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2021年7月31日 (土)

デジラマ背景の話~その2~

続き。デジラマ向きの背景写真サイトの話。

サイトの名前を明かすかどうかは、正直迷っている。そこに行けば誰でも簡単に素晴らしい背景を無料で手に入れられるから。

 同時に、そこで見かけた背景が僕のデジラマに使われてるのを見たら、きっと、

 「あ、クリスのこれあそこからのヤツだ」

とほくそ笑むに違いない。ああ間違いなくそうだ。そうに違いないのだ。

なので、ひとまずは明かさないが、ぶっちゃけ知ってる人は絶対知ってるし、もっと言えば、

 コメントくれれば個人的に教えるのは余裕。なぜなら、

 「デジラマに興味がある人で誰か」は誰ひとりこのブログを読んでない可能性も高いから。

さて、そんなステキな背景提供サイトだけど、とにかくここの特徴は、

・解像度が高い

・枚数が多い

・日本語で検索出来る

てか、だったら検索すればすぐ見つかるんじゃないかと思われそうだけど、まぁ簡単に見つかるでしょう。サイト自体は。

でも、くせ者なのが「枚数が多い」ということと、「検索出来る」ということ。

検索出来て枚数が多いということはつまり、

 同じ写真が大量にヒットしたりするし、とにかく探すのが大変だったりもする。

お目当ての写真があるにしても、

 西日が17時の方向から強めに差しているサバンナの写真。太陽は画面左に見切れてる

なんて写真が検索出来るわけはない。「夕陽」とか「サバンナ」の中からがんばって探し続けるしか無く、

 気に入ったのを随時ダウンロードしていく手間も、結構相当ムチャクチャ大変なのだ。

この作業は、ある意味「古本屋でマンガを買い漁る」「積みプラをガッツリ増やす」行為に似てるとも言える。後々使う(読む)可能性があるものを片っ端から物色して手に入れていくわけだから。

ちなみに僕が今日までにここでダウンロードさせて戴いた背景写真は全部で249枚。サイズで173MBに及ぶ。

容量だけ見ると大したことないように思うかも知れないが、ひとつひとつダウンロードするのに取捨選択をし、手順を踏んでいるので、

 時間は6時間とか7時間とか掛かってる。

結構な労力なのだけど、ネットの世界ってのは、一見何でも見つかるように見えて、「いつまでも手に入り続けるわけじゃない」。いつ何時そのサイトが閉鎖されるかも知れないし、

 あるウチにがんばる方が後悔は少ないのだ。

だから、その間デジラマ作りそのものが頓挫することになっても、気合いで物色をし続けた。てか、そのキーワードで出てくる写真が終わったときの達成感たるや、

 やっと終わってくれたか、、、ふぅ

もはや何が楽しくてやってるかよくわからない気すらするが、それでもやっぱり「グッと来る写真」に出会えるのは凄く楽しい。

僕は特に「写真そのもの」に興味がある人生を歩んできたわけではない。デジカメもスマホ以外で持ってるのは「500メガピクセル」程度のものだし、ハンディカムもひとつも持ってない。今回ガンプラのために風景写真を撮るようになったものの、それまでは特に意識して風景を撮ったことも、まぁ数えるくらいしかなかった。

でも、「そこにガンダムが居たとしたら」と思って日頃から景色を眺めるようになると、、、つまり、

 「デジラマ脳」が進化すると、

存外ただの風景写真が、「リアルなデジラマ背景」に見えてくるし、

 写真から発想がインスパイアされることも凄く多い。

ムチャクチャ疲れるけど、それら一枚一枚が大切な宝物のようにも思えるし、未来の僕のデジラマを輝かせてくれる原石にも思えてくるのだ。

短いけど続く。

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2021年7月30日 (金)

デジラマ背景の話~その1~

最近はとにかく時間が足りない。いつもなら寝ないで居られた時間に疲れて寝てしまう分、プライベートが圧迫される。勢いブログの更新も忘れそうになる。

なので、ちと手抜きではあるけど、今日から数回に分けて「デジラマ背景の話」をする。まぁ背景に限らずデジラマの話とも言えるけど。

つまりいつもならガッツリ1回分にするネタを、複数回に分けてアップするというセコイ話。

・・・

デジラマの背景は、概ね二つに大別される。

・自分で撮る

・ネットで落とす

自分で撮る場合は、解像度も高いし思い通りの角度で撮れる反面、とにかく物理的な労力や、「適合する場所、適合する時間、適合する天候」などが枷となって、結果思い通りの写真を手に入れるのは容易ではない。

 少なくとも「サバンナの夕陽」みたいな写真は、絶対に自分では撮れないし、つまりは「見慣れた景色」になりがち。

ただ、逆に言えばそうした「見慣れた景色」「日常の風景」は、ネットから見つけることはほぼ不可能とも言える。ネットに高画質の信用金庫の写真を探すのはたぶん不可能だし、徒歩で行ける距離の橋の写真もまたしかりだ。

 ネットでは見つからない写真を自分で撮って使うことが出来る

それが自分で撮る最大のメリットかも知れない。

では、ネットで落とすメリットとは何か。

 それも同じである。

自分では撮れない写真をネットで見つけてダウンロードする。一応僕の中の線引きとして、

・他の人のインスタからは転用しない※撮影した人が許してくれたら別

・有料サイトのものは使わない

・一応無料と書いてあるサイトからのものを使う

最後のはまぁ絶対でもないけど。僕が知らない間に転載禁止の写真を使ってることもありえなくはないから。

で、そのルールに則っていろんな検索ワードを入力しつつこれまでもあまたの写真をダウンロードしてきた。

格納庫、ジャングル、砂漠の夕陽、都市、市街地、洞窟、廃墟、イージス艦、国際宇宙ステーション、セントラルパーク、、、等々。

ちなみに初期の頃は、何も考えずにガンガン落としていたのだけど、途中から、

 極端に解像度の低い写真は使いにくい

ということに気付き、ダウンロードするときに「320×256」なんてのは予選落ちにするようになった。まぁ「1080×800」くらいあれば上出来、くらいな感じか。

ちなみに、その解像度でも実際に僕がスマホで撮った写真の解像度「3000×4000」ドットには遠く及ばないので、デジラマにするときは縦横200%にして使ったりする。このとき、プラモ側を小さくする選択肢もあるのだけど、細かな目みたいなところを加工するときなど、ベースの解像度は小さすぎない方がやりやすいことを学んだのだ。

・・・

デジラマとプラモの一番の違いは、

 デジラマには実際の風景写真を使うことが出来る点にある。

普通のジオラマと違い、ディティールは文字通り本物だし、プラモそのものの出来が悪かったり甘かったりしても、「背景の細かさでそれを大きく補ってくれる」のだ。

がしかし、と言うことはつまり、

 背景のクオリティがデジラマのクオリティに大きく影響する

と言うことでもある。必ずしもエモい背景が「僕にとって」素晴らしい背景とは限らないが、日常であれファンタジーであれ、「素晴らしい背景」を手に入れることが、素晴らしいデジラマの第一歩なのは間違いない。

 それがなかなか手に入らず、有料サイトから買うとかしないとダメなのかなぁ、、、

などと思っていた頃が僕にもありました。時に友人と一緒にロケハンに出かけたこともありました。時に夜明け前にトランクス姿で近所の橋まで出向いて撮ったこともありました。

 イイ感じの背景が手に入らないと、勢いモチベも低下する。

ある意味「打ち止め」のような気になったりする。

そんなときだった、彼女に出会ったのは、、、

※いや、擬人法だから。別に「風景写真に性別とか無い」から

続く。

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2021年7月29日 (木)

FFBEエクスヴィアス~ダークヴィジョンズ2107~

いろんな意味で疲れている。疲れているのに、ブログにしてもインスタにしても更新に追われる。もちろんしなくても誰にも怒られないし、死ぬわけでもない。ただ自分が更新したいからするのに、それに追われて疲れている。自己矛盾を感じつつ。

FFBEも、正直前半はまだ余裕もあるし、がんばれもした。でも後半は、、、

・もうやんなくていい

・ただクリアしさえすればいい

・それなりの自己満足を伴ってクリアしたい

・自分の手札で出せるピークまで持って行きたい

この4つの段階があるとする。

毎回揺れるのは一つ目。

 別に大して欲しい報酬もないし、上位もとても目指せない。いっそのこと前半だけで止めちゃってもいいんじゃないの?

前半だけクリア
※満点
したところで、正直順位はあんま変わらないんじゃないかとすら思う。まぁ実際やってないからわかんないけど。

でもせっかくだから最後までクリアしようかと二つ目のステップに手を伸ばすと、、、

 それではどうにも納得いかなくなる。

・ちょっとがんばれば被ダメをもっと減らせそう

・ちょっとがんばればチェイン100に手が届きそう

・ちょっとがんばれば3ターン目くらいまで存命出来るかも

この「ちょっと」がくせ者なのだ。皆さんにとって「ちょっと」とは具体的に何分か、何時間か、何日か。

ただでさえ疲れているのに、ここで数日掛ける根性は全く無い。強いて言えば、

 未クリア時のリトライはスタミナ1だけど、クリアしちゃったらリトライのスタミナが激増する。

別にスタミナに困ってるわけじゃないのだけど、「損した気になる」のはスゲェ嫌なのだ。

で、自分の中で「数時間なら割いてもいいか」と割り切る。数時間とはつまりは5時間くらいなら、例えば一切デジラマやブログのことを考えず、これに集中してもいいんじゃないかと。

FFBEは、正直嫌いなゲームではない。やればやっただけ答えが返ってくると言うのは、言葉にすると簡単だが、実はそれを実現しているゲームはそれほど多く無いことを僕は知っているし、本作はまさにそれをキッチリ体感出来る。

 つまり、時間はみるみる過ぎていく。

パーティのメンバー、ダメージを減らす工夫、チェイン100の捻出、、、、

耐性が200+上乗せ100必要だというなら、リノアを取って達成してもいいかなと思う。でも、

 あと一週間我慢して、セトラやティファを3凸させるまで我慢は出来ない。

後半追い込みなんてのは、全く持って性に合わない。

 先行して、逃げ切らない方が全然イイ。

今回特に苦労したのは、

 メロイがビビみたいな使い方が出来るんじゃないかという思い込み。

メロイも4魔法が使えるし、ウォタガのチェイングループは4。スタイナーで反射させればチェインはそれでクリア出来るのではないか、、、。

 どうやっても繋がらない。理由は全くわからない。

相手のHPがいくつかわからないが、メロイで繋がっていればHPバー1本分くらいのダメは与えられたのに結局繋がらずビビにチェンジ。

 ギャフンだぜ。

ちなみに、今回何とか最後までクリアしたのだけど、僕のスコアは、

 2100000ちょい。

で、フレンド内の最高の人が、

 2700000ちょい

で、さらに3529157※何人も居るからカンストかも

この差よ。

ただ、前回は「とにかくクリア」と言う二つ目の目標でよしとし、順位は3000位以下まで落ちたので、今回ちょっとがんばって3ターンクリア(もしくは4ターン)を目指した。結果それがどの程度プラスに働いたのかはわからないけど、、、

軽く僕のやったのを書いておく。ちなみに、

 アドバイスは不要です。リトライは絶対しないので。

ただ、感想はちょっと嬉しいかも<ヤラシーヤツだぜ

てかまぐろさんはトップ取れるんだろうか。

●ダークウォレスクイーン 水弱点 精神低 虫

スタイナー、ティファ、ユライシャ、ビビ、ティーダ、ギルガメッシュ

・ステデバファーとしてギルガメッシュを入れたけど、本音はよくわからない

・3ターンクリアでターンに余裕がある分スタイナーのLBゲージはほぼ自前捻出

・虫キラー付与100%のためだけにユライシャを入れたようなものだけど、これもアタッカーにした方が数字出たかもな~

・ティファは裏スタートで耐性盛りしつつフィニッシュだけ表LB

アタッカー候補はセフィロスとかノクトとか?水魔ってマジメロイくらいしか見あたらないんだよな。ルーナも新ファイサリスも居ないし。

●ダークテトラシルフィード 風弱点 防御低 精霊

クリスマスアヤカ、アリーナ、セフィロス、フリージア、ティーダ、ティファ

クリヤカに剣装備とダークラグナを持たせて、16チェインのお手伝い。ダメージ源は予想に反してティーダダントツだったけど、リソースはティファに集中させてた。もしかしたらティーダに集中させてたらもう少し伸びたかもだけど、

 リトライはしない。

フリージアのキラー付与は死霊だけど、風付与風バフ風耐UPなどが充実してたので。上でギルガメッシュを入れたのを外した分防御デバフが80%になっちゃったけど、クリヤカ抜いてギルガメッシュやプロンプトを入れた方が良かったのかも。

●ダークアニマ 水風光弱点 死霊精霊

クリスマスアヤカ、セトラ、セフィロス、フリージア、ティーダ、ティファ

地味に試行錯誤。

・1T クリヤカ世界崩壊、裏セトラTAG、セフィロスアスレ、フリージア16、ティーダ16、ティファアスレで、

 クリヤカ→フリージア→セトラ→ティーダ→セフィロス→ティファの順に起動し、「すぐさまギブアップ」。リトライ時に「1フレームリピート」を使うことでチェイン100を達成。

2ターン目以降行動させた場合は、毎回この手順を踏まないといけなかった分、「初クリアまでスタミナ1」がかなり大きな意味を持つ。毎回40消費だと、結構すぐ減ってイライラしそうだから。

・2T クリヤカ耐性UPキラー付与、フリージアキラー付与死霊ダメ軽減シェルガ、セトラ表LB、ティーダ覚醒攻防魔精バフ、セフィロス&ティファ覚醒

2ターン目の相手の攻撃でこちらの光耐性がバフ込み300無いとダメージを食らうのだけど、さすがに全員それを積むのが惜しかったので、ところどころに手抜き。被ダメスコアは9571/10000だったのでまぁ大したことない。

・3T クリヤカルナティックサバト、セフィロス→ティファ→ティーダ→裏セトラTAGの順に起動、フリージアは静観

最初何でセトラのチェインが入らないかと思ったら、相手の耐性があって火ダメをレジストされてたからだった。クリヤカのサバトで割とギリ。

防御デバフが今回も80%だったのだけど、今回は攻魔デバフが無かった分世界崩壊やフリージアの軽減などで地味に対策。まぁ倒せて良かった。

●恥ずかしい僕のスコア

・クイーン 216431

・テトラ 248695

・アニマ 312742

まぁルーナ居ないし、こんなもんでしょって感じだけど、「倒すだけなら楽」なチューンはやっぱありがたいなぁと思う。

 以前倒せなかったとき結構モヤモヤしたもんな。
※バハムートだっけか

・・・

結果4時間ちょっと費やしてクリアだけど、こうしてブログ一回分のネタになったのでまぁいいかなって感じ。順位の予想は、

 2080位くらい。

ギリ2000位以内に届かない、、けどリトライする根性はない。そんな感じ?てかティーダが思った以上に強くてビックリだよ。ほぼ配布みたいなキャラなのに。

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2021年7月28日 (水)

つれづれにブログ

最近は自店の新人教育と、パートさんにご不幸があったことによる人不足と、急激な暑さと、チラシ作り&POP作りと、オリンピックが重なって、

 結構疲れている。

疲れては居ても、ブログは更新しないとだし、インスタも何とか毎日更新を維持中なので、その辺もクリアしないといけない。でも、

 眠いと寝る。

昨日も「あ、眠い」と思い、PC部屋のモニターの前で倒れるように寝た。寝室にクーラーがないのでってのも理由だけど、

 こうやって一切の記憶が残らない、夢を全く見ないような眠りというのは、結構嫌いじゃない。

さすがに「3秒の夜」
※目を瞑って3秒しか経ってないかのような感覚で目を覚ましたのに、きっちり朝になってた状態。つまりレム睡眠時間が極めて短い睡眠

ってわけじゃないのだけど、とにかく時間配分が難しい。

 疲れ切って落ちるように眠るのは嫌いじゃないのだけど。
 ※体に良いか悪いかはわかんない

・・・まぁそれはともかく、

●オリンピック

阿部兄妹、スゲェ。マジスゲェ。何がスゲェって、、、

 ルックスがいいのに強いのがスゲェ!

あんだけかっこよければメチャメチャアニキはモテるだろうし、妹も柔道選手としては、バツグンのかわいさ。僕は谷亮子がかなり好きなのだけど、

 「どっちがヤワラちゃんか」

って話になったら、ウタちゃんのが猪熊柔に近いよなぁと。もう一度言うけど、僕は谷亮子がかなり好き。だから彼女の相性が「ヤワラちゃん」でも違和感無く受け止めてた。

 まさかこんなかわいくて強い子が現れちゃうとは!

正直観客無しでどこまで盛り上がれるって話もあるけど、「兄妹同日金」が史上初とか聞くと、プレッシャーも相当だったと思うし、それをはね除けて達成した偉業。そして美形。まだ始まったばかりだけど、東京五輪の「MVP候補」だろうな。

●結局新パートさんは辞めた

昨日触れた人。

僕の教え方が悪かったのかと思いつつ、自分のキャパを超える人に対峙したとき、人間なかなか理性的に正解を模索出来ないものだなぁと思いつつ。

プライドが高いのに能力は経年劣化している人に教育する難しさ。世の中の人の何割が彼女程度の能力なのかわからないけど、大企業の就職面接でもあるまいし、人不足の中小企業のパート募集の面接に不採用はほぼあり得ない。

 まさか割り算や掛け算が理解出来ないとは思わないじゃない?

「699円の2割引はいくらか」と言う計算を電卓でやるのに、

「699×0.2」を15回繰り返す人を相手にして、どう理解させればいいのか。

699を599円と何度も何度も何度も何度も打ち間違え、

 それを「税込」にするのに、「0.2を掛ける?」と訊いてくる人をバカにせずに理解させられる人が世の中にどれほど居るのか。

僕の教え方が悪かったかも知れない。でも、

 「教えることを諦めることが許されない」人で、彼女に理解実践させられる人が世の中にそんなに居るとは思えない。

 数日掛けて教えればイイのかも知れないが、そんな余裕もない。

彼女がモノになれば、定休日を作らずに済む、そう考えていたけど、25年以上年中無休だったお店に定休日を作ってでも、彼女を諦める方がいいと思えるくらいは、厳しい相手だったわ。

たぶん若い頃はまともにちゃんと仕事が出来ていたのだろうけど、衰えていることに気付かないのはツライことだなぁとシミジミ思ってちょっと泣けたし、足がガクガクする感じを久々味わった。

 辞めさせずに教えられなかった自分のふがいなさに相当凹んだわ。

つっても長男への教育も、「父ちゃんは厳しくて泣けちゃう」と言われたほど、熱くなると言葉もガンガン荒くなる。でも、

 諦めずに教えるのに、熱量無しなんてあり得ない。

真剣になることで相手を傷つけてしまう。でも、真剣にならず「あの人は何も出来ないですよ」とレッテルを貼るより、僕は、僕の立場は、いいと思ったんだけどなぁ。

●脳トレ

一時期はトップレベルの成績まで登り詰めた自分だけど、あれは言ってもゲーム。ゲームでスコアを出す要領で点数を稼いだに過ぎなかったかも知れない。

 でもたぶん、どうがんばってもスコアが出せない人も居るのだろうな、と。

僕の周りには、両親や子供を含め「特筆して能力が低い人」がほとんど居なかった。僕は高卒で大学には行けてないけど、それでも僕は、専門的な、受験に問われる知識ではない知識や、発想力、考える智慧の点で、自分の知り合った多くの人達の中で、特に自分が劣っていると思ったことは無い。僕より優れていると感じた人ももちろん居るけど、ぶっちゃけ片手で数えられるくらいの人数しか居ない。少なくとも僕の計る尺度においては。

 そうするとどんどんプライドが高くなっていく可能性があるのだけど、

それをきっちりセーブするのが「自分は経年劣化していっている」と言う強い意識と、「自分と他の人は違う」という確固たるアイデンティティだ。

僕は「常識」という言葉が大嫌いだ。常識とは、一言で言って「独りよがりの身勝手な持論」に過ぎない。

 僕の常識は、他の人の全ての常識を内包してさらにもっとずっと広く深くありたいと思っている。

「常識で考えればわかるだろ」なんて言葉は、「それがわからない人の常識を理解出来ないバカの戯れ言」に過ぎない。

 食い下がれない愚者になりたくないのだ。

だから、そのキャパを超える状況や人に合うと、自らが鍛えられるし、

 同時に凄く疲れる。

普段から頭の良い優等生とだけ付き合っている人は、そう言うことは全くわからないままなんだろうなぁと思う。逆に、痴呆が入ってるような介護関連の仕事の人の方が、常識の半径はきっと広いのだろうと思う。でも、

 痴呆でもない普通の人には、そう言うひとでも自分の常識を当てはめてしまうのではないかと思ったりもする。

ああ何か最近疲れるんだわ。マジで。

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2021年7月27日 (火)

新人の教育はカロリー使う

古参のパートさんが8末で辞めることになったので、募集して二人入って貰った。ひとりは58歳でひとりは15歳。

 全然違う。

当たり前だけど。

でもどちらも基本的な業務は出来て貰わないと困るし、かつ出来たら「ふたりで古参パートひとり分くらい動ける様になって欲しい」。

久々の新人なので、どう教えたらいいかとも思いつつ、辞められても困るのでそのさじ加減に凄く気を使うわけで、、、。

よくドラマやマンガなどで、「口ばかり厳しい上司」が出てきたりする。「ったく使えねーな!」とか、バカだクソだと罵声を浴びせたりとか。

そう言う場合大抵のシチュエーションでは、「その上司の方がクソ」だったりするのだけど、

 実際その場所に立ってみると、理解力の無さに辟易としたりする。あまつさえ同じようなリアクションを取ってる自分に愕然とする。

人間は子供の頃から成長し、大人になっていく過程で、様々な人に教育を受け、影響を受け、学び、肉体だけでなく成長していく。時に反省し、時に充実し、褒められれば嬉しいし、怒られれば凹む。

特に子供の頃優秀だったりすると、「怒られ慣れてなかったり」するし、「強い成功体験」がある人は、自分の考えに自信を持ちやすく、他の人の意見を聞きにくくなっていく。「上司がクソ」だと思うのもこのタイプかも知れない。

僕はどちらかというとそのタイプ。自分の正当性に確固たる自信を持っていて、例え上司だろうと「国家だろうと」、正当性のない主張には異論を唱えがち。でも、

 そうじゃない人も居るわけで。

たとえて言うなら、専門用語が飛び交う説明を理解しろ、理解出来ないのをクソだというのではなく、

 1+1は2 では2+2はいくつ?

