨日の夜は「次回予告」を投下してしまった。
まぁいつも上手いこといかないよ、と言い訳しつつ。
そしたら、、、まさかのコメントでプレッシャーが!!!
ウグゥ、、、どうしよう、、、ウソでも期待されてると言われたら、あのままでは、、いくらなんでも恥ずかしいのではなかろうか。
どうしようどうしよう、、、と思いつつ寝オチ。
最近は仕事が忙しくて結構疲れて寝てしまうのだ。PCの前で。
で、目が醒めた時、「あ!」と開眼することがあった。
さらに別のガンダムから足だけ持って来ようか。
左足だけ角度を変えて、さらに強引にゴッグからの距離を取ったため、最初に作ったガンダムは、
パッと見てすぐわかるほど寸詰まりで、足が短く、身長も低い感じ。
左足だけでなく、両足とも別のガンダムから持って来て、色調は「暗さに逃げる」。正直接続部分
※足の付け根
はいい加減だし、太さもおかしくなっちゃったし、影もヒドイもんだけど、
前よりはマシになったと思う、、、。
だがしかし、それだけではまだ何かがおかしい。
背が低すぎる!セ~ガ~!!!
思い切って1.5倍くらいに大きくし、苦労して接地させた左足も画面の外へ。一体何をやってたのかと思いつつ、
なるべく頭を、目を、リセットするつもりで見直したら、、、
・・・!!ハンマーのチェーンが置き忘れてる!!
ガンダムハンマーは当然「手から」チェーンが伸びて無きゃいけないのだけど、PGサイズのチェーンやハンマーは無いので、それは、O澤氏が持って来たMGのガンダムハンマーを使って、
別レイヤーで切り貼りしてた。それが思いっきりズレてた。
危ない危ない。とりあえず修正だ。
・・・これでザックリ前よりは良くなった、、、はず。
一度アップしたら修正はしづらい。見た人がガッカリする作品を投下するのは胸が痛むし、僕自身極力そう言うのは避けたい。でもだがしかし、
時に正解までの道筋が見えなくなってしまうこともある。
点数を付けるとしたら、満足度は50点くらい。でも、
修正前は20点くらいだったから、これはこれでよしとしようや。
ちなみにゴッグの方は当初からメチャ安定してて問題無し。つか今思えば、チェーンくらい本物を使えばよかったかもとも思いつつ、
ガンダムのバランスを思えば些末なことなのでスルーさせて戴いた次第だ。
あ、、、
書き忘れてたけど、結構苦労して電柱を消してはいる。本来ゴッグとガンダムが戦った場所は、
豊橋郵便局前の交差点ではなかったとは思うのだが、、、
場所的な違和感はあまりなかったのではないかなぁと思ったり。
ただ、、、
こうした実際の世界を背景にしたデジラマ、特にガンダムを題材にしたものは、実は作ってる人が極めて少ない。居ないわけじゃないけど、居たとしても「デジラマではなく背景をそのまま使った写真」という感じで、言ってしまえば特段縮尺をナーバスに考えているものは少ないように思う。なんつんだろ、
そのモビルスーツには身長何センチの人間が乗るのか
みたいなことを掘り下げてない感じの。
もちろん僕も徹底してるわけじゃないし、アッガイなんかはむしろそれを一切考えてなかったりもするのだけど、今回のような「郵便局前」みたいな場面だと、
存外その「縮尺のウソ」が気になったりするし、
さらに言うと、
僕しか作ってないような物でも、毎回そんな写真を量産していると、
だんだん飽きてくる&慣れてくる&違和感に気になり出したりする。
最初は普通に受け入れていた「ぽさ」が受け入れられなくなっていくような、そんな感じがする。
僕がひとりで勝手にそう思い込んでるだけかも知れないけど。
ともかく、このあとその作品を投下する。インスタは基本否定的なコメントは付かないけど、
コメントが一切無い=否定的
とも言える。いやホント、コメント無いと怖くなるんだよな。
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