このレベルの質問に「わかりません」と答える相手を叱咤してはダメなのか、って話。その時の僕は「クソ上司」なのかって話。

店頭の品出し。ワゴンの配置を書いた地図がある。

 その通りに出す。

「地図を記憶して出す」のではなく、「見ながら出す」。

 それが出来ないのは叱咤してはダメなのか、って話。僕がクソなのかって話。

ABCDの順番に、ABCDの品物を並べる。配置地図にそう書いてある。でもそれが並べられないのはなぜか。その程度のことが出来ないことを叱咤するのは、僕がダメな上司なのか。目的として「出来る様にさせる」には、どうすればいいのか。

声を荒げることが正解の近道だとは当然思ってない。でも、柔らかく言おうとキツく言おうと、「思考の介在しない手順」が出来ない人にそれを実行させるのは、

 凄くカロリーを使う。

考えればわかることを「考えられない」人が居るのはわかる。「考える」と言う行動は訓練と経験がモノを言うことを僕は知っているし、それを強化することが「脳トレ」だったとも思うから。

でも、「考えなくてわかること」がわからない人、、、

  A

B  C

手元にあるABCの三つのダンボールを、上に書いたように置け、と言われて出来ない人に、やらせることの難しさ。

 結構人に教えること自体は得意なつもりだったのだけど、今回なかなかそれが思うとおりにいかず、

 いつも以上にグッタリ疲れてしまうのだ。

・・・その一方で、ほぼ同時に入った高校生の子の理解力の速さに、強い安堵を覚える。でも、ひいきしてるように思わせるのは、58歳の人に対して劣等感を加速させると思うし、先々まで考えたら、58歳の人が「モノになる」方が、会社としてはありがたい。

 とても不安になるのだが。

古参パートがやれる業務の、実質5%くらいのことしか出来ない人に、100%まで持っていくことが出来るのか。辞めずに続けて貰えるのか。辞めさせずに続けて貰うメリットが果たしてあるのか。教えきることは出来るのか。

 自分でやった方が早いなんてのは、状況を知らない愚者の考えだ。

自分の休みがゼロで、365日朝から晩まで出勤する覚悟があるなら別だが、自分が安心して休むための教育なのだ。

・・・

「最低賃金すら払えない会社は潰れればいい」と書いてあるサイトがあった。それは、

 「最低賃金に値する仕事が出来ない人間は死ねばいい」って言ってるのと同じだとオレは思う。

1000円の仕事と2000円の仕事は、同じなわけがない。僕の時給は1500円程度だと思うけど、
※これはウソね。あくまで例として

 1000円の人間の1.5倍なんてレベルじゃない仕事が出来るつもり。

同時に、58歳の新人パートは、少なくとも現時点では、教える側の時給も食いつぶして仕事が300円分くらいしか出来ない。

 でも辞めて貰いたくないからがんばって教える。

人間の「懐」が深くなる感じだ。

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2021年7月26日 (月)

デジラマつれづれ

昨日はredさんと長電話して楽しかったのだけど、そのあと何とか1作作った。

場所は大阪のビルから見た景色。ガラスに飛沫?防止のワイヤーが入ってるタイプで、以前ガンダムにも同じ場所違う角度の写真を使った。

ワイヤーが入ってるガラスを使う時は、当然それが被写体であるプラモより手前にあるわけで、トリミングするなり「描くなり」して重ねないとイケナイのだけど、今回少しズルして「全部は描かず、目立つところだけ数カ所描く」感じにした。

 それでもほとんど印象は変わらないかな、と思って。

プラモは辛うじて使ってなかったマラサイの別アングル。ぶっちゃけ同じアングルの写真を使っちゃダメって事もないし、事実ドムに関しては、

 デジラマじゃなかったヤツをデジラマに転用

してたりするのだけど、まぁなるべくなら同じ写真は使いたくないわな。

で、何とか完成はしたのだけど、
※やや足元が怪しいけど

 どうにも物足りない、、、

まぁ結果「良くなるとは限らない」けど、手前にビームライフルだけアップで入れてみた。

 ぶっちゃけこの超至近距離で、それも人間が大多数居る都市のど真ん中でビーム兵器を撃つと言う行為がもたらす被害及び、非人道的殺戮は、例えそれが連邦だろうとアムロだろうと、許されるものじゃないのだろうけど、、、、

 コレ、プラモだから。

で、さらにビームライフルも塗装はしてるのに何かプラモ感が強かったので、
※屋内撮影でLED照明だったので余計そう見える

 実際には全く存在しない「エネルギーチャージゲージ」みたいなものを描いてみた。

そのままだと背景に溶け込みすぎて存在すら気付いて貰えないかな、と思ったので。

 結果良くなったかはわからないけど。

ともかく、こうしてなんとか食いつなぐことが出来たわけだけど、
※それを入れてストック2!21/7/24 22時現在

何というか、最近慣れてきたこともあって以前とはまた違う気持ちでインスタに向き合ってる自分に気付く。

 いいねは確かに欲しい。でもいいねより欲しいものがある。

それは何か。それは、

 褒めて欲しいところを褒めてくれるコメント。

これは凄く思う。何というか、僕自身それが「一番嬉しい」ことを感じているので、逆に僕も他の人に「褒めて貰えたら嬉しいかも」なポイントを褒めるコメントを残したりしている。

もちろん不本意ではない範囲で。

てか不本意なのは、フォロワーでもフォローしてる人でもない人に、何となく凄い作例というだけで、何となくいいねを押してしまうこと。

 正直全然いいとは思ってない。

僕はあんまし凄い作例にピンと来ないというか、nクラフターさんとか、keiさんとか、もちろん凄くて好きな作例もあるのだけど、
※コメントも残す

 誰かわからない人の作った「ゴツ盛りディティール作例」は、凄いけど好きじゃない。

なんだろこの感覚。ある意味「ファースト世代はZZ以降のMSに魅力を感じない」ことに通じたりするのかも。

今回コラボさせて戴いたmarukinguさんのガンダム試作4号機「ガーベラ」。かっこよかったし、コラボのご提案も嬉しかったので、何とか画角が合う背景を探してデジラマにしたのだけど、

 正直自分の満足度としてはかなり低くて、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

とにかく接地が甘くて、

 池に落ちる夕陽なのに、ガンダムは池の浅瀬に立ってるよう。さらにその歩幅は、まるで池の半分以上まで届いてるような、、、

再三書いている「カメラ」「プラモ」「背景」の関係が破綻してたのだよね。

それでも水面に映る反射や、夕陽の映り込み、影の濃さとかを自分なりに煮詰めて、最後フィルターでごまかしつつフィニッシュ。

 ああ、申し訳ない。せっかくコラボさせて戴いたのに、、、

そんなことを思っていたのだけど、、、

 このガーベラが、過去のコラボ作品より多くのいいねを頂戴した。

このジレンマよ。結局「夕陽なら何だってイイのかよ」って感じである。リアリティよりエモさが評価されるSNSなのか、と<そりゃそうだ。

 プラモ写真を提供してくれたmarukinguさんには感謝しかないし、いいねがそれなりに伸して凄くホッとする一方で、ここまで伸びるほど上手くデジラマに出来てなかった自分が凄く悔しい。てか、

 いいねの数って、一体何なんだって感じ。

自信作、、、と言うより「お気に入り」の作品だった「白い悪魔墜落」の新聞は、未だに200にも届いてない。つまり、フォロワーの半分以下の人数しかいいねをしてくれてない。それはつまり、「漢字だらけの日本の新聞をネタにされても、英語圏の人間には一切訴求しない」ということであり、作ったときからこの結果はわかっていた。

 でも、僕はやっぱりこの作品が好きなのだ。

出来たらいいねして欲しいとも思うし、コメントも貰いたいと思う。

 で、コメントは結構戴いたのだ。

 そしてそれが嬉しい。

ガーベラは、いいねの数としては僕のフォロワー数を超える500超え。コラボしてくれた方には面目も立ったけど、コメント数は極めて少ない。それよりは、redさんとコラボしたハイゴッグの方が、コメントが多く、自分としてもそれなりに満足出来る結果だった。

 それがいいねに繋がって無くても。

とにかく楽しいことに時間を使いたい。それは「必ずしもいいねの数を増やすことではない」。そんなことを最近感じつつあるのだよな。

てか、今日はO澤氏が旧ザクをロールアウトしてくれたので、それで2、3作作れたらいいなぁって感じ。あとredさんもいくつかブルーディスティニーで写真を送ってくれているので、それもお借りしつつ、、、。

 人のプラモでデジラマにして楽しいのかって言われそうだけど、再三書いてる通り僕は
「別に僕が作ったデジラマじゃなくても、現実に溶け込んだリアリティのあるガンプラの写真が見られればそれで満足」なのだ。

他にスンゲェ上手い人で、毎日更新してくれるような人が居れば、その人にしこたま愛のこもったコメントをしつつやりとりをして、それで結構幸せだろうと思うのだ。

 そんな人が居ないだけで。

ブログも、永田泰大さんが毎日長文コラムを更新し続けてくれたら、僕自身はブログを書かなくてもいいのかもとすら思う。

 僕は僕の楽しいの為に時間を使ってるだけ。

てか、ガンプラデジラマも、検索では決して上の方には来ないけど、ザックリ他の方のも拝見する過程で、

 「ガンプラ」に関してだけなら、ほぼほぼトップクラスの「デジラマアーティスト」になってるような気がしないでもない今日この頃。

決してプラモは上手くない。サフもしないし下塗りもしない。エアブラシも使わないし、ヒケ処理とかもほとんどしない。でも、

 redさんはスゲェ褒めてくれた。

それで最高。それでいいのだ。友人Tもちょいちょい褒めてくれる。「よく(新聞とか箱とか)思い浮かぶなぁ」とか「ドム速攻保存したわ」とか。

 楽しいに向かって進みたい。それに尽きる。ずっと、死ぬまで。

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2021年7月25日 (日)

デジラマ四方山

昨日インスタでフォロワーのにへいさんがライブ配信をやってたので、おもむろに覗いてみたのだけど、正直何を言って良いのか、言った方がいいのか、覗いてるのは一瞬他のページに行くだけで退出になるなら、ヘタに挨拶するのもおかしいのかなぁとか、でも「昨日はありがとうございました」と言われると、、、。てか、

 ライブ配信で顔を出せるとかスゲェ、、、

ルックスがイイからってのもあるのだろうけど、

 設定ミスって自分が映ったらと思ったら、怖くてデキネー。

ただ、画面上でインスタを作る過程をアップすること自体は、ちょっと興味があると言うか、やってもいいかなって思ったりもしてる。

上手い人のデジラマは、早送りにしてやっと見るに堪える時間に収まってる感じだけど、僕のは手抜きの極みみたいな内容なので、

 全行程をライブ配信しても、せいぜい1時間とか2時間とか。

短めのなら15分や30分でも収まってしまうわけで、そう言うのももしかしたらニーズがあるのかもな~と思ったり。

 まぁカメラがそもそも無いから、PCからそのまま配信出来るようにならないとだけど。

・・・

こないだついに「もしよかったら僕のネタを使ってイイよ」という方が現れたので、その中からお借りしてデジラマ制作。

 (僕にとっては)そこそこいいねが貰えてホッとしつつ、なかなか難しいなぁとも思いつつ。

やはり人様の完成品(写真として)を使うには、それにあった背景の選択肢がグッと狭まるのだよね。接地だけじゃなく、縮尺や、上端下端さらに左も右も全部が見切れてたりして、

 アップにせざるを得ない感じ?

アップにするとどうしても「プラモがドヤ顔」になって、リアリティが目減りしてしまう。こないだのジオングは全身入れる事が出来たけど、今回のハイゴッグはとにかくデカくて、

 プラモを見せるデジラマ

になってしまった。

語弊がないように言うと、もちろんそれは僕の承知の上でのことだし、思うところがあったからでもある。思うところとは、

 「アート」と「リアル」のさじ加減の話。

再三書いてきた富野監督がカトキ先生に言った「リアルとフィクションの融合を認めつつも、アート性については懐疑的な姿勢」の、

 アート寄りの作品の是非

に関わってくる話。

今回redさんという方とコラボさせて戴いて、氏のインスタでも宣伝して戴いたことでこちらにも結構な人数が新たにフォロワーになってくれたのだけど、寄せられたコメントの中に、

 なんだこれ?本物?

ってのがあったんだよね。パッと見は「本当に全高18mあるかのよう」と言う意味で受け取ってしまったのだけど、よくよく考えたら「本物のプラモなの?」と言う意味だったのかも知れない。解像度が低く、エフェクトを強めにしたことで、

 まるで絵みたいな仕上がりになってた。

それをつまり本物?と称したのかも知れないのだけど、、、

 それはそれで有りなのかなぁと。

本来僕のデジラマは、アートではなくリアルを志向したモノだったけど、結果コラボであっても、アート性をくみ取って貰える作品が出来上がるなら、それはそれで無価値なわけはない。プラモそのものを自分で作らなくても、背景写真はネットからの拝借であっても、二つを結実させたことで新しい作品が得られるなら、

 それはそれで有りなんじゃないかと。

ただ、言っても「使って良いよ」って言ってくれた写真がどれもしっくりイイ感じのデジラマに化けてくれるわけでもないわけで、その辺が難しいところかなぁとは思った。

てかここまで書いたあと日が変わって、今日は何とそのRedさんと、

 ダラダラ長電話させて戴いた!

うーむ楽しすぎる。年齢はほぼ同じくらいで、プラモの技術とかは比べるべくも無いほど僕のが下なのだけど、

 話聞くの上手すぎ。

つい調子に乗って過去の(Redさんが見てない頃の)デジラマの自慢話をしたり、「こういう風に撮って欲しい」というリクエストを遠慮無くしまくったり。

 ああホント図々しいヤツだクリスと言うヤツは。

でもなんだろ、インスタって普通電話するSNSじゃないと思うのだけど、それきっかけで、ライブでコミュニケしたり、こうして直接話をして、

 キャラクターブルーがイイ色だからオススメ!

とか、

 グラファイトブラックと4アーティストカッパーは絶対買え!

なんて話をするのもまた楽しい。てか、

 全部楽しかったわ。今日のRedさんとの電話、★★★★だったわ!

顔も見たこともない住所も電話番号も知らない相手と、いきなり一回目の電話でここまで和気藹々と話を紡げるものなのか。

 まぁオレの社交性の高さもあるだろうけど、Redさんご自身のしゃべりの上手さも相当なレベルだったと思う。

僕は楽しい時間の為に生きてる。楽しいは正義。その為に結果インスタの更新が途絶えたとしても、そりゃまぁしょうがない。エクスヴィアスのオーブが溢れても、そりゃまぁしょうがないと思うのだ。

 ブログが短くなっちゃってもさ。

てかホントに書きたかったことは別にあったと思うのだけど、下痢で忘れたわ。

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2021年7月24日 (土)

姫様"拷問"の時間です

ゴローさんにオススメ戴いたジャンププラスで全話?読めるマンガ。最初はなんだかワンパターンだなぁって感じだったのだけど、ずっと読み進めて行ったら、、、

 キャラクターへの愛着がパない。

雰囲気的には「魔王城でおやすみ」のように、魔界に一人だけ囚われてしまったお姫様が、殊の外快適な生活をするコメディ。魔王城では「安眠」にこだわりのある姫が傍若無人の限りを尽くしつつも(魔界の)みんなに愛される展開で、「拷問」の方は、

 姫様の前でとても魅力的な食べ物なり娯楽なりを提案し、それが欲しければ秘密を話せ

という展開。魔界の住人はこちらもこちらでとてもフェアで、「話したのに貰えない」と言うことがないばかりか、

 一生懸命作ったので秘密を話さなくても食べて下さい

とか、

 「本日の秘密は、、、」と魔王様に報告するも、

 「今日は夏休みだから」

と言う理由で魔王様が聞かなかったりとか。

とにかくユルい。ユル過ぎるほどにユルく、いわゆる拷問というキーワードとはほど遠すぎる展開が、

 徐々に、そして確実に加速していく感じが、とっても心地よい。

てか、主任拷問官のトーチャーも大概魅力的だけど、とにかく魔王様が最高に素晴らしい。てか主人公の姫が一切出てない回より、

 魔王様が出ない回の方が物足りなさを感じるレベル。

子煩悩で親バカの極み。ホワイトな企業体質で部下の人望も厚く、これ以上ないくらい人情味もあり、

 とにかく居心地が良い。

異世界物は現在枚挙にいとまがないけど、その中の重要な要素に、「その世界の居心地の良さ」ってものがあると思う。ソードアートオンラインだろうと、スライムのヤツだろうと、その世界のイロハを理解して、自分もだんだん染まっていくと、グッと愛着も増して物語への興味も強まる。「まおゆう」などは、かなりシビアな世界観ではあるものの、しっかりとキャラと設定が掘り下げられてるからこそ魅力があって、引きつけられた。

 ある意味「姫様」も同じ。

こっちの姫様は魔王城の姫と違ってとても強い騎士団の隊長もやっているので、首から鉄の鎖が垂れ下がっていようと全然平気。さらに「なぜそこにあるかわからないが」しゃべる聖剣もイイ感じのナレーションをしてくれて、

 こちらの代弁者にもなっている。

「ひみつのひとつやふたつ漏れたところでどうということはないわ!」の姫に対し、

 ・・・既に100以上漏れてますが

笑いの熱量は、正直爆発的なものではない。時折声が出るくらいで、大爆笑という感じは少ないのだけど、

 とにかく居心地がよい※デジャブ

ついついページをめくってしまう。先へ先へと読みたくなってしまう。現在110話くらい?が公開されていて、一回目は全て無料で読むことが出来るのもメチャメチャありがたい。

 ピッコマのゴッドオブブラックフィールドもメチャ面白いけど、あっちは1日1話しか無料で読めず、あまつさえコミックスも出てない。

これではどうしようもない「高嶺のハナさん」みたいに、サッとキンドルで全巻購入することも出来ない。

 まぁ「姫様」も6巻まで出てるから、面白かったなら買って読めよ、って話だけど。

・・・しばらくしてもう一回読みたくなったら買うと思うマジで。

でも最初はつい古本屋から漁ってしまうかな~。ごめんなさい。

第一印象よりかなりよくなって、今は★★★★くらい好き。とにかく魔王様が大好き。あと剣も好き。

 とにかく居心地がよいのだ※気のせい

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2021年7月23日 (金)

FFBEエクスヴィアス~DVメモ~

なんだか一ヶ月が経つのが早いなぁ。今月もDVが始まるらしい。

正直やんなくてもいいかな、くらいのところに居なくもない。前回のビジョンワールドも、結局予想に近い3000位オーバー。
※3300位くらい?

特に思う事もなく、手持ちのダークマターは5260個。特に欲しい武器もなく。7月でまた新しいのが出るらしいけど、

 真両手で290とかなら欲しいかもな~

くらい。そもそも1つ仕上げるのにいくつ要るのかもよくわからない。3000個くらいだっけ?

一応開示された情報を元に少しだけ考えておく。てか前回どうしたのかも記憶は大いに曖昧なのだけど、、、。

・水光弱点防御低い獣

・雷風弱点精神低い植物

・氷闇弱点精神低い竜

・火土弱点防御低い機械

たぶんここまで前半。

・水弱点精神低い虫

・風弱点防御低い精霊

・水風光弱点 死霊精霊

でこれが後半。

一応今回から?前回から?「二刀オレオ」が「最初のターンに限り」1フレームで繋がるようになったと思うので、チェイン数に関する縛りだけで言えば、楽になったかも知れない。
※残り4人でダメを出す感じ

志はとても低く、1ターン目の火力重視。「ビビスタイナールネラ」で、二つ目と三つ目はたぶん大丈夫だろうけど、、、てか、みんながどうやってるのか、もう全然知らないんだよな。1戦目と2戦目で戦い方を変えてたりするんだろうか。それとも最初から全力構成?

 そもそも全力構成ってどんななん?

耐性を撒きつつ、耐性デバフを解除しつつ、ターンを掛けつつって感じなのだろうか。動画とか見る気も全然無いし、さっきも書いたけど1ターンで何とかしたいのが本音。カンストすればラッキー。しなくても泣かない。

ビビスタイナールネラで100チェインを捻出するか、Wオレオで捻出するか。初手で火力があるのは、物理だとティファセフィが堅くて、あとはパール(真珠姫:レディパール)が火か光か闇なら。それだと明鏡の相方が要る。

 今強い明鏡使いって誰なん?

オレオに混ぜてチェインが途絶えないならそれでもいいかもだけど、、、。

キラーは、獣レインフィーナ、植物ロカ、竜ラスレー、機械はヨシキリかライトニングかエドガーか、、、。
※セトラがEX3になればセトラも100%

虫はユライシャ、精霊は青フィー150%、クリヤカ100%、リルムレギス75%。

死霊はユウナLBが160%。クレオメ物理100%、リルムレギス75%って感じか。

 うーむもう既に知恵熱が出そうだぜ。

物理なら属性付与も考えなきゃだ。

・水・・・ニコル+30%、ヨシキリ+15%デバフ-120%、リドフィー、コンチェ15%、ポネ+10%、ティーダ+25%、ジェクト+15%

・光・・・青フィー+25%、セトラ+45%+α

・火・・・セトラ+30%、ザイル+25%、ビビ+30%

・土・・・ロカ+30%、デイジー+15%、エーデル+15%

・風・・・バッツ+40%、アンビエ、ポネ+10%

てかホントみんなよく考えると思う。感心する。慣れなのかも知れないけどとても自分には無理。少しでも楽してクリア出来ればそれでって感じなんだよな。

エーデルにマスクラ食わせて楽になるなら楽になりたい気持ちもメチャメチャ強い。ただ、誰かに付与して貰わないとって問題もある。ロカとワンセットはそんな大きな問題じゃないけど、少なくとも3ターン目まで耐えなきゃイケナイのは忘れずに。

ティナみたいに開幕LBが撃てるならユウナも有りだと思うけど、まだ1凸だし、誰かにチャージしてもらうくらいなら1ターン耐えて2ターン目に撃った方がいい気もする。まぐろさんの超絶ユウナを見ると、先は長いな~と思うけど。
※今55個<ユウナの欠片

まぁ面倒ならやんなきゃいい。やる気が上がるならやればいいって話か。てか、最近ジタンが立て続けに3体出たけど、彼を2凸させる意味とかあるんだろうか。以前は強いって聞いてたけど、結局スロースターターは面倒で一度もDVで使ったことないんだよな。

防精デバフも要るだろうし、引きつけ回避も要るだろうし、耐性上げるなら幻獣も考えて入れなきゃだし、既に自分がメインターゲットから逸れてるのは十分理解してるつもりなんだけど、、、どうしたものか。

・・・

とりあえず、、、

・水光弱点防御低い獣

オレオ二人(アクスターとラスウェル?使えなかったっけ?)、レインフィーナ、ティファ、セトラ、ギルガメッシュ

・雷風弱点精神低い植物

ビビスタイナールネラ、ロカ、ファリス、バッツ?ギルガメッシュ?

・氷闇魔竜

ビビスタイナールネラ、ラスレー?、セフィロス、パール?ギルガメッシュ?

・火土物機械

オレオ二人、ヨシキリ、ロック、ティファ、セフィロス?

慣れもあるけど、ロカ&エーデルをどこに組み込むって感じなんだよな。それ組み込む気ならオレオ二人を入れる意味もなくなるし。
※3Tキル狙いになるから開幕で100出す必要が無くなる

うーむどうしよう。やんのかオレ?

・・・

アリーナで無事800位に入り、
※終了時800位で、実際も800位
NVチケ2枚をゲット。1枚使ったら、、、

 ノクト初!

結構嬉しいけど、彼のマックス倍率って10万くらいなのかな。アルテマ見た限りだと、ティファセフィのが強そうにも思えた。

 まぁ考慮してないファクターが多々ありそうだけど。

結局ジャンパーなので最速でも3T目だし、デフォルトになる3Tキル構成を考えないことにはどうもこうもないのかなぁとか、言っても光縛りだから、、

 今回に限って言えば、初戦と最終戦がどちらも光物理行けるんだよな。

磨こうか、どうしようか。

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2021年7月22日 (木)

nori君のプラモ

同い年で幼なじみ(実家は徒歩5秒の距離)でもあるnori君が、最近プラモ作りを再開した。と言っても「どちらかと言えば僕寄り」で、基本は「雑」。と言うか、

 本人は雑にやってるつもりはなくても、世間一般のアラフィフモデラーの標準スタイルからしたら、大いに雑だと言わざるを得ない。

・合わせ目消さない
・ゲート跡目立ちまくり
・筆塗り
・ムラだらけ
・無改造
・ランナー状態で塗装

まさに小学生が初めて塗装して作るような、そんなプラモデルライフ。さらに、

・僕以上の老眼

これが当人にはとんでもなくストレスなようで、現状、

・老眼鏡+偽ハズキルーペ

で何とか踏みとどまってるかなぁと。

てか、目が見えないと言うのはプラモ作りに置いてここまで苦しいのかと思うほど苦しいのだけど、ずっとプラモを作ってた人なんかは、それすらもいろんな攻略法対処法を持って、乗り越えてきているわけで、

 やってやれないことはないはず

とも思う。

また、5年10年前にはガレキやソフビも作ったりはしていた「中途半端な自負」が、経年劣化した自分の体に(主に目に)いらだちを覚えたりもする。さらに自由になるお金もそうは無く、家族からも塗装のニオイをバッシング。なかなかにアウェイな環境で、

・EGガンダム×2
・FGザク×1

を作り、ガンダムは2つとも僕のインスタに貢献してもらった。何つか、

 とんでもなく上手い人のガンプラは、自己主張が激しすぎて、リアリティというカテゴリーでは浮いてしまうんじゃないかなぁと思ったり。

まぁヘタ過ぎるのも問題かもだけど、言ってしまえば、

 ヘタ過ぎてもイイと僕は思う。

なんだろ、プラモってさ、上手くなきゃ作っちゃダメってことはないじゃない?色を塗らず、デカールもシールも貼らなくて、爪切りや素手でパーツを引きちぎって作っても、

 それが自分にとって楽しい時間で、満足出来る物が出来上がったら、それはきっと寝る前に枕元に置いたり、意味もなく車とかトイレとかに持ち込んで、ことあるごとに眺めたりするもんだと思う。

 作り始めたら(塗り始めたら)1日で形にならないともどかしいって気持ちは凄くわかるし、作り終えて写真を撮ったあとで、

 ああ、スネの合わせ目だけは消したかったなぁ、、、あまりにも目立ちすぎるなぁ、、、

と軽く凹む気持ちもよくわかる。レベルが上がっていけばきっと、「ヒケが気になるなぁ」とか「塗膜が厚すぎてるなぁ」「光沢が不揃いだなぁ」「ディティールが足りないなぁ」みたいなことを思い始めていくのだろうと思うのだけど、

 やっぱりそうじゃなくてもプラモを楽しむ資格はある。絶対に。

そして、友人としてその楽しさをちょっとだけ増量出来たらいいな、あと僕のネタ不足を多少穴埋めさせてもらえたらいいな、って感じでデジラマにしたのだ。

作ったプラモが少しでもかっこよくなる、かっこよく写真に残せるのは、少なくとも僕は「絶対の正解」だと思っている。「かっこいい」とは、決して細くて頭が小さくてスタイリッシュなことを指すのではない。

 見て、「かっけー!」と思えば、それは軽トラだろうと紙粘土だろうと、カッコイイのだ。

・・・

nori君のプラモは、以前は水性塗料だったらしいが、とにかく乾くのが遅くてイライラするだろうと言うことでラッカーをオススメし、その分乾くのが早すぎて、
※さらに彼は調色したもので塗る傾向が強い

 ムラが余計目立ってしまったり。

あと、

 全て塗りおえた後、気になりだしたゲート跡を処理しづらい→調色塗料なので同じ色を作りづらいジレンマがあったりする、、、

のだけど、全ては経験と、今後のモチベーションだ。マイナスよりプラスが大きければさらに塗料や道具を買い足していくし、プラモもしかり。

 ただ、あまりにも売ってなさ過ぎるのがネックではあるけど。

僕らアラフィフは、必然的にファースト世代のモビルスーツがマストなのに、それがとにかく売ってない。最悪旧キットでもあれば、とか、ブックオフの完成品すらチェックしたりするのに、それでもなかなか。

 せっかくプラモの楽しさを再認識し始めたというのに。

僕のガンキャノンを見て「これは欲しくなる!」と言っても全然買えない。当時ガンプラブームが最高に熱かったときも、確かに欲しいガンプラを自由に買うのは難しかったけど、言っても種類が今の1000分の1くらいしか無かったわけで、待ってればそれなりにチャンスは巡ってきた。

 今とか普通にMGやHGのドムを店頭で見かける日が来るのかって感じだし。

バンダイもそう言う「浅はかな素人」が手に入れられるチャンスを増やす施策とかをしてくれてもいいんじゃないのかなぁって、ちょっと思ったわ。

ともかく、同好の士が増えていくのは普通に楽しい。インスタをやってても凄く思うのは、

 褒めるとみんな凄く喜んでくれる。それが嬉しいし、僕も褒められるとメチャ嬉しい!

そう言う時間って、これから先さらに大切になっていく気がするんだよな。

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2021年7月21日 (水)

ガンプラinセントラルパーク

インスタを見ていたら、どこぞのガンダムベースに巨大なガンプラの箱が鎮座してる写真があった。

スケールが特に大きいと言うわけでもなく、ただ通常のRGの箱を巨大にした宣材で、思わず写真に撮りたくなると言う意味では、かなり宣伝効果がありそうだなぁと思った。

・・・面白いな。

僕はすぐさま閃いた。

 1/1にしよう。

手元にある箱で一番大きい方が迫力がありそうだから、1/48のメガサイズユニコーンかな、、、いや、

 ここは一番ポピュラーなFGガンダムにしよう。

場所は、、、1/1のガンプラが置けるスペースがある広場、、、

 ニューヨークのセントラルパーク!!

先にそれっぽい背景をいくつか保存。人がたくさん居るものや、誰も居ないもの、角度的にしっくり来るかどうかは、今後写真を撮る際に合わせればいい。

 先に背景が決まってる方が、接地を合わせやすい。と言うか、どちらも手持ち素材から合成するのはなかなか難しいのだ。

セントラルパークのイメージらしく、背景は晴れ。木陰や人の影の方向をよく見つつ、それに合わせて箱の写真を撮るつもりだったのだけど、

 天気はあいにくの小雨。

とりあえず撮るだけ撮って、あとで加工出来ればするし、どうしても合わなければまた晴れの日にでも撮り直そう。

 幸いプラモの箱はトリミングが容易っぽいし。
※厳密には多少膨らんでて、一発で一辺というわけにはいかないのだけど

そんなことを考えつつ、水平角と影の方向をイメージしてパシャパシャリ。ちなみにこんなに条件が決まっていても、1回で10枚くらいは普通に撮る。ピンボケしてるかも知れないし。

ちなみに今回は「小さくて奥行きがある被写体」だったので、ピントがカッチリと合う部分が圧倒的に足りないのはわかっていたのだけど、プラモと違って平面の組み合わせだし、

 ぶっちゃけジョークみたいな企画だしな。

と手抜きで絞りはいじらずオートフォーカスで撮影。午後から晴れたので、その隙を突いてさらに20枚ほど撮って、

 何とかそれっぽいのがあった。

こういうパッと見凄さが全然わからないようなデジラマでも、自分で作ろうと思うと存外枷になるところはあったりする。

例えば、ガンダムの足の接地面積より、箱の接地面積の方が圧倒的に広いので、水平角との誤差に関してよりナーバスにならないと、

 箱の最奥部が背景の地平線より高い位置になってしまったりする。

逆もそう。「地面に埋もれる」ようになったり「浮いてるように見えたり」。てか完成した物も、拡大すれば手前も相応に接地してるのだけど、パッと見は底箱が見えにくくて浮いてるように見えなくもないんだよな。

 雰囲気一発勝負なので、そこまで細かいところは気にしないだろうけど。大抵の人は。

あと、使う背景に関しては、、、

 あえて木陰がたくさんあるものにした。

ピーカンでほとんど影がないような写真もあったのだけど、「あえて影を箱に落とすことで役が一枚余分に付くのでは?」と思ったので。

 もちろん影を書くのはそんな簡単じゃない。

通常ガンダムの影を書く場合、適当に足元周辺を範囲選択して明るさを下げることで作ってるのだけど、木漏れ日の場合は、

 木々の重なり合う度合いがマチマチなので、薄い部分と濃い部分、ほとんど影がない部分がランダムに発生している。

それをどう表現すればいいのか、、、。

最初は影をトリミングして箱の上に選択したカタチで乗せ、明るさを下げる感じにしてみた。

 箱の上は奥行きが激しく、さらに地面と水平なので、そのやり方でほとんど違和感は無くなった。てか言われないと影があることに気付いて貰えないかも知れないけど。

問題は「側面」。完全に影になる側は一律最初撮影したままの影で問題なかったのだけど、手前の側は、、、最初にトリミングした感じをそのまま使ったら、どうにも寂しいというか、物足りないと言うか。地面に対して垂直なので、イメージとしては「影も縦長になる」とは思ったのだけど、そのことを思い出すより前に、

 適当に選択して境界線をぼかし、明るさを下げる、さらに全体を少しだけ別の明るさで透明度を上げた黒で塗りつぶす、、、

 ・・・正直微妙っちゃ微妙なんだけど、まぁいいかな、と。

今回少し賢かったのは、影を描く前にちゃんと別レイヤーで保存したこと。これならもし影がヒドイ結果になってもキズは少なくて済む。

ちなみに最初にプラモ箱を撮影する際、キッチリと影の部分まで画角に入れておいた。その影は実際には使わないのだけど、「影の形」はそれがあることでイメージしやすくなる。これまでも曖昧な影をいっぱい作ってきたけど、物理とか一切知識がない僕としては、

 想像で適当に

やってるしかなかったのだよね。ともかく今回はその形で地面の明るさを下げることで、イイ感じになった。

あとは他の写真から人を切り出し、色調を補正して芝生の色を合わせたり、シャープを掛けたりしてそれっぽく配置。

最初は正方形でフィニッシュしようと思ったけど、思いの外横長だったので191:100でフィニッシュ。あ、途中でスケールのところを「1/144」から「1/1」に変更。こういうのは普通に楽しいし、拡大して見つけた時にニヤリとしてもらえるポイント。てか、

 むしろそこがメインと言ってもいいくらい。

縮尺は、近くに居る人間の身長から換算して、やや小さめだったかも知れないけど、それを見た人が違和感として感じることはたぶん無い。

 誰も1/1のプラモデルの箱を見たことはないはずだからな。

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現時点でストックは5。
※nori君のモノクロ含む

余裕があるとつい休んでしまってヒヤリとするので、出来たらもう少し貯めておきたい。

最近はまたアンリーシュドにおんぶだっこ状態だったし、O澤氏の新作「旧ザク」がハンガーアウトするまではしばらく掛かりそう。やはりそろそろもう一つ何か作りたいかなぁとも思いつつ、仕事で疲れてサクッと寝オチする流れを止めることも出来ず、、、。

そうそう、一つネタとして閃いたのは、

 「100/1スケールガンダム」のプラモデル

「1/100」ではなく「100/1」スケール。つまり「全高1.8km」のガンプラを使ったデジラマというのも、ちょっと面白そうかな、と思った。

過去には、失礼ながら縮尺を完全に無視しつつ実写背景に重ねた合成写真を作られた方も何人かいらっしゃるのだけど、それはつまり10年前の僕同様、「風景写真にガンプラを重ねたらそれっぽく見えるかな」と言う程度のクオリティ。

 最初から100倍スケールの「アンリアルなジョーク」として作ってる人は居ない。
※少なくとも僕の知る限り

ホントはサイコガンダム辺りを使って作り、

 いくらなんでもこんなにデカくはない。

みたいなオチのがシックリだったのかも知れないけど、無塗装のFGシャアザクとかを富士山の近くに立たせつつ、雲や霞で演出して仕上げるのは、

 ちょっと楽しそうかなって思ったのだよな。

カメラは今回もヘリの中からとかにしようか。もしくは怪獣映画のワンシーンから切り出してみようか。何にせよ、

 「作りたいシーン」が明確化されると、モチベは急伸する。

ちなみに、原体験はたぶんグレンラガンだと思う。スゲェデカいロボットの演出として。

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2021年7月20日 (火)

デジラマ近況~作ったヤツ~

今日は7/16。まだ今日の分はアップしてないのだけど、ストックは5。つまり一つも作らなければ7/21以降の分はない。

一応表にアップする予定を含めて、現状78作を作った。目標は100。以前は50だったけど、クリアしたあとモチベが高まって上方修正した。

直近から順にライナーノーツみたいなものを書く。短いかも。

●帰り道~夕焼けに飛行するガンダム~

仕事の帰りに夕焼けがキレイだったので、車を止めてシャッターを切る。夕焼けの写真は、それ単体ではありきたりな風景写真でしかない場合が多いが、

 ガンダムが飛んでたら話は別だ。

パクり元はガンダムフィックスのZZガンダム。でもあれほど大きく無いし、本体への夕焼けの映り込みはほぼ無い。シルエットと言っても良い。

もともとこのポーズのガンダムは使いたくて、ほんの二日ほど前に撮ったばかり。特に夜撮ったわけじゃないので、日中版としても使えなくはないのだけど、「しっくり来た」のでここで使用。

ちなみに、ガンダムは手持ちで撮影。股間部分を持つ指を隠すために2枚を合成。なかなか大変だけど、他に方法がないのでがんばるしかない。

ポイントは、バーニア関連のエフェクトと、各部の指示灯?。色味が薄かったのでよく見ないとわからないし、「発光してるようなぼかし」は掛けてないので、拡大すると物足りないけど、雰囲気は個人的にかなり気に入ってる。自己評価★★★。

●信金が!~信用金庫を押しつぶすガンダム~

以前から行きつけの信金を題材にしたいと思っていて、でもどうもしっくりくるイメージがわかなかったのだけど、先日初めて「建物を壊す」のをやったので、それに慣れる意味でもトライしてみた。

屋根を斜めにカットして、その部分に他から持って来た瓦礫やらカットした部分の屋根の変形やらを適当かつ適当に配置し、ガンダムを倒し、
※このガンダムも最初からこのシチュエーション前提で撮影
境目をエレメンツの煙エフェクトをいろいろ色や大きさを変えてデコレーション。

正直エフェクトが苦手なので、「ウソっぽく」なりがちな部分なのだけど、とりあえず何とか形になったかな、と。

ただ、課題はいろいろ残ってる。爆発の炎は一切入ってないし、足元のアスファルトにもキズがない。
※入れ方がわからない
もっと砂埃を舞わせた方が良かったのかとも思うし、

 さらに言えば「倒れるような戦い=格闘戦=ビームサーベルだったかなぁ」とか。

ビームライフルを持った状態で倒れてるんだよね。撃ち抜かれたなら、倒れるより爆発だろ、とも。

 まぁその辺りに甘えがあるわけだけど、、、

それでもかなり気に入っては居る。自己評価★★★☆。

●端島は一体のゴッグによって滅ぼされた、、、

わけはないのだが、まぁ雰囲気で。てか、

 デジラマは大半が「雰囲気」だ。

デジラマを大量に作っていて何が困るって、その素材の調達だ。プラモも作ってないし、ロケハンにも行ってない。プラモは手持ちをポージングや視点を変えて撮ればいいし、写真はネットから探せばいいとも言えるけど、

 同じロケーションで作ってもしょうがない。

つまり、新たなシチュエーションを創造しなければいけない。宇宙とか、ジャングルとか、都会とか、田園とか、、、

 廃墟とか。

廃墟は以前から気にはなってたのだけど、なかなか高画質の素材がなく、「手強い相手」だと思っていた。ただ、ふと、

 軍艦島なら高画質のソースがあるかも!

で、そこそこ雰囲気のあるカットを見つけたら、次はそこに「気持ちよく接地するプラモ」探し。雰囲気的にも合う方が良い。

 ・・・O澤氏のゴッグ、最近使ってなかったな。

ってことでそれっぽい写真を依頼したら、

 屋内撮影感が凄く強いのを送ってくれた。

ただ、このときは僕も「そろそろこういうのを何とか出来るようになったかも」と、多少自分の力を過信してたりもしたんだよね。

 無理だったけど。

後ろから太陽が当たってるのに、正面にテカりがあるのは絶対おかしい。レフ板でもあったのかって話で、「アンリアル」になってしまう。

いろいろ色調補正で四苦八苦した挙げ句、どうにもリアルに手が届かなかったので、最終的に「闇」に逃げてしまった。全体的に暗くして、プラモ感を打ち消す。

結果どうなったかは、、、、でも雰囲気は悪くない。闇に逃げた分自己評価は★☆だけど。

●nori君のガンダム

オフの友人nori君がEGガンダムを二体作った。一つは暗めのグレーで、既にそれはデジラマ化して、動きのあるポージングでリリース済み。普段やらないポーズとシチュエーション、動きのあるシーンで、とても新鮮で楽しかったのだけど、リアリティはやはり下がる。温かいコメントありがとうございました。こちらの自己評価は★★。

で、もう一つは明るめの塗装のもの。EG自体とても完成度が高いので、動きのあるポーズも、素立ちのポーズも、どちらも相応に様になるのだけど、角度的にイイ感じだったのでそれを使ってもう一作作ることにした。

ただ、視点は高く、いつもの仰角は難しい。何かちょうどいい背景はないかと「背景ストック」フォルダを覗いてたら、、、

 モノクロの道路が。

手前に歩道橋と思しき影があり、位置関係はこちらがやや見下ろす感じ。接地も問題なく、強いて言えば、「リアリティに寄せきれない」感じではあったけど、ウェザリングされたボディはモノクロと相性も悪くなかったし、

 有りと言えば有りかなぁって感じ。

自己評価は★。何が悪いのかわからないけど、もっとかっこよく出来たと思ったんだよな。何が悪いかわからないのが問題なんだけど。

●廃墟でひとやすみ

またも「転んでるガンダム」。てか、通算で3作目。上の信金ので4作作ってるのだけど、徐々に進化してると信じたい。

これも廃墟探しで見つかったイイ感じの背景に、「いかにも潰しやすそうな建物」があったので、それを実験的に潰して、腰の辺りにある鉄骨を折り、
※正しくは切り抜いて角度を変えて貼り、元の部分を適当に塗りつぶした
パイプをカットしてズラしたりして、

 それっぽい「破壊された感じ」を作ってみたのだけど、、、

ぶっちゃけこのデジラマ、凄く気に入ってるのは気に入ってるのだけど、難点がひとつ。

 一番好きなカットは、スマホの画面いっぱいに引き延ばした縦長のショット。

つまり、「4:5」の比率でしか縦長に出来ないインスタには、イマイチ自己満足とは言えないものを貼り付けざるを得ないのだよな。

拡大するとしみじみかっこいいと思えたので、一旦拡大して4:5の比率にしたものも作ってはみたのだけど、それでもやっぱり微妙。もっと縦長が似合うのだ。

一応はキャプションに書くつもりではあるけどもさ。

縦長の自己評価★★★☆。通常の自己評価★★☆。

・・・

これ以前のものは既にアップされているのだけど、もちろんそれにも思い出話はある。ただ、まぁそれは次回以降のブログネタになってもらおう。てか古くなればなるほど、間違いなくみんなの記憶からは薄れていくのだけどな。

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2021年7月19日 (月)

竜とそばかすの姫~言い忘れ~

見てる時どうしても触れたいと思いつつ、前回の感想時に書き忘れたこと。ネタバレじゃないと思う。

・主人公の「U」でのデザインが、アナと雪の女王のアナにそっくり。OZの時もそうだったけど、今回より実生活の見た目を踏襲したアバターが作られるようになって、キャラのイメージが湧きやすくなった。既視感パないけど。
→追記。ビックリ!翌朝見た情報番組で「そもそもアナのキャラデザイナーがデザインしてた!」そら似るはずだわ

・音楽は新海誠作品には及ばないかな。確かに盛り上がった曲が無いわけじゃないけど、サントラ欲しい!ってほどでは無かった。昨日「耐久1時間」みたいなOP曲を垂れ流す動画を聞きながらデジラマ作ってて、悪くはないんだけどやっぱり映像あってのものだなぁと。

・基本当たり前だけど細田キャラなので、これまでの作品とかぶるっちゃかぶる。シノブ君はワビスケのニオイが凄く強くて、まぁかっこいいからいいんだけど。

・主人公の声や歌声が、ゲド戦記の歌を歌ってた手嶌葵にスゲェかぶって聞こえた。実際は別の子だったのだけど、ハスキーが強く、主人公としては聞き取りづらいかなぁと。歌は、音響に助けられた感が強く、この作品の数曲から「魅入られる」という印象は薄い。
他の声優は、佐藤健が居たくらいしか印象に無いけど、特筆した違和感は無かった。

追記 主役の子は音楽畑で声優は今回初らしい。しょっぱなでこのクオリティなら十分とも思いつつ、職業声優にはやはり及ばないとも思いつつ。ただ、歌と台詞を別の人がやるよりは、同じ人の方がいいな、とは思う。マクロスのシェリルとか違っててなんかしっくり来なかったりしたし。

・これも情報番組で細田監督が言ったのだけど、そもそもが「インターネット世界で美女と野獣をやったら」が起点だったそうな。となると主人公の名前も「すずだからベル」ではなく、「ベルだからすず」になったのかな、と。広瀬すずと言う世間に浸透した名前があるのも追い風になったはず。ゼロからいきなり「すず」では、まるで昔の人みたいな印象すら抱かせかねなかったと思うし。

ここまで読むと、「クリスの中の評価は低そう」と思われそうだけど、伊達に8点付けたわけじゃないのは、

 他の細田作品と比べて、不思議なくらいもう一回見たい気持ちが高まっている。

これはたぶん、「歌を前面に押し出した事によるリピーター需要を見込んだ作り」によるものなのかなぁと。

ストーリーテリングの妙味は薄く、特筆することはなかったと思う一方で、音楽と映像のシナジーが極めて高く、カット単位では天気の子に劣るものの、全体通してみると、

 もう一回見たい(聞きたい)シーン(場面)が結構多いことに気付かされた。

歌やキャラ単体で見た時の魅力はそれほどでなくても、劇中での演出や音響効果によって「良い意味でトランス状態に持っていってくれた」ような。

 絶妙な案配でベルの魅力に「引きつけさせられる」
※「引きつけられる」ではなく

そんな後味が、一日経って沸いてきた。

見に行く気のある人は、お早めに。変な情報が入る前に。あ、ちなみにスタッフロール後のオマケ映像は無かったので、途中で席を立ってもさほど問題ないと思います。あと、夏の映画だから漠然と山下達郎がED歌うかと思ったら、そうじゃなくて「そりゃそうか」と思った<これはネタバレなのか?

・・・

短いので過去の細田作品を軽く振り返る。

・デジモンアドベンチャー

ウワサでは面白いと聞いていたのだけど、サマーウォーズを見たあとの摂取だったので、

 尺がスゲェ短い

と言う印象が何より大きく、今では一切記憶に残ってることがない。

・時をかける少女

とにかく主題歌がOPもEDも最高。何回歌ったかわからないくらい歌った。ただ、話的にはお調子者の主人公にイライラして、最後泣きまくるのもむしろ清々したわと言う、とても否定的な感想で、二度目を見たいと思ったことはただの一度も無い。

好きか嫌いかで言えば、ハッキリと嫌いだと言える。歌は大好き。

・サマーウォーズ

何回でも見れるような気になってたけど、意外と二度目以降が楽しめない。それはたぶん、ナツキがケンジとは別に意中の人が居たからだと思う。とにかくその点が凄く僕にとって大きなストレスで、それにまつわるエピソードを全て飛ばしながら見る、、、ほどでもないと言う答えに行き着いてしまう。

音楽や演出は良く、永井一郎翁の声が聞けるのも幸せだし、声優全般のクオリティは竜そばより上。個人的な好みでも細田作品の頂点であったのだけど、現時点で「もう一回見たい度」で比較したら、存外竜そばの方がかなり上な感じだな。

・おおかみこどもの雨と雪

全体的に暗い。つまり好きじゃない。ハッピーエンドかバッドエンドかで言えば、たぶんハッピーエンドってことなのだろうけど、一言でくくれないモヤモヤがスゲェ残った。二度と見たいと思わない。好きだと言えるシーンも一切無い。

・バケモノの子

あまり俳優声優を使うのは好きじゃない。どうしてもその人の印象に引っ張られすぎるから。唯一許せるのは神木君くらいで、

 役所広司はどうにも、、、

おおかみこどもがあまりに嫌いだったので、以降の細田作品は見る気が失せたのだけど、しばらく経ってDVDが出たので、何となく見てみたら、

 随分戻ってた。

つまり面白くなってた。相変わらず「女の子の涙」はあったと思うけど。

もう一回見てもいいと再三思ってるけど、未だに最初に見たきり。二回目は印象が変わるんだろうか。

・未来のミライ

他にもあったかなぁと思う自分の中では直近の作品。

 全く覚えてない。

つまらなかった記憶も面白かった記憶もない、、、ということは、極端につまらなくも面白くもなかったんだろうな~。

・・・つまり、

 竜とそばかすの姫は、僕の中では細田作品の中の一二を争うくらいは面白かったってことになる。

もっとも、「そうだろう」と思ったからこそ初日に足を運んだんだけどさ。
※あとたまたま7番スクリーンだったし。てか今回ほぼ初めてだと思うけど、G16に座った僕の斜め前の席に人が居てスゲェビックリした。僕以外にこんな前で見る人居るんだ、って。あと結構寒くて、上着持っていけばよかったってメチャ思ったわ。

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2021年7月18日 (日)

デジラマ近況

ストックが尽きそうになるとアイデアやソースが供給され、辛うじて毎日更新が途絶えてない。中には少々怪しいものもあるし、満足度が高いものもあるけど、一つ確かなのは、

 掛けた時間といいねの数は全く関係ない。

もっと言うと、

 作品のクオリティといいねの数も、ほとんど関係ないと思う。

「誰がどう見ても」、と言う表現は、「誰のことを言ってるのか」を明確にしない限り意味を為さない言葉だ。僕にとっての誰かが、他の人にとっては誰かではないし、全く同じキーワード(ハッシュタグ)であっても、多くの人の目に触れることなく埋もれたりする。

これは、たぶん1万人以上のフォロワーがいるグラマーの方も同様で、特に1000人を超えるような「ガンプラ関連のインスタグラム」は、やはりかなり少数派な気がする。長期的に見ればもちろんいっぱいあるのだろうけど、例えば24時間で達成するケースは、何となくだけど少ない気がする。

 フォロワーが増えれば増えるほど、その濃度は薄れていく。

ありがたいことに今回何十人かのフォロワーさんが増えてくれたのだけど、ひとりひとり見ていっても、

 どこをどうひねればガンプラにいいねをするのか全くわからない

みたいな人も少なからず居る。キャバクラの女の子とか、どこぞの企業とか。もちろん晩飯の写真をアップしまくってる人も凄く多いし、こういう人の多くは、

 凄く気楽にフォローをしてるんだろうな、と。

具体的に言えば、「フォローすることでバックしてもらえたらラッキー」くらいの気楽さで。別にフォロワーが100人でフォローしてるのが10000人でも全く意に介さない、みたいな。

 念のため、そう言う人ばかりではもちろん無いとは思います。

でも、やっぱりそう言う「一見フォロワー」の人は、正直あんまし嬉しくない。相互フォローを期待してる感じがするし、

 そもそもガンプラに全く興味がないような人とかも居るわけで。

百歩譲って風景写真に興味があるならまだいい。雲がキレイとか、朝焼けの海や奥三河の渓流が好きでフォローしてくれるとか。

そうでもないとなると、、、。

何を言ってるかというと、僕はフォロワー対いいねの比率を凄く気にしてるのだよね。フォロワーが100人の時に100のいいねが貰えるのと、フォロワーが1000人の時に100のいいねが貰えるのは全く意味が違う。ガンプラや風景に興味がない、一見フォロワーの人達は、きっと今後何度更新したところで二度と僕のインスタを覗きに来ない人も少なからず居ると思うのだ。

 どんどん比率が悪くなっていく種だと思うのだ。

もちろんクオリティや更新頻度の低下という「こちら側の理由」でいいねをしなくなることはあると思う。でも、正直開始から数作を経て、20作目以降くらいからは、特に大きなブレイクスルーがあるわけでもなく、さして新鮮味もあるわけでもない新作を投下し、それでもコメント下さったりいいねして下さる方もそれなりに居るわけで、

 なかなか難しいもんだなぁと。

「鄕に入っては郷に従え」と言う言葉もあるから、ささやかな僕のこだわりなど捨てて、さくさくフォローしてどんどんフォロワーを増やし、分母をとにかく大きくしていいねを稼ぐ方が、むしろ健全なのかも知れないんだけどさ。

・・・

僕はフォローをほとんどしないのだけど、その分凄くフォロワーさんやいいねをくれた方のチェックをしている。ハッキリ言う、

 僕ほどチェックしてる人はそうそう居ないんじゃないかというくらいよく見る。

フォローしてなくても更新したら24時間以内にチェックして、気に入ればいいねをするし、凄く気に入ればコメントを残す。コメントの頻度も、相互フォローの関係じゃない人としては、突出して多いと思う。いや、フォローウンヌンを抜きにしても、僕はコメント頻度が高いと思う。

 そのくらい良く書く。

僕が「実のないフォロワー」さんを嫌うように、
※念のため繰り返すけど、それは「最初から二回覗く気がないようなフォロワーさんのこと」ね。ガンプラを投下してなくても毎回見に来て下さる方、いいね下さる方は「大切なフォロワー様」です!

 ちょいちょい賞賛のコメントをくれる人は、たとえフォローしてくれてなくても凄く嬉しくありがたい相手だと思う。

これは強く思う。と言うか、なんだろ、

 「フォロワーの数が多くても、それに伴っていいねの数も多いような人」

が、個人的には健康的だと思う。その過程でこちらからもフォローするのは有りだと思うし、ある程度の頻度と最低限のクオリティ
※コメントが面白いとかも含む
があれば、ぶっちゃけ僕もやぶさかでない。

 僕の目指すゴールは、1000人のフォロワーさんと1000のいいね。そして、フォローが100人。

言葉にするとシンプルだけど、これは本当に容易じゃない。フォローをしないのは実のあるフォロワーさんを増やしたいことと、自分を安売りしたくないこと。フォローをしてくれたからフォローするという人は、ぶっちゃけひとりも要らない。
※例外はあるけど。あるあるさんとか明言してたし

 「この人のネタをフォローしたい」と思って貰えるネタを、毎日投下していきたい。そのために僕はフォローをしないのだ。

あ、ちなみにもし僕にフォローして欲しいと言う人が居たら、おっしゃって戴ければたぶんフォローします。ここまで読んでくれただけでそれに値すると思うし。

・・・

先日O澤氏の「豊橋駅前ゲルググ」が600オーバー。今日「エモい夕焼けのドム」が700オーバー。正直言うほど嬉しくない。いいねをしてくれた人を見ても、ほとんどがガンプラとは無縁で、「その1枚しか見ない」人が大半。そう言う一見さんはフォロワーにもならなければコメントも書いて貰えないし、ただただ記録として「現行フォロワー数より多いいいねを貰えた作品」が嬉しいだけ。

では、個人的に嬉しいフォロワー、いいねとはどんな人か。

・コメントがイカス

・古い作品までチェックしてくれた

・ご自身もガンプラ関連を高頻度で投下している

ガンプラは、上手い方のが嬉しいけど、素組でも愛があるポージングなら全然OK。逆に凄く上手くても、写真がぞんざいだと全く来ない※頭が半分切れてたり。他の人が全然やってないようなネタはグッと来る。
※ガンダムにオリンピック競技をさせたり、絵を描いたり、誰もやったことがないようなミキシングビルドをしたり、電飾が凄かったり、旧キットにこだわりがあったり、、、

もちろんデジラマを掘り下げてる人は嬉しい。けど実際全て投稿のごく一部がデジラマで、大半は制作途中や完成品というケースが多い。

 僕みたいな例は特例中の特例って感じ。
※毎日完成品を投稿するとか、田中達也さんくらいしか知らない。てかプロだと思うし

最近は英語でのコメントも散見されるので、翻訳アプリを使って返事を書いたりするのだけど、今日の「sick!」はちょっと戸惑った。国によっては「ムカつく」みたいな意味だったりするらしく、「かっこいい!」って国もあるという点を注視しつつThanxって返したけど。

 でもちょっとこの歳になって英語でコミュニケーションしようとしてる自分が誇らしかったりもする。

みんな「やろうとすれば」結構簡単にできることをしているのだけどな。プラモの技術よりずっと簡単なことを。

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2021年7月17日 (土)

竜とそばかすの姫

今日(7/16)が公開日で、見るつもりだったので見てきた。

事前情報はCMを2、3回見ただけ。相変わらずの細田節だろうと思ってたけど、、、

 案の定そんな感じだった。

見始めてすぐ感じたのは、細田守と新海誠は、二人とも商業アニメの勇でありながら、そのアプローチが全然違うということ。

新海誠は、アニメに「情緒」があり、「作品性」が強い。細田守は、あくまで僕の印象だけど、商売として成立する損益分岐点をきっちり把握して、量産出来る体制を整えつつ「商品」をリリースしている印象があった。

ちなみに庵野監督は作品性どころか「趣味性」が強く、そこに共感出来る「深さ」が彼の魅力かな、と。ある意味宗教に近いみたいな。

ただ、僕はミーハーであり、ハリウッド映画が大好きな人種。商品としてリリースされようと、それが面白ければ全く問題はない。むしろどんと来いってくらいだ。

 「竜そば」はまさにそう言う映画だった。

クリスの評価としては★★★☆か、おまけしてもう1点付けるかというところ。

ネタバレ一切無しで言うのは難しいけど、

 何も情報を得ずに言っても、見てるそばからいろんなことを意識せざるを得ない

そんな映画だった。まるで映画の方からネタバレされているような。
※意味わかんないでしょ?大丈夫わかんないように書いてるから

僕はほぼほぼ情報無しで見に行って、結果この評価と満足が出来たので、もし見に行くなら、やはり何も見たり読んだりせずに行くのを強くオススメします。

 「相変わらずの細田守作品」

それを期待してる人ならそう強く裏切られることもないと思いますです。あ、逆に見ようか揺れている人が一番気にしてるであろうことも伝えておきます。

 サマーウォーズと比べてどうか。

ハイ、当然サマーウォーズの方が面白いです。ただ、感動の最大値は、僕は竜そばの方が高かったかも知れない、もしくは近似値まで上がりました。

 まぁその程度の期待で見に行くのがちょうど良いのではないでしょうか。

・・・

以下ちょっとずつネタバレに入りますがその前に、、、

予告の一言感想。

・アイの歌声を聞かせて

アンドロイドの女の子が高校生と友情を紡ぐ感じ。監督は「サカサマのパテマ」「イヴの時間」の人。とっても青春臭が強く、地雷と紙一重。でも面白そう。

・ヴェノム2

普通に面白そう。正式なタイトルは違います。

・アーヤと魔女

吾朗が監督のジブリ作品。初のCG映画で、どう見てもジジだろって言いたくなるキャラや、まるでどこかで見たことがあるようなキャラがてんこ盛り。しかしよくCGで作ろうと思ったなぁ。もちろん観に行く気はない。

・妖怪大戦争

寺田心クンが、神木隆之介君の立ち位置になって三池崇史監督が作る妖怪映画。それ以上でもそれ以下でもない。子供が小さいなら一緒に連れて行っただろうけど、当然行く気はない。テレビでやってたら見るかもくらい。

・鹿の王

原作はノベル。ファンタジー世界でウイルスがはびこり、その特効薬になりうる血液の持ち主の血の繋がらない親子の話。音楽がイイ感じで、IGの安定感がにじみ出てる。結構面白そうだけど、見に行くかと言われたらたぶん見に行かないかな。

・・・まぁ予告はそんな感じ。あとしんちゃんとか、すみっコとかはいいか、と。

で、

 竜そばのネタバレ感想に、、、

まず掴みがスゲェ良かった。精細感が高く、テレビモニターではブルーレイクラスの解像度を持ってしてもこの迫力を出すのは難しいだろうな、という「絵と音」の迫力。高精細な水彩画を思わせる新海作品と違い、完全なCGで「持って行く感じ」が細田クオリティ。また、

 このときの歌が相当イイ。

と言うか、この映画ではかなり「歌が上手い」というのがキーになっているのだけど、実際問題本当に歌姫と呼べるようなキャラを構築するのは凄く難しい。本当の歌姫なら、現実世界でもそれで成立してるはずだから。

そのズレをどうごまかすかだけど、本作はCGの演出でかなり上手くごまかせてたと思う。

しかし、その後立て続けに「泣きの細田」が。

細田作品と言えば女の子が泣くので有名だけど、今回もきっちり数回その場面があり、

 それ、ホントに要るのか?

と思ったり。まぁウーの白いハトみたいなもんなのかも。

ただ、そこまで涙を引っ張らなかったのは○。

個々のキャラはサマウォ並に立っていて、親友の有能さは、主人公の辛さをかなりキレイにサポートしてくれているし、幼馴染みで「死ぬほどイケメン」の「シノブくん」のかっこよさも相当なレベル。

 そらみんなから恨まれるわ

とシミジミ思ったり。

「U」という仮想現実世界は、「デジモンアドベンチャー」の頃からの十八番であり、サマウォの時よりさらに磨きが掛かった高精細な迫力を存分に見せてくれる。今回は「ジョン」だけで「ヨーコ」は出てこなかったみたいだけど。

途中で、「どう見ても美女と野獣、、、あ!だからベルか!」と気付かされ、さらに追い打ちを掛けるようなアングルでのダンスシーンは、ともすればバッシングの対象になるのでは?と思ったり、でも、

 ぶっちゃけこれだけ重要なシーンなのに、ちっとも感動出来ない音楽で無念。

音楽は正直もっともーーーっとメロディアスでフックの強いもの「ばかりに」して欲しかった。何というか、僕的に合格点なのは、

・オープニング

・素顔での歌

この二つだけ。二つ目は、今思い返してもトリハダがが立つ。最初曲調だけでは微妙だったのが、終盤のジョンを絡めた演出で、

 まんまと持ってかれた。

映画の前にトイレでトイレットペーパーを畳んでポッケに入れて置いて良かった。見に行くなら、ハンカチやティッシュは必須レベルですぞ!ってネタバレの中で書くことじゃないか。

終盤のたたみ方も上手かったけど、正直ケイ君の年齢が不詳だったのがちょっと気になった。あの子は子供なのに竜みたいなオッサンキャラが安定し過ぎじゃないの?とか、シノブくんと三角関係になるの?とか。あと、Uのアイドルみたいな女の子のリアルは一体誰だったの?知らない子?とか。

一番良かったのは、学園のマドンナが体力バカに恋してる設定&シーン。ニヤニヤしながら見れた数少ないシーンであり、

 カップル成立の瞬間が見れる幸せ。

しかし、ベルの正体がさえないあの女の子ってことになったら、学校とかクラスとかどうなるんだろうってワクワクが、きっと見た人みんなの中に湧きまくるんだろうな~。竜は竜じゃなくなるのかとか、シノブくんと付き合う≒釣り合いが取れるのはむしろ「すず※主人公の名前」だけって感じになるのかなぁとか。

世界のキーパーソンが全て一堂に会してるサマウォみたいな痛快さは無かったけど、気持ちを煽るクライマックスの音楽は、ピーク時サマウォと比肩してたと思うし、最近は涙が嫌いで敬遠してた細田アニメだけど、見に行って後悔は全く無かった。レイトショー1100円は十分元が取れたって感じだったな。

 やっぱ★★★★にするわ。

てかOPの歌がまた聴きたいなぁ。てかあの映像があってこそかもな~。

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2021年7月16日 (金)

FFBEエクスヴィアス~アリーナとか~

月ノ丞さんがフレコメで「オートバーサク禁止にしろや」と書かれてたけど、自分は割と、少なくとも今週のランキングアリーナに関しては、

 楽しんでると言っても過言ではない程度に楽しんでいる。

アリーナの何が楽しいの?って思う人も、世界中に4兆人くらい居そうではあるけど、

一言で言えば、「アタッカーの裏をかく」のが楽しい。

「アタッカー」とは、つまりは「こちらを攻撃してくる人達」。本人的には攻守と手間が軽減される現実もあるので、特に悪意はない場合もあるけど、

 悪意がないことをアピールしなければ、悪意として受け取られる可能性があることを知った上でそのアピールをしてないのなら、それはつまり悪意と同義

だとも思ったり。順番が多少グチャグチャになるけど、

「悪意がないアピール」とは、つまりはリーダーにリースを設定していると言うこと。

 「オレは手間を軽減するためにリースを入れてるだけ。だから見てわかるようリーダーにしてるから、そっちも踏まないように気を付けろよな。」

もっとも、そう言うプレイヤーは相手が誰であれ、「負けたところで全く気にしない」ケースが多いとも思う。

 リース艦隊を組むくらいお金を落としてるわけだし。

だから、「負けたくない人の気持ち」を理解するのも難しいのかも知れないんだけどさ。

ともかく、

そう言うアタッカーを含めて、「アリーナで負けない」為にはどうしたらいいかを書いていく。

ちなみに、現状僕の連勝は180くらい。今の状況でなら、悪くないと思う。

●相手の情報をよく見る

戦闘前にわかる相手の情報とは、

 プレイヤーの名前、リーダーのキャラ、プレイヤーランク

レートや順位はあまり重要じゃないし、レートに左右されて(躍らされて)負けてしまっては元も子もないので、その辺りは今回は不問にする。条件を満たした上で少しでもハイレートの相手を選ぶのは問題ない。

・プレイヤーの名前

これは、相手によっては「特定されないように頻繁に変更する」人も居るので、情報の信憑性としては希薄に思えるかも知れないが、実はそうでもない。倒しやすいパーティを組んでる相手を逐一チェックし、
※サクアヤが居ないとかも含め
「天使リスト」に加えておくのも、連勝を伸ばす重要なポイントだし、アタッカーを連続で踏まない為にも当然意味があるのだけど、

 踏んでしまったら二択を強いられるわけで、それは「負けない戦い」には反する。

そう言う意味では、リスクが低そうな相手を選びつつ、クリアならリスト入り、くらいがひとまずの使い方だ。

・リーダーのキャラ

リース、ジークだけでなく、ボーナスキャラ全てと、

 不自然に弱いキャラも地雷の可能性がある。

今回の連勝中に一度だけ二択を迫られてしまったことがあったのだけど、その時の相手はワッカだった。

ワッカもボーナスキャラだったのかも知れないが、☆3スタートと言う事もあり油断してしまった。

 プレイヤーランクが極端に低いならいざ知らず、230を超えてる程度相手がワッカをリーダーにする可能性など皆無なのに。

ともかく、「絶対選んではいけないキャラ」の中には、☆3キャラも含まれると言う話。

あと、ビッグスウェッジやアバランチジェシーもややリスキーなので、その辺りのリーダーはまず踏まないようにする。

これだけでかなり負けは減るはずだけど、さらに、、、

 リーダー設定で読み取れる安全なキャラが居る。

「僕の構成に対して」は大前提になるのだけど、

・チェイナー
・ヒーラー
・アクスター、レイン

この辺は安パイの可能性が高い。

チェイナーとは、「基本二人セットで入れるキャラ」。比較的多いのはソル。あとヴィンセントやティナもまぁまぁ多い。リュックもそこそこ居るかな。

チェイナーを選ぶメリットは、「5体の内2体が確定する」ことにある。ほとんどのパーティにはジークが入ってるので、それで3体が確定。残り2体のうち1体がボーナスなら、リースは1体しか入らない。それならやられる可能性は「無い」。

ヒーラーも、同じような理由でリスクが低いし、そもそもアタッカーパーティには「絶対にヒーラーは入ってない」。油断するのは、一見ヒーラーかな?と思わせてそうじゃないエアリス。パッと見「どのエアリスかわからない」ので注意が必要だ。

アクスターやレインを使っている人は意外と多い。チェイナーとして入れてる人も多いが、そうじゃない単騎でリーダー設定してる人も結構居て、

 かなり安心して選べる。

まぁあくまで僕の経験則ではあるけど。

●プレイヤーランク

一言で言えば、高ければ高いほど危ない。「270」なんてランクの人が、ぬるい普通の構成にしてる「わけがない」。

全ての条件をクリアしてなお、そうした高ランクを選ぶか、レートを下げた低ランクを選ぶかは、まことに悩ましいポイントではあるのだけど、

 そう言う時、過去踏んだ名前のリストが活きたりするし、新たにリストに加える機会でもある。

高ランクプレイヤーは、ただリスクが高いだけでなく、耐久も高い場合がある。普通ならサクッと倒せる相手でも、回避やHPが予想外に積まれていて、エアリスだけ残る、みたいなことが起こりうる。

 まぁ負けることはないけどね。

ただ、199以下のランカーでも、時折ヤバイ構成をしてる人が居るので、油断は禁物だ。

・・・

さて、それらを全て考慮してなお負けることがある。それは、

 相手の情報が改ざんされるタイミングで、リーダーと中身が一致しないことがある。

つまり、リーダーは弱いキャラなのに、中身は、

 リース5体

なんてこともあり得る。と言うかあり得てビックリした。

これは正直かなり厳しいのだけど、つい最近対処法を見つけた。てか、我ながらよく気付いたなぁと思うけど、

 この攻略法は、全員が全員使えないかも知れない。

その方法とは、、、

 みんなが(と言うかそう言う攻撃性の高いアタッカーが)遊んでない時間に集中的に稼ぐ。

例えば平日の日中や、夜間であれば3時過ぎなど、「ほとんど誰もやってないような時間」であれば、リーダーの設定は変わらない。つまり、

 リース5体の艦隊は、リーダーもリースのまま

これは我ながらよく気付いたなぁと思った。さらに言えば、そう言う誰もやってない時間帯はラグも少なく、とても快適なので、もしランキング週で「張る」時は、みんなより1時間早く起きてプレイするのが結構イイかも知れない。

●僕のパーティ

今週は何がありがたいってティーダがボーナスキャラである点。今後もしレギュラー陣がボーナスキャラであるなら、残り一枠をティーダにしたいくらい彼は有能だ。

 彼の有能さは、全体攻撃にデスペガが付随してる点にある。

デスペガは、相手のバーサク、リレイズ、バリアを剥がしてくれる。こちらの攻撃は相手をデバフする前提ではないので、デメリットはない。

・ヴィンセント フェンリル HP14316 攻2911

 デスペナルティ、アーデンの帽子、絶ダークコート、吹雪のオーブ、スーパーリボン、フェンリルシナジー、闇を払う力、海で遊ぼう、真なる英雄

・ジーク アニマ HP37392

ソードブレイカー、源氏の盾、真グランドヘルム、常闇の鎧、デイジーのアームガード、ダークローブ、英雄土、好奇心旺盛な少年、衝撃吸収装置、金剛不壊

・ティーダ オーディン HP19343

ウリック、エスカッション、アーデン、グランレヴェリー、朱雀旗、三日月、チョコボ大好き、闇を払う力、新人スフィアハンター×2

・ヴィンセント イフリート HP14589 攻2649

 デスペナルティ、ユライシャ、デモンズメイル改、吹雪の緒オーブ、ビティリウムリボン、純白の祝福、闇を払う力、選ばれし王の盾、一流のトレジャーハンター

・ルミナ ディアボロス HP10702 攻1329 ※人キラー200%

 クロスガイオン、アーデン、グランレヴェリー、セーフティビット、天使のイヤリング、チョコボ大好き、格闘装備、運命の覇者、クールビューティ

・・・

ルミナのHPはフルポット。フルドアにしようか迷ってるけど、特にルミナだけ落ちたことはないのでこれでいいかな、と。

全員ゾンビ以外の状態異常耐性と、闇耐200以上。ジークはちょいちょいMP0になるのでリピートは通常攻撃。暗闇とかも喰らうけど気にしない。ボナキャラは完全におまけ。以前は残鉄剣させてたりしたボーナス枠だけど、今はその必要性を感じない火力がある。
※あくまで無条件戦ではだけど

ヴィンセント二人でもそこそこ落とせるけど、ルミナが居れば盤石。こちらのアタッカーはこの3人で必要十分。ルミナを使ってる人は凄く少ないのだけど、一人で12000~16000削りうるキャラはこの子だけだと思うんだけどな。当然全員真両手。

・・・

ソルを入れる気持ちもわかる。無属性3回ダメージ×Tレザードで9回チャンスがあるし、NVだから耐久もある。現状魔壁を入れてる人はほとんど居ないし、物理回避で避けられることもない。

 ・・・ソルのがいいかも?笑

そう言えばパーティにも2体居たことに、「今」気付いた。まぁ今から組み上げるのも面倒なので、僕はヴィンセントでいいかなって思うけど。あと、3回攻撃アビは使えない週が一回多いし。あともし相手に魔法壁が入ってたら一気に苦しくなりそうだし。

ちなみにTアビが使えない週は、ヴィンセントをクラウドにした構成でやってたけど、これは常闇×2+ルミナのがイイかも知れない。二刀で手裏剣持たせるのもいいかな。

・・・

ともかく、アタッカーを回避しつつ連勝を伸ばすことの何が楽しいって、

 攻略してる感があること。

どうにかしてこちらを負かそうとしてる相手に情報で勝る、智慧と工夫で勝る感じが何とも楽しいのだ。

しかしただでさえリースがウザがられるのわかってるのに、なんでまた配出することにしたんだよって思った。それは僕の感情がそう思わせたのであって、

 理性では理由はわかる。リース艦隊を組む人はお金を落とす人だからだ。

大多数の金にならない連中のストレスより、少数の利ざやに傾注したバランス取り。当然かも知れないが、「大多数側」としてはイラっとする。まぁその流れでニーズが厚いホークアイを再度ピックアップしたり、新キャラの瑠璃&パールでお茶を濁したりしたけど。

まぁ今回書いたような攻略法で、よほどの場合以外は対応出来るし、ぶっちゃけ負けたところで知れているからな。

●強敵

シンの3Tクリアはかなり苦労した。結局ほぼ自分だけで何とかした感じ。てか、

 壁を入れずにどうにか出来ないかずっとやってて、どうしても2ターンで倒せなかったので、諦めて壁を入れたら割とサクッと倒せた感じ。

ついティファを3凸にするためにアルティマニアを再開しようかと思ったほど。でもそれやらなくて何とかなって良かった。

パーティは、

 アンビエ、ジェクト、ティーダ、ベアトリクス、ティファ。

ダメは、ジェクト426M、ティーダ923M、ティファ1025M。ステボーナスが無い2凸でこの数字はさすがティファだけど、火力を全てティーダに集中した方が良かったかも知れない。

てか、最後にHPが1%残るのをスッキリ忘れてて、「あとちょっとか!!」なんてこともあったりしたけど、無事倒せて良かった。

マスタークラウンはリアルマネーで買えるようになっちゃったのである意味価値が下がったとも言えるけど、当然買う気はないわけで、まだまだ貴重であることに変わりはない。

 てかこういう相手の時でも、ロカ+マダムで何とかなったんだろうかなぁ、、とも思ったり。
※3T目に撃てる計算?だよね?違う?

●赤

中身はともかく、赤クリが降ってくるのは凄くテンションが上がる。10連11連で含まれてることはあるけど、ホント降ってくる赤は熱い。ビリビリしてるし。

全て俯瞰すれば、決して最高の引きがあるわけじゃないのだろうけど、自分的には十分なペースで出てくれている。

手前から、ユウナ、レディパール、アリーナ、ロカ
※他にもスノウ、ファイサリス、アーデン何かの初組も

2~3体に一体新顔が手に入ればそれで溜飲は下がる。相変わらずホークアイは居ないし、瑠璃も出なかったけど、リュックやアーロンはさほど興味もなかったし、手持ちラピスが枯渇するでもなく、のらりくらりと遊べている。

 モチベが高いわけではないのだけど。

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ともかく、今週は1000位には入りたい。中身がレイン×2とかガブラス×2はさすがにツライので勘弁して欲しいけど。てかせめて2凸時や3凸時のメリットが大きいキャラにして欲しいよ。2凸してもLBチャージすら付かないとか、スパトラが全く魅力無いとか、3凸カードもヨワヨワとか、「はぁ」って感じだからな。

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2021年7月15日 (木)

つれづれに

つれづれに書く。

●ゲキカラドウ

ジャニーズWESTの子が主役らしい「辛い系グルメドラマ」。いかにも原作がありそうなタイトルだけど、詳しくは知らない。ネットフリックス。

流れ的には、営業の仕事で取引を開設に行く→けんもほろろに断られる→辛い物を食べて開眼→それがなぜか活きて話を聞いて貰えると言う感じ。

 既視感爆発だけど、別段大したことはない。

重要なのは二点。

・辛い食べ物を前にしたときの心の声の描写がなかなか良い

・でもたぶん実際は全然食べてない

演技と言ってしまえばそれまでだけど、孤独のグルメと違うのはそこにリアリティが薄い点。普段から辛いのを食べる番組を見慣れてると、

 あまりにも安易に食べ過ぎてるように見える。

念のために書くけど「実際に食べてないか食べてるかはわからない」。ただ、

 食べてないようにしか見えないくらいは「平然と食べてる」。

「フィクションなんだから」と言ってしまえばそれまでだけど、
※もしくは「ジャニーズなんだから」
実際に食べたり飲んだりするグルメマンガが大半だと思うと、例えそれが激辛なものであっても、違和感は拭えない。

3話くらいまで視聴。評価は★☆。

●孤独のグルメシーズン9

安定と言えば安定。でもいい加減マンネリと言えばマンネリ。特に思うこともなく、相変わらず美味そうに食うイノガシラさん。評価は★★。上と大差無いのは、新鮮味が全く無いから。

●悪役令嬢シーズン2

正式名はスッキリ忘れた結構好きだったアニメの続編。てかやったばかりだったと思うけど、このタイミングでシーズン2が始まったってことは、最初から2クールセットで企画が進んでたのかも。

1話はまぁまぁ面白かったけど、2話目は何か「痛すぎ」て、途中で止めてしまった。1stの時はそんなことは無かったのに、これも新鮮味が無くなって飽きが来てたからなのかも。

評価は★☆。続き、見るのかなぁ。これもネットフリックス。

●高嶺のハナさん

4冊全てキンドルで買って、

 相当満足!

距離が一向に縮まらないもどかしさも、それが一気に急接近する気持ちよさ、嬉しさも、読後の感想は「かぐや様は告らせたい」に凄く近い。

主人公がピュア過ぎる点、容姿端麗有能無比な点も同じ。違うのは身長とか年齢とか環境とか、、、

 好きになる相手のスペック。

かぐやさまは「努力家」の白銀に恋をするが、ハナさんは「純真無垢で仕事は出来ないダメ夫」に恋をする。

ハナさんの、相手の全てを認めるスタンスが心地よく、作画のレベルもかなり高い。

1話がメチャ短いのが物足りないところもあるけど、裏を返せばテンポが良いとも言える。

とにかく泣くシーン、涙をにじませるシーンがメチャメチャ多く、さらに「瞳の描き方」もかなり個性的。あ、「泣く」と言っても悲しい涙じゃなくて嬉し泣きが大半なので、読んでてストレスは極めて少ない。

 ある意味川柳少女並に嫌なヤツも出てこないし。

評価は★★★★に上げる。娘には強くお勧めしたいけど、それを話す機会がないんだよな。

●気楽に書く話でもないけど、、、

ずっと働いてくれていたパートさんが辞めることになり、シフトがムチャクチャきつくなりそうな気配。てか、「キツく」ってどの程度?と思うかも知れないけど、

 まぁ一ヶ月休みが無くなる可能性が出てきてるくらい?

てか定休日作ればいいとか、営業時間をグッと短くすればいいとか、考えられることは少なく無いし、もっと言えば、

 今までコロナの「悪影響」をほぼ受けずに来られたことに、僕は強い感謝を抱いている。

働くところが無くなったわけじゃないし、自分が健康で普通に働けるなら、それは働けばいい。休みだからって昼過ぎまで寝てることはめっきり少なくなったし、
※そもそも仕事が忙しくて、疲れてサクッと寝オチしちゃうケースが増えた

 最低限自分ひとりで店を切り盛りする「覚悟」があれば、そこまで困ることもないのかもな、と。

「困る」とは、「負の感情」だ。どうしたらいいかわからなくなって、不安になる。でも、「覚悟があれば」、別にそう強く困ることもない。覚悟とは、

 店が回らなくなったら一時的に店を閉めてもいい。
※数日ではなく数時間の話。あと仕入れの日1日とか

人を雇うと言うことは責任を持つと言うこと。人が減ると言う事はその人に関する責任が無くなり、その分自分の責任が増すと言うこと。

何が一番嫌なことなのかを自問自答したとき、

 仕事が忙しくて休みが取れなくなることより、負の感情に覆い尽くされて自分の思考がネガティブに汚染されることの方がイヤだ。

誰かを責めたり、自分の境遇を呪ったりしたくない。そんなのかっこ悪い。

つまり何が言いたいかと言えば、

 健康でありたいって話だ。

●クールハッカスプレー試してみた

自店で売ってるヤツ。マスクにも使えるとメーカー公称があったので、あんま売れなくて見切ったこともあって、自分で買って使ってみた。

最初全然出が悪くて、大丈夫か?と思ったけど、途中でガンガン出まくって、

 結果掛けすぎた。

でその掛けすぎたマスクを掛けてみたら、、、

 !!!スゲェ強すぎる!さすが掛けすぎ!

まず目に来る。シパシパする。そして強力なハッカのニオイ。嫌いではない。てか以前自店で売っていた「ソフティカ」というメンソール系のニオイが付いた、定価5500円自店500円のマスクを思い出す。

 特に吐息が臭い系の人にはオススメ出来そう。つまりオレ。

冷感の度合いは、所詮気化熱なのでそこまで永続力はないけど、それでもひとときのヒンヤリはあるかな。

ウチの価格は見切りで税込438円(本体399円)。たぶんどこよりも安いと思うけど、、、

 近所に住んでないと買えないよね。

ハッカのニオイは蚊が嫌がるイメージなので、そう言う意味では虫除けにもなるかなってちょっと思った。実際なるかはわからないけど。

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途中でも書いたけど、最近は仕事が忙しくて、自分の時間になっても疲れてすぐ寝オチしてしまう。充実してるがゆえかもとも思うし、特に何かやりたいことがあるわけでもないのだけど、どこか無駄使いしてる感は拭えない。

デジラマを量産することで、「日々生きた証」が増えていく。それはブログの内容が希薄化するのとトレードオフだったかも知れないけど、それでもそれなりの満足は積み重なった。きっとこれは何年かして振り返ったとき、

 あの時楽しかったな~

と思える類のことだと思う。「カタチが残る物」ってのは、往々にしてそう言うものなのだ。

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2021年7月14日 (水)

もしももしもボックスがあったら

ドラえもんの道具で一番欲しい物は何?この質問は、たぶん1億回くらい全世界で為されてきた気がする。

 僕は迷わず「エスパー訓練帽子」。

今も昔もそれ。これはこの帽子を被ると超能力者になれる、、、訓練が出来ると言う物。

人に寄ってはタイムマシンという人も居るけど、

 あんな怖ろしい道具、いくらお金積まれても乗りたくないと思うのだけど。

落ちたらどうなるかもわからない。過去を変えることで未来がどうなるかもわからないし、未来を知ることで現在がどうなってしまうかもわからない。戻れる保障も無いし、過去や未来の自分に出会ったときにどうなるのか、想像しただけで背筋が凍り付く。

 ドラえもんの道具の中で一番要らない物がタイムマシンと言っても過言ではない。

てか、ぶっちゃけ「自分以外の知り合いがチョイスする」ことすら怖ろしくなる。

どこでもドアはちょっと魅力的だけど、見る度に「出口にもし人が重なってたらどうなる?」と怖くなる。水の中だったら、「こっち側も」水没したりしないんだろうか。

小学生の頃は「瞬間リターンメダル」が欲しかった。つまりA地点とB地点を一瞬で行き来出来る手のひらに収まるくらいのメダル。てかこれも、

 メダルの在る場所に人間が居たら、その人と「重なってしまう」んじゃないかという怖さがあるけど。

ドラえもんの道具には、多かれ少なかれそう言った「ブラックな側面」があると思う。それは藤子F不二雄先生の他のSF短編集とかを読むとよくわかる。そう言う面をフォーカスした作品も少なくはないのだ。

で、もしもボックスの話。

もしもボックスというのは、いつも思うのだけど、

 お願いした人にはお願いした記憶は残るのか。効果は及ばないのか。

もうその回の話はほとんど覚えてないので、その辺のケアもされていたのかも知れないけど、例えば、

 「もしももしもボックスが普通に存在する世界だったら」

と言うリクエストだった場合、「第三者が使うもしもボックスの効果が自分にも降り注ぐことになる。が、記憶や効果はどちらのユーザーにも現れるのか」みたいな。

 まぁ言ってしまえば面倒くさいことをいくらでも考えられる。

ただ、

 「もしも世界中の人間が全員幸せになったら」

と言うリクエストだとしたらどうなるだろうか。「幸せであることの定義」は人それぞれだから、後進国や未開拓の原住民にとっては、僕らとは全く違う幸せが訪れるのかも知れないし、逆に何でも手に入る人にとっての幸せは、安らかな死かも知れない。てか、

 ひとりのアイドルが好きな二人のファンがどちらも幸せになるにはどうしたらいいんだろ

とか、

 幸せにはなった、が、その直後に不幸せになった

ってのは有りなのか?「幸せでありつづける」ことをリクエストした場合、

 死ぬことが幸せになると言う価値観や文化、薬?が発明されるってことになるのかも。でなければ、「幸せであり続けられはしない」。いや、

 死んでも転生して幸せを続けるということなのか!?

スンゲェ小さい話で言えば、

 欲しいガンプラがいつでも2割引で買える世界

とかだとどうだろう。バンダイは凄まじい数の工場を造ったりするんだろうか。逆に僕が欲しいガンプラが「意識の中から消える」可能性もある。「欲しいガンプラ」が一切無くなれば、このリクエストは達成されているということになる。

 もしもボックスは、なかなか怖い装置であること以上に、善意での利用で世界を一気に明るく照らすことが出来る究極の道具かも知れない。

 「エネルギー問題や食糧問題、高齢者の問題などが全てクリアされる世界」

は、もしかしたらスペースコロニーが実現されているかも知れないし、土地と食料とエネルギーの問題がクリアされるなら、「人間は死ぬ必要がなくなる」かも知れない。ボケとか植物人間とか、本人が人間であることを終えてしまった場合はまた別の問題が浮上するとは思うけど、例えば体の99%、いや、100%が機械になってしまっても、人間だったときと同じ思考回路や価値観、倫理観で行動し、見た目も、例えば若い頃のままであるなら、その人生は永遠に続いていくかも知れない。

ロボットによって人間の仕事が無くなる世界は、往々にしてロボット達の反乱によって人類が滅ぶカタストロフ?に帰結しがちだけど、一方ではウォーリーのように「至れり尽くせりのロボットに生活を守ってもらえる」可能性だってある。

 何が幸せなのかは、難しいところだけど、それでも諸問題が全てクリアされるリクエストは、もしもボックスの「有益な利用法」としては、大いに有りな気がする。

てか、もしもボックスって壊れたらどうなるんだろ。

漠然とした記憶では、以前の世界に戻せなくなる、だった気もするけど、変更後の世界が最良であるなら、戻せなくなっても構わないのかも知れない。

「人間が全員幸せな老衰で死ぬ世界」だとしたら、世界はどう変わるんだろうか。交通事故死がなくなる、、、けど、植物人間にはなる。そこから「老衰死するまで生き続ける」のか、そこで幸せな気持ちになって死ぬ薬が発明されるだけなのか。

事故死が無くなるということは、飛行機は落ちないし、船とかも難破しない。登山は全員成功するから、気候変動や地殻変動で、エベレストとかが平地になってしまうかも知れない。死ぬリスクがあることがどんどん無くなっていって、コロナも瞬間的に収束。食べ過ぎで死んだり、のどに餅を詰まらせることもなくなるし、

 もちろん死刑もなくなる。そして犯罪を犯したいと言う衝動すらも消え失せる。

ちょっと怖いけど、全世界が本当にひとつのファミリーのような関係になったりするかも知れない。

「かわいさ余って憎さ百倍」。逆恨みで殺すこともないなら、気持ちすらももしもボックスによって操作されるかも知れない。でもそれが幸せであるという価値観が浸透して居れば、何にも問題はないのかも。

働きたくないと言う人が増えると世界は回らなくなってしまうから、「働きたい」という気持ちが大多数の人間に植え付けられる。人より良い暮らしをしたいという差別的価値観は平滑に均され、貧富の差もどんどん是正されるかも知れない。

 智慧や知識も平均化されるのかも。

・・・もしもボックスがなくても、そう言う世界は実現しうるのかも?

いや、実際には不可能。それはわかる。でも、全ての人が幸せになるためには、何をどうすればいいのか、を考えてる人は居そうだし、仮に「全ては無理でもある程度多くの人」なら、結構な人が目指してても不思議は無いと思う。

フェイスブックで実名によるコミュニケーションを「是」とさせたのはホント凄いと思った。匿名掲示板のモラルは相変わらず低いけど、その存在価値そのものが低くなって淘汰される可能性は十分ある。きっと、「完全な正解」は無い。でも、

 もしもボックスにその設定をした場合、世界をどう変えるかと言う調整、即ち「正解のレシピ」は、存在すると思う。

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それでも僕はエスパー訓練帽子が一番欲しいけどね。道具に頼らず、自らが超能力者になれるってのがイカス。大変で全然進歩がないかも知れないけど、

 そのくらいがちょうどいいとも思うから。

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2021年7月13日 (火)

生活に活を入れたいなぁ

何というか、「よどみ気味」。何が悪いと言う事でもないのだけど、最近は疲れて寝オチパターンが多い。0時半くらいに起きてブログ書いてインスタのネタを作ったり。満足出来るものが作れればいいけど、なかなか。

雨降りの夜に窓を開けてプラモ作っても大丈夫なんだろうか。エアコン効かせてダラダラとコンシューマのゲームでもしたい気もするけど、特にブログに書けるようなタイトルもなく。

世間の同世代(30代後半から60歳くらいまで)は、何を日々の生きる糧としてるのだろうか。釣りとかアウトドア系が好きな人、スポーツ観戦やライブが日常だった人、漠然と盆栽や囲碁やらは、イマイチ日々の楽しさがよくわからない。

・・・

やはり一つのことに集中してる時の方が、「プライベートが充実してる」気がする。当たり前だけど、睡眠時間を削ったり、眠さが限界に達して「もう無理!」ってなるような趣味の方が、「生きてる」感じがする。

浦沢直樹のMONSTERを一気読みして明け方雀の鳴き声が聞こえてきた時とか、

FF12のナブディスでイージスの盾という取るに足らないアイテムを手に入れる為に11時間同じ場所で周回してたりとか、

PSOでフローズンシューターを手に入れたときも6時間くらい続けてやってた気がするし、
※実際はその日以前も相当やってたけど。50時間くらい

マリオメーカーでみんなにも満足して貰えつつ、毎日のように「自分が楽しめるマップ」を作り続けてたのもイイ思い出。てかマジでSteamみたいに過去の財産が半永久的に楽しめるプラットホームに統一して欲しい。

テラリアも楽しかった。マリメカみたいに自分でアクションマップを作って、友人を呼んでは遊ばせて、、、。素人が作ったマップを2時間も3時間も掛けて遊んで貰って「達成感スゲェ!」とか言って貰える幸せ。最高だった。

ドラクエIIのラゴスが見つからなくて、関連するセリフを全て書きだしていったり、

ウルティマIVのフィールドマップをマス単位で全てマッピングしたり、

スマブラXの音楽を全部集めつつお気に入りをブログにアップしたり、

HAGANEのプレイ動画を録画してたらどんどん上達が楽しくなってタイムアタックし始めたり、
※ファミコン「キングコング2」でもやった。こっちはマッピングまでしたり

初代ゼルダは工作用紙にフィールドマップを描いて、色も塗ってニヤニヤしたりしたし、

女神転生の最後「アンフィニ宮殿」は、マッピングのスペースが足りなくて方眼ノートにどんどん貼り足して最後までマッピングした。

・・・

デジラマは相当楽しかった。もしかしたら今後さらに大満足の一作を作る日が来るのかも知れないけど、マリメカ同様クリエイティブな趣味を永続するのは、大量のエネルギーが要る。「こういうモノが作りたい」というモチベーションのストックが減ってくると、勢い惰性やら妥協やらが顔を出してくる。

 それは違うかなぁと。

てか継続的にずっとプラモを作ってアップしてる人を、今更のように尊敬する。いや、僕だって小学生の頃は相当作ってたし、ペースそのものが早かった。

 今だって同じだけ時間を使って同じクオリティのものを作ろうとすれば、同じように量産される理屈はある。

でも、当時と違って「同じクオリティでは納得出来なかったり」する。トラ縞で塗装する勇気は、今の僕には無いのだ。

ちなみに今少し興味が沸きつつあるのが、

 VOXEL

「ボクセル」と読むのだけど、要は、

 制作に特化したマインクラフトのようなツール、、、と認識している。

実際は違うかもだけど、いわゆるドット絵が2Dの作品なのに対し、ボクセルは3D。立方体を組み合わせて「何か」を作る。

インスタにも大量の作品がアップされている。小さい物は縦横高さが20ブロック程度のものから、大きい物は、

 マインクラフトの世界では実現不可能だろうと思える広大&高精細の遺跡のようなものまで。

ツールは無料みたいだったけど、使い勝手とかまだ全然調べてない。

これも「クリエイティブな趣味」であり、あらためて言えば特に今作りたいと思うものはない。でも、テラリアやマインクラフトだって、遊び始めた当初から作りたいと明確に意識していた物はなかったし、それらと決定的に違うのは、その作られた世界で遊んだり動かしたりと言う要素は見受けられない、

 「ただのオブジェクト」ってこと。

それでも、色や透明度、輝度にもし縛りがないのなら、チンケでシンプルだろうと、まるで未就学児が作るレゴのような車や家だろうと、

 自分のイメージをカタチにするのは楽しそうかな、と思ってしまう。

まぁそれを言うなら、まず目の前にある積みプラを崩せって話なのかもだけど。

・・・

結局閃光のハサウェイも見ずに終わりそう。あんなに「オレは見なきゃダメだろ」な空気に満たされてた映画も少ないのだけど、やはり最寄りのシネコンでやってなかったのが痛い。

そう言えば今月はまだ一度もネットフリックスを見てない。今日が10日だから、1500円の課金のうち500円をドブに捨てたカタチになっている。こちらも飽きてきたのかも知れない。

ろくに遊んでないゲームだってPCの中にあるし、別段遊んだことがあるゲームを再度遊んでも楽しめないわけじゃない。一度見た映画をもう一度見るのは、一時期もったいないと思ってた頃もあるけど、今はそうでもない。楽しければどう使ったっていい。

何とも言えない切迫感というか、脅迫感?に駆られてる気がする。

 ぶっちゃけいつどう死んだところで、笑顔で満足などできやしないだろうに。

まぁそう言う意味では、アンリーシュドとメガサイズユニコーンを完成させることが出来たのは、僕の人生の中で結構大きな「達成項目」だったと思うし、不完全燃焼とは言え、ドラクエの最新作(現時点で11)を未クリアで終えた、つまり「ゲーム側ではなく自分側を理由にして終えた」のも、未練という意味で言えば良かったかも知れない。

 ドラクエ12をやるまで死ねない!なんてこともない。

エヴァの最期も見届けたし、次々に心残りは消えていく。まぁ子供たちに結婚して貰って孫の顔が見れたらいいな、とも思うけど、「子供の顔」と「孫の顔」なら、前者の方が僕にはずっと価値が高かった。それは既にクリア出来ている。ありがとうマイファミリー。

サイフの中には、14万7千円。「高嶺のハナさん」を4冊買ったとか、DMMで百式とザクレロを注文した、いろはすのパイン味を一ケース買ったなどの出費は、既に支払い済みだ。特にPS5を買う予定もないし、ゼルダのブレスオブザワイルド2は2022年らしいけど、明確な予定でもない。出たら遊びたいけど、遊べなくてもそこまでショックじゃないかも。

プレミアでも欲しいほどのプラモはないけど、強いて言えば「工場見学」に行きたいかなって思った。もちろんデジラマの為。でも本当に欲しいのは「MSが入る格納庫」の写真だから、工場じゃ物足りないんだよな。近所にスペースシャトルの整備工場出来ないかな。

・・・

こないだ夜寝る前にメロンパンを食べた。ゴツゴツしたクッキー生地の方ではなく、安っぽいクリームがサンドしてあるタイプ。カロリーとか考えたら、これ以上ない愚行だったのだけど、特に他に食べる物が無く、
※たこ焼きをレンチンする気合いもなく
でもどうしても食べたくなって食べた。

 こういう時にもっと低カロリーで僕の空腹を満たす食べ物がきっとあるはずだと思うのだけど、、、

まぁそれは「生活に活」とは関係ないわな。

 

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2021年7月12日 (月)

マンガ2つ、スマホゲー2つ

小さいネタをひとまとめ。それでも短いかも。

インスタやってて表示される広告の中で、まんまとやってしまった(開いてしまった)もの。ちなみに課金は一切してない。

●SAVE THEM ALL

アプリゲームの広告によくあるのが、「どう考えてもその選択はねぇだろ」とつっこみたくなる「ヘタを演じたプレイ動画」。自分ならそんなヘマはしないとばかりに、

 試しにやらせてみろよ

と言う気持ちを刺激する。

 まぁ上手いとは思うけど、いい加減飽きた。

飽きては居たのだけど、それとは別に何となくやりたくなってしまったのだからしょうがない。

画面内に主人公が居て、放っておくと上からトゲが降ってきたり、ゾンビが斬りかかってきたりして必ず死んでしまう。なので、タッチ&スワイプで「ワイヤーのような物」を手描きし、それらを防いでくれ!

的なもの。評価は、

 おしなべて低く、やってみてすぐその理由がわかった。

 広告が多すぎる。

一面のクリアは、ともすれば数秒で出来るレベル。難しくても5分程度なのに、2面クリアごとに入る広告がとにかくウザい。

何がウザいって、

 同じ広告が多すぎる

 広告自体が長い

 プレイ時間に対する広告表示のウェイトが長すぎる

だったら課金すれば?ってなもんなのだけど、そこまでのタイトルでもなく、ただただダラダラと、

 87面までプレイしてしまった。

「それって面白いってことなんじゃ?」と考えてしまう人も居るかも知れないけど、

 クリスの評価は☆(1/10点)

イメージ通りの物だった。てかブログで触れるかも知れないと思って消してなかったけど、これで気持ちよくアンインストール出来るわ。
※消しちゃうとタイトルがわからなくなるから

●Skingshot Stunt Driver

こちらも同じように2面ごとに広告が入るのだけど、上のヤツと決定的に違うのは、

 表示される広告がまだマシ。あと広告を全部見るか、途中で止められるかが、報酬の善し悪しにリンクされている。

つまり、5秒で止められる広告なら、2面ごとでもまぁ許せる。でも30秒見せられる広告の為に「報酬を2~6倍にするギャンブルをする」と言う選択肢もある。

 そのさじ加減が悪くない。

ルール的には、パチンコで車を弾き、その車がゴールエリアに着地もしくは通過出来ればクリアというもの。

報酬のコインで、パチンコ、エンジン、報酬のレートアップを強化することが出来、

 310円払えば広告を無くすことが出来る。

この価格設定がスゲェ絶妙。もし100円だったら課金してたし、500円だったら絶対しなかったと思う「ちょうど良く迷うレベル」。

ただ、僕の人生は短い。ここで少しばかり足踏みするくらいならいいけど、課金してガッツリ遊ぶほどは、、、面白くもないのだよな実際。

車の挙動は割とちゃんとしてるのだけど、崖に着地したりするとそのまま止まるまでずっと「すべり落ちるサマを見続けなければならない」という枷があり、
※それをスキップすると報酬がほぼゼロになる。途中でそれでもいいことに気付いたけど

 クリス評価は★★。

意外と高いが一切オススメはしない。広告頻度を考えたら、人生の無駄使い以外の何物でもない。310円をポンと出せるなら、やってもイイかも知れない。

●ゴッドオブブラックフィールド

縦読みのフルカラーマンガ。ぶっちゃけ単行本が出てるなら買ってもイイかもと思う程度に面白いのだけど、、、

 傭兵部隊のエースが、いじめられっ子の高校生に転生。いじめられっこたちを気持ちよくぶっ飛ばしていく話。

それだけで十分楽しそうなのだけど、、、

 無料で気持ちよく読めるのは数話だけ。

もどかしいぜ。まだ5話だけど、評価は★★★☆。面白い。

●高嶺のハナさん

バリバリのキャリアウーマンのOL華さんが、不出来で見た目も冴えない男性社員に恋する話。裏表在りまくりな華さんのキュン死するレベルな行動と言動に萌える。

 評価は★★★☆。

これも4話くらいまでしか読めず、もどかしい。単行本出てるなら間違いなく新品で買うレベルだけど、、、出てないのかな、、

 って普通にAMAZONにあったので、思わず2冊ポチった!

がしかし、、、

 甘くない!あまりにも、、、甘くなさ過ぎるっ!

かぐや様が加速度的に距離を縮めていったのに対し、ハナさんはあまりにも厳しすぎるっ!もどかしすぎて、

 1冊読み終わる頃にはちょっと飽きてた!

つまらなくはないけど、結構お腹いっぱい。

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たまにはマンガやスマホゲーもいいかなって思った。何も生み出さないけど。

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2021年7月11日 (日)

ザ・ファブル

ちょいちょいアプリの広告に入ってきてたので、少しは知識があり、ちょっと面白そうだな~と思ったのも数年前の話。映画化されたときは、

 岡田准一好きだから見に行きたいかも

と思ったのだけど、邦画にあんま良い思い出が無く、ビデオ待ち。そうこうするうちにネットフリックスで「借りずに見る」文化が定着。でも新作に接する機会は激減してた。

 そしたらテレビでやるという。

これは録画しないと!と気合いを入れてタイマーオン!

 見たのは放映から一週間くらい経ってから。

まぁそんなもんだ。

僕は原作をほとんど読んでないので、知識は映画の範囲くらいしかないのだけど、見て最初に思ったのは、

 キャストが豪華だなぁ

いや、たぶん豪華じゃない。これが普通なのだろうけど、普段あまりテレビドラマを見ない自分からしたら、脇を固めるキャスト、、、佐藤浩市、向井理、木村文乃、山本美月、佐藤二郎(※この人は「何人も居る」ので大抵の映画に出てるけど<ウソだぞ!?)、安田顕、福士蒼汰、、、わかる人だけでもこんなに出てて、

 なんか入りやすい映画だなぁと。

てか、

 山本美月は、普段は「イノセント過ぎて微妙」って感じだったけど、

 この映画の中では、めちゃしっくりハマリ役。

いや、それを言うならやはり岡田准一か。

原作の作画は、正直ヤンキー色が強い画風で、あまり好きではなかったのだけど、
※調べたら原作者は「環状族」と呼ばれる暴走族経験者だそうな

 岡田准一は、イイ感じにそんな僕の抵抗感を薄れさせてくれたというか、彼の持つ善人オーラが、

 まさにこの作中の主人公にピッタリ!

てか「先に映画があったんじゃないの?」ってくらいしっくり来ていて、見ていてニヤニヤしてしまうと言うか、

 監督使い方わかってるな!

監督自体は知らない人だったけど!

アクションシーンが売りになりそうな後半の展開だけど、正直状況がわかりにくい場面が多く、やや冗長気味。あと、

 山本美月の変顔シーン長すぎ。

ハッキリ言ってあの3分の1でいい。てか、

 もっと主人公を映せよ、と。

 もっと主人公のかっこいいところを見せろよ、と。

柱になるエピソードを軽視しちゃダメなのも、原作があるのもわかるけど、例えばドナーのスーパーマンが小さなエピソードで「凄さ」をこれでもかと堪能させてくれたように、もっと小物との小競り合いで絶妙に「普通を演じたところ」みたいな、

 多角的な普通演出が欲しかった!

それほどにファブルというキャラは魅力的だと思ったし、「もっと!」って感じになった。まぁそれはつまり監督の撮り方が上手かったってことなのかも知れないけど。

・・・

冗長気味と思えるシーンがあっても、全体通して飛ばした場面は無かったし、続編もとても楽しみな感じ。てか、

 原作読んじゃおうか揺れてる。

でも微妙に絵が好きじゃないし、、、どうしよう。

アクションシーンは、全部が全部岡田准一がやってたわけじゃないみたいだけど、正直もっとCGとか使って「異質さ」を演出して欲しかったかな。頼まれて「6秒で殺す」シーンで「3秒」ってのもイカスなって思ったけど、ああいうのもっと欲しかった。

 ある意味イイ感じに物足りなくて、まさに「劇場公開記念」でテレビ放送するのにピッタリな内容だったとも思う。

つか山本美月のあの格好、なんなん?AVに出る人の格好かと思ったわ。

・・・

文句とべた褒めがない交ぜになった感想だけど、クリス評価は★★★。合格点ではあるけど、不満も少なくない感じだったかな。てか、

 いくら猫舌でもああはならねぇだろ、と思いつつも、それを期待してる自分が居る時点で、「術中」にはまってたのかも知れないな。

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2021年7月10日 (土)

デジラマのコツ~その5~

これで最終回。

●5.ピント

ちょっと前にも書いたけどもっかい書く。これもデジラマをやり始めて気付いたこと。つまり、デジラマをやってない人は、もしかしたら今でも知らない事かも知れないこと。

 普通の写真はピントが合ってて普通

「普通の写真」とは即ち、風景写真であったり、人物写真であったり。

人物写真の場合は、被写体にピントが合っていれば、それ以外の背景はむしろぼけていた方が「際立つ」ので良しとされることもあるし、その傾向はインスタやLINEなどのSNS文化の加速によって、スマホカメラの性能にも大きな影響を及ぼすようになったと言っても過言ではない。

 つまり、スマホカメラで普通に人物を撮ると背景は結構ぼける。

しかし、風景写真や巨大な被写体、例えば巨木とか船とか飛行機とかだと、別段ぼけたりしない。

これは、スマホのカメラのチューニング、もしくはパーツの性能が、

 ピンボケを「二次関数的にジャッジしている」から。

近ければ近いほど被写界深度は狭くなり、花や人物は対象物以外はぼけやすく、遠ければ遠いほど、「物理的な距離差」による被写界深度=フォーカスする範囲は広くなる。

 プラモを近くで撮影した場合、わずか2cmの落差でも、手前に伸びたビームライフルの先がピンボケしたりする。

 同じスマホで作業現場の写真を撮ると、手前の金網と、現場、更にその奥の民家にまでピントが合ってたりする。

これを意訳すると、、、

 実物のリアルな縮尺では、ピンボケは起こりにくく、プラモやジオラマのような近景だとピンボケが起こりやすい

と言うことになる。

なので、以前流行った「風景写真をジオラマ風に撮る」は、まさに中心の一部分にだけピントを合わせ、それ以外手前も奥もピンボケさせることで、

 「まるでジオラマのような被写界深度の狭い写真」が出来上がる

と言うわけ。

つまり、「ジオラマではなくデジラマ」を作りたい場合、被写界深度は広ければ広いほど良い。「手前と奥をピンボケさせればジオラマ風になる」なら、「全ての被写体にピントが合っていれば実際の風景写真風になる」理屈だ。

だがしかし、スマホのカメラのF値(被写界深度を決める値)は、正直そこまで大きく無い。
※この数値は大きければ大きいほどピントが合う範囲が広がる。僕のGalaxyS10だと、1.5か2.4の二択になっていて、一眼レフとかだと10以上の数値に設定出来たりする

 プロモードにして当然のように2.4を選択したとしても、得られる近距離撮影のプラモは、往々にして手前や奥がピンボケするのだ。

さらにそのピンボケは、トリミングして風景に置いたときにも違和感を醸し出す。

 風景の中の中心のプラモの「ボディはピントが合っている」のに、「手前に伸びた銃はピンボケ」していて、さらにその手前の風景部分はピントが合っている。一歩引いた後ろ側の足はピンボケしているのに、さらにその奥の遠景はピントが合っている。

 フォーカス、ピンボケ、フォーカス、ピンボケ、フォーカス

そんな写真が出来上がってしまうのだ。

「これではリアリティもクソもない」。と言うか、パッと見の違和感の正体がこの「ピンボケの混在」であることに気付いても、

 どう直せばいいのかがわからなかった。

がしかし、ある日、スマホのプロモードで「ピントの合う距離を手動で設定出来る」ことに気付き、

 だったら手前も奥もそれぞれ別々に撮影して、あとから合成すればいい。

結構な数のデジラマを作ってきてるけど、これも大きな発見、進化だった。

確かに、プラモが超絶上手い人は多いし、中には一眼でF値を上げて撮ってる人も居る。でも、現状スマホで撮ったり加工したりして上げてる人が大多数で、そう言う上手い人のガンプラでも、手前に伸びた手や武器はピンボケしていたりする。

もちろんそれは「普通」のことだし、それによって迫力を感じるケースも少なく無い。でも、

 迫力とリアリティは別物。

カメラでもスマホでもなく、肉眼で目の前に1/1のガンダムが居た場合、

 そのガンダムはピントが合っているはずなのだ。全体的に、どこでも。
※視力が弱い場合は別として

・・・

でもだがしかし、ただピントが合っていればそれでいいわけでは当然ない。重要なのは、

 馴染むこと。

周囲の背景がピンボケしてるのにプラモだけバシっとピントが合っていてもダメだし、高速で移動しているであろう戦闘機にピントが合いまくってるのも、「思いっきり不自然」なのだ。「1/1立像」は動きが遅く※もしくは止まっているからピントが合うのであって、飛んでるコアファイターや、遮断機のすぐ向こう側を通過する電車には、肉眼のピントも合わない。

 どう見えるかを再現するのがポイントだって話だ。

ちなみに、これらの知識は鉄道模型にリアリティを持たせたい場合にも大いに活かせるはずなわけで、逆に言えば僕みたいなデジラマ青二才が3ヶ月で気付いた程度の知識など、とっくの昔に咀嚼され出力に活かされてたりする。

余談だけど、鉄道模型は、ガンプラ以上に「リアルなジオラマを作る」ことにウェイトが置かれている印象もあるから、デジラマ要素は遠景や雲に止まる場合も多いけど、作品から得られる「リアリティの手ざわり」は、シミジミ勉強になるなぁと思う。

●情報量の話

これは直接デジラマのコツの話ではないオマケの話。

プラモをかっこよく作ろうとした時にちょいちょい出て来る「情報量」という言葉。デカール、スジ彫り、段落ちモールド、メタルパーツ、塗り分け、汚し、最近だとクラック塗装とかも、プラモの情報量が劇的に増す。

 僕のプラモは、無改造で汚しもなく、デカールすら貼ってなかったりする。

でも、

 その情報量の少なさを、実際の背景が思いっきり補ってくれている。

ジオラマのリアリティは、どこまで行っても本物には敵わない。ジオラマの価値や凄みは、目の前で見た時にその精度や完成度が物語るもので、モニター越しには、

 脳内で「ジオラマなのにこのクオリティ」と言う補正が掛かっている。

なので、「まるで実写にしか見えないジオラマ」は、とてつもなく凄く感じるし、僕も大好き。ならば、

 「まるで」ではなく「ホントに」実写ならどうか。

僕がデジラマを「やろう」と思ったのは、カトキ先生のガンダムフィックスがきっかけだが、それも「(架空の)絵なのにまるで本物みたい」と言うリアリティの妙味に惹かれたからだ。

 「情報量の多さ」をプラモではなく背景に持たせた物が、僕のデジラマなのだ。

で、ふと思えば、僕のプラモでも唯一情報量が多めなものがある。

 アンリーシュドガンダムだ。

実際それを使ったデジラマは、他の物よりクオリティが高く思える。つまり、

 情報量の多い作例を使ったデジラマなら、今より更に強力なオーラを放つ可能性が高まる。

前回の「あるあるグフ部隊」で隊長に任命された方のグフとか、ホントスゲェ。

 ああいう作例を使ってデジラマを作らせて貰えたら、、、

てか最新作の黒いガンダムは正直何に出てたのかも知らないけど、グロスがかっこよくて、ウットリレベル10!

 これを、他に大都市の夜景をアップしてる人の背景写真と重ねつつ、ネオンの反射を描き込むことが出来たら、、、

「他人のフンドシで相撲」を非とする人も居るかも知れないけど、将来的にはそう言うデジラマを「たった一つでも」作れたらいいなって思うのだ。

●余談

次何作ろう。候補は、

・HGマークII
・HGガルマザク
・HGドムトローペン
・PGザク
・HGグフ

とか?てか結局ガンキャノンにもデカール貼ってないままなんだよな~。細かい虫も入ってくるし、ムカデとかゴミムシとかアリとか蜘蛛とか出まくるし、どうしようか。塗装ブースがある人とかってエアコンの効いた涼しい部屋でプラモ作ってるのかしら。

・・・

僕がインスタを始めるきっかけになったのは、自店のチラシを作ってくれている広告社の人に、ドムの写真を載せて貰ったことなのだけど、今回5枚の写真と共に僕のアカウントを宣伝してもらったら、、、

 その人のそのネタに、353いいねが。

その人は1000人ちょいのフォロワーとフォローの人なので、僕より分母が大きいのはわかる。353人のいいねの中には、僕にいいねしてくれてる人も当然居るのだけど、ちょっと気になったのは、

・向こうにいいねするとこっちのいいねも増えるように出来ないか

・自分のネタじゃないのに「自分のネタの過去最高いいね」をマークしてしまったのは、むしろストレスではないか

一つ目は、普段から「gunplaphotography」とかで表示されてる作品に付けたいいねは、ちゃんとその作った人に付いているのかってことも含めて気になってる。リポストした人と二人に付くってことは考えにくいし。

二つ目は、その人の過去最高いいねが250ほどの中で、他人である僕のネタが一番になってしまったことの申し訳なさと、「350」と言う数字が僕の中で決して小さくない「羨ましいいいね数」である事実。

 友人のガンプラで作ったデジラマが、とんでもなくたくさんのいいねを勝ち得てしまった場合、どんな気持ちになるんだろうか、と思ったり。

 せめて一番は自分のでありたいとも思うよね。正直なところ。
※幸い現状は「プラモも背景も自分で用意したもの」だけど

まぁ全部自分で用意出来てれば、そんな心配は無用なのかも知れないんだけどさ。

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2021年7月 9日 (金)

デジラマのコツ~その4~

続き。

●縮尺

これは凄くわかりやすい。単純に大きさがしっかりとリアリティを持っているかどうか。

 全長18mのガンダム、足のサイズは6mくらい?アムロの身長は172cm?

道路の幅、横断歩道の幅、人間の身長、車の高さ、ビル1Fで3m、、、

僕がもっと頭が良ければ、

 ガンダムまで20mの距離があれば、仰角が何度くらいでちょうど画角に全て収まる

みたいなこともはじき出せるのかも知れない。

初期の「豊橋のザク」では、それら縮尺に関する考慮を一切しなかったために、

 「身長7mくらいのザク」

まるで東部ワールドスクエアか?ってなくらい小さなザクが出来上がることになってしまった。

もちろん素材がSDであったり、

 アッガイであったりすれば、その限りではないと思う。

最初から「本来の大きさじゃないことに抵抗がない」なら、厳密に精度を上げていく必要は全く無い。

ただ、そう言うのではなく、出来るだけリアリティを出したいその上で、

 2体のMSを画面に入れる場合

これがなかなか難しい。と言うか難しかった!

「ガンダムとガンキャノン2」を作ったとき、手前のガンキャノンはバシッとドヤ顔で立っている。しかし、あまりにもそのままじゃ画面が寂しいと言うことで、キャノンを左にズラして、そのやや後方の建物の後ろにガンダムを立たせようと思ったら、、、

 何が難しいかわからないですよね?

「そんなのちょっと小さくして置けばいいんじゃないの?」。僕もそう思いました。

でも、、、

 ちょっと小さくして置くと、、、

 ガンダムがそのまま小さく見えちゃう。

「ガンダムを撮影したときの角度」が「その距離感で破綻がない前提」で撮られてないから、ただ小さくしただけだと、違和感がなかなか消えない。

「遠いからガンキャノンより小さくて当たり前」とも思うけど、

 地面の「奥行き角※水平度?」がかなり浅く、ガンキャノンの足元からそのまま奥に伸ばしていったとき、ガンダムの足が建物を突き抜けてこちらにはみ出してしまった。
※わかりやすく言うと「ガンキャノンの左足の1m後ろに、建物の後ろに立ってるはずのガンダムの右足が表示されてしまった」

「角度」のところでも書いたけど、

 プラモと背景は正解の位置関係がたったひとつだけある。

プラモが2体なら、、、

 3つが正解の関係にならなきゃ破綻してしまう。
※つまり難度が高くなっちゃう

その分、完成したときの「しっくりパワー」がより高くなるわけで、だからってわけでもないだろうけど、「ガンダムとガンキャノン1」は1650ものいいねを貰えたのかもしれない。

 しっくりパワーがとても重要なのだ。

ともかく、「正解じゃないガンダム」を使って「正解を探そうとしても」、絶対に正解にはたどり着けない。「絶対に」だ。しかし、

 「最も正解に近いガンダム」は存在する。

つまり、「破綻はしてる。が、割とわからない」。それも縮尺を極めていく上でとても重要なポイントだなぁと昨夜の僕はしみじみとPCの前で寝息を、、昨日は寝てないわ。理解咀嚼した。そして、

 1mm単位でガンダムの大きさを変えては、画面から離れて見て、違和感の体感を繰り返した。

・・・しっくり来てない。ガンダムが思いっきり小さく見える

・・・しっくり来てない。ガンダムが近い割に小さく見える

・・・しっくり来てない。ガンダムの足が(建物に隠れて見えないけど)地面に着いてない気がする

・・・しっくり来て、、、むむ?、、、これは、、微妙に、、、しっくりか!?

最後の最後、エフェクトでごまかすこともあるけど、

 全てがしっくり行った場合、エフェクトはハッキリ言って不要。

果たしてこのブログを読んだ人の何人が「ガンダムとガンキャノン2」を見てくれるかわからないけど、、、

 せっかくなので久しぶりに画像を貼ろうかな。※小さいサイズだけど

22  ←これが完成。
 ガンダムの大きさ、角度にスンゲェ苦労してるとは誰も思わないんだろうな~。何とか建物の向こう側に立ってるように見えてくれればいいけど、、、

続く。

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2021年7月 8日 (木)

デジラマのコツ~その3~

続き。

●3.境目

境目とは、「プラモと背景の境目」。つまり、

 虚構と現実の狭間
※かっこつけて言ってみた

円谷英二が飛行機を吊ってる糸を「下から伸ばして天地を逆に撮影」したのは有名な話、、、ってホント有名?ホントに円谷英二だった?テキトーな話。だけど、それと同じように、工夫で「背景写真とプラモとの境目」をよっぽどごまかせる。

と言うか、インスタで「デジラマ」を検索したときにヒットする作品の中で、正直自分のを除いて「しっかりやってる」と思えるのは、第一人者伊藤先生くらいじゃないかと思うほど、「ぞんざいにされやすい」。そして、

 スマホが苦手としてるところでもある。

スマホで精度の高いトリミングをするのはとても難しい。特に、「プラモを撮影するときに背景を意識してブルーバックで撮る」ような人はまず居ないし、最初からデジラマにする前提で光源や光量を考えている人も少ない。

 9割以上が「撮った写真を使ってる」。

そう言う意味では僕もそうっちゃそうなのだけど、違うのは、

 ただトリミングするわけじゃない。

てか、今から書くのは「スゲェネタバレ」なので、僕のアイデンティティに関わることかも知れないのだけど、

 もちろん書く。なぜなら書きたいし、以前も書いた気がするから。

トリミングとは、プラモの形だけ切り抜くことを言う。撮影時の背景とプラモの境目を、マウスやタッチペンでなぞるなどして範囲を指定し、そこだけ切り抜いて別の背景にぺたりと貼るわけなのだが、

 ただ切り抜くと、トリミング時のラインの精度がそのまま露骨に出てしまう。曲線が直線になったり、ちょっとだけ背景色が残ったり

なので、概ね「境界線をぼかす」という機能を使うわけだけど、このぼかす際のドット量は、ぶっちゃけ好みだ。大量にぼかせば粗は見えにくくなるけど文字通りぼける。僕はプラモの場合2~3ドット。影の場合は8ドットくらいにしてるけど、まぁそれはともかく。

ただ、この「ぼかす」を使うと、例えばブルーバックで撮ったとしても、「プラモと背景の境目が青くぼける」ことになる。重ねる先の背景が真っ青なマリンブルーの海であるなら問題はないかも知れないが、実際は「元の背景と同じ色であることはまずない」。

以前は、足元から頭頂部に掛けて、グラデで背景を塗りつぶしたあと、ぼかして切り抜くと言う手順を取っていた。てか、今でも手抜きでやるときはそれでほとんど問題はないし、

 どうやっても境目が汚く浮いてしまうことはある。

例えば僕の作ったヤツの中の「ジーンが串刺しにされるシーン」の、ザクの縁取りを見るとよくわかる。「切り抜きが浮いてる」のだ。

 今ならたぶんこのときよりはマシに作れる自信がある。

手順的にはこんな感じ。

・プラモをトリミングして選択範囲を保存。レイヤーとしても別に作る

・そのプラモを配置する背景をコピー

・プラモ側にペーストして「背景側を格縮したり回転したりさせながら位置を決める」

※これがなかなか難しいのだけど、厳密じゃなくても良い

・プラモとペースとした背景のレイヤーを一切ぼかさずに結合する

・さきほど保存した選択範囲を呼び出し、ここで境界線をぼかす

・プラモをコピー

要は「プラモの行き先の背景に近い色とぼかした状態」にするわけだ。これなら、「地面と朝焼け、高い空のまだ暗いところ」とかもプラモに反映出来るし、違和感は抑えられる。

ただ、それでも「指定したドット以上の色変化」は吸収しきれないので、そう言う部分は、

 範囲指定してはみ出ないようにしつつ、近似色で塗りつぶしちゃう

そんな雑な?と言う方法ではあるけど、「黒の中に青い光」より、「黒の中に塗った黒」の方が、僕が思うに目立たないと思うのだがどうか。

逆に、昨日作った「ガンダムとガンキャノン2」なんかは、ガンキャノンのフチには朝焼けの照り返しがいっぱいあるのに、背景は曇った暗めな状況だったので、

 光ってる部分を抽出して、その部分の色を丸ごと暗くした。

言葉にすると「おおそんな便利な機能が!?」って感じだけど、ぶっちゃけそこまでキレイには出来ないので、そこからさらに微調整を繰り返していくことにはなる。

 そして最後には、、、手で塗りつぶし。

何だかんだ言ってこれが一番強力だ。アラも目立ちやすいけど、

 基本雑な正確なので、ぶっちゃけあんま問題じゃない。

・・・

余談だけど、フォトショを使い始めた人が陥りやすい罠として、

 ついそのまま作業しちゃう

と言うのがある。つまり、レイヤーを別にせず、そのま背景に影を描いたり。でもそれはあとから潰しが効かないので、
※もしくは修正がとっても大変になるので

 ことあるごとに別レイヤーを作って、そこで作業するのをオススメする。

たぶん伊藤さんとかはもっと進化した使い方をされてらっしゃるとは思うけど、自分はまだまだ「忘れないようにしよう」レベルだ。

あと、以前田んぼに寝転んだガンダムを作ったとき苦しんだ「ガンダムより上のレイヤーと、下のレイヤーを同じように色を変えたい場合」。

 凄くわかりにくくて申し訳ないけど、、、

レイヤーを上から、、、

・ガンダムに掛かってる泥

・ガンダム

・田んぼ

このような状態になってるとき、泥と田んぼを併せて同じように暗くしたい時、全てを結合せずに真ん中のガンダムだけ抜くことは出来ない。

 どうやれば、、、と思ったのだけど、答えは簡単だった。

「数値で管理すればいい」。例えば「明るさを-33」とか、「透明度を-17%」とか。全く同じ条件でそれぞれのレイヤーにエフェクトを掛ければ、そこに境目は存在しない。

 果たして誰の参考になってるのやらと思いつつ、、、続く。

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2021年7月 7日 (水)

デジラマのコツ~その2~

続き。

前回は角度の話だったけど、正直「一番重要」なのがそれだと言っても過言じゃない。と言うか、例えば空を飛んでる写真、例えば宇宙での戦闘の写真なども当然ガンダムの世界には存在するし、そこにリアリティを望み、持ち込むことも出来る。しかし、

 接地というリアリティを捨てるということは、それだけでひとつ「枷」を背負うことでもある。

ただ足がしっかり地に着いている、現実世界の地面に立っていると言うだけで、ただそれだけのことで、人間の脳はそのロボットの縮尺を大きく感じてくれるのだ。筆塗りで塗装が厚く、ゲート跡や合わせ目があったりしても、ただ「地面としっくり来てる」だけで、役が一つ付いているのだ。

 プラモがヘタな分を補うには、地上に立たせるのがとても重要なのだ。

塗装の話が出たので、「5つの項目」には入ってないけど少し触れる。

これは以前他で見て「なるほど」と思った話だけど、
※「プラモ狂四郎」だったかも

 1/144のプラモは、塗料の厚さも1/144じゃなきゃリアルじゃない

当たり前と言えば当たり前の話。1/1立像がリアルなのは、表面処理の精度が1/1で、例えばもしデカールがあったとしても、

余白1mmのデカールは、1/144になれば6.9ミクロンの幅でしかなく、実質見えない。

1/8のドールに、いくら細い糸で編んだ服を着せようと思っても、「シルクのセーター」が「麻ヒモのズタ袋」になるのがオチなのだ。

なので、

 エアブラシで少しでも塗膜を薄く精度を高める塗装が出来るなら、デジラマ時にもリアリティの度合いが底上げされる

と断言出来る。もっと言えば、それは少しでもスケールが大きければ大きいに越したことはなく、

 メガサイズ1/48スケールをエアブラシで薄く塗装したものをデジラマの素材として使えるなら、それが(現行なら)トップレベルの「リアル素材」と言える。

逆に、1/144とかもっと小さいサイズのプラモを、塗膜べっとりの筆塗りで作った場合は、その分大いにリアリティが下がってしまう覚悟が必要というわけなのだが、、、

 人には向き不向きがある。

僕はエアブラシも精度の高いディティール作成も出来ない。

 だからその分、他のパートでがんばるのだ<ホントに

てか、話はさらに逸れるけど、、、

 プラモの上手い人の多くが、「プラモをキレイに見せたい」と思ってる、、、と思う。

これはディスってるわけじゃないので念のため。

 プラモが上手い人のプラモは、「基本ドヤ顔」をしてると思う。

写真の中のスポットライトが当たって、「かっこいいでしょ?」と言わんばかり。もちろん作った人も、最初から「そこをゴール」に定めて作ってるわけで、何にもおかしいことなんてない。

 でも僕は違う。僕のゴールは「デジラマ」であって「プラモ」じゃない。

これが面白いのは、「プラモもデジラマも凄く上手くなろうとしてる人」が、現状僕の知る限りひとりも居ないということ。プラモ作りが好きで上手い人は、特にデジタルの作業に注力したり、時間を割きたいと思わない気がする。そんな時間があったら1パーツでもやすり掛けしたり、ピンバイスで段オチモールドを空けたいと思ってるのではないか。

 プラモってむしろそっちが普通だと思う。

でも僕のデジラマは、割と違うのが多い。

・顔が見えない

・全身映ってない

・わざとピンボケさせたりしてる

・合わせ目とかデジタルで消したりすることすらある

「細かなディティールと精度の高い塗装」ももちろんかっこいい。でも、

 「まるで本物みたいに見える」のもまた「かっこいい」のだ。

閑話休題。

●2.光源

わかりやすいところで言えば、「光の角度」。朝撮った写真と昼過ぎに撮った写真では、伸びる影も角度も違う。

でも、細かなことを言えば、「光の強さによって出来る影の濃さ」であったり、LEDか、蛍光灯か、もしくは白熱灯かによっても、「拡散率」が変わって、影の大きさが「太陽光より大きくなる」。

光源からの距離もそうだけど、

 光源そのものの角度

も重要。基本太陽は上にあるし、室内の天井灯も上にあるが、仮に真下からライティングしただけで、脳はその光源の色温度を、室内灯から切り替えて理解したりする。

 これはホント不思議。

普段見える景色が変わることで、「リアリティも変わる」。

 まぁつっても色温度が調整出来るライトがあれば、それでよっぽど事足りる気もするけど、僕は持ってないのでもっぱら屋外撮影。

曇天は気楽でイイ。太陽の方角や時刻を深く考えなくても、それなりにリアルな手触りを得られる。

 でも、ホントは朝焼けとかがエモくて好き。

オレンジの朝焼けの中で撮るだけで、プラモのかっこよさは2段階くらい上がる。風景と光源の角度と色温度がシンクロしていれば、そのリアリティも当然増す。

 写真を撮るときは「ポージングは諦めてとにかくいろんな角度から大量に撮る」。

ポーズを変えてる時間がないし、「撮る時間」の前に、あらかじめバシっと決めておけば、その場で不自然な角度の指にゲンナリすることも少ない。

 目の前のプラモが実物大で、「自分がどこからそれを見ているのか」を考えつつ、光源、、、例えば太陽の向きをしっかり意識しつつ、いろんな角度から撮りまくる。

 すぐ使わなくても、大量に作ってると「案外出番は回ってくる」もんなのだ。

続く。

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2021年7月 6日 (火)

デジラマのコツ

あぶなくアップし忘れて更新が途絶えるところだった。危ない危ない。まぁ途絶えたとて死ぬわけじゃないけど。てか、最近はインスタに熱が上がりすぎて、ブログのことがおろそかになってるきらいもあるけど、

 それもまた人生

ともかくネタが乏しいので今回は短めに、それも過去何度も書いてたような話を。

・・・

デジラマを作るのには、5つの重要な点がある。人によってはもっと多いかも知れないし、少ないかも知れないけど、僕の作ろうとしてる、僕が目指すデジラマには5つだ。

その5つのポイントを全て破綻なくクリア出来ていれば、そのデジラマは強いリアリティを持つと僕は思う。

1.角度
2.光源
3.境目
4.縮尺
5.ピント

この5つだ。ひとつずつ触れていく。

●1.角度

カメラマンである自分の視点と、プラモデルという被写体。これは1対1の関係で、普通にスマホで撮った場合、そこに破綻はない。相手が風景であってももちろんそれは同じ。

ただ、デジラマにする場合は、その関係が崩れることになる。

 ひとつの視点から、プラモと背景の二つの被写体を重ねて見る。

1対1では絶対に破綻しなくても、トリミングして切り貼りする場合はその限りじゃない。しかし、「絶対に正解が存在する」のも事実。問題はその正解にいかに近づけるか、と言うことだ。

例えば、自分の目の前に1/1の立像が建っていた場合、その立像の写真を撮るのは簡単だが、その立像を「上から」もしくは「斜め上から」見た写真を撮るのは難しい。

しかし、プラモの場合は逆に斜め上から撮る方が容易で、各部のディティールもわかりやすく見えるし、好きなところを拡大も出来る。

 斜め上から撮ったプラモに、1/1スケールのようなリアリティを持たせるにはどうすればいいか。

 「背景も同じ角度で撮られていればいい」。

脳内でイメージを膨らませるのは、デジラマに限った話ではないが、慣れないウチは全然ピンと来ないとも思う。

 目の前のプラモがもし1/1だったら、周りの景色はどう見えるのか。

 目の前の風景(写真)にプラモが1/1で存在するとしたら、そのプラモはどこから(視点)撮ったらいいのか。

要はこの咀嚼だ。

さきほど「絶対に正解は存在する」と書いたが、それは「プラモに対する背景」にも「背景に対するプラモ」にも言える。だが、

 厳密に言えば、それぞれがひとつずつの正解しか存在しない。

かっこよく見えるガンキャノンの写真が撮れたとする。これにピッタリしっくり合う背景写真を撮りたいと思う。でもだがしかし、もしかしたらそれは高いビルの上から見下ろす必要があるかも知れないし、「地面を正面の壁に貼り付ける」ことでしか実現出来ないかも知れない。

もし実在していれば、足は地面にピッタリとくっついているはずである。だがしかし、例えば横断歩道の幅に対して、両足の接地幅が半分にも満たなかったら、、、。

 そこには何か絶対的なミスが存在するのだ。

そのミスがなんなのかは、正直経験で徐々に分かり掛けてきている程度の状況なので、明確な正解を提示するのは難しいのだけど、一つ言えるのは、

 接地は、「地面とプラモの関係」であり、そこに建物は考慮されない。

プラモに対する正解の背景があったとしても、「そこに建物や山などの不可侵のオブジェクトが無いとは限らない」のだ。

プラモの写真と背景の写真が2枚あっても、その2枚が上手い具合にピッタリ重なる可能性は、ぶっちゃけ極めて低い。しかし、背景が何もない更地だったり、

 地面のない宇宙であったりした場合は、重なる可能性がグッと上がる。

そして、その重なりこそが「角度が合っている」と言うことなのだ。

てか、昨日の仕入れで、わざわざ8階のビルの窓から写真を撮らせて貰ったにも関わらず、ひとつのビルは「窓硝子に針金が埋め込まれていて視界が悪く」、もう一つのビルは「窓から見える道路の幅が狭かった」。

 前者はがんばって加工すれば何とかなるが、後者は「ビルを壊す」か「MSを壊すか」しなければ、「ビルにMSが埋め込まれてしまう」。

 正解が、「ビルの中」なのだ。

もちろん「そこまで徹底しなくてもいいのでは?」という意見もあるとは思うけど、

 リアリティは積み重ね。

全てが完璧ならそれは本物にしか見えないけど、ひとつ、ふたつと破綻箇所が増えていけば、どんどんリアルからは遠のいていく。もちろんそれでいいというなら何も問題はないし、そうして作られた作品も少なくないけど、、、

 なるべくなら自分は精度を上げていきたいな、と。

短いけど次のレジメは明日。なぜならネタ不足なので。

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2021年7月 5日 (月)

名作劇場版アニメ

ネタ不足なので、思い出話を兼ねて。

ランキングは付けず、「これは入る」「繰り返し見てる(見るに堪える)」、この二つの条件を満たす僕の好きな劇場版アニメの話。視聴回数ではなく、例えばふとしたタイミングで見る機会があったとき、
※ネットフリックスにリストインしたとか、テレビでやってたとか
思わずそのまま見てしまう、そんな作品について触れる。

 熱量とは別に、「耐久性」にウェイトを置いて考える。

●パトレイバー ザ ムービー

 絶対入る。何回見てるかわからないくらい見てる。絵的な満足感だけでなく、展開に無駄がない、キャラに魅力がある、音楽がいいと、結構昔のアニメなのに、多角的に良い。ついでなのでヘキサグラムを考えると、、、
※各項目5段階

 話5 絵5 音5 テンポ5 好み5

つまり満点なのだ。僕にとってのパトレイバー劇場版一作目は。一番好きなのは、シゲさんと二人で共鳴に気付くシーン。

●カリオストロの城

 当然入る。視聴回数ではダントツトップ。「聴いた回数」でもトップ。ビデオが無かった頃は、音声だけ録音して繰り返し聴いてた。だからセリフも概ね言える。まぁ僕らの世代なら「普通」だと思うけど。

 話5 絵5 音5 テンポ5 好み5

当然満点だ。てかこれが満点じゃないってのは、人としてどうかと思う。一番好きなのは、、、難しい。30年くらい時間が欲しい。

●ヒックとドラゴン

 別に日本のセルアニメに限らない。てかCGアニメの中では、かなり上位に入る傑作の中の傑作。いっぱい良いところはあるけど、最も素晴らしいのは、主人公ヒックの性格がとても前向きなことだ。不遇な体格にめげず、腐らず、見ていて嫌な気持ちにならない。バイキングという環境も、他のメンツを含めとてもスッキリした性格で、繰り返し見ても全然飛ばさないで見られる。

 話4 絵5 音5 テンポ5 好み5

話が4なのは、オヤジが分からず屋なのがもどかしいパートがあるから。それ以外は問題なし。一番好きなのはカンペを落としたあと持ち直すシーン。好き過ぎる。音楽も最高だ。

●妖獣都市

 好き過ぎて何回見たことか。特にヒロイン麻紀絵の「美人度」が、声優込みで飛び抜けて高く、場面毎のメリハリも良く出来てる。個人的に大好きなのが挿入歌で、そこばかり繰り返し見てしまうほど好き。世間の評価が低いのはエロ過ぎて18禁扱い?だからだろうな~。故永井一郎翁の名演技も堪能出来る。

 話5 絵5 音5 テンポ5 好み5

項目には入れてないけど、声優という項目があったらそれも間違いなく5。一切の隙がない完璧な布陣だ。一番好きなのは件の挿入歌のシーン。二人の気持ちが一気に近づく。

●天空の城ラピュタ

 昔好きじゃなかったのは、メリハリの点で弱いと感じたのと、カリオストロという前作が偉大すぎたため。てか、カリオストロは冒険スペクタクルアクションなのだけど、ラピュタは僕にとって「小さな恋のメロディ」。シータとパズーの二人の心が近づいて行くところが本作のキモであり、魅力の根幹だと気付いてからは、一気に評価が上がった。てかこれを一位に推す人も多そう。

 話4 絵4 音4 テンポ4 好み5

全体的に点が低め?なのは、見ていてそこまで「おおっ!」と思ったところが無かったから。一番好きなのは毛布に二人でくるまってるシーン。最高!

●君の名は

 新海誠作品は、他のも概ね見ているつもり。
※秒速、雲のむこう、言の葉の庭、天気の子、ほしのこえだけは記憶が曖昧かな

そんな中で、「もう一回見たい」と思って最初から再生出来るのは、実はこの作品だけ。繰り返し、と言ってもまだ5回くらいしか見てないけど、相変わらずヨツハはかわいいし、音楽も最高過ぎる。警報のシーンだけは毎回飛ばしてしまうけど。

 話5 絵5 音5 テンポ4 好み4

個人的には、最後にふたりが出会ったあとどうなったのかが気になる。一番好きなシーンは、「好きだ」。

●ペンギンハイウェイ

 好き。全面的に好き。友人のnori君は微妙だったみたいだけど、自分的には今回挙げた並み居る名作たちと十分肩を並べられるくらいの傑作な位置づけ。

何が好きかって、主人公のキャラクターがとにかく素晴らしい。知的で冷静。最初から最後までほとんど感情的にならない「小学生」というのが、希有of希有で、さらに著しく好み!いじめっ子に対する毅然とした態度や、復讐の仕方、おっぱいやお姉さんに対する好意を隠さないところもいいし、

 めちゃ大人なんだよ。それも凄くかっこいい大人。

それを踏まえつつ話も面白い。最後やや悲哀な雰囲気を醸し出すものの、そのあとの未来、何年何十年先の未来に夢を託せる終わりなのも、前向きでジーンとする。

 話5 絵4 音4 テンポ4 好み5

一番好きなシーンは、、、友達が転んで顔が泥だらけになって大泣きしてるところ。何気ないシーンなのに、作画が気合い入ってて、主人公の冷静な「大人さ」の真逆なリアクションがイイ。てか友達最高!

●紅の豚

こないだも録画したのを見直したばかり。何つか、

 話3 絵4 音4※EDは5 テンポ4 好み5

全体的なクオリティは、決して突出した感じじゃない。歪さが残る「宮崎駿の自己満足」な感じがそこかしこに出てるのだけど、

 大好きな物を大好きだと叫ぶことの価値を、僕は知ってるし評価もするのだ。

また、フィオというヒロインの存在。これが凄く大きい。ドラマや映画の中で、ヒロインが良いと言うだけでその評価を上げてしまう男クリス。

 フィオ、満点だから。

かわいくて、行動的。で見た目ブサイクなポルコのことを好いていて、あまつさえキスまでしてしまう。声の違和感もなく、

 未だに、「ジーナさんと私だけの秘密」の答えが気になる。

人間に戻ったポルコは何を選択したのか。「二人だけの秘密」ってことは、他の人には気付かれないような結末なのか。ピッコロ社を継いだフィオの旦那になればみんな気付くし、ジーナを射止めてもみんな気付く。みんなが気付かない結末なのに、フィオの明るい声の意図はなんだ。

 嫌なヤツが居ないのもいい。

●エースをねらえ!

 傑作の中の傑作。特に友達が素晴らしいし、僅かな時間の中で、およそ物語に必要な全ての要素が破綻無く詰め込まれている。

 話5 絵5 音4 テンポ4 好み5

昔の作品なのでテンポはやや失速するし、チヤホヤされるひろみがやっかみに遭うのももどかしさはあるけど、全体通しての熱量は、スポ根の王道としか言いようがない。

●トップをねらえ!劇場版

オリジナルアニメの方の印象がすこぶる良かったけど、劇場版はその一番大事なところをきっちり拾っていて問題ない。と言うか、

 庵野監督の作品で、正直エヴァはトップを超えられたのか?

と言う疑問が、今なおわき起こるレベル。

 話5 絵5 音5 テンポ4 好み5

本音を言えば、音楽は6どころか10でもいいくらい最高。全ての映像作品の中で、最も音楽が素晴らしいのがトップをねらえ!だと僕は思うのだ。

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今回挙げ損ねたタイトルもあるかも知れない。

・ウォーリー
・サマーウォーズ
・幻魔大戦
・うる星やつらビューティフルドリーマー

この辺りが次点と言うところか。いや、ホント忘れてるのがあったら申し訳ないと思いつつ、51歳のクリスが選ぶ「名作」はこんな感じなのだ。ハウルも結構好きだな。

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2021年7月 4日 (日)

つれづれに

まぁ一つずつのネタが小さいので寄せ集め。

●DMMのプラモが値上がり?

11月や12月の発売予定が開示されたのだけど、大量の旧キットが全て定価になり、以前の「26%OFF前後」なのは夢幻の如く。まぁ一瞬で完売する予約注文をなんで割引で売ってるんだって話だけど、私的にはやっぱり残念。

現時点ではザクレロと1/100ゴッグが予約可能だったけど、
※ゾックやビグロ、ザクレロ、グラブロは売り切れ
発売日がわかれば、店頭で買えなくもないかな~とか思いつつ。まぁ旧キットを本気で作る気あるのかって話だけど。
※ザクレロだけはちょっと作りたいというか、あの塗り分けをしたい気持ちがあるんだよな~。

●エクスヴィアス

なんで続けてるのかマジでわからなくなってる。アプデされれば大慌てで消化出来る物を消化する、それはいい。たまに赤が来て嬉しい、それもいい。ただ、

 続けてる理由が日に日に不鮮明になっていく。

生活の密度を上げるためだと思ってたけど、トラマラをするでもなく、探索を周回するでもなく。

課金したくなるほど嬉しい楽しいことがあるわけでもなく、特に魅力的な、、てか魅力的な報酬ってそもそも何なんだって話。お金使ってさらにいろいろ考えて得られるのが「ダークマター」。だったら優先順位で上の方を取るだけの話。インフレも激しくて、フレとの絆も希薄化され、どうしてがんばる気になるのか。

いや、これは文句じゃない。なぜなら「こうすればいいのに」と言う改善策を僕から提示出来ないからだ。より良い選択肢がないのはただの愚痴だ。頭が悪いヤツのすることだ。
 頭が悪いから、どうすれば面白くなるのかが見えてこない。

潮時の近さを感じてるわ。てかジャボカードが67枚に減ってしまったな。セレチケ198枚と欠片チケも210枚しかない。スパチケは852枚。メタジャボMAXが1500体とかもはや邪魔者扱い。強化ユニットの処理の煩わしさは、もう1年くらい前からだと思う。もっとかも。

今月からティファ、セフィロス、セトラがアルティマニア入りしたけど、1200円の課金すら惜しい自分が居る。

てか、いい加減レアリティの見直しをして欲しい。と言うか、一旦して欲しい。最初期の虹、「スーパーピックアップ」みたいに、もっとポロポロ手に入るチャンスが欲しいし、種類が増えてる分、「導入時期別」のガシャにして欲しい。2020年以前のものは出ないとか。2020年下半期から出るとか。

☆3でも使えるキャラはそこそこ喜べた時代があったんだよ?今の☆5よりも。ってことは、今の☆5の価値は昔の☆3にも劣るんだよ。分母だけ膨らんでさ。

インフレするならインフレするで、「下を切れ」って話。オレが続けてるウチに。

●インスタに子供の写真を上げてる人

いや、全然いいですよ。ただ、そう言うのにいいねをすると、まるで自分が「そう言う人」なんじゃないかって怖さに囚われる。なんだろ、人様のお子様、特に女の子とかに「いいね」とか、

 人としてやっていいことなの?

って思う。だからいいね出来ない。てかそんなにもいいねしたいと思うこともないのだけど。

●さくさくパンダって美味しいよな?

こないだ暑くなりつつある頃に買って、かなり溶け気味な状態で食べたのだけど、

 さくパンのチョコって、全世界のチョコの中でも、上位1%に入る美味さだと思った。

ルマンド、キットカット、ショコラエリーゼ、明治?ストロベリーチョコなんかが僕のチョコランキングではかなり上位なのだけど、

 さくパンのチョコはその上なのかも知れない、、、

別にクラッカーが付いて無くても普通にチョコパートが素晴らしく美味しいと思う。てか、食べたことがない人は今すぐコンビニに行って買って食べてみよう。

 あれ?さくパン、もしかしたら1位じゃね?

そう思うに違いない。いやマジで。

●スペースフェニックス

CMがちょいちょいインスタに出てたので、インストールして遊んでみたスマホのシューティングゲーム。

 ビックリするくらい味気ない展開で、これでどうして楽しめると思ったのだろうか。

意味がわからない。掴みの重要性が一ミリもわかってないのか、それともこの辛さの先に快感があるとでも言いたいのか。

プレイ中「ああこの数秒数分が人生の浪費と言わずしてなんと言うのか、、、」って思いつつ、何とかゲームオーバーになって即アンインストール。

 評価はマイナス10点くらい

面白く無いにもほどがある。こんなのでCMを打つな。

●湿気で板の間がベタベタし出した

これが「プラモに不向きな季節」というやつか。てかエアブラシじゃないからあんま関係ないのか?ラッカーでも影響するのか?イマイチよくわからないけど、少なくとも太陽が出てないと外で乾かすのも写真撮るのも出来ないのは間違いない。

虫も出てるし、マジ勘弁して欲しいわ。

●O澤氏がプラモをくれると言った

こないだの休日ドライブで、ガソリン代代わりとして、以下の中の1つをくれるという。

・旧ハンムラビ
・HGジオング
・HGサイサリス
・オリジンガンタンク
・RGクロスボーン
・よくわからない「マルコシアス」というヤツ

さぁこの中からお選びなせぇと。とても愉快。とてもありがたい。何がありがたいって、

 普通に今ジョーシンに行っても、何一つ並んでるのは無いのだ。てかそもそもプラモが買えなさすぎるのが問題だとも思うのだけど、

結局熟考の末、「RGクロスボーン」を戴く予定になるような気がしないでもないと言う予感がする、、と昨日夢で見たとか見ないとか。

クロスボーンと言えば、ゴローさんが大好きだと力説され、何となく自分まで「かっこいいかも、、、」と洗脳された一機。RGは自分ではまず買わないし、でも貰えるなら興味も湧く。

ホントはガンタンクにもかなり揺れたのだけど、ぶっちゃけいつ見てもかっこ悪い。オリジン系ってぶっちゃけガンダムとザク以外はどれもあんまかっこよく思えないのだけど、、まぁそれは主観によるか。

てか、そもそも次回いつ会うのかって話だけどな。

●大雨

コレを書いてるのは7/3の夜0時過ぎなのだけど、今回の大雨は、過去に例がないくらい川が増水して、正直今もちょっと怖い。災害に遭われた方もいらっしゃると思うし、自店の横の道路もまんまと冠水。

 笑ってスマホで写真を撮っていられるウチはいいのだけど、、、

果たして無事明日を迎えられるんだろうか。

●DMM

いろいろ予約が解禁されたけど、ほとんど定価になってたりしてガッカリ。ただ、旧キットはそもそも「今の時代に安すぎる」感もあり、原価が相応に高くなったのかもとも思ったり。

予約出来たモノが少なかったので、一旦はキャンセルしたのだけど、百式のリバイヴが買えると聞いて、旧ザクレロと併せて2000円ギリ超えたので、それで入れた。

・百式 8月
・ザクレロ 12月

そんな先までプラモ熱が持続するかはわからないが。

--------

派手に寝オチ&下痢でトイレの毎日。今日は何も作らなかったな~。ヤバめ。

あと、O澤氏のゲルググデジラマがまたも結構ないいねを貰ってる。やっぱ元がかっこいいと集めやすい。ってことは、

 とんでもなく上手い人に、写真使わせてもらえば、さらに強力なのが作れる?

訊く勇気がない、、、。

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2021年7月 3日 (土)

虫のこと

夏になると虫が出る。特にプラモを作るのでなければ、締め切ってエアコンを付ければ良いのだが、それでも出る時は出る。

二日ほど前にプラモを作ったときは、夜間だったこともあり、

 いよいよ来たな

と言う感じに「虫害」に苛まれた。
※「害虫」ではない念のため。害虫だけど

まずしょっぱな出てきたのは、

●ヤスデ?

みなさんはヤスデとムカデの違いをご存じだろうか。実は僕もあまりよくわかっていなかったのだけど、とりあえず遭遇時の知識としては、、、

・ムカデはオレンジの印象。そして長い。噛む。毒があり、スズメバチより痛いらしい。緑茶を掛けると死ぬ

・ヤスデは黒い印象。やや短い。噛まないし毒もない。緑茶耐性があるかどうかは未確認

この程度の知識で、どちらかというといつも見てるのは「ヤスデ」だと思っていたのだけど、、、

 調べて見てビックリ!もしかしたらムカデだったかも!!

ただ、写真に撮ったわけでもないし、大きさ的には6cmくらい?大きいと言えば大きいけど、こんなもんかな、と思えばこんなもん。ちなみに僕の人生で最も大きな多足害虫は、ひとり暮らししてたときに遭遇したオレンジのムカデで、大体12cmくらいあったと思う。

 幸い緑茶があったのでそれで対応。

ちなみに今はムカデに効く殺虫スプレーを常備しているので、それで対応したのだけど、

最初掛けたら、畳の隙間に逃げ込んだので、そこに先っぽを突き刺して再度シュー。これでどっかで死ぬだろうと思ってたら、、、

 いつの間にかプラモのカラーの中でのたうち回っていてビクリ。てか出てきた時も塗装を乾かすダンボールの下からスーーっと出てきてビクリ。

噛まないと思ってるから、扱いもぞんざいだった。適当にピンセットでつまんで外へポイ。調べたら、、、

 ムカデは潰すと「仲間を呼ぶフェロモン」を出して、高確率で他のが出て来るんだとか。

怖ろしい。まぁあんまあのデカイのを潰そうとも思わないけど。ヤスデのが小さくヤスデは潰すと臭いらしい。あんま臭いのを経験したことがないので、これまでのも全部ムカデだったのかも。
※赤ちゃん?

あと、棒とかでつついたとき、ヤスデは丸まるらしい。ムカデは逃走or攻撃らしい。昨日のは逃走?殺虫スプレーだとリアクションも違うか。

・・・

しばらくして今度は「全長1cmくらいの黒い甲虫」が。甲虫とはつまりカブトムシみたいな?正確に言えば「メスのカブトムシの体表に少し線状のモールドがあるような」ヤツ。

 名前は全く知らなかったけど、今回調べて見てそいつが「ゴミムシ」ということが発覚。

てか、カブトムシのメスとかも大概似たようなものだと思うのだけど、小学生の頃とかでも「ゴミムシ」という名前はついぞ記憶に刻んだ記憶がない。

 つい最近出現した新種!?

なんてこともありえないわけで、世の中には僕の知らないことがまだまだたくさんあるなぁと。てか、未だに家によく出る「ヤゴが飛ぶ様になったヤツ」の名前も知らないし。画像検索すればヒットしそうだから今度写真撮っておくかな。

先ほどのスプレーで死んだようなので、ティッシュでくるんでゴミ箱へ。

・・・

大きいのはこれで終了。しかし、網戸の隙間をぬってくる「小さい羽虫」が、プラモの撮影時に、

 ざっと100匹!?

ゴメンちょっとサバ読んだ。実際は3匹ほどが発生。写真に入るとウザいなぁと思いつつ、短時間なのでガマン。ちなみになぜ「短時間」かというと、

 屋内で少しでもかっこよくプラモを撮影しようと思ったら、天井のLED照明ではなく、足元のスタンドライトを横、ないし下から当てた方が、全然かっこよく撮れるのだ。

つまり、天井を消して、テレビやスタンドライトの灯りだけで撮影しようとしたので、

 当然そこに集まってくるわな。オレが虫でもそうするわ。

まぁウザいけど怖くも痛くもないので、そこまで困ったりはしないけどな。

・・・

そして、、、

 ついに、、、

  本命が、、、

って「G」のことじゃないよ?ウチはなぜかあまりゴキブリを見かけない。居ないわけじゃないのだろうけど、頻度的には1年に1匹か2匹くらいで、そこまで悩まされたりしない。頻度で言えば、、、

 ゲジゲジ2:ゴキブリ1:クモ10:ムカデ0.5

くらいのバランスそして、

 比率1000

くらいで遭遇するのが、

 アリだ。

これはもうホントに勘弁して欲しい。小さいヤツはどこぞのパンとかお菓子の欠片に寄ってくるし、ゴミ箱に向かって行列を作ることもある。怖いのはそう言う赤茶の小さいヤツじゃなく、黒いやや大きめのヤツ。

 噛まれると死ぬほど痛い。マジで。

まぁ実害があるのは赤茶の小さいヤツだけど。

コイツの為に毎年アリノスコロリを買わなきゃならない。まぁ先のスプレーである程度は撃退出来るけど、

 1本1200円とかするからな。アリ風情に使うのももったいない。てかワンプッシュで微妙に出過ぎるし。

・・・

ともかく、そろそろプラモ作るのも厳しくなってきたことを痛感した次第。休みの日中ならまだ多少はマシなのかも知れないんだけどさ。てか家が川の真横だから、どうしても虫は多いよな。

ちなみに、僕が一番苦手な虫は「蜂」なのだけど、これに関しては割と我が家には出てこない。軒下に巣を作られたことも1度くらいしかないし、ちょっとホッとする。

あと、部屋まで上がり込んでくることは少ないけど、

 ダンゴムシはしこたま出る。

移動が遅く、実害が少ないので、割と平気なのだけど、
※見かけても驚かないし

 数は相当多い。

まぁ、カメムシが大量発生よりはマシかな。あ、ムカデはマジ勘弁。まだ噛まれたことがないだけに、一生経験したくないと思うわ。

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2021年7月 2日 (金)

佐助デルタガンダム

SDのワールドヒーローズシリーズ。定価は税込み660円。発売は6/19。ほぼほぼ最新キット。

 夜から作り始めて、次の日の休日も結構使って、合計12時間も掛かってようやっと完成。

・合わせ目→一切消してない

・ゲート処理→ランナー一発カット

・トップコート→してない

・デカール→貼ってない

・肉抜き穴<死ぬほどある は埋めない

全てやってる人からしたらどんだけ手抜きなんだよって話だろうけど、普段SDを作ったことがない人、特に最近のHGやMG、RGを作り慣れてる人からしたら、

 このキット、マスキング地獄かよ、、、

※僕はマスキングもしていませんが!

とにかく塗り分けが異常に多い。てか、MSというのは概ね出展があるわけで、原作のアニメは、動画を描く手間の問題もあって、そこまでハイディティールに描かれにくい。あと、左右被対象なのも、作中で「融通が利きにくい」のでほとんど無いし、
※僕の記憶にある左右被対象って、エルガイムのカルバリーテンプルとオージくらい。あとなんかあったっけ?

つまり、「原作の無いプラモだからこそ、無茶なディティールを織り込める」。また、一見SD=子供向け商材ということで、

・価格がボリュームの割に安い
※先日作ったガンキャノンの半額。ガンキャノンは箱スカスカだったけど、佐助はパンパン

・シールでイメージ再現

・クリアパーツでちょっと豪華に

つまり、「塗らずに作ってもそれなりに楽しめますよ」オーラを醸しだしているのだけど、

 いやいやどうして。これを全て塗ろうと思ったら、マジで地獄が待ってる。

目はシールにして、クリアパーツは塗らないとしても、全てのファイアーパターンがモールドになってるわけじゃないし、クリアパーツと同色扱いの箇所でもクリアになってないところとか、設定上は「外れて武器になるんだろうな~でも外れない」二丁の鎌のモールドとか、

 旧キットを別にしたら、ここまで塗り分けを要求してくるキットとか、、、

 あったんだ!

って感じで、軽いカルチャーショックを受けた。てか、「アーティファクト」と呼ばれる単色の食玩や、ガンダムベース限定で色が真っ白なキットとかも出てきてはいるけど、そう言った「大人向け」の商材と違って、「元は子供向け」ゆえのギャップ?

 信じられないくらい大変だった。

一応順序としては、

・ベースを塗る※ブルーFS。つまり濃紺

・エナメルシルバー模様を描く

 ※ここでマラサイの時は失敗部分を溶剤で拭き取ろうとして全く拭き取れなかったので、、、

・エナメルフラットブラックで失敗箇所を塗りつぶす

・アクリルクリアレッドを模様に重ねる
※多少のハミ出しは気にしない

ファイアパターンがあるのは濃紺の部分だけなので、言ってしまえば「ほぼ黒」。フラットブラックのリタッチなら、そんなには目立たないだろうな、と。

実際かなりイメージ通りにコトは進んでいったのだけど、

 アクリルのクリアレッドがあまりにも古くて、薄めても薄めても濃い。

「糸を引く」と言う表現で通じるのかわからないけど、とにかく塗りづらかった。つまりムラだらけ。

 でもまぁあんま気にしない。こっからカラーを買いに行くとかあり得ないし、買い直したところでキレイに塗れる保障もないし。

部分的にはマスキングした方がいいだろうな~ってところも確かになくはない。でも、

 面倒だし!

と言う至極当然の理由により、「ノーマスキングマイプラモ」でGOサイン。

全体の8割くらい?が極細面相筆というハードワークで、どうにかこうにか模様も描き、塗り分けもし、

 乾いてるか乾いてないかわからないレベルのギリギリのタイミングで組み立て。

・・・たぶん乾いてない。だって「エナメル+アクリル」だもの。

出来上がった感想は、、、

 かっこ悪くはない、でもそれより何より疲れた。

二度と作りたくないと言うほど気に入らないわけじゃない。例えば、、、

・手のモールドが素晴らしい

・関節がそこそこ硬くて保持がいい

・塗り分けも出来ると楽しい

たぶん、何が気に要らなかったかと言えば、、、

・一部を除いて元々の配色で塗ってしまった

・クリアブルー部分を塗装しなかった

この二つ。完全にオリジナルなカラーにする選択肢も当然あったのだけど、どう見てもファイアパターンにしか見えない部分を他の色にするのもキツかったし、そもそもこの色目がかっこよくて買ったわけだし。

クリアブルーの部分は、シルバー+クリアブルーで塗装しても良かったかも知れないけど、「インナーパーツゆえにクリアランスが全く無い」組み立てだったので、こっちはこっちで厳しい状態。てか塗ってる人はヤスリで少し削って塗ってるんだろうな~。大変だわ。

一応イメージしていた背景もあったのだけど、屋内撮影ではプラモの方がイメージ通りとは行かず、別の背景をネットで探してデジラマ完成。

 個人的にはかなりしっくり出来たと自己満足。
※デジラマの作成時間は1時間くらいかな

果たしてこれがいいねを貰えるのかどうかはわからないけど、

・塗装
・組み立て
・スミイレ
・デジラマ

全部で14時間くらいは、購入価格504円で楽しませて貰えたとも思うし、
※デジラマはまだ作る予定

なかなかに濃密な時間だったとは思った。疲れたけど!てか、

 作ったこと(塗って作ったこと)がない人に是非やってもらいたい。そうすれば僕の作品の大変さがきっとわかると思う。

てかこれより小さくて細かいアーティファクトをスゲェキレイに仕上げる人、マジスゲェわ。絶対無理。

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2021年7月 1日 (木)

休みが、、、

また休みが巡ってきてしまった。嬉しい反面「浪費してしまいそう」な強迫観念に囚われてしまう。

 休みを浪費すると、大切な余生を凄く無駄に使ってる気がする。

仕事は仕事で大事だけど、休みの使い方は仕事と違って「選べる」。だからこそ間違ったチョイスをしたくない気持ちが強い。

 まだ若い人はあんまそんなこと思わないのでしょうけど。

正直、別人インスタをやめたっていい。プラモだって作らなくてもいい。自分の中の優先順位に従った結果なら。いや、優先順位などという「いかにも正当性がありそうな命題」にこそ落とし穴があるのではないか。むしろ「優先順位のリスト」に入ってないことの中に、本当に自分が使うべき選択肢がある気がしてならない。いやマジで。

 つっても思い浮かばないから選びようもないのだけど。

だから見えてる選択肢から選ぶしかないのだけど。

・・・見えてる選択肢とは?

プラモって、気合い入れて作り始めれば、結構そこそこ作れちゃうもんだと思う。ヤスリ掛け、合わせ目消し、ゲート処理、デカール貼り、、、塗装はするけど、それ以外のことは結構ぞんざい。でもデカールとかは、意外と貼れば貼っただけかっこよくなるのになぁとも思うのだよな。てか面倒以上に「ヘタ」なんだよな>デカール貼り。苦手だから余計にやらなくなる。

PGザクを作りたい気持ちも強いのだけど、何が枷になってるかって、

・何色で塗るかを決めずに、先に組み立ててしまう

・全ての配色を決めて、ランナー状態で塗りはじめる

前者は今のモチベなら達成しそうだけど、反面出来上がったらもうそこから塗るモチベが無さそう。後者はとにかく色が決まらないからスタート出来ない。僕は「かっこいいゴール」が見えないと走り出せない人なのだ。でもってかっこいいゴールさえ見えれば、すぐさまスタートが切れる人でもある。

 アッガイやガンキャノンはまさにそうだったし。

ジックリ何色で塗るか決める為に時間を使うのは、絶対的にアリだと思う一方で、その作業を始めるとすぐ眠くなってしまうパラドックス。つまりは自分はプラモをそんなに作りたくないのか?と自問自答したりもするのだけど、いざガンキャノンが出来上がると、、、否、塗ったり作ったりしてる時も、

 普通に楽しい。

「ああやっぱプラモ作りは楽しいなぁ」と実感するほどなのだ。顔が出来上がるだけでニマニマしちゃうし、ポージングも決まって写真を撮りまくりたくなる。その先のデジラマもしかり。

 やっぱり楽しい。

でもあのアホみたいに多いランナーと対峙すると、きっと気持ちが折れちゃうんだろうな~って自分が居る。ハードオフとかで「途中まで作った」なんてのが売られてるのを見ると、「そんなん要るか!」って思うと同時に、「オレもそうなりそう、、、」と共感したりする。

 なかなか難しいことよ。

今はもう道具やプラカラーを買い足さなくても、とりあえず作ることは出来る。プラモだって10個や20個は未組立があるし、そう言う意味では、「一切追加投資しなくても成立する娯楽」だ。安上がりな娯楽なのだ。

つか正直言えば、アンリーシュドを作る為に道具をイチから整えて、結果それ以外にもいくつか作ることが出来て、それで結構満足はしているのだ。今バッサリ止めて、ゲームとかマンガとか映画とかアニメとか、また違う娯楽に突き進んだっていい。何ならアイドルだっていいのだ。

 選ぶのは自分。

でもだがしかし、「生み出す楽しさ」は、プラモ&デジラマが一番なんだよな、、、。

受動的な娯楽は、その楽しさが刹那的で、明日に残る物が少ない。スクショや動画を撮り、あとから噛みしめるようにリピートすればまた違うのかも知れないけど、今はそんなテンションのタイトルもないし、

 PS5とかまだ買えないんでしょうか?

 ゼルダBOW2は2022年発売予定らしいですね?

 ゼルダスカイウォードソードのスイッチ版が7月に出るらしいけど、言っても移植

 R-TYPEファイナル2を買っても数分しか遊ばないだろうし、

 Steamで買ったタイトルを進める?どこまで楽しめるやら、、、

 閃ハサ見に行く?コストに見合うんだろうか

 プラモ屋を巡る?こないだ3件見てさほどでもなかったろうに

 ネットフリックスで映画見る?悪くないけど、なんだろ、逃げじゃね?

 ・・・

 やっぱプラモが今の自分には一番「有意義」で「高濃度」な娯楽って気がするんだよな。ぶっちゃけレゴとか買っても作らないし。

幸い今は頭痛もなく、体調的なトラブルはたぶん無い。
※水面下で進行してる可能性は否定しないけど

でも、何も考えずに塗ったら絶対「勝ち確のゴール」にはたどり着けない。小学校の時からそうだったのだ。40年前から!40年も前から、

 何色で塗るかを決めて作り始めたプラモこそが僕を満足させてくれた。

・・・

そんな中、今一番気持ちが昂ぶってるプラモが、

 佐助デルタガンダムだ。

「デルタガンダム」は、調べたらユニコ-ンでもZプラスでもなく、

 百式だった。

どこをどう見ても百式感はゼロなのだが、まぁそれはともかく、

・紺はブルーFS
・グレーはグラファイトブラック
・部分的にブルーゴールドとスパークリングシルバー
・ツメは焼鉄色
・赤い模様はブライトシルバー+アクリルクリアレッド
・目はシールをそのまま使う

ここまではもう決まっている。決まってないのは、

 クリアブルー部分。

思えばメガサイズユニコーンの時にもここがネックで随分と時間が掛かってしまった。てか、プラモの色を見る限り、

 とてもイイ感じのクリアブルーで、思わずそのまま使いたい衝動に駆られるほど。

でも「全塗装」が信条の僕としては、「果たしてそれでイイのか」と自問自答の津波が押し寄せて、モチベを根こそぎ流し去ってしまう。

 うーむ。

全体的にフラットというか、「闇系」でまとめてるだけに、隙間のクリアブルーが悪目立ちするのもイヤ。かといってフラットブラックとかで塗っても何にも面白くもないし、

 オレはどうしたいんだ!?

って感じなんだよな。案の一つとしては、メタリックブルー系で塗るってのもあるけど、

 僕はメタリックブルーを持ってないのだ。
 ※ヨドバシが売り切れで買えなかった

あと、ランナーを見て愕然としたのだけど、

 赤い炎のような模様、「モールドされてないところもある」。

つまり、シールなら模様になるけど、それを使わないなら、

 「自力で模様を描いて下さい」

※ちなみに目も、瞳だけじゃなく黒い枠の部分との段差すら無い。つまり、「ゴーグル」のような左右の目が繋がったパーツになっている>なのでシールにしようかと

マジか!てかマラサイで手描きを一度経験してなかったら、余裕で絶望してたところだぜベイベー。

まぁ全部じゃないけれども。

言っても定価660円。僕が出したのは501円程度。昔のガンプラで言えば、ジオングとかゲルググ、リックドムの定価程度であり、

 それを考えるとなかなかに充実したキットだなぁと。

シールも多いし、クリアパーツがあったり、ランナーの枚数もそこそこ。その上変形もするし、そもそもかっこいい。

 まぁ失敗して再度買いたいと思っても売り切れてるだろうけど。

ちなみに、SDではあるけど既に完成後に重ねる予定の背景写真も用意している。さらにもう一枚「こんな感じで作りたい」という青写真も頭の中に描けている。

 あとは塗って作るだけなのだ。

問題はクリアブルー。てかインナーパーツだから厚塗りするとハマらなくなる怖れもあるんだよな。怖ろしい。塗らずに作って作ったあと考えるかなぁ。

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